『ラグナロクオンライン』では、2015年10月27日(火)のアップデートで、メモリアルダンジョン「オークの記憶」と「封印された神殿」がリニューアルされました。このふたつは比較的古く実装されたメモリアルダンジョン。リニューアルの内容に関しては、こちらの公式特設ページを参照のこと。


 「オークの記憶」については、参加条件としてBaseLv80までという制約があるため、上位2次職や忍者といったキャラクターを専用に維持して、繰り返しチャレンジしている方もいるようです。稼いでしまった経験値は、プロンテラにいる闇魔術師で0にすることで、BaseLv80をキープすることが可能なのです。そうまでして維持し続ける理由は、今回リニューアルで強化された「大型オークヒーローの兜[0]」を入手すること。リニューアルによってこの装備が強化されたことで、再び「オークの記憶」に注目が集まっているようです。


 一方で、「封印された神殿」は、古くからMVPボスモンスターとして君臨している「バフォメット」が登場するメモリアルダンジョン。封印されたバフォメット(通常のMVPボスモンスターとは異なる「魔王バフォメット」)を再封印するという内容で、パーティー向けに凝った仕掛けが施されたダンジョンになっています。パーティー向けらしく、今回のリニューアルではパーティーメンバーが多ければ多いほど、獲得経験値や報酬が増加している模様です。


 ……と、リニューアルされたのはいいのですが、実は私はどちらも挑戦したことがなかったりします。「オークの記憶」実装当時はBaseLv80をキープしておくのがなかなか大変だったこともあり、挑戦する機会を逸したまま。「封印された神殿」は、実装当時からパーティー向けのハードなダンジョンだったため、ソロで活動しているプレイヤーとしてはなかなか挑戦する機会がなく……。


 とはいえ、今ならマラン島のクエストなどにより、新キャラを作ってもすぐに3次職の手前まで育成できますし、「オークの記憶」用のキャラを新規に作ってもいいのかも……?


 また、同じく2015年10月27日(火)には、約1年振りとなる「スロットエンチャント8th」も実装されました。詳しくはこちらの特設ページを参照してもらいたいのですが、「アイアンドライバー」([0]から[3]へ)などのほか、装備していると特定のモンスターからの経験値が増加するという靴もラインナップに加わっており、経験値増加系カードを挿すことで、さらなるパワーアップが期待できるようになっていたりもします。


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▲いわゆる“経験値靴”や“属性弓”などのラインナップが加わった「スロットエンチャント8th」。


 そんなこんなで今週は何をやっていたのかというと、先週できなかった「大天使の翼[0]」作成をやってみたりしていたのです。結果から言うと無事作成はできたのですが、アイテム集めはなかなか厄介でした。


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▲グラフィックに反映される肩にかける物「大天使の翼[0]」。「冒険者のリュック[0]」と同時期に実装されたこの装備が2015年10月20日(火)より作成可能になっています。SP吸収など、特殊なエンチャントができることで話題の装備なのです。


■素材集めであちこちへ……!?


 新規に「大天使の翼[0]」を作成するための材料は、「ハーピーの羽」200個「極楽鳥の羽」150個「華やかな妖精の翼」100個50万Zeny


 あまり聞き慣れない「華やかな妖精の翼」ですが、これはビフロスト周辺にいる「メンブリッツ」のドロップアイテム。「メンブリッツ」は「花が咲き始めた大地」か「ビフロストタワー 1階」に出現します。取り巻きとして「ペタル」を1体召喚するのですが、実装当初は比較的弱かった「ペタル」は、一度パラメータが変更になって、かなりのHit(命中率)を誇るようになり、「メンブリッツ」と同時に相手をするとなると、結構厄介に。まぁそのぶんカードなどが入手できればいい稼ぎになるのですが……。


 「花が咲き始めた大地」はマップが広く、「メンブリッツ」の生息数が少ないため、囲まれることは少なく、“なんとか勝てる”という人向け。逆に「ビフロストタワー 1階」は、狭いマップにかなりの数が湧いているので、一気に倒したい人向けになっています。今回は「ビフロストタワー 1階」で狩ってみました。


 狩り方としては、小型の精霊アクアを召喚してディフェンシブモードを発動し、ダメージと詠唱中断を防ぎつつ、大量にいたら「サイキックウェーブ」、各個撃破の場合は「スペルフィスト」で対応してみました。BaseLv147ともなると、さすがに「メンブリッツ」と「ペタル」だけなら楽勝だったのですが、問題はマップ内に各1体だけ出現する「毀損された古書」、「ヴァッサー・リヒテルン」、「チェネレ」のお邪魔モンスター。特に属性が闇4の「毀損された古書」は属性攻撃の「スペルフィスト」とは相性が悪いこと、そして「ヴァッサー・リヒテルン」の自爆攻撃は即死級のダメージであることが難問です。


 どちらもアクアがいたおかげでなんとか対処できましたが、たまたまディフェンシブモードが切れていたときに「ヴァッサー・リヒテルン」の自爆攻撃を食らってしまい、デスペナルティを頂戴することに……。


 ただ、悪いことばかりではありませんでした。実は精霊が実装される前に受けていた「プロフェッサーワームの記憶」クエスト。「ヴァッサー・リヒテルン」を15体倒すところで詰まって放置していたのですが、アクアのおかげで倒せるようになっていたので、数年越しで進めることができました(苦笑)。


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▲「プロフェッサーワームの記憶」クエスト、完! ……というか、何年かかったんだろうこれ……。Base経験値1,000万(10M)、Job経験値500万(5M)は、BaseLv140台にとっても結構な報酬です。


 いやいや、そんなことはさておき、「華やかな妖精の翼」ですよ。


 ドロップ率は高い……とは言えないのですが、低くもない感じ。ちょっとずつ、確実に集まってはいくのですが、私のキャラだと結構時間がかかりました。結局1時間弱ほどかかって100個を集め終わる感じでした。


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▲ハロウィンイベントの特殊転送で、条件を満たしているキャラなら「ビフロストタワー 1階」へ直接転送が可能になっています。「華やかな妖精の翼」を集めるなら今!?


■「クラカト火山」と「ジュノーフィールド 07」で羽集め


 続いて「極楽鳥の羽」。「極楽鳥」はデワタ方面にいるモンスター。今回はクエストを進めないと入れない「クラカト火山」で集めることにしました。3次職キャラであればここの敵は強さ的には大したことはありません。ただ、アクティブモンスターの数が多く、一気に囲まれてしまうことがあるので注意したいところ。「テレポート」して集まってきた敵にまとめて「サイキックウェーブ」をブチかます感じで一気に殲滅していきました。ソーサラーの場合、精霊を連れていれば、そちらにターゲットが集まるため、比較的安全に倒すことができました。


 ちなみに「極楽鳥」は周囲にいると独特な効果音が聞こえるので、その音が聞こえたら攻撃、聞こえなかったら再度「テレポート」するという行動を繰り返していました。『RO』では、効果音によって敵の位置を知るということも多いですよね。


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▲ドロップアイテムが多いため、やっぱり「グリード」が欲しくなる「クラカト火山」。メカニックで来てもよかったかも?


 最後のアイテム「ハーピーの羽」は、当然「ハーピー」がターゲット。「ハーピー」は「ジュノーフィールド 07」に数多く生息しています。「ジュノーフィールド 07」というのは「ジュピロス廃墟」への入り口があることでも知られていますね。


 上でもチラッと書きましたが、今回はちょうどハロウィンイベントが開催中で、移動には特殊転送を利用しました。「シュバルツバルド」方面の「ウェルス発掘地」へ転送してもらい、街中心部にあるエレベータに乗れば、すぐ「ジュノーフィールド 07」に出られます(ただし、「楽園団」で受けられる「ファンタスマゴリカ」クエストをある程度進めておく必要があります)。


 「ハーピー」は比較的倒しやすいモンスターなので、操作キャラをシャドウチェイサーに変更して、「スナッチャー」などを利用しつつ狩っていきます。とはいえ、200個集めるのは結構かかり、時間にして50分前後といったところ。


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▲「/quake」「/mineffect」といった、最新のコマンドを利用して、地面揺れや「メテオストーム」のエフェクトを簡略化しつつ、「オートシャドウスペル」狩り。


 3種のアイテムを集め終え、先週チラ見してきた「モロク」の「マクスウェル」の元へ。今なら「新人広報員」に話を聞くと無料転送してもらえます。で、サクッと作成を終えます。


 さて、ここからが問題。「大天使の翼[0]」は、さらに300万(3M)Zeny支払うことで、スロットエンチャントをしてもらえます。第一線で活用するためには、できればスロットをあけてカードが挿せる状態にしてから各種エンチャント(とはいえ、実質的には「エナジー<守護竜>」一択という雰囲気ですが)をしたいところ。


 ただ、このスロットエンチャントは比較的失敗の可能性が高い模様。300万Zenyはともかく、これだけ時間をかけて集めたアイテムが失敗で消えてしまうのはちょっとショックです。とりあえず初回の「大天使の翼[0]」1個は保持しておくこととして、スロットエンチャントに回すのは2個目以降ということで……。


 実を言えば、「エナジー<守護竜>」が実装されたおかげか、同様の能力を持つ「スキンオブシャドウ[1]」も、露店でよく見かけるようになりました。今回集めたのと同様の材料アイテムを露店でまとめて売るなどすれば、「ニーズヘッグの影」を倒せる人が「エナジー<守護竜>」のエンチャントされた「大天使の翼[1]」を作ろうとして、さらに流通数が多くなるかもしれません。


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▲このかけ声にツッコんだら負けそうな気がする「マクスウェル」にて「大天使の翼[0]」を作成。しかしスロットエンチャントを行う度胸はないのでありました……(いいのかそれで)。


■「コスチュームミッション2015 10月」のお題は「コブリン族の仮面[0]」


 さて、週替りで衣装装備と交換してもらえる「コスチュームミッション」(詳しくはこちら)。今回は、先週「ドラモ マシーン」で支援があった「ゴブリン族の仮面[0]」。比較的簡単に入手できたおかげか、私の活動ワールドでは露店で販売している人もちらほら見かけます。


 来週はラインナップ入れ替えのためお休みとなるので、今週は交換のみ。忘れないうちに交換を済ませておきました。


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▲比較的古くからある頭装備が衣装化。「[衣装] ゴブリン族の仮面」を交換完了です。


■待望のセカンドコスチューム第1弾の実装予定が2015年11月10日(火)に決定!


 最後にチェックしておきたいのがセカンドコスチュームの話題。こちらで告知されているとおり、11月10日(火)にいよいよジェネティック用のセカンドコスチュームが登場するとのこと。気になる価格は5,000ShopPoint(500円)と、大方の予想通り。ずっとクリエイターのままだった私のキャラも、そろそろジェネティックに転職すべきかもしれません……(笑)。