ソロでのウィザード育成も3記事目に突入しました。レベル的には90台後半ということで、のんびり狩りをしていれば転生まで行けるところまできています。が、これまでの育成キャラでクリアしてきたメモリアルダンジョンに手こずっているのが気になってしまい、ソロでの攻略を目指して試行錯誤してみます。


 前回、英雄の痕跡「ゲフェン魔法大会」では、2回戦の「ディオ・アネモス」に敗退するという悲しい結果になりました。が、「ファイアーウォール」による足止めからの「メテオストーム」という、比較的オーソドックスな攻撃スタイルが一番いいのではという道筋が見えたので、再度挑戦してみることにしました。


 1回戦の「アルヒ」をさくっと倒しての2回戦。とりあえず「クァグマイア」を敷いてからの「ファイアーウォール」! さぁいつでもかかってきなさい!


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▲「クァグマイア」のせいで移動速度が遅くなったからか、「ファイアーウォール」に当たる前に魔法詠唱を始めている「ディオ・アネモス」。今からじゃ妨害は間に合わないので、これは食らうしかなさそうです。


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▲あれ、「ライトニングボルト」じゃなくて「フロストダイバー」なの!? 凍結してしまったら「ファイアーウォール」も素通りされちゃいますね……。


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▲しかし「ディオ・アネモス」は直接攻撃ではなく続いて魔法詠唱を開始。凍結して水1属性になったところへ「サンダーストーム」! さすがにこれは耐えられません。


 ……あれっ。リベンジできていないじゃない!


■3度目の正直!「ディオ・アネモス」攻略法


 ミスは初手の「クァグマイア」だった気がします(苦笑)。移動速度を低下させるのではなく、なるべく「ファイアーウォール」にヒットする間隔を短くして、魔法詠唱を中断させるほうがいいのかもしれません。


 ということで翌日はそのあたりに注意するとともに、「ディオ・アネモス」が「ファイアーウォール」に当たらずに魔法詠唱を始めたら、できるだけ範囲外に逃げるということを心がけました。1度や2度くらいなら、「フロストダイバー」による凍結で時間をロスしても倒しきれるからです。


 また、前述のとおり、「ディオ・アネモス」に対しては「クァグマイア」は使用せずに戦いました。詠唱しようとして「ファイアーウォール」に当たって中断という流れもあったので、やはり移動速度を低下させないほうがいいみたいですね。


 「ファイアーウォール」で時間を稼いでいる間に、こちらは「メテオストーム」を詠唱。「メテオストーム」は、詠唱は長めですが、空から落下してきた隕石が落ちたセルとその周辺に大ダメージを与える火属性魔法スキル。ちなみに、落下したところに障害物があったりすると“不発”になるので、有効活用するためには、ある程度開けた場所が必要です。ヒットした場合、一定確率でスタンの状態異常を与えることもあるので、タイミングがよければ、その間に状況を立て直すことも可能です。


 ただし、「メテオストーム」は、スキル使用後のディレイ(次のスキルが使用可能になるまでの時間。クールタイムとも言いますね)も長く、隕石が降り終わる直前くらいまでは次のスキルが一切使用できないという欠点も。ウィザードの場合、相手が徐々に近づいてきて、次の「ファイアーウォール」を唱えられないという、もどかしい状況が発生します。移動速度の早い敵の場合、「メテオストーム」のディレイが解消される前に「ファイアーウォール」をすべて踏み潰して接近することがあるため、あらかじめ「ファイアーウォール」を2枚設置しておくなどの工夫も必要になります。なお、今回の「ディオ・アネモス」は、「ファイアーウォール」1枚でも間に合います。


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▲「ファイアーウォール」からの「メテオストーム」。一度この状況に持ち込めれば、相手が「フロストダイバー」を詠唱しようとしても、ダメージによるヒットストップで詠唱を中断することができるはずです。


 「ディオ・アネモス」は、「メテオストーム」によるスタンも比較的発生するので、壁際に追いつめられそうなときなどは、後退できそうな位置取りに仕切りなおすといいでしょう。接近されて通常攻撃されても、それほどダメージは大きくはないので、慌てずに「ファイアーウォール」を縦置き状態にして使えば問題はありません。


 そんなこんなで、3度目の挑戦にしてようやく安定した勝ち方がつかめた感じです。


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▲注意しなければならないのは詠唱が中断できない「サンダーストーム」。魔法円のグラフィック外周あたりに逃げれば当たらないので、あまり遠くに逃げすぎないようにしましょう。


■近接物理職の相手は余裕!? 基本戦術は「ファイアーウォール」で足止めからの攻撃魔法


 さて、3回戦の相手は事前のイベントによって変化するわけですが、今回は「ビリー・コスルリース」。おそらくですが、「ブラック・カネイリー」でも同じように倒せると思います。


 苦戦した「ディオ・アネモス」とは違い、相手は接近しようとしてくれるので、一般のモンスターと同様に、「ファイアーウォール」で足止めをして「メテオストーム」などでダメージを与えていけばOKです。たまに、「クローキング」からの接近をしてこようとしますが、移動ルートは変更してこないので、そのまま「ファイアーウォール」に当たってダメージを受け、姿を現します。


 接近して攻撃されると一撃で600程度のダメージを受けることもありますが、「ファイアーウォール」による足止めがしっかりとできれば、問題なく勝利することができるでしょう。


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▲他の職業のキャラだと、ビリーに姿を隠された場合、見破るのが手間になるのですが、「ファイアーウォール」で足止めしている状態なら見破る必要もありません。勝手に突っ込んできてダメージを受け、姿を見せてくれるのです。


 第4回戦の「フェモン」は、「速度増加」や「速度減少」といったスキルは使ってくるものの、ダメージソースは接近戦なので、ビリー同様に「ファイアーウォール」による足止めができれば、同じように勝てます。


 ただし、「フェモン」が「速度増加」を使って移動速度をアップした場合、「ファイアーウォール」に当たる間隔が短くなり、それだけ早く踏み越えて接近される可能性があります。「メテオストーム」などを詠唱する場合には、あらかじめ「ファイアーウォール」を2枚出しておくなどの保険も必要になってくるでしょう。


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▲とはいえ、頻繁にダメージを与えていれば、「速度増加」や「速度減少」を使うヒマもないため、接近してくる「フェモン」を迎撃しているだけで勝利できる感じです。


 一気に快進撃を続ける状態になったのですが、第5回戦は魔法使い系、ウィザードの「オルドル」。いやな予感はしたのですが、まぁダメもとで挑戦してみることにしました。


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▲最初はとりあえず「ファイアーウォール」……と思った瞬間に大量の「コールドボルト」が降り注ぎ、次の瞬間には地面に倒れていました。秒殺とはこのことか。


 というわけで、さすがに5回戦の壁は厚かったようです。初めて間もないアカウントの未転生キャラではこのあたりは限界だとは思います。とはいえ、4回戦まで勝利して、獲得できた「ゲフェン魔法大会コイン」は20枚。15枚を消費して経験値を獲得し、順調にレベルアップができる感じです。


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▲「ゲフェン魔法大会コイン」でBase経験値を150万獲得。転生への追い込みにはありがたい獲得量です。


■Dexが十分だと感じたらAgiを少しでも伸ばすことでかなり楽に……!


 さて、Int-Dex型として育成してきたウィザードですが、転生が迫ってきたBaseLv90台では、Dexもかなり上がり、詠唱速度にもストレスを感じない程度まで早くなると思います。もちろん突き詰めるとまだまだ伸ばせるのですが、このあたりのレベル帯では、Agiを少し伸ばすだけで敵の攻撃が回避できたりするようになってきています。Flee(回避力)はBaseLvでも上昇するためです。


 そんなわけで、レベルアップによるステータスポイントはAgiにつぎ込み、戦闘の安定性を狙うことにしました。


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▲BaseLv98までAgiに振っていくと、40くらいまでは上げることができます。このあたりまで振ると、意外と効果が実感できると思います。


 と、ステータスやここまで使用してきたスキルは紹介してきたのですが、その他のスキルや全体的なスキル振りに関してあまり説明してきませんでした。いろいろと書いてみたのですが、ちょっと長くなってしまったので、そのあたりは次回お届けしたいと思います。英雄の痕跡「飛行船襲撃」のボス「怒りの船長ペルロック」にも挑んでいませんし、そのあたりのことも含めつつ、転生まで育成していこうと思います。