絵師が語る『RO』、第3回は天童まくらさんにご登場いただきました。可愛らしい絵柄で人気の天童まくら先生は『RO』のコミックアンソロジーなどにも参加されていました。当時はセージをメインにプレイされていたということで、現在セージの3次職であるソーサラーをメインにしている私としてはちょっと親近感が(笑)。

 現在の『RO』はプレイされていなかったということで、お休みされていた間に『RO』がどんな風に変わったかを簡単に説明したところ、やはりモロクの復興に興味を示されていらっしゃいました。昔ながらのプレイヤーにとって、モロクの崩壊というのはインパクトのある出来事だったんですよね。今回はそんな驚きをコミックにしていただきました(コミックはクリックにて拡大します)。


天童まくら01

天童まくら02

 描くキャラクターのチョイスの結果、やはり美形キャラ(アハト&チェシャー)が優先されてしまい、木の巨人と呼ばれるサファ族の姿がスルーされてしまった悲しみはともかく、サファ族を裏から操ろうとする存在と、それに対抗するラフィネ族という構図はクエスト内容に合致していたりしますね(苦笑)。

 コミック中にもあるとおり、「異世界クエスト」を始めとする異世界関連のクエストを進めていくことで、異世界で起きた物語はこれまでどおり楽しむことができます。魔王モロクの影響で出現した、強敵が徘徊するマップ「次元の狭間 03」へは、「次元の狭間 時の通路02」から行くことができるようになっています(過去に入手できたドロップアイテムなども、このマップでモンスターと戦うことで入手可能です)。

 なお、「異世界クエスト」は、ローグ育成編その1などでもクリアしていますので、これからプレイする方はそちらも参考にしてみてください。

 ちなみに、魔王モロクを討伐するクエストでのみ入手できた「コンチネンタルガードの印章[1]」「ルーン文字の呪文石[1]」「死のブローチ[1]」は、取引可能に変更され、なおかつ、それぞれのアイテムを“アイテムエクスチェンジ”という方法で変換可能になっています(詳しくはこちらをご覧ください)。昔はわりと人気だった"ククレコンチ”(「ククレカード」を挿した「コンチネンタルガードの印章[1]」の通称)は、現在のほうが入手しやすいかも(まぁそれ以上に有用なアイテムもいっぱい実装されていますけど)。

 久々に『RO』を再開された方にとっては、異世界関連のクエストは“必須”というわけではなくなってきていますが、約7年分の壮大なストーリーをインターバルなしに一気に楽しめるのはお得かもしれません。途中途中でかなりの経験値ももらえるようになっていますからね(笑)!