初心者&復帰者向けに最近の(主にソロでの)キャラクター育成の様子をお届けした企画も、全基本職をそれぞれ転生まで育成してひと段落といったところでしょうか。マラン島のアップデートなどで初心者向けのメモリアルダンジョンが実装されたり、「英雄の痕跡」が段階を踏んで挑戦していけるバランスで追加されたりといったこともあり、序盤と後半ではだいぶやり方が違ってきていますが、それもまたオンラインゲームの面白さと思って読んでいただければと思います。


 さて、初心者&復帰者企画を終える前に、実はちょっと気になっていたことがありました。久々に『ラグナロクオンライン』を遊んでみようとする復帰者さんが、昔を懐かしんでプレイしている様子を、Blogや生放送などで見たりしたことがあったのですが、休止中に実装された便利なシステム、改良点に気づかないままでいることが多かったのです。もったいない。実にもったいない!


 そこで今回は、第0回に続き、知っておきたい小ネタ集として、より『RO』を便利に、快適に遊べるシステムの解説をしていこうと思います。周囲に「またやってみようかなぁ」という方がいたら、ぜひこのページを教えてあげましょう……と言われるようなエントリーになればいいなぁ(希望)。


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▲2016年1月現在、『RO』は1ワールドにつき12キャラクター、倉庫は600×3の1,800個が利用可能です。30日間のプレイ利用権は14年前と変わらず1,500円のままです。なお、画像のように、カプラ職員を介さなくても、ワンクリックで倉庫が開けるNPCなども実装されています。これ、便利なんですよねぇ。



■復帰者の手が止まる一瞬!? 電話認証ってなに?


 『RO』の復帰の前に、ある意味、復帰者さんにとって最もハードルが高いのが「電話認証」というセキュリティ施策かもしれません。アカウントハックから各種情報を守るために、ネットだけではなく、電話を使ったセキュリティが必須になっています(トライアルサービス中は「電話認証」は必要ありません)。「ガンホーに電話番号教えなきゃならないの? じゃあ(復帰は)いいや」という人も少なからずいるのは事実です。


 とはいえ、昔と違って、アカウントハックの手口も巧妙になってきていて、ヒドいときは、ゲームではなく、メールアカウントごとハッキングされて、運営側からのメールも届かない状況になることもあったといいます。こうなるともうゲームの運営会社がどうこうできる問題ではないですよね。しかし、万が一そんなことになってしまっても瀬戸際でプレイヤーデータの防御ができるように設置されたのが「電話認証」だったりするのです。


 あ、「電話認証」といっても、オペレーターさんが出たりはしません。自動メッセージで番号をプッシュするように言われるだけで、会話などは一切必要ありませんのでご心配なく。


 現在、ゲームデータに紐づくメールアドレスなど、重要な情報を変更したりする場合には「電話認証」が必要になりますが、上でも述べたように、仮に悪意ある第三者が自分の都合のいいように情報を書き換えようとしても、自分の指定した電話番号にコールがあり、指定された番号をプッシュで返さないと変更が受理されません。これならいつのまにかアカウントを乗っ取られていたという心配はありませんよね。


 私もいろいろなオンラインゲームを見てきていますが、実はここまで強固なセキュリティを導入しているのはガンホーさんくらいです。最初に述べたとおり、「たかがゲーム」のサービスに対して電話番号を登録するというのはなかなかハードルは高いかもしれません。が、そのぶんガード率も大幅にアップするわけで、長く遊ぶオンラインゲームだからこそのセキュリティだと思われます。


 ぶっちゃけ、ガンホーさん側も少々ハードルが高いことは認識しているようです。誰でもウェルカムな状態にしてハードルを低くし、もっとたくさんの人にプレイしてもらうというやり方もあるのでしょうが、それでアカウントハックが増えてしまっては元も子もありません。ある意味、利益よりも安全を追求しているわけです。


 ちなみにこの「電話認証」、私は必要な情報は特に変更していないので、登録時の1回だけしか体験していません。そんなわけで、普通にプレイするぶんには、特に気にならないと思います。


 「それでもガンホーに個人情報は渡したくない」という方は……まぁそれなら仕方ないですね、と言うほかはありません(苦笑)。


■ショートカットキーを便利にカスタマイズ可能


 さて、ここからはゲーム内のお話に戻ります。『RO』もいろいろと機能が増えて、そのぶんゲーム内機能のショートカットキーの割り当ても増加しています。3次職アップデート後にはこれらのカスタマイズが可能になり、Escキーを押した際の「ショートカット設定」で変更ができます。


 また、ショートカットウィンドウ設定の下部にある「チャット入力タイプ変更」にチェックを入れると、昔でいう「バトルモード」状態にすることができ、ファンクション(F)キー以外のキーでのスキルショートカットの設定が可能になります。この場合は、チャットはEnterキーを押してチャット入力ウィンドウを有効にしてからの入力になります。使用可能スキルが増加した現在では、個人的にはこちらの設定をオススメします。


 “バトルモード”にしたからといって、最初からフルキーを使わなくても、QやW、A、Zといった、比較的覚えやすいショートカットキーだけにスキルを設定することで、ずいぶん快適に操作できるようになるはずです。


 たとえば私は、メインキャラのソーサラーでは、Wキーに「ファイアーボルト」(Lv10)、Eキーに「ライトニングボルト」(Lv10)、Rキーに「コールドボルト」(Lv10)、Tキーに「スペルフィスト」を設定しています。こうしておくと、敵に応じて属性の違う「スペルフィスト」を使い分けできるというわけです。ちなみにZキーに「ウォールオブフォグ」が設定されているので、敵に囲まれてヤバそうなときは、左手の小指でZをチョンと押します(笑)。このように、とりあえず指の届く範囲に必要なものを置いていく……という感じでだんだん慣れていけばいいと思います。


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▲ショートカットの設定は最大9キー×4列で設定可能になります。なお、デフォルトのチャット入力タイプであっても、F12を押してショートカットウィンドウを切り替えることで4列に設定したショートカットを使い分けることもできます。ちなみに運営チームの中村さんは後者の設定でプレイしていると聞いたことがあります。ムリに“バトルモード”を使わなくてもちゃんと遊べるという証拠かも(笑)。


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▲各種インターフェースのショートカット設定も変更可能ですが、ここはあまりいじる必要はないかもしれません。どんなことができるか、確認だけしておきましょう。


 また、ゲーム内の設定などは「Alt+Y」キーの「コマンドリスト」でオンオフの設定が可能になっていますので、一度参照してみるといいでしょう。


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▲ゲーム内のコマンドがわからなくなったら「Alt+Y」のコマンドリストを参照してみてください。既存プレイヤーでも「こんなことできたのか」と驚くかも!?


■“バトルモード”で覚えておきたいこと


 チャット入力タイプを変更して、いわゆる“バトルモード”にしている場合、突然ショートカットの操作ができなくなることがあると思います。そんなときは、いったんチャット入力欄あたりをマウスで左クリックしてやればOK。


 実は、会話ウィンドウやペットのウィンドウが表示され、そちらの入力待ち状態になっていると、通常キーに割り当てたショートカットが機能しないことがあるのです。


 例を挙げると、ペットやホムンクルスにエサをあげるために、ウィンドウ上のボタンをクリックした場合、ペットやホムンクルスの名前の入力欄に入力カーソルが移動してしまい、入力待ち状態になることがあります。このままショートカットキーで該当のウィンドウを閉じてしまうと、操作が“バトルモード”側に戻されず、(チャット入力になったまま)キーボードの通常キーのショートカットが機能しない、という状態になるのです。


 この状態がわかりにくいのは、ファンクションキー(F1~F9)に設定したショートカットは普通に使えてしまう点でしょうか。ともかく、画面上の別のウィンドウで操作を行ったらチャット入力欄をクリック、というクセをつけるといいかもしれません。


 また、Fキーのショートカットに設定した回復アイテムなどは、押しっぱなしにすると超スピードで連続使用が可能になっています。連打するよりも早いので、多数を消費しても構わないのであれば、使ってみてもいいでしょう。ただし、アイテム残量にはくれぐれもご注意を。


■会話ウィンドウのカスタマイズも自由自在


 メインのログウィンドウの右上に小さなアイコンが並んでいるのがわかると思います。これは右から左へ順番に、


・会話ウィンドウのロック(位置固定。クリックごとに変更)

・会話ウィンドウのタブ減少(削除)

・会話ウィンドウのタブ増加(追加)

・会話ウィンドウのタブ分離(タブごとマウスでドラッグ&ドロップしても可能)

・会話ウィンドウの設定変更

・チャット入力モードの表示(バトルモード時はEnterで切り替え。このボタンをクリックでも変更可能)


 となっています。


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▲小さいですが、◎を押せば各ウィンドウごとに表示されるログ設定を変更できます。なお、クエスト関連のメッセージがオフになっている場合、最優先でオンにすることをオススメします。


 昔の『RO』プレイヤーさんは、私の画面を見て、ログウィンドウがいくつもあることに違和感を覚えるかもしれませんが、タブにあるとおり、各ウィンドウで表示されるログを変更しているのです。好みの配置にしたら会話ウィンドウをロックすれば誤クリックでウィンドウが動いてしまうということも防げます。


 タブのタイトル部分をダブルクリックすると、自由に名称をつけられます。内容に応じてわかりやすいタイトルをつけておくといいでしょう。


 もちろん、いったん設定してしまえば別のキャラクターや別のアカウントでログインしても同じ設定で遊べます。


 なお、チャット入力時にはCtrlを押しながら発言することでパーティーチャット、Altを押しながら発言することでギルドチャットになるのは変更されていません。昔から思っていましたが、コレ、非常に使いやすいですよね。


■並んでいる露店の閲覧は左クリックと右クリックだけでOK


 プロンテラなどでは数多くの露店が並んでいます。左クリックで露店の内容が見られるのはご存知だとは思いますが、露店を閲覧している状態で、どこかの露店の看板を右クリックしてみてください。露店ウィンドウが閉じるハズです。閉じる際は、開いた露店の看板でなくとも構いませんし、なんなら買取露店の看板でもOKです。いちいちキャンセルボタンにマウスカーソルを移動させなくてもいいので、ウィンドウショッピングがスピーディになると思いますよ。


 実を言うと、これは「/shopping」というコマンドがオンになった状態。実装時には自分でオンにする必要があったのですが、3次職アップデート後には初期状態でオンになっています。コマンド入力するか、「Alt+Y」のコマンドウィンドウからオフにすることで、この機能を使わないように設定することもできます。


 なお、露店のシステムは2014年9月16日(火)にリニューアルされ、限度額の上方修正、露店終了時の収支金額表示、アイテムが売れた際にSEを鳴らすなど、使いやすく進化しています(詳しくはこちら)。


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▲立ち並ぶ露店の商品を見るのも、かなり楽になっています。Breidablikワールドなどは露店の数が多くて、見て回るだけでも結構大変ですからね!


■パーティー作成が視覚的にわかりやすく


 左上の基本情報ウィンドウのFriendボタンを押すと、「パーティー・友達ウィンドウ」が開きます。下部のラジオボタンで機能を選択し、パーティーウィンドウにすると、パーティーに加入していない場合は一番右にパーティー作成アイコンが表示されます。ここをクリックすると、パーティー作成ウィンドウが表示されます。


 もちろん、昔からのパーティー作成方法である、チャット入力欄に「/organize [パーティー名]」というコマンドを打つことでも、同様にパーティー作成が可能です。


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▲昔はパーティー作成がコマンドだけだったので、ちょっとわかりにくかったですよね。現在はウィンドウの入力欄に従って記入していけばいいので、視覚的にわかりやすくなっています。


 また、「/invite [キャラクター名]」と入力すると、遠く離れた場所にいるキャラクターにもパーティーへの加入要請を飛ばすことができるようになっています。これはパーティーウィンドウの右から2番目のボタン、「パーティー招待」と同じ機能となっています。また、パーティーウィンドウでは、パーティーリーダーの譲渡なども行えるようになっています。


 ちなみに、名前にスペース(空白)のあるキャラクターの場合、両端を「"」(ダブルコーテーション)で括ってあげる必要がありますのでご注意ください。

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▲キャラ名がわかれば自分のパーティーに招待することができます。相手キャラを右クリックしなくても大丈夫なのです。


 なお、パーティー内の経験値が公平になる、いわゆる公平圏内レベルの差は15になっていますので、古くからの復帰者の方はご注意を。


 さらに小ネタとして、他キャラクターへかける支援魔法スキルなどは、パーティーウィンドウのキャラ名にターゲットカーソルを合わせて使っても効果が発揮されます。大人数パーティー時や混戦時など、的確に「ハイネスヒール」を使いたい場合などは便利ですので覚えておくといいかもしれません。

■その他機能も続々と拡充が進んでいます!


 最近では「/quake」コマンドで地面揺れの効果(「メテオストーム」など)のオンオフが設定できるようになりました(関連記事はこちら)。また、昔からある「/mineffect」のエフェクト簡略化も強化されています(関連記事はこちら)。このように、『RO』は日々進化していっていますので、毎週のパッチ内容の告知など、できるだけ公式サイトには目を通すようにしておくといいでしょう。


 また、プリースト育成編・その2でも書いたとおり、2015年8月18日(火)以降、「ワープポータル」でメモできるマップが大幅に拡大しています。


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▲以前掲載した画像(クリックで、ほかより大きめに拡大表示されます)。青い部分がもともとメモ可能だったマップ、赤い部分が追加されたマップです。ほぼワールド全域でメモが可能になっているのがわかると思います。上記のほかに、ローカルマップの「デワタフィールド 01」(dew_fild01)、「龍之城フィールド 01」(lou_fild01)もメモが可能になっています。


 こういったところも含め、各種プレイアビリティが向上していますので、有効に使って快適なゲームを楽しんでいきたいところです。『RO』の操作の基本などは、公式サイトの「遊び方ナビ」の「ゲームマニュアル」に詳細が記載されていますので、久々に復帰する方は読んでみるといいと思います。ここで紹介したこともちゃんと掲載されているものがほとんどだったりしますよ。