2017年の施策に関する『ラグナロクオンライン』運営チームの方々のインタビューはいかがだったでしょうか。まだ読んでいないという方はぜひこちらのエントリーをご覧いただければと思います。


 そのインタビューでもチラリとお話が出ていましたが、『RO』では、2017年1月17日(火)の定期メンテナンス後から、新たに38種類ものカードが新規実装されました。対象となったのは「戦死者の墓」や「ウェルス」関連のモンスター。また、「生体工学研究所 拡張アップデート:獄」で実装された「古びたシリーズ」の装備への新たなエンチャント「獄」も同時に実装。このエンチャントは「古びたシリーズ」を+8まで精錬し、特定のモンスター討伐クエストをクリアする必要がありますが、失敗なしで付与でき、さらにその性能もかなり強力なものになっています。


 カードとエンチャントの詳細は、公式特設ページの「戦死者の墓&ウェルスに新モンスターカード38種が登場!」にまとまっていますので、そちらをチェックしてみましょう。


 これに合わせて、ゲーム内ではカードドロップ率がアップするぷちイベント「一富士二鷹三カード」が実施されています(詳しくはこちら)。新規実装されたカードのドロップ率が3倍、さらに「ウェルス」関連のモンスターはアイテムドロップ率も2倍になっています。


 加えて、「戦死者の墓」と「ウェルス」ではちょっとお得な討伐クエストも実施中。討伐クエストをクリアすると、「戦死者の墓」では「思念体エンチャント」が1回無料で受けられ、「ウェルス」では「設計図生産」に2~5回無料でチャレンジできます。カードを求めてモンスターを狩るついでにこれらの討伐クエストをクリアして報酬をもらえば、むしろ“一石二鳥三カード”というわけです。


 まあ、カードのドロップ率が3倍といっても、プレイヤー間では、通常、0.01%だの0.02%だのと噂されているカードドロップ率ですから、なかなか狙って出すのは難しいところ。それでも、通常狙うよりも遥かに高くなっていることには違いありません。露店を見てみると、さっそく新カードをゲットした方が、新規実装直後の高値(いわゆるご祝儀価格)で販売しているのを見かけることができます。そこに参列できるかどうかは運も重要ですが、何より狩りをしないことには始まらないのです……!


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▲「戦死者の墓」(リヒタルゼン)と「ウェルス」(ウェルス発掘地)には、各街にいる「新人広報員」が無料転送してくれます。



■イベントの討伐と各種クエストを同時受注して賢くこなそう!?


 今回対象となっているモンスターは「戦死者の墓」と「ウェルス」関連。私としては、「戦死者の墓」に関しては、入り口から数歩入ったところで戦闘不能にされたトラウマから、なかなか足を踏み込むのがためらわれます(笑)。デスペナルティを無効にしてくれる「保険屋のオバちゃん」もいることはいますが、カードをゲットできるほど倒せる自信はやっぱりなかったので、素直に「ウェルス」方面へと行くことにします……!


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▲「戦死者の墓」の入り口付近には討伐クエストの受注・報告をしてくれるNPCや、おなじみ「保険屋のオバちゃん」などがやってきています。


 「ウェルス発掘地」は、設計図生産を行うNPC付近に「プルット」と、やはり「保険屋のオバちゃん」、通称3%回復アイテムの「チョコレートドーナツ」を交換してくれる「ドーナツお姉さん」たちがいます。まずは「プルット」に話しかけて討伐クエストを受注。


 討伐クエストは自動的にすべてのクエストを受注でき、さらに、報告を行うと同時に再受注も行ってくれる便利なタイプ。受けた討伐クエストを確認し、倒しやすいモンスターを倒していけばOKでしょう。


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▲「ウェルス発掘地」では「地下遺跡アドベンチャー」でチラッと関わることになるNPC「プルット」が討伐を依頼してきます。この娘、何気にイベントでの活躍のほうが目立つような……(笑)。


 最も簡単なのは「修理型ウェルスギア」50体、「探査型ウェルスギア」100体、「スモッグ」20体を倒すというもの。これらのモンスターは「ウェルス発掘地」のすぐ北の「ウェルス中央広場」にいます。


 さっそく討伐に……という前に、同じモンスターを対象としたクエストを受けておくのを忘れないようにしましょう。特に重要なのは「アトナドの依頼」。


 「アトナドの依頼」を受注中は、ウェルスギア系のモンスターを倒すとたまに「稼働制御装置」を入手できるようになります。これは2個集めて「イアン・アトナド」に渡すことでクエストクリアになり、「古びた鉄塊」5個と交換してもらえますが、「稼働制御装置」自体は倉庫経由で受け渡しが可能。戦闘が苦手なキャラでは、倉庫経由で入手した「稼働制御装置」を2個渡すだけでもクリアが可能となります。今回の討伐クエストをこなしている間はイアンへの報告はせず、集められるだけ「稼働制御装置」を集めておくのが賢いやり方と言えます。ちなみに「稼働制御装置」は露店で販売することもできますので、いくらあっても困りません。


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▲今回の討伐を行う前に「アトナドの依頼」を受注状態にしておくのがポイントです。クエスト更新時間の午前5時前か、狩りを終えてログアウトする前に報告してクリアしておきましょう。


 ほかにも、「中央広場のモンスター討伐」、「修理型ウェルスギア討伐」、「探査型ウェルスギアII討伐」、「修理型ウェルスギアII討伐」、「特命!スモッグを掃討せよ!」など、討伐対象が被っているクエストが大量にあります。詳しくは「Episode:Memory Record ~ジュピロスと眠る都市~」公式特設サイトのデータブック(マップとクエストの項目)を参照して確認しておくといいでしょう。ちなみに「ファンタスマゴリカ」&「地下遺跡アドベンチャー」の両クエストをクリアしていないというキャラクターは、もちろんそれが最優先ですよ!?


 というわけで、とりあえずリストの一番上のクエストに挑戦。私の「スペルフィスト」型ソーサラーの単体殲滅でも「ハイスピードポーション」の効果が切れる前に余裕で終了。上で書いたように、終了した討伐クエストはすぐに再受注できますが、再び報告するには1時間のクールタイムが必要となります。2周目の討伐を終えても30分ほど時間があったので、この間にメモリアルダンジョン「チャールストン工場」に挑戦して「ステップ」10体、「ロックステップ」8体の討伐クエストと、「キックステップ」5体、「キックアンドキック」20体の討伐クエストをこなすのがいいかもしれません。


 なお、「修理型ウェルスギアII」や「探査型ウェルスギアII」、「悲痛の亡者」、「沈痛の亡者」などは、挑戦するキャラによってはかなりの強敵なので注意しましょう。自信がない場合は「保険屋のオバちゃん」の保険を受けておくといいでしょう。


 というわけで、さすがに1~2回の討伐クリアではカードは出なかったわけですが、まぁ想定内です。このぷちイベントは2017年1月17日(火)~31日(火)までの約2週間も開催しているので、まだまだ時間はあります。カードが出たらラッキー程度の軽い気持ちで、むしろ討伐報酬を目当てにこなしていくのがオススメかもしれません。


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▲さまざまなクエストを受注しておけば対象モンスターを1体倒すだけで同時に討伐カウントが進みます。特に「修理型ウェルスギア」を300体倒す「修理型ウェルスギア討伐」のクエストはけっこう時間がかかるので、今回のぷちイベントの討伐のついでに回すのが最適かも。


■コスミの衣装装備交換もお忘れなく! そして「RAGホーダイ」や「究極精錬チケットGetキャンペーン」も実施されますよ!


 さて、ぷちイベントに夢中になるあまり忘れてしまわないようにしたいのが、先週リニューアルされた「コスチュームミッション2017 1月」(詳しくはこちら)。定期メンテナンス後に「トラ猫クロミ」で衣装装備をいずれか1個交換すれば、来週のメンテナンス終了後に「ギムレット」から「コスチュームミッションコイン」が受け取れますので、忘れずに交換しておきましょう。


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▲「ウェルス」でのアイテムドロップ率が2倍になっているため、「鋼鉄」もかなり入手しやすくなっています。今なら「[衣装] 溶接マスク」の交換がますます簡単に……!?


 また、今週末の2017年1月21日(土)、22日(日)は、RAGホーダイも実施されます(詳しくはこちら)。19時から25時の間はプレイ利用権がなくてもログイン可能ですので、休止中の方も、ぷちイベントの様子見や露店チェックをしに来てみてはいかがでしょうか。


 ちなみに毎年大きな話題を呼んでいる「究極精錬チケットGetキャンペーン2017」も開始されています(詳しくはこちら)。こちらのキャンペーン期間は2017年1月17日(火)11:00~31日(火)23:59まで。「これを待っていた!」という人も多いと思われますが、参加する方はまずは落ち着いて、公式サイトの注意条項をよく読んで応募するようにしてくださいね。