「夢幻の迷宮 ~ゲフェン地下大空洞~」の先行調査期間(詳しくはこちら)、そして「CHUNITHM AIR PLUS × ラグナロクオンライン スペシャルコラボ」(詳しくはこちら)の2大イベントで盛り上がっている『ラグナロクオンライン』。


 さらに、上記「チュウニズムコラボ」の一環として実施された「Twitterでハッシュタグコンボ!キャンペーン」(詳しくはこちら)の成果として、2017年3月5日(日)23時59分まで、獲得経験値が2倍、モンスターからのアイテムドロップ率も2倍、さらにデスペナルティは50%減というワールドボーナスが実施されています。


 まだ「夢幻の迷宮」に行くほどキャラが成長していないという人は、この機会に経験値を稼ぐチャンス。毎日「夢幻の迷宮」探索をしているという人は、ドロップ率アップの恩恵を信じ、お目当ての「ミラージュシリーズ」や「ディーヴァシリーズ」を目指してアイテム探索を遂行しましょう。


 そんな夢のようなボーナス期間も残りわずか。この週末はラストチャンスですので、気合を入れて挑みましょう。もちろん、ワールドボーナスが終了してもイベントは続くんですけどね!


 さて、そんななか、2017年2月28日(火)の定期メンテナンス後から3月21日(火)の定期メンテナンス前までの期間限定で、毎年恒例の「ひな壇」が登場しています。今年は上記のように大型イベント真っ最中ということもあって、特別なクエストなどはない模様ですが、アマツや「グラストヘイム 古城」などに「ひな壇」が設置され、相互の転送が可能になっています。また、ひな壇設置中は「ポリン」「ドロップス」が「ひなあられ」を、「ポポリン」「マーリン」が「菱餅」をドロップするようになっています。アマツの「ひな壇」近くでは、これらのモンスターが多数生息している「フェイヨン迷いの森 04」(通称、ポリン島)への無料転送も行われています。


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▲毎年恒例の「ひな壇」が登場。「グラストヘイム 古城」や「アマツダンジョン 03」への転送も可能になっているため、狩りの際にも意外と便利です。プロンテラからは「新人広報員」がアマツへ無料転送してくれます。「ひな壇」からプロンテラへの帰還も可能です。


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▲近くのNPCと話せば「フェイヨン迷いの森 04」への無料転送も!


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▲ちなみに、意外と知られていませんが、F11キーを押すとショートカットやウィンドウなどを一気に非表示にできるので、スクリーンショットを撮影する際は便利です(再度F11キーを押せばもとの状態に戻ります)。


 そして、いよいよ3月が到来したということで、公式サイトでは、「2017年3月のイベント&ミニアップデート情報」(詳しくはこちら)が公開になっています。


 今月も毎週毎週なにかが追加・実施されるようで、3月7日(火)からはちょっと珍しいファッション系イベント「ラグ・コレ2017 今日からはじめる 本気のおしゃれライフ」、3月14日(火)には公式ブログでも告知されていた「サブ倉庫3」の解放! そして3月21日(火)からはシャドウチェイサーのセカンドコスチュームが実装され、おなじみの体験ワールドが開設されます。


 もちろん、プレイ利用権のないアカウントでも無料でログインできるRAGホーダイも実施されます。今月はなんと連休に合わせて39時間も連続でプレイ可能な日程になっており、久々のログインという人もがっつりと遊べてしまいます。なお、今月もプレミアムフライデー合わせで、2017年3月31日(金)は15時から25時までのRAGホーダイが実施。ついでに告知開始当初『RO』運営チームがプレミアムフライデーの日付を勘違いしていたようで、最初に告知された24日(金)もRAGホーダイ予定が続投!  プレイヤーからするとなんという棚ぼた(笑)! ……それはそうと、もしかして毎月プレミアムフライデー合わせでRAGホーダイが行われるんでしょうか。それならそれで(会社がプレミアムフライデーを実施しているかどうかはともかく)予定を合わせてログインすることもできそうですね。


 という感じで、今週のトピックスは以上なのですが、上でも書いたように、ワールドボーナスを利用して、私もキャラの育成をちょっとだけ頑張っています。なかなか長時間ログインするのは難しいので、毎日ちょっとずつ、メモリアルダンジョンを中心に遊んでいます。どんな感じでプレイしているのかというのは以下をどうぞ。


■ワールドボーナスを利用して短時間で経験値やアイテムを稼ぐ!?


 私のキャラは最高レベルがBaseLv157で、カンストキャラが対象の「夢幻の迷宮」には当然行けません。さらに、ロードマップで示されたように、今年の夏前ごろにはレベルキャップ解放も待っています。そろそろ本格的にレベル上げを意識しないといけない時期になってきました。……「いや、遅いだろ」という声は聞こえないようになっております。


 ともかく、ワールドボーナスを利用してジャンプアップを図るべく、とりあえず毎日、英雄の痕跡の「フェンリルとサラ」をクリアすることを目標に掲げました。「サラの幻影」と戦わなくても、5分以内にゴールにたどり着けばBase経験値300万/Job経験値150万の2倍、600万/300万(6M/3M)ほどが獲得できます。わずか5分でこれだけ稼げるのはなかなか美味しいですね。


 ついでなので、同じ英雄の痕跡シリーズの「飛行船襲撃」の「暴走した船長ペルロック」と「サラの記憶」の「大長老アイリン」を倒し、討伐クエスト「リハルト家の特訓」をこなします。


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▲ドロップ率アップのおかげか、装備品3種すべてをドロップしてくれた「暴走した船長ペルロック」。思わずSSを撮影してしまいました。


■いつの間にか行けるようになっていたあのメモリアルダンジョン……


 とはいえ、「リハルト家の特訓」討伐ばかりやっていてもあまりBase経験値は稼げないんですよね。ほかに経験値が稼げそうな敵やクエストは……と調べてみると、マラン島の「地下排水路(6点盛り)」をクリアするのがいい感じに思えてきました。


 実は「地下排水路」はソロで3点盛りまではクリアしているのですが、6点盛りには挑戦したことがありませんでした。なぜかというと、これまでNPC「ミシン」が言う、水耐性と風耐性のある装備を持っていなかったからです。


 しかし、時は流れ、最近では属性耐性のある装備も増えており、「エクセリオンシリーズ」や「金剛石の盾[0]」など、必要に応じて耐性をつけられるものも実装されてきました。今ならソロでもいけるんじゃないだろうかということで挑戦してみることに。


 流れとしては、6点盛りを選択する前に、マップ内の「ヒドラ」を排除。その後、「ミシン」と話す前に精霊(小型のアクア)を召喚しておきます。「6点盛り」をスタートしたら、すぐに「エレメンタルコントロール」で「ディフェンシブモード」を発動し、ダメージを精霊に肩代わりさせます。あとは排水路から出てきた敵の群れに突っ込んで「サイキックウェーブ」で敵を一掃。私のキャラでは「変異のアノリアン」だけ倒しきれないので、「スペルフィスト」で倒してから排水路を掃除。精霊の召喚時間の5分が近づくか、HPが減少したら召喚し直しつつ、敵に当たるときには「ディフェンシブモード」が確実に発動しているようにします(切れたまま敵に攻撃されるとダメージで詠唱が中断されて「サイキックウェーブ」が発動できないため)。


 これを5回繰り返します。手間取ると失敗することもありますが、ご存知のように排水路の掃除は5回まで失敗しても大丈夫なので、ムリそうだと思ったら早々に諦めて敵を倒すことだけに集中し、次の排水路に備えるようにすればOKです。


 排水路から出現する敵は「凍結」を行ってくるものもいて、それが原因で戦闘不能にされることもありました。翌日以降、対策として、ボス前までは凍結耐性がエンチャントされた「エクセリオンスーツ[0]」を装備することにしました。


 排水路の掃除が5回終わると「暴虐のシーラカンス」が出現します。こちらも「凍結」の状態異常攻撃を行ってくるのですが、それほど高い頻度ではないことと、「セイフティーウォール」と精霊によるダメージの肩代わりで生き残れるため、最初は下のような装備に「レジストコールドポーション」+「レジストウィンドポーション」で挑んでいました。


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▲強力な風属性攻撃対策に風属性鎧を装備。「凍結」対策ができていませんが、クリアは可能でした。“事故”が起きると戦闘不能になりますが、ワールドボーナスでデスペナルティも軽減されているため、いろいろ試すなら今がチャンス。……と自分に言い聞かせて挑みました(笑)。


 ただし、これだと「凍結」させられたあとに風属性攻撃を使われた際、精霊のHPがごっそりと減ることもあり、「ディフェンシブモード」が切れていると戦闘不能に陥る可能性もありそうでした。なんだかんだでもうちょっと防御を固めたいなということで、最終的に落ち着いたのが下のような装備です。


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▲まず、「リハルト家の特訓」などで貯めた「王家貢献の証」を使って、魚貝形と水属性に耐性のある「金剛石の盾 <永劫のニーヴ(水)> <傷のニーヴ(魚貝形)>[0]」を作成。そして2017年1月のイベント「一富士二鷹三カード」時に入手した「A-Frozenの設計図」が売らずに残っていたので、これを使用して「エクセリオンスーツ <A-Frozen> <E-Wind>[0]」を作成。いわゆる“風アンフロ”鎧ですが、実は私、持っていなかったんですよね……。


 さて、「新装備の導入テストだー!」と勢いよく「地下排水路」に突入したはいいものの、ここでレジストポーション2種を忘れてくる失態(笑)。入ってしまったものはしかたがないのでそのまま続行してみましたが、精霊のおかげもあって、ピンチになることもなくクリアできてしまいました。


 装備をご覧になればわかるように、頭下段装備や肩にかける物、アクセサリーにはまだまだ向上の余地があります。とはいえ、ここでしか活躍できない特化装備を作るつもりはないので、「まぁクリアできるならいいかー」という感じです(笑)。


 これでBase経験値1,000万/Job経験値500万の2倍、2,000万/1,000万(20M/10M)を獲得。おお、なんだか光明が見えてきましたよ!? ワールドボーナスが終わってもこれらのメモリアルダンジョンを回していれば、レベルキャップ解放までにはBaseLv165も見えてきそうです。試行錯誤で何度か「地下排水路(6点盛り)」をクリアしているうちに、今はBaseLv158の50%を越えていますし、160くらいまでならあっという間かもしれません。


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▲最終的には、こちらも15分程度でクリアでき(リプレイ記録ウィンドウはダンジョン突入時からの計測タイムです)、今回のワールドボーナス中なら20MものBase経験値を獲得できます。もちろん、フィールドで狩りをすればこのくらいは稼げるのですが、なかなか1回の狩りに時間が取れないという人でもキャラを成長させられるのはありがたいところです。


 さらに、今回作成した装備は汎用性も高く、他のキャラでも着回しが可能。将来的には修羅やリベリオンなどでもこのルートで育成できそうな気がします(リベリオンでは実質的に盾が装備できませんので、そこは一考する必要はありますが)。


■長時間の狩りができなくても無理せずにレベル上げが可能!


 今回は、優先度が高いものから順に「地下排水路(6点盛り)」→「フェンリルとサラ」→「飛行船襲撃」→「サラの記憶」の順番で、時間がないときは後半からカットしていく感じです。逆に時間があるときには「ゲフェン魔法大会」を行けるところまで進めたり、通常マップで狩りをしたりといったことも行っています。


 あまりレベル上げにはこだわってこなかった私ですが、なんとなーく強そうだなぁ、便利そうだなぁと思って手に入れてあった装備や、いざというときのためにと集めておいた消耗品などを使って今回の成果が出せました。昔はクリアできなかったダンジョンも、最新の装備を見直してみれば案外簡単にクリアできるようになっているかもしれません。みなさんも、改めて露店や倉庫をチェックしてみると面白いものを“発掘”できるかもしれませんよ。