『ラグナロクオンライン』では2018年2月6日(火)の定期メンテナンス終了後から「スペシャルエンチャント」の対象装備が追加されました(詳しくはこちら)。今回の対象装備は「クイーン・アンズ・リベンジ[1]」、「スキンオブシャドウ[1]」、「スナイピングスーツ[1]」、「リス耳フード帽[1]」、「レッドベビードラゴン[1]」の5種類。


 露店に出す際などにはアイテム名が略されることも多いですが、「クイーンズ・アンズ・リベンジ[1]」は“杏(アンズ)”、「スキンオブシャドウ[1]」は“影肩”などと略されることでおなじみの人気装備ですね(プレイヤーおよびワールドによっては略され方が異なることもありますのでご注意を)。


 前回のスペシャルエンチャント追加と同様、これらの装備の精錬値が+8以上だとスロット4に、+9以上ならさらに追加でスロット3にももうひとつエンチャントが付与できます。もちろんこのスペシャルエンチャントは失敗しません。


 今回実装された新たなエンチャント<豪腕>、<竜鱗>などは非常に強力で、「ほかに強い装備も出てきたからそろそろ第一線は退く装備かな?」と思っていた装備が再び輝きはじめるという内容になっています。


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▲今回は、前回同様、一番右の「トム」のスペシャルエンチャントのラインナップが追加されました。プロンテラ内、南西方向へGO!


 問題はまぁ、高い過剰精錬値ですね。先日エントリーが締め切られた「究極精錬チケットGetキャンペーン2018」(詳しくはこちら)などを利用して精錬を行う予定の人もいるのかもしれませんね。


 このキャンペーンにエントリーするために、公式サイトのラグナロクネットストアでのお買い物がかなり促進されたようで、ゲーム内の露店ではいわゆる“パッケージアイテム”の販売合戦も行われていました(まだ続いていると思いますが)。これらは強力な効果の装備が多いのですが、競合する露店も多いため、早めに売り抜けるために値下げを敢行する方もいて、比較的安価なZenyで装備が入手できるようになっています。


 手に入れさえすれば第一線で使える装備も多いので、最近復帰した方はお買い物のチャンス。『RO』を始めたばかりの方にとってはややお高いのがネックですが、最近は消耗品の買い取りの値段も上がってきているので、手が届きそうなものを目標にしてZenyを貯めていくのもいいでしょう。


 装備といえば、先日まで行われていたイベント「一富士二鷹三カード2018 ~駆けつけ三倍!~」の影響でだいぶ値下がりしているアイテムもありますね。そのあたりは後半で……。


 さて、2018年2月6日(火)の定期メンテナンス終了後には、毎月恒例、新たな「コスたま」も販売が開始されました。その名も「コスたま Gothic&Lolita」(詳しくはこちら)。今回の一番人気は新たなウィッグ系衣装装備「[衣装] ロリータツーサイドアップ」。ボリューミーな髪型で、装備させるだけで、これまでのキャラのイメージが一変する衣装装備です。


 また、人気の動物シリーズにも「[衣装] 白猫」が実装。こちらも相変わらずの人気っぷりです。アイテムデザインコンテスト2016からの受賞作は「[衣装] 青薔薇の眼帯」、既存装備の衣装化に関しても、「[衣装] 熾天使の花冠」や「[衣装] お座り教皇(私服)」など、人気の出そうな衣装装備が多数登場しています。



■イベントの副次的効果によって装備品やカードが手に入れやすくなっている!?


 ということで、ゲーム内では、新カード12種類の追加と同時に開催されたイベント「一富士二鷹三カード2018 ~駆けつけ三倍!~」(詳しくはこちら)も終了しましたが、みなさん成果はいかがだったでしょうか。イベント期間中は、対象の新カードのドロップ率が3倍になっていたわけですが、もともとドロップ率の低いカードに関しては結局1枚も手に入らなかったという人もいた模様です。


 しかし、イベント期間中は対象メモリアルダンジョン内におけるその他のドロップアイテムの確率も2倍になっていたことからか、相場が大きく変動しているアイテムもあります。その筆頭といえば「サラのローブ[1]」でしょう。


 「サラのローブ[1]」は、これまでも産出量はそれなりに多かったため、徐々に値は下がっていたのですが、イベントで「フェンリルとサラ」に挑戦する人が増えたことと、ドロップ率アップ効果で産出量がまさに倍増。特別報酬で上位装備ともいえる「覚醒のローブ[1]」が入手できる可能性があったことも影響しているかもしれません。イベント期間中に大量に手に入った「サラのローブ[1]」で+9の過剰精錬にチャレンジし、「覚醒のローブ[1]」の自力作成を目指したという人もいたようです。


 しかし、上で書いたパッケージアイテムの流通と同様、初心者や復帰者にとってはこれは僥倖です。「サラのローブ[1]」は+5や+7までの過剰精錬であっても高い性能になっていて、+5以上かつ「テレポートピアス[0]」「ヒールピアス[0]」と同時に装備することで詠唱中断が起こらないなど、便利なセット効果も得られます。魔法系職業にとって、まずは手に入れたい装備とも言えますので、これが安価で入手できるようになったのは嬉しいことだと思います。


 まぁ、継続的に「フェンリルとサラ」で「サラのローブ[1]」を手に入れて、露店で売っていた人にとっては打撃でしょうが、オンラインゲームにおける“商材”は移り変わっていくものですからね……。


 そんなわけで、イベントが終了し、「究極精錬チケット」のエントリーも締め切られたおかげで、新カードの相場も含め、アイテムの値段的には、これからいろいろと落ち着いていく時期に入るかもしれません。とはいえ、「究極精錬チケット」の配布と同時に装備の入れ替えや高精錬品の露店販売も行われるでしょうから、アイテム相場から目を離してはいけない感じです。こうしたアイテム相場は、楽しみでもあり、不安でもあるといった感じでしょうか(笑)。


 なお、「一富士二鷹三カード2018」の依頼人でもあるNPC「マジシャン・ニルレム」は2018年2月20日(火)の定期メンテナンス開始前まで、プロンテラの“東カプラ”の近くで「グリフォンの丸焼きDX」を交換してくれています。狩りなどをする際はこちらを利用するといいでしょう。


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▲おなじみ、イベント終了後の3%回復剤交換場所では、「マジシャン・ニルレム」が「グリフォンの丸焼きDX」を交換中。


■2月11日(日)は2月最初のRAGホーダイですよ!


 2018年2月11日(日)は今月初めてとなるRAGホーダイが実施されます(詳しくはこちら)。当日、19時から25時の間はプレイ利用権がなくてもログインが可能になるので、上で書いた装備や衣装など、露店を覗くだけでもいろいろと楽しめるかもしれません。


 久々にログインした方は総じて相場が高くなっていることのほうに驚かれるかもしれませんが、そのぶん入手できるアイテムを販売した際のZenyも高くなっているので、案外簡単に稼げるようになっています。私も先日、とある消耗品を大量に販売したら、売り上げが1億(100M)Zenyになっていてビックリしてしまいました。というか、一気に売れたんですよコレ……。


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▲1個25万Zenyで400個並べておいたのですが、全部一気に売れて1億Zenyの売り上げに。たしかに相場より少し安めでしたが、まさか短時間で完売するとは……(ビックリしすぎて露店終了時のウィンドウを撮影し忘れました)。商材として扱っている方もいるでしょうから、何が売れたのかは伏せておきますが、大抵のプレイヤーさんなら手に入れられるもので、レアアイテムなどではありません。


 というわけで、「露店価格が高すぎて、もう私の知る世界じゃない」なんて思わずに、ちょっと遊んでみていただければと思います。ちなみに、もっと生の声が知りたいという方は、←のユーザーサイトリンクからいろいろなサイトさんを覗いてみるといいかと思いますよ! 詳しくはリンク先サイト紹介のカテゴリーもご覧いただければと思います。


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