『ラグナロクオンライン』では2018年7月24日(火)の定期メンテナンス終了後から、毎年恒例の夏イベント「僕のドキドキ冒険記V ~悪魔のプロジェクト! 迫りくる宇宙黙示録の脅威!」がスタートしています(詳しくはこちら)。ていうか、タイトル長っ! ちなみに“宇宙黙示録の脅威”は“スペースアポカリプス”と読むらしいです。


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▲イベント会場の「AREA16」へは、各街などにいるNPC「ミステル・アスカ」、または「試作型ワープボタン」を使用することで移動できます。「ミステル・アスカ」に話を聞くと、ストーリーイベントにおけるちょっとしたヒントをくれたりもします。


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▲イベント開始はNPC「ネコリン」から。砂漠に開いた大穴を調査しつつ、「オーパーツ」を持ち帰ってくるのが冒険者の任務とのこと。なお、選択肢を見ればおわかりのとおり、今回も各種パロディがてんこ盛りになっています(笑)。


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▲イベント会場にいる「ルーン」たちと遊ぶと、そのお礼として毎日1回「スタードロップ」が1,000ポイントもらえます(フラグ扱いでアイテム欄には入りません)。この「スタードロップ」は最大15,000ポイントまでストック可能で、各種サービスを受ける際に使えるほか、後述する宝箱のヒントなど、ダンジョン内での便利機能を使う際にも消費します。毎日真っ先にルーンさんたちと遊びましょう。


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▲初回には「[衣装] スターフィッシュバレッタ」がもらえるほか、季節イベントクリアにもなります。本格的に参戦する予定のないキャラでも、話しかけておくとクリスマスイベントで何かいいことがあるかも?


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▲なお、各NPCは日付が変わる0時更新とのこと。


 通称「僕ドキ」こと「僕のドキドキ冒険記」は、専用に用意されたメモリアルダンジョンに潜って、内部の部屋ごとに発見できる宝箱のワナを見極め、その中身を持ち帰ってくるという探索型のイベント。


 難易度は3段階に分かれていて、部屋に登場するモンスターの強さを選択できるようになっています。ただし、階層のボスの強さは変化しないので注意したいところ。


 ボスに勝てなくても、フロア入り口付近にある「昇降機」を使えばフロアを移動することができ、ボスとの戦いを避けて宝をゲットすることも可能になっています。


 宝箱には外から見てわかるレア度が設定されていて、レア度の高い宝箱からはいいアイテムが入手しやすくなっています。今回は通称“紫宝箱”と呼ばれる最高レア度の宝箱が巨大なエンシェントミミックのグラフィックで表現されるようになったようで、「ひと目でわかる!」と好評の様子。


 レア度の高い宝箱は深い階層ほど出やすいらしいですが、昨年のイベントでは第1層でも出ることがありました。私がプレイした範囲ではまだ第1層では見かけていませんが、今年はどうなんでしょうね。


 レアな宝箱が出てもそれだけで喜んではダメです。宝箱にはワナが仕掛けられており、これを解除しないといけません。もし解除に失敗すると、ワナの効果を受けてしまうのはもちろん、入手できる宝のランクも下がってしまいます。


 ワナの解除は、宝箱をクリックした際に表示されるワナの名称の一部の文字から判別します。これは、シーフ系、忍者系、ハンター系の職業の順に有利になっています。シーフ系のキャラが調べればほぼワナの種類は見破れる感じですが、上記の職業以外のキャラの場合はワナの名前のうち1文字か2文字程度しか見破れないため、難度が高くなります。


 このため、パーティーで挑む際にはシーフ系のキャラクターがいると非常に便利。戦闘では活躍できない低レベルキャラであっても、ワナの解除には問題ないので、必ず連れていくようにしましょう。


 トラップ一覧は「砂漠の大穴」の入り口前の看板で確認できますが、今年から「吸着の霧」がなくなり、「キャストオフ」が加わっています。このおかげで、これまでは「お」が出たら「オークの祝福」で確定だったのが2択になってしまっています。「ふ」1文字の場合の選択肢も増えてしまっているのでなかなか厄介ですね。


・宝箱のトラップ一覧(2018年版)
 冷血な一撃(れいけ「」ないち「」き):凍結状態になる(危険度:低)
 天使の祝福(てんしのしゆくふく):HPとSPが回復(危険度:無)
 オークの祝福(おおくのしゆくふく):一定時間、オークの顔になる(危険度:無)
 天地回転(てんち「」いてん):一定時間、幻覚(画面が上下逆)状態になる(危険度:低)
 緊急警報(きんきゆうけいほう):敵が再出現。全滅後に再び宝箱(危険度:高)
 吸魔の抱擁(きゆう「」のほう「」う):SPが大幅減少(危険度:高)
 思考の放棄(しこうのほうき):一定時間、スキル発動時間増加(危険度:高)
 死者の祝福(ししやのしゆくふく):一定時間、不死属性が付与(危険度:高)
 キャストオフ(きや「」「」おふ):衣装装備、矢・弾丸以外の装備が外れる(危険度:低)
 冷酷な天使(れいこくなてんし):一定時間、HP回復量減少(危険度:中)
 死者の福音(ししやのふくいん):一定時間、リザレクション不能(危険度:中)
 緊急転送(きんきゆうてん「」う):塔の外へ追い出される(危険度:高)
※「」内は1文字確定トラップ


 ちなみに、ブログ「そらとつきのRO日記Part2」やRO丼の管理人としてもおなじみののりこさんが昨年同様「砂漠の大穴の宝箱をヒントからある程度なんとかするあれ 2018年版」を公開されています。ヒントの文字を入力していくことで絞り込みができるようになっているので、ワナの解除が苦手という方は参考にしてみるといいかもしれません。


 「僕ドキV」ではこれまでのイベント同様に、低レベルキャラの育成や、35分間の経験値増加ボーナス、各種消耗品販売、転送なども実施。昨年も参加していた方なら同じような感覚で遊べるようになっています。


 これらの便利なサービスを利用しつつ、メモリアルダンジョン「砂漠の大穴」に挑んでレア装備を手に入れていきましょう。



■ストーリーイベントではすべての真相が明らかに!?


 NPC「ミッド」に話しかけることで、今回のイベントのストーリーが展開していきます。


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▲ミッドに話しかけるとストーリーイベントを見ることもできます。宇宙人なんているわけがないと住人のウワサを一笑に付すルーンとミッドですが……!?


 このストーリーイベントでは戦闘などは一切ないので、レベルや装備などは整っていなくてもOK。ただし、ヒントを元に暗号を解く場面はあるので、ただクリックして進めればいいというわけでもありません。


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▲AREA16の北にあるポスト。とても疲れているモルダウ保安官が言っていた「アダムスキー」という単語がヒント。


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▲「AREA16」には通常マップのほかに、夕方、朝のマップがあります。「ポリンキャッチャー」をクリックするとマップを移動できますが、その時間になるまでポリンキャッチャーを遊び続けるという時間移動方法でした。それでいいのか(笑)。


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▲ヒントを解いてたどり着いた鉱山では謎の男たちが密談をしていました。実は彼らこそが……!


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▲いよいよクライマックス。敵基地に潜入した冒険者たちは、数々の難関をくぐり抜けて最深部へと向かいます。「虎次郎」がみつけたヒントと……。


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▲「モモッカ」がみつけたヒントを組み合わせると……! ちなみに「L」以外は小文字だということに注意。「l」は「i」ではなく……?


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▲さらに立ちはだかる強敵たちを退けて……!


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▲人質に取られたネコリンのピンチ(主に無慈悲な仲間のせいで)をどう切り抜けるのか!? こっちの主要メンバーは宇宙道徳はおろか、通常の道徳心も持ち合わせていないぞ! いけるいける!


 なんだかんだで一件落着するわけですが、もちろん、ストーリーイベントをクリアしたキャラでも「砂漠の大穴」の探索は継続できますのでご心配なく。ちなみにストーリーイベントをクリアしても特に報酬などはありませんので、時間のあるときにどれか1キャラで進めておく感じでいいと思います。


 とりあえずこのストーリーイベント、レッドエルマが好きな方は必見といえるでしょう。新装備の「スターフィッシュスーツ[1]」がなんであの見た目なのかという謎も……わかりますよね?


■新装備を求めて「砂漠の大穴」に挑戦!


 そう、新装備ですよ新装備。今回のイベントで新規実装された装備にはビックリでした。「スタッフオブパフィ[1]」が、なんとスペルフィスト型ソーサラーにぴったりなんですよね。これはぜひとも手に入れたいところです!


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▲メモリアルダンジョン「砂漠の大穴」は危険度が3段階。とりあえず間を取ってシグナルイエローに挑んでみましたが、「深淵の騎士」の一団や「ビョンウンゴ病院1階」系のモンスターがちょっと手ごわいくらいでした。


 さっそくメモリアルダンジョン「砂漠の大穴」に挑んでみますが、“紫宝箱”にはお目にかかれず。また、ソロで挑んでいる関係上、シャドウチェイサー以外の手持ちキャラでは宝箱のワナの解除が難しく、失敗しまくりです。まぁ序盤はガラクタをレリューナさんに押し付けて「スタードロップ」を増やしていくことにしましょう。


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▲1~2文字ではワナの特定は難しいため、「緊急転送」など、保険的に致命的なワナを選択するしかない場面も。レア宝箱以外では「スタードロップ」で追加ヒントをもらってもあまりいいアイテムは期待できないかなと。


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▲シャドウチェイサーならこんなにヒントが出るので、ワナの特定も容易です。


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▲第1層のボス「チュパカブラ」。HPが減ってくると「ロードオブヴァーミリオン」を使用してきたりするので、詠唱が始まったら範囲外に逃げましょう。


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▲第2層のボス「ジャージーデビル」。「ランドプロテクター」、「ディスペル」、「フロストダイバー」といった厄介なスキルを使ってきます。また、「フルストリップ」で装備を脱がされてしまうことも。ちなみにシャドウチェイサーで挑んだ際には「ディスペル」で「プリザーブ」を無効化された瞬間に「フロストダイバー」を放たれ、見事に「クローンスキル」で覚えたスキルを消されてしまいました(苦笑)。


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▲第3層のボス「モケーレ・ムベンベ」。「ストームガスト」、「ディスペル」など、こちらも厄介なスキルを使ってきます。相変わらずソーサラーでは勝てなかったのですが、熾天使の花冠&セイヴザキング型のロイヤルガードで何度か戦闘不能になりつつもゾンビアタックした結果、倒すことはできました。


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▲紫宝箱が出やすい(かもしれない)最深部へ行くには「スタードロップ」を2,000ポイント消費する必要があります。


■新たな称号がもらえる!? 懐かしのパワースポットラリーが遊べちゃう……だと!


 イベント会場のあちこちに咲いているひまわり。ひまわりを見るとついクリックしたくなるのはもはや古参プレイヤーなのかもしれません。


 ご存じない方に説明すると、昔「サマスペ!」という夏限定イベントがありました。このイベントには、ダンジョンを抜けた先にある特設マップに一定間隔で並べられたひまわり型のパワースポットを、制限時間以内に連続でクリックしていくことで莫大な経験値が獲得できるというアトラクションが存在していたのです。あまりに経験値が稼げるため、当時は「ひまわりをクリックするだけで3次職になれる」と言われたものです。


 今回の「僕ドキV」には、この懐かしのパワースポットラリーを再現したアトラクションが隠されているのです。もちろん、経験値などはもらえないのですが、そのかわりに特別な称号がもらえるとのこと。


 「AREA16」の南西の端に看板とひまわりが並んでいるところがあると思います。看板にはうっすらと「-St rt-」の文字。そう、この黄色いひまわりこそがスタート地点! ここを起点にして、反時計回りに「AREA16」をぐるりと回っていくのです。


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▲マップ南西にあるスタート地点。決められたひまわりを順番にクリックすることでコンボを繋げていきます。「速度増加」状態が解除されると時間切れ。わりとギリギリのタイミングになっているので、初見でクリアするのは難しいかと思いますが、慣れれば十分間に合います。


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▲「AREA16」の外周をぐるっとひと回りしてスタート地点の隣にあるゴールまでたどり着ければクリア。<パワスポ>の実績が達成され、称号を獲得することができます。


 コースが決められているので、次のクリック先がわかるまではイライラするかもしれません(笑)。それでもマップが狭いぶん、昔のパワースポット巡りよりはだいぶ簡略化されていて簡単になっているんです。それこそ、昔のイベントでは莫大な経験値を目当てに挑んでいたので必死さが違いました(笑)。


 当時を懐かしみながら、称号目指してパワスポラリーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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▲宝箱を20個開けてから「酒場のダンサー」に話しかけると、35分間、獲得経験値が1.2倍になります(Base&Job)。これはもちろんクエストでもらえる経験値にも有効なので、ロックリッジのウィークリークエストなどをまとめて報告する際に受けるとお得かも。

 ということでまだまだ始まったばかりの「僕ドキV」。開催期間は2018年7月24日(火)定期メンテナンス終了後から8月14日(火)定期メンテナンス開始前までの約3週間となっています。レア宝箱発掘や「マスター師匠」によるキャラ育成など、さまざまな楽しみ方ができるビッグイベントですので、キャラごとに方向性を決めて楽しんでいきましょう。


 毎月最終週の週末恒例、RAGホーダイもあります(詳しくはこちら)ので、イベントの様子を覗きにきてみるのもいいと思います。ただし、プレイ利用権がない状態のアカウントにはイベント内の制限もいろいろありますので、事前に「僕ドキV」の公式特設サイトをしっかりチェックしてくださいね。



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