『ラグナロクオンライン』では、「ワールド倉庫」実装後、多くのプレイヤーがもともと接続人数の多かったBreidablikワールドに集中するようになり、週末や夜の時間帯にはサーバーが不安定になるなどの障害も発生しています。ワールド倉庫の実装直後に関しては、平日ならプレイは平常通りに行えていたとのことでしたが、2018年9月19日(水)未明には、定期メンテナンス後にも関わらず臨時メンテナンスが行われる事態になりました。


 Breidablikワールドで遊んでいて、もし、サーバーの反応が重くなるなどした場合には、倉庫からのアイテム出し入れや、メモリアルダンジョンの作成は控えたほうがいいかもしれません。


 ……というようなことを書いていたのですが、2018年9月20日(木)の臨時メンテナンスにおいて、Breidablikワールドに「商店街 01」、「商店街 02」、「商店街 03」という露店専用マップが実装されました。また、これに応じて、商店街以外では「露店開設」などが使用できなくなっています。


 プロンテラで露店を見かけなくなるのはちょっと寂しい気もしますが、これで負荷分散が可能であれば嬉しいですね。とはいえ、Breidablikワールドの接続人数が多いことには変わりありませんので、引き続き、様子を見ていきたいところです。


 ちなみにこれらはBreidablikワールドのみの施策ですので、他のワールドでは商店街はありませんし、これまでどおり各マップで「露店開設」が使用可能です。


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▲商店街はイズルードの街のマップが使われており、中央の島以外はバリケードで封鎖されています。有志の誘導などで、「商店街 03」ではチャット買取などが盛んになりそうな気配?


 ということで、ここからはいつものように、今週行われたアップデートなどのご紹介にいってみようと思います。


 2018年9月18日(火)の定期メンテナンス後からは「リスタート応援! キャラクター育成ウィーク」の第3弾が開始。また、少し前に告知のあった、第4回「攻城戦 Yggdrasill Edition」(以下、「攻城戦YE」)用のYggdrasillワールドの再オープン、さらに、特別なコスたま「コスたま VariationsIII」が2週間限定で販売開始されています。


■「キャラクター育成ウィーク」ではBaseLv160オーバーを目指せる狩場が対象に!


 さて、先々週からスタートしている「リスタート応援! キャラクター育成ウィーク」(詳しくはこちら)は大詰めの第3弾です。今週はメモリアルダンジョンの「ビオスの島」、「モルスの洞窟」の報酬経験値が3倍、通常マップの「蟻地獄ダンジョン B2F」、「キワワ砂漠01」、「キワワ砂漠02」に登場するモンスターからの獲得経験値が2倍となっています。


 これらはいずれも最終狩場へのステップアップによく利用される場所。


 最もお手軽なのは「蟻地獄ダンジョン B2F」で、地属性耐性の高い装備があれば戦闘不能になるリスクはかなり低下するでしょう。


 ロックリッジのフィールドである「キワワ砂漠01」と「キワワ砂漠02」はBaseLv130以上にならないと立ち入ることができません。が、BaseLv130以上になってしまえば、ロックリッジのウィークリークエストと合わせて一気にジャンプアップ可能です。


 主にパーティー向けの「ビオスの島」、「モルスの洞窟」は開始条件がBaseLv140以上。参加メンバーが多ければ多いほど獲得経験値が増加するため、フレンドやギルドメンバーを誘って、最大の12人パーティーがベスト。とはいえ、クリアするだけなら、昔と違って現在は少人数パーティーでも十分戦えるようですね。


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▲育成中のドラムがBaseLv159だったのですが、ロックリッジのウィークリークエストをクリアして経験値のバーが96%までアップ。せっかくだからと「キワワ砂漠02」で数分だけ狩りをしてサクッとBaseLv160に。さすが獲得経験値2倍!


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▲BaseLv160になれば上級のウィークリークエストを受けられるようになるので、それらを受けてクリア可能なものだけクリア。報酬経験値であっというまにBaseLv161になり、さらに20%ぶんを稼ぐために、5分ちょっと「キワワ砂漠02」で狩りをしてBaseLv162に。戦闘教範なしでコレなので、各種戦闘教範や、今週開催されている「公認ネットカフェまる得ボーナス」と組み合わせるともっとスゴイことになりそうです。


■「コスたま VariationsIII」で新たなコーディネイトが可能に!


 2018年9月18日(火)の定期メンテナンス終了後から10月2日(火)の定期メンテナンス開始前まで販売されている「コスたま VariationsIII」(詳しくはこちら)は、既存の衣装装備の装備部位が異なるバージョン。今回は人気の高い「[衣装] 紅焔の爆裂波動(肩にかける物)」がその名称通りに“肩にかける物”の衣装装備として登場しているほか、「[衣装] 黒縁メガネ(下段)」、「[衣装] パン袋(中段)」など、他の衣装装備との新たな組み合わせ方が考えられる衣装装備が多数ラインナップされています。


 なお、2018年9月4日(火)から販売されている「コスたま HolyDarknessIV」(詳しくはこちら)も継続して販売中なので、購入時は間違わないように注意しましょう。


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▲2018年10月2日(火)までは2種類の「コスたま」が同時に販売されています。


■マッチング方式を改良し、第4回「攻城戦YE」が開催!


 第3回で、ギルド同士のマッチングにおける意見が多く寄せられた「攻城戦YE」ですが、いよいよ第4回の開催予定が告知されました(詳しくは「攻城戦YE」の特設サイトを参照のこと)。実施予定日は2018年9月30日(日)! 今回は中規模や大規模戦においては規定人数に満たない場合は不戦敗になるなど、ルール改定が行われています。前回参加した方はご存知かと思われますが、準備に多少時間がかかるので、事前に余裕を持ってYggdrasillワールドにキャラを作り、セッティングまで終えておいたほうがいいでしょう。


 また、2018年9月18日(火)の定期メンテナンス終了後から、イズルードの「ギムレット」にて第3回「攻城戦YE」の報酬が受け取れるようになっています。が、一部の報酬の獲得量の調整が行われています。詳しくはこちらのお知らせをチェックしておきましょう。


 お知らせにも書かれているように、イベント「攻城戦YE」では、複数の規模への同時参加や複数のゲームアカウントを用いて大量のベースキャンプに登録するのはNGとのことです。


 ご存知の方も多いと思いますが、これらのイベントは、将来的に定期開催される「攻城戦YE」のテストも兼ねています。イベント中は気軽にキャラクターが作れてしまうため、上記のような行為が比較的カンタンにできてしまいますが、実際に「攻城戦YE」が開催された場合には、それなりに難しい(できないことはないと思いますが)状態になります。テスト時と本番時で状況が大きく異なってしまうとテストの意味がなくなってしまいますので、運営チームとしては、できるだけ本番と同じような環境にしたいのではないかと思われます。


 とはいえ、運営チームが詳しい見解を出す機会がほとんどなく、ユーザーサイドからは予想するしかないというのも事実です。今回の獲得量調整についても「意図はともかく、調整対象と理由があいまいすぎて分かりにくい。分かりやすいかたちで公開してほしい」という意見も見受けられます。


 システム面の充実はもちろん必要ですが、競技として定めるルールとペナルティをしっかり記載し、みんなで守ってプレイするよう運営チームから働きかけることも必要なのではないでしょうか。


 まあ、ルールを厳格化して競技性を高めるほど、昨今のスポーツのように「ルールのギリギリを攻めて優位に立とうとする」流れが強まってしまうのが悩みどころだとは思いますが……(苦笑)。



■“むりぶし”と読む「群星[0]」がいよいよ配布されました!


 2018年7月から8月にかけて開催された「WebMoney20周年&コンテスト協賛記念 超豪華キャンペーン」(詳しくはこちら)。このキャンペーンへの参加プレゼントであるアイテム「群星[0]」が、2018年9月18日(火)に配布されています。


 「グリード」Lv1が使用可能になる頭下段装備ということで、さっそく話題になっていますね。実質的には結構リアルマネーを費やしている装備だと思うのですが、かなりの数を確保している方もいるようで、複数の「群星[0]」を並べている露店を見かけたりもします。


 さらに、この装備の恐ろしいところは、スペシャルエンチャントができてしまう点にあります。もちろん失敗すると跡形もなく消滅してしまいます。配布直後は意外とお手頃価格(?)で露店に並べられていたものもあったようですが、Zenyに余裕のあるチャレンジャーたちがエンチャントに挑んだのか、どんどん在庫が消えてゆき、徐々に価格が高騰してきています。


 一応、私もキャンペーンには参加していたので、1個確保しているのですが、消滅のリスクのあるエンチャントには挑戦する気が起きません。ブログタイトルが「週刊ROチャレンジ!」なんだからチャレンジしてよと言われてもお断りです(笑)。


 話は変わりますが、この装備、読み方は“ぐんせい”なのかなーと思っていたら、公式ブログで“むりぶし”だと明かされていました。「えっ、なにそれ?」と思って調べてみたら、どうやら沖縄の言葉(うちなーぐち)でたくさんの星々を表すものだとか(ほかにも読み方は諸説あるようです)。ちなみに、「RO公式ツール・露店取引情報」での検索もちゃんと“むりぶし”になっていました。


 しかし、なにゆえ、うちなーぐち……!?


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▲周囲に惑星が浮遊する、結構ハデな装備になっています。しかし、むりぶしは予想外だったので、読み方に慣れるまで結構時間がかかりそうですね。ええと、とりあえず無理・武士って覚えればいいかな……?



 ということで、最後はいつものお知らせを。当ブログでは、リンクしてくださるブログさんやサイトさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。


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