『ラグナロクオンライン』では、ロビーワールドことYggdrasillワールドがオープンし、そのワールドを舞台に開催される「攻城戦YE(Yggdrasill Edition)」のプレオープンが迫っています(詳しくはこちら)。


 「攻城戦YE」は、正式実装に向けた調整段階に入っており、しばらくは月1回程度のペースで開催していくとのこと。プレオープンの初回開催は2019年3月3日(日)。すでに開催概要などが公開されており、Yggdrasillワールドにキャラクターを作成可能になっていますのでチェックをお忘れなく。


 「攻城戦YE」に参加するために、メインで活動しているワールドのキャラクターデータを反映させることができますが、事前にちょっと準備(そして100万zenyほど)が必要になっています。詳しくは公式特設サイトをご確認ください。


 今回は「攻城戦YE」プレオープンに合わせて3月2日(土)、3日(日)にRAGホーダイも実施されますので、プレイ利用権がない方でも参戦することが可能です。その場合は、2日(土)のうちに準備を万全にしておくことをオススメします。


 なお、「攻城戦YE」に関しては、以前掲載したこちらのインタビュー記事などで運営チームの意図なども語られていますので、まだチェックしていないという方は参考にしてみてください。


 一方、通常のワールドでは待望の「深淵の回廊」イベントが到来しています(詳しくはこちら)。内容は前回とほぼ同様ではありますが、新アイテムが追加されています。今回は、通称“アルカナカード”と呼ばれるタロットの名称を持ったカードが4種類追加。それぞれスーパーノービス、リベリオン、影狼&朧、サモナーのスキルに対応した内容になっています。


 特に注目なのはリベリオン向けの「吊るされた男のカード」でしょうか。<アルカナ>のエンチャントと合わせて装備すれば「ファイアーダンス」の威力がかなり増加します。


 また、サモナー向けの「世界のカード」は、やはり<アルカナ>のエンチャントと組み合わせることで「ハイディング」や「クローキング」をしているモンスターが見破れるという効果が発揮されます。これはサモナー以外のキャラにも嬉しいですね。


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▲報酬の「亡国の硬貨」をいろいろなアイテムと交換できたり、特殊なサービスが受けられたりする「深淵の回廊」。低レベルキャラではレベリング、高レベルキャラでは強敵への挑戦やレアアイテム獲得など、さまざまな目的に向かってそれぞれの楽しみ方が可能です。


 「深淵の回廊」の1コンテンツである「ティアマト攻城戦」の報酬としては「くわえたシャムネコ[0]」が追加されています。これは総合評価が800点以上になった際に、BaseLv170以上のキャラで参加した場合の「追加報酬」としてもらえるアイテム。「浮遊するジオイア[0]」と同様に頭下段の装備で、ティアマトエンチャントも可能です。


 「1週間限定なのに、こんなに追加アイテムがあったら忙しすぎるんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。しかし、2019年2月26日(火)に公開された「2019年3月のイベント&ミニアップデート情報」によれば、3月26日(火)から再び「深淵の回廊」が予定されているようです。……まぁ、次回開催時にまたアイテムが追加されないとは言い切れないのが怖いところですが(笑)。


 3月は3月で、「3次職マスタープログラム」にルーンナイトが追加されたり、春のおしゃれ系イベント「ラグ・コレ2019」が開催予定だったり、新たなイリュージョンダンジョン「イリュージョンオブルワンダ」が実装予定となっていて、2月以上に忙しくなりそうな予感です。


 そうそう、「深淵の回廊」の話題で持ち切りな感じになっていますが、2019年2月26日(火)の定期メンテナンス終了後から3月19日(火)の定期メンテナンス開始前まで、「アマツ」、「フェイヨン(弓手村)」、「グラストヘイム 古城」にはひなだんやミニひなだんが設置されているほか、「ポリン」などのモンスターのドロップアイテムがひな祭り仕様になっています。こちらもお忘れなきように。


■とりあえず「ティアマト攻城戦」に挑戦! 「くわえたシャムネコ[0]」をゲットしてみました!


 「深淵の回廊」は一部バランス調整がされていますが、基本的には前回開催時とほぼ同じということで、初日から「ティアマト攻城戦」に参加してみました。


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▲「ティアマト攻城戦」のマップに移動するには「プロンテラ深淵」から10,000zenyほどかかりますが、いったん移動してからこちらのNPCで位置セーブを行っておけば、このマップ内で復帰できます。外のマップから移動する際も「蝶の羽」などでOKなのでZenyを節約できます。


 私が参加したのは夜の回。前回開催時にはわりと安定してクリアしていたワールドですが、まずは「魔女ジラント」を倒し、「古龍ジラント」戦に突入したところで時間切れとなりました。


 今回「ティアマト攻城戦」に初参加という人もわりといたようで、オープンチャットで若干の戸惑いの発言も見られましたが、ベテラン勢の攻略ルート案内などを見て慣れていくことで、どんどん効率のいい動き方ができるようになっていくと思われます。逆にベテラン勢の方は、次の行き先や敵への対処方法などを積極的に発言していただけると、参加回数が少ない方にとってはありがたいですね。


 ちなみに私はほとんどの回において東ルートの集団とともに行動しているので、西ルートや中央ルートのマップ攻略がよくわかっていません(苦笑)。そちらに参加することになったらチャットルーム看板やオープンチャットを頼りに進みますので、ベテラン勢の方々はぜひともよろしくお願いします(完全他力本願)。


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▲前回開催時の記憶を辿りながら移動先を選択していますが、案内をしてくれる方がいると安心できますね。私も戦闘不能からの復帰時などには、コースがわかっているところは後続の(初心者らしき)方にルートを示すように足並みを揃えたりしてみました。


 なお、初日の「ティアマト攻城戦」は、バランス調整の結果なのか、久々の開催でプレイヤー陣が慣れていないせいなのか、どのワールドも完全クリアには至らなかった模様です。ただ、総合評価が800点を越えたワールドはいくつかあったようです。私の活動しているワールドでは上で書いたようにクリア手前まで攻略し、総合評価は947点。とりあえず新アイテムである「くわえたシャムネコ[0]」をもらうことができました。


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▲私の活動しているワールドは前回開催時には比較的安定して完全攻略していたため、今回は初回から「魔女ジラント」を倒し、「古龍ジラント」まで迫ることができた模様。まぁ私は相変わらず「ランドプロテクター」を維持するくらいしか貢献できていないのですが……。なお、「魔女ジラント」討伐の瞬間は、戦闘不能からの復帰途中で立ち会えませんでした(笑)。


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▲800点を越えていたので、クリア時の追加報酬で「くわえたシャムネコ[0]」を選択できました。「浮遊するジオイア[0]」は前回手に入れているので、まずは新アイテム一択です。


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▲“くわえた”という名称はもちろん把握していましたが、まさか本当にキャラクターの口でくわえたシャムネコだったとは……。設定的にはぬいぐるみのはずですが、尻尾がぴょこぴょこと動きます。性能としては動物形モンスターに+20%と、かなりの能力。また、絶対に出血状態にならないという効果もあります。攻略がうまく進むようならティアマトエンチャントで<アルカナ>も付与したいところですね。


■「深淵の回廊」初心者の方も結構いらっしゃいます!?


 さてさて、継続的に『RO』を遊んでいる身としては「“深淵の回廊”がきたぞー! いやっほぅ!」で通じるのですが(通じるのか?)、最近復帰した方や、これまでイベントにあまり参加してこなかった方ももちろんたくさんいらっしゃいます。


 Twitterなどをチェックしてみたのですが、「美味しいと噂の“深淵の回廊”なるイベントが来たらしいので挑戦してみたら返り討ちに遭った。全然美味しくないじゃん!」みたいなつぶやきもちらほらありました。


 たしかに、マップによってはかなり厳しい場所も多いので、下調べをせずに突撃してしまうとそういうことも起こり得るかもしれません。物理攻撃反射や魔法反射などもありますし。


 まずは、前回開催時にまとめたこちらの記事を見ていただけると、どういったマップにどういったキャラで行けばいいのかわかると思います。初参加の方はまずは「プロンテラ深淵(庭園)」や「プロンテラ深淵(回廊)」へ(BaseLv130未満なら“表層”へ)。そこが余裕そうであれば「プロンテラ深淵(祭祀場)」や「プロンテラ深淵(旧市街地)」などへ足を伸ばしてみるといいでしょう。


 熟練者の方は「プロンテラ深淵(森林)」や「プロンテラ深淵(草原)」で、ソロでバリバリ狩っている様子などをSNSなどにアップしているかもしれません。そういった方は十分に対策をしたうえで攻略しているので、「深淵の回廊」初心者がいきなり同じペースで狩りを行うのは危険です。まずはステップアップということで、比較的簡単なマップから挑んでいくようにしましょう。ちなみに私はBaseLv172のスペルフィスト型ソーサラーですが、装備やテクニックもまだまだ足りず、森林や草原ではまともに狩りはできません……(苦笑)。


 どちらにせよ、イベントマップではデスペナルティはありませんし、討伐クエスト報酬の「亡国の硬貨」で“3%回復剤”の「王宮メロン」と交換できます。仮に失敗してしまってもいろいろとリカバリーが効くはずなので、諦めずに挑戦してみてください。


 BaseLv100手前からBaseLv170オーバーのキャラクターまで、かなり幅広い層で楽しめる「深淵の回廊」。今後はわりと頻繁に開催されるような気がするこのイベントをどのように攻略していけばいいのか、できるだけ早く把握しておくに越したことはないと思いますよ。



 ということで、最後は恒例のお知らせを。当ブログでは、リンクしてくださるブログさんやサイトさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。


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