『ラグナロクオンライン』では、インタビューなどで言及されていたとおり、レベルキャップ開放アップデートが実施されます。その予定日は2020年1月28日(火)とのこと!


 このレベルキャップ開放に向けて、BaseLv175のキャラをいきなり育成可能な「レベルアップチケット(BaseLv175)」がもらえてしまうという討伐イベントがスタートしています。その名も「175種類モンスター大討伐」! クエストとして提示されるモンスターを5体ずつ175種類討伐することで、上記の「レベルアップチケット(BaseLv175)」がもらえます(詳しくはこちら)。


236_01
▲イベントへの参加はプロンテラにいる「イベント担当カプラ職員」から。


 討伐対象は、毎週少しずつ提示されます。2019年12月17日(火)の定期メンテナンス終了後からは、人間・天使形のモンスターを対象とした50種類が選択できるようになっています。


 討伐クエストは6週に渡って順次開放(※12月31日は追加ナシ)。全250種類のモンスターのうち、175種類を討伐できればクリアとなります。すべてを討伐する必要はなく、平均して35種類のモンスターが討伐できればクリア可能ということになります。討伐対象モンスターは公式特設ページに掲載されているので、自分のキャラで倒せそうかどうか事前にチェックしておくといいでしょう。


 なお、討伐クエストは全キャラクターで受けることはできますが、討伐種類数は1キャラクターごとにチェックされます。たとえばキャラAで「ゼロム」5体を討伐して、キャラBで「レクイエム」を討伐してきたとしてもどちらのキャラも1クエストだけクリアということになります。175種類討伐を目指すキャラは、なるべくオールマイティーに戦えるほうがいいかもしれませんね。


 なお、1クエストをクリアするごとに、いわゆる3%回復剤である「王級メロンの箱(150個)」がもらえます。強敵と戦う際に利用していきましょう(「サラうどん」が残っている人はそちらを優先的に使ってしまいましょう)。


 私もさっそくこの討伐クエストに挑戦してきましたが、その様子は後半にて。


 さて、ゲーム外のキャンペーンとして、以前募集が行われた「WebMoney協賛 ラグナロクオンライン17周年記念 ROいいなエピソード募集キャンペーン」。ついに結果発表が行われました(詳しくはこちら!)。エピソード大賞は漫画化されることが決まっており、その作者がちょぼらうにょぽみ氏に決定したことも告知されています。……正直、予想外の人選でしたが、エッセイ漫画などの作風でいくのか、例のカオスな作風で行くのかが気になるところです(笑)。


 それはともかく、さまざまな“ROいいなエピソード”が掲載されていますので、ぜひ目を通しておくといいと思います。あるあるだったり、羨ましい話だったり、ちょっと笑えるシチュエーションだったり、プレイヤーの数だけ『RO』があるんだなぁということを改めて感じさせてもらえます。


 これらのエピソードは広告展開などにも使われるらしいので、そのうちに見かけるようになるのかも……?


 ところで、来週の話になりますが、通常は火曜日の定期メンテナンスの日程が変更となり、2019年12月26日(木)の10時~15時にかけてメンテナンスが行われるそうです(詳しくはこちら)。火曜日にメンテはありませんが、週制限のメモリアルダンジョンやウィークリークエスト、コスチュームミッションなどはいつもどおり火曜日に更新されますのでご注意を。



■「175種類モンスター大討伐」に挑戦してみた!


 ということで、私もさっそくイベントに参加してみました。まずはプロンテラの南南西方向にいる「イベント担当カプラ職員」に話しかけて参加申請を行います。


 申請をすると「召喚の魔法書」というアイテムをもらうことができ、これを使うと「クエスト担当カプラ職員」を呼び出すことができます(再使用待機時間は10秒)。討伐クエストはこの呼び出したNPCから受注することになります。


236_02
▲説明を聞いたあとでイベントに参加。最終的に「レベルアップチケット(BaseLv175)」をもらえるのは1アカウントにつき1個だけですが、イベント自体には何キャラでも参加可能です。討伐を進めれば「王級メロンの箱(150個)」がもらえるので、回復アイテムが大量に欲しいという人は複数のキャラで討伐クエストをクリアしていくといいでしょう。


236_03
▲「召喚の魔法書」は、メモリアルダンジョンでは使えませんが、通常のダンジョンやフィールドでも、今回のイベントの討伐クエスト受注やクリア報告が行えるという優れもの。


236_04
▲「召喚の魔法書」を使うと、「ジョンダパス」を使ったときのように、キャラの近くにNPC「クエスト担当カプラ職員」が出現します。これは自分にしか見えていないNPCとなります。ちなみにこのカプラさんは「10thアニバーサリーパッケージ」のおまけスキンのものです。


 討伐クエストは1度に5種類しか受けられませんが、「クエスト担当カプラ職員」は街の外でも呼び出せるので、狩場でクエストクリア報告、そして別のクエストの受注を行うこともできます。同じ狩場に複数の対象モンスターがいる場合などに活用していきましょう。


 さてさて、上でも書いたように、この討伐クエスト、どのキャラで進めるかによってだいぶ難度が変わってきそうです。私の場合、すでにBaseLv175に到達しているスペルフィスト型ソーサラーで受けようかとも思ったのですが、多少経験値も入るだろうということで、まだカンストしていない、BaseLv172のプラント型サモナー(ドラム)で進めていくことにしました。幅広い属性を扱えるうえに、「うずくまる」で被ダメージを抑えることもできるので、まさにオールラウンダーですからね。


 討伐モンスターのラインナップを見た限り、ちょっとムリめな敵を除けば、わりと余裕でクリアできそうです。


 そして、今回のイベントで便利なのが、なんといっても「ジョンダパス」でしょう。ここのところずっと使っていなかったのですが、こんなときのために買い置きしてあった「ジョンダパスの箱」を開封しました。「ジョンダパス」があれば大抵のダンジョンへ無料転送が可能になるので、いろいろな場所で短時間狩りをすることになるこのイベントには最適です。もちろん、セキュアログインボーナスで入手できる「防壁強化の証(レインボー)」でもいいのですが、転送ごとにZenyが必要となり、意外と経費がかかってしまうんですよね。


236_05
▲久々に「ジョンダパス」を使いました。「リアルマネーを使いたくない!」という方は「防壁強化の証(レインボー)」でもほぼ同じことができるのでオススメです。


 そんなわけで、サクッと転送、サクッと討伐、という行程を繰り返し、いろいろなフィールド、ダンジョンにて討伐クエストを進行してきました。記憶にあったモンスター配置が古いものだったりして、「あー、ここはこんな狩場になっていたんだっけ」と再確認することもあったり。しばらく行っていないダンジョンは逆に新鮮でしたね(笑)。


236_06
▲「スフィンクスダンジョン」など、まとめて討伐できそうな狩場は一気に終わらせます。すっかり放置していたドラム育成プログラムの討伐クエストが進んだりしてびっくりすることも……。


236_07
▲「エリザ」を狩りに機械人形工場へ行こうと思ったらクエストをしていませんでした。以前イベントでもらった「不思議な石片」の使いどころかなと思い、55個使ってキル・ハイルクエストをスキップ! そのあとで「フレイヤ大神殿聖域」へのクエストもやっていないことが発覚し、追加で35個ほど「不思議な石片」を消費……っ。


 参考までに私が通った狩場は以下のとおりです。


「スフィンクスダンジョン B2F」「~B3F」(ゼロム、レクイエム、マルドゥーク)
「ゲフェンフィールド 10」「~03」(オークウォリアー、オークベイビー、オークレディ)
「オーク地下洞窟 02」(ゼノーク)
「グラストヘイム 地下監獄00」(フェンダーク)
モスコビア「奥深い森」(ウジャス、ババヤガ)
「ブラジリスフィールド 01」(クルピラ)
ポートマラヤ「バリオ・フォレスト」(エンカント、プギスキス)
「コンロンフィールド 01」(団子童子)
「アマツダンジョン 03」(カブキ忍者)
「ゲフェニア 02」(ヴァイオリー)※1
「フレイヤ大神殿聖域 01」「~02」(ヴァンベルク、アイシラ)
「機械人形工場 B1F」(エリザ)
「グラストヘイム 古城2F」(深淵の騎士、レイドリック)
「おもちゃ工場ダンジョン 01」(クッキー)
「ゲフェンフィールド 08」(アックスコボルド、ハンマーコボルド、メイスコボルド)
「ウンバラフィールド 02」(ウータンファイター、ウータンシューター)
「生体工学研究所 02」(イグニゼム=セニア、ヒュッケバイン=トリス、アルマイア=デュンゼ、イレンド=エベシ、ラウレル=ヴィンダー、カヴァク=イカルス)※2
「生体工学研究所 03」(ハワード=アルトアイゼン、マーガレッタ=ソリン、カトリーヌ=ケイロン、セシル=ディモン)※2
「侵攻されたプロンテラ」(不死の軍団兵)
「ロックリッジ鉱山 01」(トップラウンドライダー、トップサイドライダー、トップブレードライダー)
「デワタフィールド 01」(極楽鳥)
「ゲフェニア 04」(保護する者、慰める者、執行する者)※1
「オーディン神殿 02」または「~03」(スケゴルトブラウン)


※1 あとから気づいたのですが「ヴァイオリー」は「ゲフェニア 04」にもいるので同時に討伐を進めることができます。


236_08
▲「ジョンダパス」では「ゲフェニア 04」に転送されるのに、「ヴァイオリー」を求めて「ゲフェニア 02」に移動していました。「保護する者」などを目標に「ゲフェニア 04」で狩っていたら「ここにもヴァイオリーおるやんけ!」と……(苦笑)。


※2 生体工学研究所シリーズの敵は、とりあえず確実に倒せる弱いほうからということで「イグニゼム=セニア」から「カヴァク=イカルス」までを先に受注しました。次に「生体工学研究所 03」に移動し、倒せそうかどうか確認してからクエストを受注し討伐を実行。「生体工学研究所 04」の敵はムリそうなのでスルーしました(笑)。


 ということで、1週目の50種類のモンスターのうち、46種類を討伐完了。予想通り、これなら「レベルアップチケット(BaseLv175)」をもらえそうな感じです。


236_09
▲「生体工学研究所 04」の敵4種類を残して46種類を討伐。冒頭で書いたように35種類以上の敵を討伐することを目標に進めていくといいでしょう。


 比較的難度が高めなのは「生体工学研究所 03」の4種類、「生体工学研究所 04」の4種類、「ロックリッジ鉱山」系の3種類、ダンジョン入場にクエストが絡んでくる「機械人形工場 B1F」の1種類、「ゲフェニア」系の4種類、「フレイヤ大神殿聖域」系の2種類あたりだと思います。もしクエストをクリアしていないなら、私のように「不思議な石片」でスキップしてしまうのもアリでしょう。


 もちろん、来週以降に追加される討伐を頑張ることにして、今回の分はムリせず倒せる敵だけを倒すという感じでもOK。イベント期間は2020年2月25日(火)までと比較的長いので、自分のペースで進めていくほうがいいと思います。


 クリスマスイベントも追い込みとなっていますから、まずはそちらを優先してもいいでしょう。なお、この討伐の最中にも、クリスマス系のモンスターを見つけては倒していたので、「穴が開いている赤い靴下」を60個以上ゲットすることができました。案外、並行して進めるのも悪くないかもしれませんね(笑)。



 ということで、今週も最後はこちらのお知らせ。当ブログでは、リンクしてくださるブログさんやサイトさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。


・リンク募集告知
・運営チームへ突撃Q&A!