「RO丼」といっても謎の創作料理ではありません。『ラグナロクオンライン』の話題を中心に盛り上がっている最近流行の新たなコミュニティ……『RO』のマストドンインスタンス、それが通称「RO丼」なのです。


 マストドンとは何か? 詳しく語りだすとキリがないのですが、簡単に言うと、個人で自由にサーバーを設立できるTwitterのようなもの、と考えるとわかりやすいと思います。


 「ならTwitterでいいじゃん」と思う人もいるかもしれません。ですが、Twitter上では話題が乱立しすぎていて、お目当ての話題のツイートをまとめて読むのにも苦労します。それこそ、『ラグナロクオンライン』の話題を読みたいのに、ラグナロクオンライン、RO、jRO、ラグナロク、RagnarokOnline……など、ハッシュタグを含めていろんな書き方で書かれていて、すべてを検索するのはかなり難しいです。


 マストドンでは、参加する人たちが話題ごとに特化したコミュニティを形成することで、好きな話題を語り合うことが可能になっています。つまり、『RO』の話題を中心にして雑談したりするのが『RO』のマストドンインスタンス、つまり「RO丼」というわけです。


 マストドンインスタンスは個人で立ち上げることができると書きましたが、このインスタンスを作ったのは『RO』のいちユーザー。先日、当サイトとリンクさせていただいた「そらとつきのRO日記Part2」のブログ主でもある「のりこさん」という方です。


 世界各地でいろいろなマストドンインスタンスが設立されるなか、たまたま『RO』のマストドンインスタンスがあるといいのでは、と思いつきで設立されたらしいのですが、2017年7月時点で参加者は2,000人近くにまで増加。日本のマストドン全体でもそれなりの規模のインスタンスになっています。


 内部はどんな風になっているのか、気になる方もいるかもしれませんが、基本的には冒頭で書いたように、Twitterのタイムライン上で延々と『RO』の話題が流れてくるといった感じです。狩りに行ってこれだけ稼げたという話から、イベントの話題、『RO』内で見つけた小ネタ……。育成の質問をしたり、自作イラストをアップしたり、同じワールド内で遊ぶギルドメンバーを募集したりと話題はさまざまです。#醤油差しチャレンジや#c帖チャレンジなどのタグを使って遊んでいる方もいたりしますね。


 今回は、ROチャレンジ番外編として、そんな「RO丼」に参加するまでの流れと、楽しみ方を紹介していきたいと思います。


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