『ラグナロクオンライン』では、季節イベント「教皇と神官たちのデイドリーム 四壇目」がスタートしています。イベント期間は2024年3月26日(火)定期メンテナンス開始前までの約3週間となっています。
白昼夢(デイドリーム)の世界を舞台に、討伐クエストで倒したモンスターを“人形”としてひな壇に飾り付け、アルナベルツ教国の教皇を楽しませるという内容です。
話だけ聞くとほのぼのしている感じですが、レベリング要素はもちろん、新規実装アイテム狙いで強敵と戦うアトラクションなども用意されており、できることは盛りだくさん。特に、今回から追加された「シラードの人形作成」は毎日こなしていきたい要素です。
▲そろそろおなじみになってきた主催NPC「アッディーン」。まずはイベント会場にいる彼に話しかけましょう。
具体的な進め方は公式特設サイトも確認していただきたいのですが、まずはなんと言っても討伐クエストが基本。NPC「シラード」から受けられる討伐クエストを完了することで、モンスターの“人形”を作り出せます。この“人形”というのは、アイテムではなく、ゲーム内のフラグ的なもの。討伐を完了したモンスターをひな壇に飾り付けられるようになっています。
この討伐クエスト自体にも報酬があり、大量のBase経験値、およびJob経験値が獲得できます(獲得できる経験値などは公式特設サイトの
討伐クエストの項目に掲載されています)。討伐は、例えばオーク系、植物系といったようにカテゴリー分けされており、カテゴリー内のモンスターの討伐クエストを一気にまとめて受注することになります。討伐クエストの完了もまとめて報告が可能なので、「戦闘教範」などを使って報酬をお得に受け取ることもできます。
ただし、モンスターの種類によるカテゴリーを切り替える際には、報告していない討伐クエストはリセットされてしまいます。報告を行って“人形”化できたモンスターの状況は維持されますので、カテゴリーを切り替える前にはしっかりと報告を行っておきましょう(討伐報告はキャラごとですが、受注カテゴリーや人形化状況はアカウント内で共有されます)。
▲巷ではア○ネイターなどというあだ名も付けられている(?)NPC「シラード」から受けられる討伐クエストはレベリングにも最適。討伐クエストリストには弱いモンスターも入っていますので、低レベルキャラでもしっかり経験値を獲得できます。報告が行えるのは実際に討伐を行ったキャラになっているので、敵の強さに応じて討伐実行キャラを調整していくといいでしょう。
また、今回から1日に1種類のみ、「シラード」に「討伐を手伝って!」とお願いできるようになりました。それが「シラードの人形作成」です。現在選択しているカテゴリー内の未討伐のモンスターの討伐どれか1種類を完了したことにしてくれます。もちろん報酬の経験値も受け取れるので非常に便利。どうしても討伐できずに残ってしまっているモンスターでも討伐したことにできるので、キャラクターの実力以上のひな壇を作成するチャンスです。
「シラードの人形作成」の回数は1日1回のみ(午前5時更新)で、お願いしなかったからといって、残り回数を翌日に持ち越ししたりできません。毎日お願いを欠かさないようにしたいところです。ちなみに、当然ですが戦闘する必要がないので、低レベルキャラのレベリングとしても便利です。
▲「シラードの人形作成」では、当然ながら倒すのが難しい強敵や希少なモンスターを狙いたいところ。ラインナップ的には「その他」系のモンスターにはダンジョンのボスなどが多く含まれているのでオススメかも。効率よく利用するには、討伐できるモンスターはさっさとクリアしておくのが望ましいですね。……初日にいきなりやってみたら比較的弱くて倒しやすい「頭領タコ」でした……。
さて、討伐で得られた“人形”のモンスターは、NPC「ラプラス」から作成できるメモリアルダンジョン「ひな壇」で飾り付けを行えます。実際のひな壇のように男雛、女雛から仕丁まで15体のモンスターを配置して、“『RO』モンスターひな壇”を作成します。このとき、配置する人形は同じ種類であっても構いません(最悪、1種類のモンスターを討伐しただけでも報酬が獲得できます。評価点はさておき、ですが)。
とはいえ、高評価をもらえる組み合わせはある程度決まっています。モンスターの特徴はもちろん、NPCたちが話してくれるヒントをもとにひな壇を構築していきましょう。五人囃子や三人官女といった集団ではボーナスポイントがもらえる組み合わせも隠されています。
▲飾り付けたい位置に人形として獲得した(討伐クエストをクリアした)モンスターから選んで配置していきます。すべての配置を終えたら教皇に見せて評価点をもらいます。
……とまぁ、いろいろ書きましたが、この記事が公開される頃には高得点を狙える飾り方やボーナスがもらえる組み合わせなども情報が出てきていると思います。「よくわからない!」という方はそういった有志の情報を検索してみるのもいいと思います。
「ひな壇」では、BaseLv200未満のキャラクターであれば、教皇の評価点に応じてBase経験値が大量に獲得できるようになっています。この報酬は評価点の最高値を更新した分がもらえるようになっていますので、最初はわざと抑えめな評価点にしておき、獲得Base経験値を調整することが可能です。なお、「ひな壇」の報酬Base経験値には「戦闘教範」などの経験値増加系アイテムの効果は乗りませんのでご注意を。
▲評価点に応じてBase経験値がもらえるのはBaseLv200未満のキャラのみ。評価点1ポイントにつき一定の%単位でBase経験値がアップします。BaseLv199でも約25点でレベルアップすることになります。
メモリアルダンジョン「ひな壇」内にはNPC「マラム」に話しかけて作成できる「幸せのひな壇」という別のアトラクションもあります。こちらはあらかじめ決められている組み合わせの人形の配置を、NPCのヒントをたよりに当てていくクイズのようなもの。正解を重ねていくと「オーラ」が上がり、「守り雛」シリーズや防具、衣装装備などを獲得できます。
▲NPCたちのヒントによって飾り付けるべきモンスターの正体を探り当てろ!? もちろんそのモンスターの“人形”化が必要ですので、討伐クエストをクリアしておく必要があります。強いオーラを狙えるのは、ある程度討伐が進んだ後半戦になるでしょう。
最後に、各アトラクションで獲得できる「守り雛」シリーズのアイテムを利用できる「雛ダンジョン」という少し特殊なダンジョンを作成可能です。この雛ダンジョン内では「守り雛」を消費し、指名したモンスターを召喚、倒すことができます。いずれもイベント限定のモンスターで、これらの敵を倒すことで、ドロップアイテム獲得のチャンスが狙えます。
「雛ダンジョン」は、1~12名のパーティー向けのメモリアルダンジョン「小雛」と、ギルド用のレンタルダンジョン「大雛」の2種類があります。前者は通常のメモリアルダンジョンですが、後者は同一ギルドの13名以上で挑戦できる、他に例を見ない形式になっています。「大雛」は完全予約制。「ネマ神官」に話しかけることで予約を入れられます。
なお、「雛ダンジョン」は利用できない日(主に定期メンテナンスが行われる火曜日)もあります。詳しくはイベントの公式特設サイトを確認してみてください。
▲「雛ダンジョン」はイベントマップ北部にいるふたりの姉妹神官から作成可能。ある程度「守り雛」を集めてから挑むことになるでしょう。
「神秘の館」では、イベント「教皇と神官たちのデイドリーム 四壇目」に合わせて新装備のグレードアップ(交換)やシーズンエンチャントが追加されています。
そして一部プレイヤーの間で物議をかもしている変更点として、メモリアルダンジョン「呪われた次元」および「タナトスの記憶」における報酬獲得のためのクエストの追加があります。
最近では特に「タナトスの記憶」において、パーティーメンバーの空き枠にお座りメンバーを(Zenyと引き換えに)入れてダンジョンクリア後に報酬だけ受け取らせる、通称“枠売り”が見受けられるようになってきていました。同様の手順で多PC・多アカウント環境での報酬獲得も可能ではあるので、今回の変更は、そういった一連の行いに対する施策なのではないかとウワサされています。
たしかにそのような問題はあったのですが、「タナトスの記憶」では、比較的戦闘能力の低いキャラでもギミック解除など、補助的な役割で貢献できた面もあっただけに、この変更に不満を漏らす方も少なからずいるようです。
また、ボス討伐後の報酬受け取りについても、ボス戦で「ヘルの権能」が付与されるにも関わらずボス撃破時に生き残っている必要がある(戦闘不能になっているとボスのキルカウントがカウントされない)という、なかなか厳しい内容になっており、実質的に攻略難度が上がっているような気もしています。
運営チームとしては、ちゃんと戦っているキャラで報酬をもらってほしいということなのでしょうし、それはそれで納得のいく理由ではあるのですが……。
その他の変更点としては、ジョンダノービスなどの装備解除の利便性が向上し、シャドウ装備を含めて装備を解除するか、シャドウ装備は残したままで装備を解除するか、選べるようになっています。
▲実は先週、装備解除でシャドウ装備を含めて一気に解除できるようになったのですが、「シャドウ装備を保持して装備解除していた元の機能も残してほしい」という意見も多かったため今回の利便性向上となったのだとか。
このあたりは
公式ブログにて語られているのですが、その公式ブログでは
今後の養子キャラの予定について言及されています。なんでも、韓国で実装されている「養子独立」という養子解除機能の導入を考えているとのこと。気になる方はぜひ公式ブログもチェックしてみましょう。
変更点の最後は月初恒例の「コスチュームミッション」のお題更新。今回は以下の画像のようなラインナップになっています。
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