『ラグナロクオンライン』では、2021年8月31日(火)定期メンテナンス終了後から9月14日(火)定期メンテナンス開始前までの2週間限定で「深淵の回廊」が開催されています。「深淵の回廊」は不定期ながら年に数回ほど開催される大規模イベント。開催期間中にしか挑めないダンジョンやメモリアルダンジョンに挑戦することができ、幅広いレベル帯のキャラクターに対応したレベリング&金策も可能な人気イベントです。

 コンテンツも結構多いため、初めて体験する場合は、どこから遊んだらいいのかわからないという疑問もあるかもしれません。過去にいくつか記事を上げていますので、こちらこちらなどを参考にしていただければと思います。

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▲プロンテラの大聖堂の奥の部屋から「プロンテラ深淵」へ。毎度おなじみ「シキナ」さんに話しかけてイベントスタートです。

 今回の「深淵の回廊」は、前回開催時とほぼ同様の内容で、新規アイテムなどはないとのこと(ちなみに、公式ブログによれば、前回実装された「[衣装] Top Player」はまだ誰も取得できていないとか……!?)。ただし、「8月31日パッチ内容について」にもあるように、メイン級の各種メモリアルダンジョンの生成条件にプレイ利用権があることが追加され、「深淵の古城」の「古龍ジラント」戦におけるギミックが変更されたりしています。

 特に重要なのは後者で、これまで、敵に一気にダメージを与えることで残りHP条件によって発動するギミックをすっ飛ばす、いわゆるギミック飛ばしが行えなくなりました。ギミック飛ばしが可能なのはかなりハイレベルなプレイヤー層なので、多くの方にはあまり関係はないことかもしれませんが、逆にソロで「古龍ジラント」を倒していたようなコアプレイヤーの方にとってはかなりの影響となっている模様です。

 パーティーで挑むコンテンツがソロでクリアできるようになるというのは長く運営されているMMORPGではよくあることですが、ソロで挑むために、極まったキャラクターと極まった装備が必要になっている場合、「パーティーで挑むそこそこ難度の高いコンテンツ」だったものが、実質的に「ソロで挑むハイエンドコンテンツ」に格上げになってしまいます。

 報酬アイテムなどの産出状況なども鑑みて、きっと『RO』運営チームとしては、「深淵の古城」はまだ前者として遊んでほしいということなんだろうなーと勝手に推測したりしています。まぁ私のように完全ソロでのんびり遊んでいる身としては、「深淵の古城」自体、あまり縁のない場所だったりするわけですが(苦笑)。

 ところで、「8月31日パッチ内容について」によれば、以前、モンスターの再出現間隔が調整されて、いわゆる“湧きが甘くなった”各マップについて、再び調整が行われた模様です。ウワサによれば、ほとんどのマップでモンスターの湧きがよくなった(最初の調整前と同等かどうかはよくわかりませんが……)とのことで、再び金策や経験値稼ぎに利用できるのではと期待が持たれています。

 さて、8月31日(火)は8月最後の定期メンテナンス日ということで、毎月恒例、翌月(9月)の予定なども公開になっています。「2021年9月のイベント&ミニアップデート情報」によれば、9月14日(火)には一部のイリュージョンダンジョンのカードイラストが実装されるようで、カードドロップ率アップのぷちイベントが開催予定とのこと。

 また、9月21日(火)からは新メモリアルダンジョン「ファロス燈台地下迷宮 ~無限の空間~」が実装予定とのこと。こちらはBaseLv185以上のキャラクターのみが挑戦可能なメモリアルダンジョンで、入場のたびに構造が変化するそうです。エンドレスタワー、夢幻の迷宮シリーズに続くコンテンツという感じでしょうか。具体的にどんな内容になるのか、気になるところです。

 さらに、9月28日(火)からはYggdrasillワールドにおいて、新たな対人戦コンテンツ「バトルコロッセオ」が実装予定とのこと。同一職業を入れられない、5vs5の対戦のようです。過去に行われたRJC2015に近い雰囲気かもしれませんね。RJC2015の際には特設ワールドでのマッチング戦が行われたりして、ふだん対人戦をしないプレイヤーでも気軽に対戦を楽しめましたが、今回の「バトルコロッセオ」はどのようなルール&仕様になるのでしょう。

 それと、すでにご存知の方も多いと思いますが、2021年8月30日(月)から、「ドリームラグ缶2021 Summer」が販売開始されています。夏の恒例、人気の高いアイテムを詰め込んだ特別な「ラグ缶」で、9月6日(月)の23時59分までの短期限定販売となっています。販売終了まであとわずかですので、購入を検討されている方はご注意を。

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