すでに告知されているように、『ラグナロクオンライン』では、2015年6月16日(火)の定期メンテナンスにおいて、ピラミッドナイトメアダンジョンが実装されます。せっかく「ゲームメディアと同等に扱うよ!」(「はじめに」をご参照ください)と言っていただいていることもあり、でもちょっと厚かましいかも……と思いつつ「テストプレイさせてください!」とおうかがいしてみたら、「いいですよ~」と快いお返事がいただけましたので、今回はこのピラミッドナイトメアを先行取材させてもらいました!
さらに、6月30日(火)に実装予定になっている“「アーティファクト」を強化する装備品”も、ひと足先に情報をいただいてきましたので、そちらにも注目ですよ!
▲今回取材対応をしていただいたのは、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 PCオンライン本部 PCオンライン運営部 第1運営課のお三方。中村聡伸氏(右手前)、白川昌平氏(左)、栗山知也氏(右奥)。
なお、取材させていただいたのは、開発中のテストサーバのものなので、実装時には仕様が異なっている可能性もあります。その点はご了承ください。
■討伐クエストで“お金稼ぎ”ができる!?
ピラミッドナイトメアダンジョンは、既存のピラミッドダンジョン内部、シーフギルドの先から降りていく階段付近に入場NPCが設置されます。が、ピラミッドの外にも変更点が。ピラミッド入り口のやや北東に、「採掘に向かう猫」というNPCが配置されます。このキャラからはピラミッドナイトメアダンジョン内部に出現するモンスターの討伐クエストを受けることができます。
討伐クエストの対象モンスターは「グレイヴミノタウロス」と「グレイヴアクラウス」の2種類。討伐を受けると、「グレイヴミノタウロス」は「100匹」「200匹」「300匹」、「グレイヴアクラウス」は「20匹」「40匹」「60匹」の3段階ずつ、合計6種類の討伐クエストを一気に受注することになります。いずれも討伐カウントは重複して数えられるので、1匹倒すごとに3種のクエストすべてが進みます。
このクエストのクールタイムは受注から1時間。1時間の間に「グレイヴミノタウロス」を300匹、「グレイヴアクラウス」を60匹倒せれば最大効率が出せるという計算になりますが、クエスト自体には時間制限はありません。各クエストがクリアできたら順次報告すればOKです。なお、このクエストNPCはダンジョン内にも配置されていて、そこでも報告や受注が行えるので、再受注が可能になる1時間ごとに報告してもいいでしょう。
ちなみにクエストの報酬はピラミッド内部に眠る財宝の一部という設定のようで、まさにお宝といった内容。ランダムで以下のアイテムが入手できる模様です。
●討伐クエスト報酬
ダイヤモンド1カラット
ダイヤモンド2カラット
ダイヤモンド3カラット
銀の指輪
金の指輪
ダイヤの指輪
黄金
宝箱(1個)
宝箱(2個)
宝箱(5個)
1段階目の討伐をクリアすると上記の中からひとつ、2段階目をクリアすると上記の中から3つ、3段階目をクリアすると上記の中から6つのアイテムが渡されます。報酬内容としてはやや地味ですが、ダンジョン探索のついでに金策ができると考えると結構お得ではないでしょうか。
ただし、この討伐クエストには受注可能レベルが設定されています。いずれもBaseLv100~135のキャラのみ受注可能になっています。
ピラミッドナイトメアの適正レベルはだいたいBaseLv130前後。BaseLv100から入場できますが、低レベルの場合はペア、できればトリオ以上での挑戦がベターです。今回はBaseLv120のソーサラーとBaseLv110のウォーロックを操作させていただき、白川氏のルーンナイトと栗山氏のアークビショップというトリオ狩りを体験させてもらいました。
▲今回用意していただいたソーサラー。私がふだんスペルフィスト型で育成しているのを考慮し、同様のスペルフィスト型で準備していただけました。装備的には強いものもありますが、非現実的なものはありません。
▲ちなみに前衛に立ってくれたルーンナイトの装備はこんな感じ。今回はあくまでも盾役に徹するための装備のようです。なお、「エクセリオンウィング[0]」には「<R-Fire>トリプル」がエンチャントされており、火属性攻撃への耐性が75%となっています。階層によっては闇属性の鎧に装備を変えたりもしています。
▲BaseLv100~135で受けられる討伐クエストは受注からのクールタイムが1時間。腕に覚えのある人は、タイムアタック的にガンガンとクエストをクリアしていくのもアリかも? 「クエストクリアまでのタイムが早くなることで、キャラが強くなっていくのを実感してもらいたい」と白川氏。
▲ピラミッドナイトメアの入り口はシーフギルドのある地下1階。「怪しい猫」に5,000Zeny支払うと入場できます。実装時にはぷちイベントとして入場料免除となるようです。「イベント中は保険屋のオバちゃんも登場しているので、入場料の代わりに保険料を支払い、安全を確保しておくのもいいでしょう」(中村氏)
▲入り口にはさっそくクエスト報告&受注用のNPCが。ダンジョン内にこもり続けていても連続でクエストができるわけです。もちろん、安全な地上に戻ってから報告してもOKです。
■その名は「アルティメットモードチェンジャー[1]」
さて、今回、ソーサラーとともに使わせていただいていたウォーロック。改めて紹介すると、ステータスはこんな感じ。
▲+7まで過剰精錬したアーティファクト、「アクア」シリーズを装備。さりげなく今話題の新パッケージアイテムの「カルデュイの耳[0]」も装備されています。ですが、ここでの注目点は左下のアクセサリー欄。
装備欄には見慣れないアイテムがひとつ。「アルティメットモードチェンジャー[1]」(テストプレイ時にはフェンカードが挿してありました)です。
説明を見ればわかるとおり、これが予告されていた“「アーティファクト」装備を強化する装備品”。「アクア」シリーズと一緒にこの装備をつけると、「魔法力増幅」を使った際に10秒間だけ「ストームガスト」のダメージがおよそ3倍近くまでアップする追加効果があるとのこと。……えっ、30%アップではなく、3倍!?
装備条件を満たしたうえで「魔法力増幅」を使うと、キャラの周囲をくるりと回るように、ふだんと違うエフェクトが出現します。このエフェクトが出たあと10秒間は「ストームガスト」の強化状態に。今回のスクリーンショットに映っている強力な「ストームガスト」は、この「アルティメットモードチェンジャー[1]」の力があってこそのものなのです。
ちなみに「アルティメットモードチェンジャー[1]」による「ストームガスト」強化は、「魔法力増幅」の判定とは別になっており、たとえ、別の魔法を使ってしまって「魔法力増幅」の効果がなくなっても、10秒間は「ストームガスト」が強化された状態が維持されているとのことでした。
▲「魔法力増幅」を行った際、このエフェクトがキャラの周囲をくるりと回ります。
この「アルティメットモードチェンジャー[1]」、実装は2015年6月30日(火)のアップデート時の予定。入手方法はすでに予告されている通り「アイテムエクスチェンジ」。元となるアイテムは秘密。……まぁ“モードチェンジャー”という名前でピンと来る人はわかりますよね? ちなみに必要なスプレンディッドコインはたったの10枚! 予想以上にリーズナブルで驚きです。
「某グローブにスプレンディッドコイン全力でつぎ込んじまったよ! どうしてくれるんだ!」とか「対応するアーティファクトセット持ってねぇ! 今からモーラコイン集めて入手するのは大変だよ!」とお嘆きの人もいるかもしれませんが、「新生「モロク」のあっつあつ情報」に記載されているとおり、事前にスプレンディッドコインやモーラコインが獲得できるぷちイベントが予定されているので、そこで稼いでおくといいでしょう。
なお、その他のアーティファクトセットでどんな効果が発動するかというのは「ホワイトデーイベントでCMB(ちょこっとミラクルブースト)っていうのがあったじゃないですか。同じではないんですが、イメージ的にはあんな感じの効果になると思っていただけると参考になるかもしれません」と白川氏。CMBはかなり強力な効果だったので、期待できそうです。
■ピラミッドダンジョン 秘密の地下室01
さて、ではいよいよダンジョンの内容へ迫ってみましょう。実装されるダンジョンは全部で2層。「ピラミッドダンジョン 秘密の地下室01」と「ピラミッドダンジョン 秘密の地下室02」(以下、秘密の地下室01および02)となります。全体を通して、必要Hitが非常に高めな敵が多く、必中攻撃になる魔法スキルやクリティカル攻撃系のキャラが活躍できるダンジョンになっているとのことです。
「秘密の地下室01」のメインのモンスターは「グレイヴミノタウロス」。HPが31万オーバーというタフなヤツですが、属性が火3、種族は動物と、弱点は突きやすい感じです。なお、この階層にはさらに強力な「グレイヴクラウンマミー」も1体だけ徘徊しています。
▲「グレイヴミノタウロス」のモンスター情報。ちなみにドロップアイテムは鼻輪やオリデオコン原石など、“ミノタウロスらしい”アイテムになっています(笑)。
不死属性や地属性が多いこのダンジョンにおいては、「グレイヴミノタウロス」は唯一の火属性モンスターですが、「秘密の地下室01」においてはとにかく数が多い。この階層は、この「グレイヴミノタウロス」の狩り場と断言しても過言ではないでしょう。
今回のキャラは、ダンジョンの想定レベルに対してはやや低レベルということもあり、この「グレイヴミノタウロス」狩りを意識した装備になっています。
「グレイヴミノタウロス」は、基本的には通常の「ミノタウロス」を強化した感じですが、厄介なのは無詠唱で「ハンマーフォール」や「ヘヴンズドライブ」を使ってくる点。近接職だとどうあがいても避けられないため、アークビショップの素早い「リカバリー」などが必要となります。ソロで「ハンマーフォール」や「ヘヴンズドライブ」の届かない遠距離から各個撃破というのも、マップ内の「グレイヴミノタウロス」の生息数が多いため、現実的ではないでしょう。その代わり、ペアであれば「セイフティウォール」を使うことで通常攻撃を防ぎつつ攻撃、スタンは後衛のアークビショップに解除してもらうといったペア狩りも成立させられます(ただし、極稀に「ガンバンテイン」も使ってくるとのことなので、安心はしないほうがいいようです)。もちろん、通常攻撃に耐えられる前衛がいればさらに安定するといった難度調整になっているように思えました。
今回のキャラの場合、「グレイヴミノタウロス」は「コールドボルト」Lv10を使った「スペルフィスト」を2セット叩き込んでやっと倒せるといった感じ。一撃3万を越えるダメージでも10回程度は当てないと倒せません。属性相性はいいのでダメージはかなり出ますが、接近しなければ当てられないため、「ハンマーフォール」が鬼門。もちろん、前述のとおり、後方からアークビショップの「リカバリー」で支援してもらうことで十分戦力になれる感じでした。
上でもちらりと書きましたが、「秘密の地下室01」には、「秘密の地下室02」で多く登場する「グレイヴクラウンマミー」が1体だけうろついています。もし「秘密の地下室02」へ挑もうとするなら、まず「秘密の地下室01」で腕試ししてもいいでしょう。ただし、「グレイヴミノタウロス」が楽に倒せても、「グレイヴクラウンマミー」は対策をしていないとかなり強敵に思えます。「グレイヴミノタウロス用の装備しかないなら戦わずに逃げるのも手だと思います。アドラムス型のアークビショップが同行しているならアタッカーを切り替えるのもアリかもしれませんね」(栗山氏)。
▲「グレイヴクラウンマミー」と「グレイヴマミー」もいます。
火属性の敵に対して有効なのはやっぱり水属性。水属性の魔法と言えばやっぱり「ストームガスト」。ということで、ウォーロックにキャラチェンジ。トリオでの「ストームガスト」狩りを試してみました。
ひと言で言うと「懐かしい」。これに尽きます(笑)。
火属性の敵に強い「ストームガスト」ですが、一定確率で敵が凍結し、それ以上ダメージを与えられなくなります。そこで、「イグニッションブレイク」などの物理攻撃や「プロボック」などで凍結を強制的に解除し、吹き荒れている「ストームガスト」に再度ヒットさせる、いわゆる“氷割り”を使って狩っていきます。この感覚は久々かもしれません。
“氷割り”ができれば、アクアセットに「アルティメットモードチェンジャー[1]」を装備した状態のストームガストLv10で、「グレイヴミノタウロス」も1セットで倒せました。BaseLv110なのにかなり簡単に狩れる印象です。もちろん前衛と支援がいてこそ、ですけれど(苦笑)。
近年では「クリムゾンロック」などの実装により、一時期隆盛を誇った「ストームガスト」の使用頻度は落ちてきていました。ノックバックや凍結をしないボス属性の敵には使われていましたが、その場合は上記の“氷割り”テクニックは必要ないため、今回のような使われ方は「懐かしい」のです。
なお、「秘密の地下室01」には少数ながら「グレイヴベリット」もいます。ノンアクティブでルートというのは通常の「ベリット」同様ですが、コイツは頻繁に「ディスペル」を使ってくるとのこと。うっかり範囲攻撃の巻き添えにしてしまい、支援をすべて消されてしまうというのもよくある光景らしいです……。
■ピラミッドダンジョン 秘密の地下室02
主な敵は「グレイヴクラウンマミー」と「グレイヴアクラウス」。「秘密の地下室01」にわんさかいた「グレイヴミノタウロス」はこちらにはいないため、攻撃属性は火や聖が便利。また、「秘密の地下室01」とは違い、闇属性耐性を高めておくのがいいようです。なぜなら、接敵と同時に闇属性の範囲攻撃をやってくる敵がおり、ヘタをするとそれでパーティーが半壊状態になってしまう可能性もあるからです。特に理由がないなら闇属性鎧を着ていくのをオススメします。
▲モンスター情報はこんな感じ。ただし、MVPボスモンスター「アメンホテプ」はダメージを与えた状態になってしまっています。ご了承ください。その他のモンスターのHPはMax状態です。
強敵がそろっている「秘密の地下室02」は、狩りをするのもなかなかヘビー。「グレイヴアクラウス」は周囲に毒を撒き散らすスキルを使い、エリア内に入ると「猛毒」を受けてしまいます。「猛毒」の状態異常は「アサイー」などでは治らず、HPの減りも通常の毒よりも早くなります。つまり、この階層も、接近せずに攻撃できる魔法系スキルが有利ということになります。なお、「グレイヴクラウンマミー」は「スタン」や「沈黙」といった状態異常を使ってくるので、アークビショップの支援の準備やイザというときの状態異常解除アイテムをお忘れなく。
さすがにここではBaseLv120のスペルフィスト型ソーサラーではややきつい感じ。攻撃力は高いのでアタッカーとしてのダメージソースにはなりますが、「猛毒」や被ダメージがかなり痛いです。「セイフティウォール」や「ウォールオブフォグ」を使ってみますが、被ダメージはともかく「猛毒」はとにかく厄介。「ソーサラーならアドラムス型のアークビショップと組んで、ふたりで集中攻撃で倒していくといいかもしれませんね」(栗山氏)。
戦っていて楽しかったのは、BaseLvはやや低いにも関わらずウォーロックのほうでした。不死属性の敵は凍結しないという特性があるので、属性相性はイマイチなわりに「ストームガスト」は有効。上記のとおり、「アルティメットモードチェンジャー[1]」とアクアセットだったので「ストームガスト」はここでも強力な攻撃手段になります。
「グレイヴアクラウス」は属性が地4のため、凍結してしまうこともありますので、「秘密の地下室01」同様、前衛職による“氷割り”の腕前が試されます。
「秘密の地下室02」はドロップアイテムも獲得経験値も「秘密の地下室01」よりも美味しくなっており、ルーンストーンや光の粒など、いわゆる“ぷちレア系”のアイテムでお金稼ぎもできそうでした。
■ダンジョン内には“隠し通路”が!?
ピラミッド内の構造自体は通常のマップと同様。ご存知の方も多いと思いますが、ピラミッドダンジョンというのは一本道がぐねぐねと入り組んだマップ構造になっています。この構造だと、先行して入場したパーティーが敵と遭遇しやすく、後続だとまともに敵にありつけないという事態も起きます。テレポートなどを使えばランダム移動は可能ですが、パーティープレイだとスペシャルアイテムの「巨大なハエの羽」でも購入しないとその手は使えません。
そうした事態を考慮したのか、ピラミッドナイトメア内部には、いくつか“隠し通路”が存在しています。これは見えないワープリンクのようなもので、特定のポイントから特定のポイントまでワープできる抜け道。一本道の先に狩りをしている人がいるのならこの“隠し通路”を通って先に進めば、敵にありつけるワケです。逆に、先行したパーティーが“隠し通路”に入っていったら、自分たちは通常の道を行けばいいのです。
もちろん、こうした“隠し通路”は一箇所だけではないとのこと。「秘密の地下室01」の“隠し通路”は、いつでも自由に通り抜けられるように設定されているので、怪しい場所があったら“隠し通路”がないかどうか歩きまわってみるといいでしょう。
「秘密の地下室02」の“隠し通路”は、「秘密の地下室01」とは異なり、ちょっとしたギミックで発動するようになっています。仕掛けのある場所を通るとキャラクターの頭上に「!?」という反応が表示されます。仕掛けが発動するとワープリンクの発生音や、歯車の回る音がして、仕掛けの近くのどこかに“隠し通路”が開きます。
この「秘密の地下室02」の“隠し通路”は一定時間で閉じてしまい、再び開くには仕掛けの近くを通る必要があります(場所によっては何度も起動スイッチを踏む必要もあるようです)。パーティーで行動する場合は、分断が起きないよう、みんなで“隠し通路”に飛び込む必要があるのです。「秘密の地下室02」には全部で6~7箇所程度の隠し通路が隠されているとのことなので、実装されたら探してみるといいでしょう。
▲画面を90度回転させていますが、入り口に入ってすぐの石像(ちなみに「秘密の地下室01」へのワープリンクがないのはテストサーバのため。ここが入り口なのは通常マップと変わりませんのでご心配なく)。北側の石像の前を通るとキャラに反応が。これで南側の石像の前に見えないワープリンクが出現します。そこへ飛び込むと……。
▲一気に最奥部へとワープ! ちなみにここは一方通行。もし「アメンホテプ」が通路上に居座っていると、引くに引けない状況になってしまうとのこと。利用する際には注意したほうがいいかもしれませんね(笑)。
▲奥の部屋の北東にある柱の前を通るとキャラに反応が。これでひとつ南の柱に隠し通路が出現します。
▲隠し通路は壁の向こうへ続いています。こちら側の仕掛けはちょっと南にある石像。このように、“仕掛け”と“隠し通路”がやや離れていることもあるようです。
■取り巻きにMVPボスモンスターを呼ぶ型破りなMVPボスモンスター「アメンホテプ」!
「秘密の地下室02」にいるMVPボスモンスターは「アメンホテプ」。外見は「アモンラー」のような感じで、基本的には動きません。当然強敵なのですが、それよりもこの敵、取り巻きとして「オシリス」を連れているのです。
「オシリス」はもちろん、「イシス」を取り巻きとして連れていて、「イシス」を倒しきると「エンシェントマミー」を呼び出すのも通常同様。「オシリス」だってMVPボスモンスターなので、倒せばMVP表示が出ますが、ここではあくまでも「アメンホテプ」の取り巻きにすぎないというのが驚きです。
ちなみに「オシリス」を倒すと、今度は「アメンホテプ」が、「グレイヴミミック」「グレイヴアクラウス」「グレイヴクラウンマミー」といった新たな取り巻きを呼び出します。こいつらがまたかなりヘビーな敵で、少なくとも今回のパーティーでは歯が立たない感じでした(主に私のキャラが)。
▲MVPボスモンスター「オシリス」がなんと「アメンホテプ」の取り巻きとして登場。MVPボスモンスターが別のMVPボスモンスターを取り巻きにするのは初めてのことです。
▲実は極端に近づきさえしなければ、襲ってはこない「アメンホテプ」さんたち。実に寛大です。
▲「アメンホテプ」がマップ内のどこかで生息していると現れる「墓地の守護者」。姿は「アヌビス」そっくりですが、実はパラメーター的にも「アヌビス」と一緒なんだとか。
▲「アメンホテプ」は倒されると棺桶の中に入ってしまいます。逆に言えば、この棺桶がある際には「アメンホテプ」は出現してないということです。
■ピラミッドナイトメア実装予定カード一覧
ピラミッドナイトメアでは実装時に新たなカードも登場します。「時計塔ナイトメア」と同様に、複数の種族に効果のあるカードが多いのが特徴です。カード同士のセット効果もあるので、複数の種類のカードを狙いたいところ。なかでも鎧カードの「アメンホテプカード」と靴カードの「グレイヴベリットカード」は、これまであまりなかった部位で魔法攻撃を強化できる効果。個人的にはMVPボスモンスターの「アメンホテプ」はムリでも、「グレイヴベリット」は確保したいところです(やや生息数が少なめなのが難点ですが……)。
●武器カード
●盾カード
●肩にかけるものカード
●靴カード
●鎧カード