ハンター育成編2回目にして転生編です。前回、ハンターに転職してからの基本的な知識とレベル上げの道筋を紹介しましたが、マラン島の「地下排水路」や、英雄の痕跡「飛行船襲撃」などの、比較的初心者向けのメモリアルダンジョンが実装されたことで、あっという間にBaseLv90に。BaseLv90といえば、英雄の痕跡「ゲフェン魔法大会」に挑戦できるようになるタイミングです。
「ゲフェン魔法大会」は、BaseLv90以降のレベル上げの中心として使えるメモリアルダンジョンで、ローグ、ブラックスミスの育成の際にも活用してきました。どちらの職業でも3回戦止まりだったのですが、それでも、報酬でもらえる「ゲフェン魔法大会コイン」を経験値に換えることで、転生への最後の追い込みが加速していきました。
ということで、今回育成中のハンターでの「ゲフェン魔法大会」の戦い方を紹介しつつ、BaseLv90から99までの道のりを見ていきましょう。
▲バランス型で育てているため、攻撃力では各種特化型にやや劣るものの、いろいろな戦い方ができるのも強みかもしれません。
■「アンクルスネア」と「クレイモアトラップ」が大活躍する「ゲフェン魔法大会」
「ゲフェン魔法大会」の詳細に関してはローグ育成編・その3で詳しく解説しているのでそちらを参照願います。育成中のハンターでは、1回戦は楽勝。攻撃していれば終わっている感じです。
2回戦のディオ・アネモスは、そのままガチ殴りしてもいいのですが、「アンクルスネア」を使って足止めし、近接攻撃を受けないようにしておくと安心。詠唱中断できない「サンダーストーム」を撃ってきたら範囲から移動し、遠距離攻撃を続けます。「アンクルスネア」の効果時間が切れそうになったら新しい「アンクルスネア」を置いておくことも忘れずに。
▲「アンクルスネア」で足止めしてしまえば、「サンダーストーム」以外は気にしなくてもよくなります。なお、挑戦時には「レベルアップボックス」からもらった「オルレアンのフルコース」を使用しています。
3回戦は、大会開始前の選択上、ビリー・コスルリース(アサシン)かブラック・カネイリー(シーフ)のどちらかになると思われますが、どちらの場合でも、「アンクルスネア」で足止めしてしまえば楽に勝てます。相手が「ハイディング」などで姿を隠した場合は、「ディテクティング」であぶり出しましょう。「アンクルスネア」で足止めしていれば位置は丸わかりなので、見つけ出すのは簡単。「ディテクティング」を習得していない場合は、相手の近くに移動してから「集中力向上」を使っても発見できるので覚えておきましょう。
なお、「集中力向上」で相手を発見する場合は、通常使用するものとは別に、Lv1の「集中力向上」をショートカットに入れておくと便利です。「集中力向上」は効果の高いほうが優先されるので、低レベルで上書きされることもありませんし、SPの節約になります。
▲ビリーやブラックは近接攻撃職なので、近づけないようにしてしまえばほぼ無力。隠れられると時間が長引いてしまうので、発見用のスキルを使えるようにしておきましょう。
さて、ローグやブラックスミスで鬼門だった4回戦、フェモン(モンク)。これまでのように、「アンクルスネア」で足止めしても、遠距離物理攻撃を無効化する「ニューマ」を使うため、攻撃が効きません。さらに、こまめに移動しながらガチ殴りする場合でも、「速度減少」でこちらのAgiや攻撃速度が低下させられてしまうので、かなり不利になります。しかし、フェモンにも勝つ方法があります。使用するのは「クレイモアトラップ」(「クレイモアトラップ」を習得していない場合でも、ダメージ系の罠スキルがあれば代用できると思います)。
▲3回戦までと同じように戦おうとしても、「ニューマ」で防がれてしまいます。
フェモンに追いかけられている状態で、進む先に「クレイモアトラップ」を設置しながら移動するだけで、追いかけてきたフェモンが罠に触れてダメージを受けます。この追い駆けっこを繰り返していれば、それだけで勝てるのです。ただし、フェモンの攻撃をある程度回避できるFlee(回避力)が必要なので、ステータスポイントをAgiに振っておくことが重要です。今回は、Agiを80以上にしてありました(最終的に90程度まで上げました)。
▲フェモンが追いかけてくるため、自分の後方に罠を仕掛けるよりも、進行方向に置いておくほうが楽です。あとは自分が罠をまたぐようにして移動していけば、フェモンが勝手に引っかかってくれます。「クレイモアトラップ」は「設置用トラップ」を2個消費するため、大会に持ち込む数は可能な限り多めにしておくといいでしょう。
4回戦のフェモンに勝利できれば「ゲフェン魔法大会コイン」の獲得数は20枚。15枚を経験値と交換しても毎回5枚ずつ貯まっていきます。「ゲフェン魔法大会コイン」を装備品などと交換し、戦力アップを狙うことも可能になってくるでしょう。
▲「ゲフェン魔法大会」のコイン交換では一度に15枚までしか交換できません。この交換には23時間のクールタイムがあるので、連続で交換することも不可能になっています。
※追記:2016年9月6日(火)のアップデートにて、「ゲフェン魔法大会コイン」と経験値の交換は、午前5時を越えた時点で再度交換可能になるよう仕様変更されました。
■メモリアルダンジョンだけでも3日ほどでBaseLv99に……!?
ということで、BaseLv90になってから、「地下排水路」「飛行船襲撃」「ゲフェン魔法大会」を中心にメモリアルダンジョンをクリアしていきます。途中、マラン島のデイリークエスト「新鮮な実探し」「マラン島の亀裂修復」を行い、移動用の「マラン島特産缶詰」を補充するとともに経験値もゲットしていきます。メモリアルダンジョンのクリアを目的とした1~2時間程度の短めのログインでも、だいたい3日程度でBaseLv99に。
時間のある方は、これにさらに狩りを挟むことでもっと短い日数でBaseLv99に到達できると思います。
▲BaseLv99到達時のステータスと装備はこんな感じ。「飛行船襲撃」で入手した「飛行船シリーズ」をセットで装備してHPとDefを高めています。武器は結局ずっと「猫弓・蟹 <Dex+4> ダブル[0]」のままで問題なく戦えました。
さて、ハンターでメモリアルダンジョンに行く際にひとつ注意したいのは、持ち物の確認。特に矢と罠をどれくらい消費するのかを把握しておくのは重要です。実は、「飛行船襲撃」に挑戦した際、矢を500本程度しか持っていなかったら、「ワイバーン」と戦う前の段階で矢が切れてしまうという事態に。仕方なく、途中からは「クレイモアトラップ」を置いて、「ブリッツビート」で敵を釣って倒すという変則的な戦い方をするハメになりました(苦笑)。結局、「ワイバーン」まではなんとかそれで倒せたのですが、さすがに「設置用トラップ」の数も残り少なくなってしまい、「怒りの船長ペルロック」との戦いはムリっぽい感じに……。泣く泣く「説得する」を選んで、飛行船シリーズの入手と報酬経験値の一部を諦めることになってしまいました。
ただ、「ゲフェン魔法大会」では、マップ南のカプラ職員から倉庫にアクセスできるので、万が一、矢を忘れたときでも大会参加直前で補充することができます。しかし、時空を越えて倉庫から取り出せるカプラ倉庫……恐ろしい子……。
■転生後のステータス振りは……?
ハンターを育成する間、弓での攻撃はもちろん、トラップやファルコンを利用した攻撃も活用してきましたが、どれもバランスよく使うことで多彩なプレイスタイルが楽しめると思います。が、転生後の上位2次職、スナイパーになると、直線上の敵を攻撃する弓スキル「シャープシューティング」や、より強力なファルコンの攻撃スキル「ファルコンアサルト」などを習得することができます。これまでどおりにバランスよく育成するのもいいのですが、ハンター時代の経験を活かして“特化型”にしてみるのも面白いと思います。
▲転生後はフェイヨンの入口あたりに転送されるので、北東のワープリンクから弓手村へ。
▲ヴァルキリーの贈り物をもらってBaseLv10、JobLv10にしてあれば、基本スキルを上げるだけでOK。弓手村の北東にあるアーチャーギルドへ行けばすぐに転生1次職に転職させてもらえます。なお、転生前に習得していなかったアーチャーのクエストスキルも習得済みになるので、すぐに「矢作成」で矢を作り出すことも可能になります。
主なステータスタイプとしては、とにかく攻撃速度と弓の攻撃ダメージを追求するAgi-Dexの2極型、スキルによる攻撃を重視したDex-Agi>Int型、ファルコンを中心としたAgi>Luk-Int-Dex型などなど……。なお、ファルコン主体の場合は以前紹介した「鳥狩シリーズ」は揃えておきたいところです。
トラップを中心としたスタイルはもうちょっと先、3次職のレンジャーになってから強化されますが、スナイパー時代から罠のエキスパートを目指すという道もあります(攻撃手段がトラップだと重量と費用面で初心者にはちょっとツライかもですが……)。
ハンター時代にどの攻撃手段が気に入ったか、思い返しながらスナイパーへの育成を進めていくといいでしょう。ちなみに最も育成しやすいと言われているのはDex-Agi>Intなタイプ。どうしても決められないという方は、レンジャーまではこのスタイルで育成していくのがいいかもしれません。
なお、スナイパーに転職後は、これまでの育成で培った経験を活かしてBaseLv85を目標に育て、そこからはメモリアルダンジョン「サラの記憶」に挑戦していくことで、比較的簡単にJobLv70を目指せるようになっています。3次職までそれほどかからないので、ぜひレンジャー目指して頑張ってみてください。