タイトルにはナイト育成編と書いていますが、前回のソードマン育成編・その2で、ナイトの序盤の育成を行った結果、今回で早くも転生ということに! 何度も書いていますが、本当に序盤の育成はサクサクになっていますね。
転生前の育成としては、熟練キャラクターに“保護者”をしてもらいつつ、高効率狩場で一気にレベル上げするという、いわゆるレベリングといったやり方もあります。スキルやステータスの振り方をわかったうえで行うのならそれもアリなのですが、個人的には、初心者のうちは実際にダンジョンに行ってみたり、クエストをこなしてみたりしてほしいというのが本音です。
実際、自力でダンジョンやクエストをクリアしていくことで、プレイヤーとしての知識はもちろん、アイテムや装備品が手に入り、次の育成ステップで役に立つことも多いのです。時間短縮で育成をするのは、3次職キャラクター(影狼や朧、限界突破したスーパーノービスなども含みます)を持ち、現在の『RO』に関する知識が整ってからでいいのではと考えています。
まぁ、それでなくとも、毎日ちょこちょことプレイするだけでも、簡単に転生キャラ、そして3次職までたどり着けるようになっているのは、実際にプレイしてみればおわかりいただけると思います。
というわけで、今回は、メモリアルダンジョン「地下排水路」(お掃除ビギナー)や「飛行船襲撃」を初回でクリアしてBaseLv87に到達したところからスタートです。
▲前回、Job50になったのでスキルポイントも消化。両手剣ナイトなので槍スキルは基本的には使いませんが、とりあえずこんな感じにしています。なお、BaseLv90以降はStrを中心にステータスを伸ばしています。
■メモリアルダンジョンだけでもあっという間にBaseLv90に
前述の「地下排水路」(お掃除ビギナー)、「飛行船襲撃」は、午前5時を回ると再挑戦できるようになるため、これを毎日繰り返しているだけでも、どんどんレベルが上がっていくというのはすでにこれまでのキャラの育成でも述べてきたとおりです。
また、マラン島のデイリークエスト「新鮮な実探し」「マラン島の亀裂修復」でもそれなりの経験値が獲得できるので、余裕があれば併せて行っておきたいところ。これらのクエストはクリアすることで「マラン島特産缶詰」が獲得でき、「次元の狭間 時の通路01」への転送代や、マラン島の倉庫を開くことにも使えます。
▲翌日に、「地下排水路」と「飛行船襲撃」などを再度クリアした結果、BaseLv90に到達しました。
■BaseLv90になったら「ゲフェン魔法大会」へ! 頑張ればフェモンを倒して4回戦に勝利できる!?
BaseLv90から挑戦できるメモリアルダンジョン、英雄の痕跡「ゲフェン魔法大会」。これまで何度も未転生キャラ終盤の追い込みに活用してきたメモリアルダンジョンです。詳しくはローグ育成編・その3などでも書いていますので、そちらも参考にしてください。
さて、ナイトの場合、基本的にHPが高く、ローグのときのような打たれ弱さはあまり感じられません。3回戦のビリーの「ソニックブロー」を受けても、急いで回復アイテムを使えば十分生き残れるハズ。
報酬の「ゲフェン魔法大会コイン」を経験値と交換するのは、1度につき最大15枚。3回戦まで勝てれば、毎回150万のBase経験値が獲得できます。逆に言えば4回戦以降はあまり重要ではないのですが、余裕で3回戦に勝利したなら、次に挑戦してみたいと思うのも当然だと思います。
というわけで、未転生キャラにはなかなかの強敵である4回戦のフェモンにも挑戦してみることにしました。
ローグ育成編・その3でも書いたように、フェモンは、自身に「速度増加」を使いつつ、「速度減少」を使ってくる難敵。「速度増加」によってフェモンのFlee(回避率)が上昇するため、攻撃が当たりにくくなります。さらにこちらの攻撃速度が遅くされてしまうので、フェモンの攻撃を耐えることができたとしても、HPを削り切ることができずに敗北してしまうという状況になります。
今回のナイトでの挑戦でもそれは同様。フェモンの攻撃力はそこまで高くはないため、ナイトのHP量なら十分耐えられたのですが、いかんせん、ダメージが圧倒的に足りませんでした。
▲フェモンのHPを削りきれずに判定負けに。惜しかったので、後日再戦してみることにしました。
翌日になり、クールタイムが明けたので、「地下排水路」と「飛行船襲撃」の日課(笑)をこなしてレベルを上げつつ、再度フェモンに挑戦しに行くことに。
フェモンの「速度増加」で攻撃が当たりにくくなるのが最大のネックだったので、Dexを上げつつ、「バッシュ」を多用してみることにしました。実は「バッシュ」にはHit補正があり、通常攻撃よりも命中しやすいようになっているからです。
と、フェモンの「速度増加」状態でも、「バッシュ」ならなんとか当たるようになっていました。このときにはすでにBaseLvが96になっており、「オルレアンのフルコース」などの効果もあって、Hit値が350程度になっていたのです。
それでも「バッシュ」がたまにハズれるうえに、圧倒的にSPが足りません。「せっかくいけそうなのになぁ」と思い、所持アイテムウィンドウを開いて何か使えそうなアイテムはないかと探してみたら、倉庫にも預けられない「初心者用青ポーション」が100個あることに気づきました。「ポリン団クエスト」をクリアしたときからずっと持ち続けているアイテムです。
この「初心者用青ポーション」は結構重いうえに倉庫移動もできないため、転生前に使い切るしかなく、転生直前に余った分を連打して消化するということをよく行っていました。「どうせいつも余らせるし、使うなら今しかない!」ということで、SPを回復させつつ、引き続き「バッシュ」の連打。
それでもフェモンのHPはなかなか削りきれず、最後は「初心者用青ポーション」を100個全部使いきってしまいます。しかしその時点でフェモンのHPバーはあとわずかになっており、ときおり当たる通常攻撃と、時間経過によって自然回復するSPによる「バッシュ」でギリギリ勝利をもぎ取ることができました。
もしイベントなどでSP回復アイテムが手軽に入手できたりするのであれば、Agi型ナイトでHitを高めていけば、安定してフェモンも倒せるハズですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▲相手が「速度増加」状態になってしまったら攻撃はすべて「バッシュ」に切り替え。失ったSPは「初心者用青ポーション」連打で回復させ、ひたすら「バッシュ」を続けました。
■そんなこんなで無事に転生です
実はあまり時間が取れずに、育成に関してはここに書いてある以上のことは一切やっていないのですが、少しの時間だけでもログインし、とりあえずメモリアルダンジョンをクリアするというのを数日続けるだけでも転生まで辿り着くことが可能でした。
▲「飛行船襲撃」クリア時にBaseLv99到達! 冒険者アカデミーの「マスター・スヌス」に元へ行き、転生場所であるジュノーの「セージキャッスル」内に転送してもらいましょう。
▲……と、その前に、怒涛の勢いでレベルアップしてしまったため受け取り忘れていた「レベルアップボックス」のアイテムをもらっておくことに。ナイトの場合、「レベルアップボックス(Lv85)」から入手できる「防具交換チケット」からは「[レンタル] イグニスキャップ」がもらえます。
▲育成キャラも4キャラ目なので、いわゆる“属性鎧シリーズ”も4属性をコンプリート。最後は地属性の「クレイトス大地の裂け目[1]」でした。
▲冒険者アカデミー内で所持重量を0にしておき、ヴァルキリー前まで行ったらペコペコから降りて転生!
『RO』を昔から知っている人の中には、BaseLv98になってから、転生目指して1時間狩りを続け、1~3%くらいしか経験値バーが伸びないという時代を記憶している方も多いかもしれません(知らない方には「そんな時代があったのです」ということで)。「そんな時間は取れねぇ!」と、あこがれの転生キャラを諦めてしまった方にこそ、今の『RO』を体験してもらいたいと思います。「転生がしやすくなっても、代わりに3次職とやらになるのがマゾいんでしょ?」とか思われるかもしれませんが、そんなことはないのでご安心を(笑)。
実は、以前に育成したブラックスミスですが、ブラックスミス育成編・その3にてホワイトスミスに転職したところまではご紹介していました。その後、イベントなども活用しつつ片手間にのんびり育てていたのですが、メモリアルダンジョン「サラの記憶」のおかげもあって、BaseLv91、JobLv70に。3次職であるメカニックへの転職が可能になりました。
3次職への転職条件は上位2次職でBaseLv90以上ということなので、ずいぶん前に条件だけは満たしていたのですが、できるだけ多くのスキルポイントを確保しておきたいという点から、理由がなければJobLv70になってから転職するのが一般的なのです。上位2次職で「サラの記憶」に挑戦するとJob経験値がかなりもらえるようになっているため、3次職への追い込みに便利になっています。その他、2015年10月13日(火)以降、マップ調整が行われた「生体工学研究所 01」などが3次職用の追い込み狩場として挙げられています。
「メモリアルダンジョンを回すだけだと手応えが薄いなぁ」という人は、Zenyも稼げて一石二鳥な狩りでのレベル上げをやってみるのもアリだと思います。
▲JobLv70に到達したのは2015年10月13日(火)の「生体工学研究所拡張アップデート:獄」当日の深夜だったりして。アップデートされたダンジョンを覗きに行く前にカンストさせてしまうというタイミングの悪さでした(苦笑)。