ついに『LORD of VERMILION ARENA』(LoVA)とのコラボがスタートしていますよ! というわけで、2015年11月4日(水)のメンテナンス後からスタートしている『LoVA』とのコラボはなんと永久実装。プロンテラ南東の広場から行ける新マップ「時の狭間」に現れたNPC「ドゥクス・ティア」とメモリアルダンジョン「永劫の戦」、そしてそれに関連した強力な新カード、エンチャントなど、キャラクターをパワーアップさせることのできるアイテムが盛りだくさんな感じです。公式特設サイトはこちら!
ちなみに、このプロンテラ南東の広場、元剣士ギルド前と言ってわかる人は相当な古参プレイヤーだと思います!
▲各街の新人広報員と話せば、直接、プロンテラの南東の広場に転送してもらえます。
▲「時の狭間」では「ドゥクス・ティア」との出会いが待っています。ドゥクスさん曰く誰もいない空間とのことですが、今では冒険者でごった返していますね(苦笑)。
■オルムを集めて「転成儀」からカードなどを入手!?
メインとなるメモリアルダンジョン「永劫の戦」は、BaseLv9から挑戦できる初級、BaseLv90以上で挑戦できる中級、BaseLv130以上で挑戦できる上級の3パターンが用意されています。内容に関してはほぼ同じで、敵の強さと報酬が異なる感じです。報酬のポイントである「オルム」の入手量が違うのが最大の違いと言えるでしょうか。初級では500オルム、中級では1000オルム、上級では1500オルムがもらえます。クリア後に挑戦可能な「転成儀」1回に必要なポイントが500ですから、初級では転成儀が1回、中級では2回、上級では3回挑戦できると考えてもいいかもしれません(ただし初級の場合はすぐには転成儀に挑戦できないようになっています)。
転成儀からは、コラボの目玉アイテムである各種カードや、イベント開始時にもらえるアクセサリー「幻影の刻印[0]」にエンチャントを施すための「マナの欠片」、新装備の「ドゥクス・ティアのティアラ[1]」などが入手できるとのこと。とはいえ、「黄金」などの通常アイテムも出るので、当たりが出るかは運次第。本来、カードを10枚集めて強化する“真化カード”もいきなり入手できるという噂もありますね。
▲私の活動するワールドでは、実装初日の夜にはもう「[LoVA] 真化キマカード」が露店に並んでいてビックリしました。ていうか魔法系キャラとしてはこれ超欲しいんですケド……!
「永劫の戦」は、ダンジョン入場のクールタイム自体は3時間ですが、クリアして報酬をもらった場合、再び報酬がもらえるようになるには午前5時を2回経過しないといけません。翌日、翌々日を経て、2日に1回のペースで報酬がもらえると考えるとわかりやすいかも?
▲初級の場合は、報酬のクールタイムと同様、午前5時を2回経過(要は2日後)しないと転成儀に挑戦できません。
なにはともあれ「永劫の戦」をクリアしてオルムをもらわないと始まりません。上級に関しては、BaseLv130以上とは言いつつも、結構ハードな内容になっているとのことで、ソロで挑むのは厳しそうだったので、BaseLv90以上で挑戦可能な中級に行ってみることにしました。
■メモリアルダンジョン「永劫の戦」に挑戦!
「永劫の戦」は、ドゥクスの背後にある「狭間の門」から入場します。1人以上のパーティーを組んだ状態でエントリーを行い、ダンジョンが生成されたら改めて「狭間の門」をクリックして入場を行います。
内部では、まず、ドゥクスに話しかけて難易度を選択します。今回はBaseLv90以上から挑戦できる中級へ。ちなみにダンジョン内の制限時間は15分なので、のんびりしているヒマはあまりありません。
次のマップに転送されると、そこはヴァルキリーレルムによく似たマップ。ここには5つの「ミニオンアーク」があり、マップに黄色い「+マーク」で表示されています。これをクリックして制圧しておくと、次のボスマップで有利に戦えるようになっています(というか、制圧しておかないといろいろ大変)。
マップ内には小さなモンスター「ミニオン」が徘徊しています。「ミニオンアーク」を制圧できさえすればいいので、これらは特に倒す必要はありません。邪魔にならない場所のミニオンは振りきって放置しておいたほうが時間短縮になるでしょう。
▲「深淵の騎士」や「ダークイリュージョン」などがミニオン化。見た目どおり弱体化しているとはいえ、数が多いので、全部相手をしていると時間のロスになります。範囲攻撃で一掃できるなら排除してもいいのですが、そうでないなら振り切ってしまうのもアリ。
「ミニオンアーク」の制圧には、クリック後、詠唱バーが出現し、それが完了するまで動いてはいけません。もちろん、ダメージを受けてもいけません。素の状態ではかなり時間がかかるのですが、「幻影の刻印[0]」を装備していると時間が短縮されます。
▲「ミニオンアーク」を制圧する際には、必ず「幻影の刻印[0]」を装備させましょう。装備していると頭上にメッセージが出るのでわかりやすいハズ。
「ミニオンアーク」のある位置はミニマップに表示されていますが、左右の4つは、東西や北東、北西の階段を利用しないといけません。初回は一瞬迷って時間がかかってしまう可能性もあるのでご注意を。
「ミニオンアーク」を制圧したら北側の出口へ向かいます。ここには「ビホルダーマスター」に似た遠距離攻撃をしてくる「ミニオン」と、「バフォメット」の姿の「ゲートキーパー」が待ち受けています。戦う場合は「ミニオン」を引き付けて各個撃破してから「ゲートキーパー」と戦うようにしたいところ。
ちなみに「ゲートキーパー」などの敵を倒さずに通り抜けることも可能ですが、出口のワープリンクでは選択ウィンドウが表示され、一時的に無防備な状態になってしまうため、慣れていないうちはきっちりと敵を倒すか、かなり遠くまで敵を“捨ててくる”必要があります。
▲「ゲートキーパー」の背後にあるワープリンクは、「扉を開けて先に進む」を選択しないと有効になりません。「ゲートキーパー」をぶっちぎって先に進もうとして選択ウィンドウの餌食(苦笑)にならないように注意しましょう。
最終マップではドゥクスに話しかけると、『LoVA』側でも登場するコラボキャラ、「エレメス=ガイル」、「ハワード=アルトアイゼン」、「マーガレッタ=ソリン」、「カトリーヌ=ケイロン」の“真化”バージョンが登場します。
これは選択した難度によって強さが変化するほか、前のマップで「ミニオンアーク」を制圧しておくと、あらかじめHPが減少した状態で登場します。また、「ミニオンアーク」を制圧していない場合は、マップ内に各種状態異常をばらまく仕掛けが起動し、妨害が行われてしまいます。敵のHP減少はともかくとして、この状態異常がかなりキツい感じなので、「ミニオンアーク」は全部制圧しておきたいところなのです。
さて、中級で「ミニオンアーク」をすべて制圧した状態、しかも敵を分断して1対1の状態に持ち込んでいても、ラスボス4キャラは結構強いです。ハワードは強化された(?)「ハンマーフォール」を使ってきますし、カトリーヌの魔法は当然痛いです。今回はソロで挑んでいたのですが、「イベントダンジョンだし、中途半端な装備でも行けるんじゃないかな」と高をくくって様子見した修羅はあっさりと敗北。
「永劫の戦」は、ダンジョン生成中であれば、戦闘不能になってしまっても再度入場が可能なので、再び挑戦してみましたが、やっぱりダメでした(笑)。
こ、これはメインキャラで真面目にやらないとクリアできないかも……。
▲やられても再入場できるのですが、制限時間があることには変わりないので、やられたうえに時間切れに……。舐めプしていてはダメってことですね、わかりました。
というわけで、BaseLv147のソーサラーで中級に挑むという状態になりましたが、2マップ目の「ミニオン」や「ゲートキーパー」はあっさりと倒せたものの、真化キャラには結構ヒヤリとさせられる場面も。なんとかクリアはできましたが、とりあえず様子を見たいという人は、低レベルキャラで初級に挑戦し、流れを把握してから、中級以上に挑むほうがいいかもしれません。
▲爆裂状態になった「真化ハワード」は攻撃速度も速く、「メマーナイト」「ハンマーフォール」など、厄介なスキルを多用してきました。本気でやっても危うく戦闘不能になるところでした……。
ただ、流れを把握し、敵の行動がだいたいわかったうえで、それなりの戦闘力を持つキャラを所持していれば、中級をソロで回していくのも十分可能なハズ。上級ではクリア時に報酬経験値ももらえるので、パーティーで挑む場合などは上級に挑戦してみてもいいと思います。ダンジョン自体のクールタイムは3時間なので、お手伝いをお願いしたり、されたりしても、協力しやすくなっている感じですね。
▲クリア後、お楽しみの転成儀に挑戦すると特殊な演出が……! とりあえず、今回は「黄金」「ダイヤモンド3カラット」と残念な結果でした。カード類はもちろんですが、「幻影の刻印[0]」用のエンチャントもなかなか強力なので「マナの欠片」でも出てくれると嬉しいんですけどね。
■「時の狭間」にはいろいろと仕掛け(?)が……?
さて、最初に書いたとおり、今回実装された「時の狭間」は、期間限定ではなく永久実装。実は「永劫の戦」をクリアしていくと、どんどんストーリーも進んでいくという仕掛けもあるようです。どんな結末が待っているのか、かなり気になるところです。
初回クリア後は、ドゥクスに話しかけるとランダムで反応が楽しめるようになっていて、クールな外見とは裏腹にちょっと可愛い言動を見ることができたりもします。キューペットを連れていると反応が違ったりすることも。
また、マップ右下にあるミミック型の箱は、『RO』初心者に向けた説明がひととおり書かれているので、改めて読んでみると面白いかもしれません。また、箱の中をあさってみると……。
■お互いのゲームをプレイすることで記念アイテムも
さて、コラボといえばお約束。『RO』と『LoVA』の双方をプレイすることでアイテムがもらえるキャンペーンも開催されています(詳しくはこちら)。『LoVA』をプレイすると『RO』内では「[衣装] ドゥクス・ティアのティアラ」がもらえるとのこと。
また、今回のメモリアルダンジョン「永劫の戦」内で、「ゲートキーパー」を倒す(難易度はどれでもOK)と、『LoVA』で「マジェスティックゴート」を作成可能になるアイテム「バフォメットの角」が入手できるとのこと。
アイテムはいずれもシリアルコードで入手できるようです。ただし、条件のクリアとシリアルコード入手のタイミングにはちょっとだけ時間差があるので、詳しいスケジュールは公式サイトの特設ページをよく読んでくださいませ。
▲とりあえず条件だけクリアしたいという人は、初級でもいいので「ゲートキーパー」を倒しておけばOKです。
■その他、今回のアップデートでの注目点も……!?
『LoVA』コラボ関連のアップデートに注目が行きがちですが、今回は話題の衣装装備が多数登場している「コスたまHolyDarknessII」もかなり人気が集まりそうです(詳しくはこちら)。
また、買取露店の買取可能アイテムに、すべてのモンスターカードが追加されています。買取をするには同じアイテムをひとつ以上持っていなければならないという制約はありますが、同じカードを使って特化武器を作りたい場合などには買取露店を利用して集めることができるようになったわけです。
さらに、こちらはゲーム外ではありますが、リスタートガイドに復帰者向けのFAQや、ワールドマップなどが追加されています。マップに関してはワープリンクのつながりや、ダンジョンの位置もわかるようになっているので、復帰者や初心者はもちろん、「あのマップってどこから行くんだっけ?」と忘れっぽい現役プレイヤーにもオススメです(笑)。
▲ハロウィンイベントの「カボチャキャンディ」の販売も、いつものプロンテラ東カプラあたりで実施中。モストロが残っている人は購入しておくといいかも。「雑談をする」でちょっとした後日談も聞けるので、期間内に会いに行ってみましょう。