アコライト育成編2回目にしてプリースト転職編となります。マラン島のクエストのおかげで、1次職後半のレベル上げにほとんど時間をかけることがなくなったため、かなりスピーディーな昨今です。
ということでサクサクとレベル上げ……の前に前回の補足から。前回、『LORD of VERMILION ARENA』(LoVA)コラボの「永劫の戦」に挑戦しましたが、冒険者アカデミーから「時の狭間」に移動できるのは期間限定だったようです。『LoVA』コラボ自体が永久実装なので、冒険者アカデミーの転送NPCもずっと配置されるのかと思っていました……。そんなわけで、2015年12月8日(火)以降は、プロンテラに移動したあと、マップ南東の次元の歪みから移動する必要があります。詳しくは公式特設サイトを参照してください。
▲1次職でもそれなりに育っている(BaseLv40前後で挑戦中)なら、「初心者用ポーション」の回復でも十分クリアでき、経験値も美味しい「永劫の戦」。報酬の“オルム”で転成儀に挑戦すれば、NPCに売却することでZenyに換えられるアイテムや、一攫千金のカードなどが入手できます。
……と、「永劫の戦」ばかり繰り返していても参考にならないので、次のステップに進むことにしましょう。
■マラン島の「地下排水路」は、アコライトには少々厳しいダンジョン!?
BaseLv40を越えた時点で、経験値を稼げる選択肢はいくつか増えます。もちろん、今まで通り、冒険者アカデミーで「ポリン団クエスト」を進めても構いません。これまでのキャラ育成でも何度も書いていますが、「アカデミーバッジ[0]」を2個、「冒険者のリュック[0]」を1個以上獲得していない場合は、「ポリン団クエスト」を続けつつ、「ルーン」からアカデミー試験を受けてクリアしていきましょう。
7つの試験にすべて合格すれば、「ガルド」から「冒険者のリュック[0]」、「ミッド」から「アカデミーバッジ[0]」などをもらえます。
どちらも入手しているのでこれ以上はいらないかな、という人は、レベル上げの拠点をマラン島へ移すといいでしょう。
マラン島ではクエストを行い、報酬経験値で一気にレベルアップが可能です。また、「地下排水路」というメモリアルダンジョンにも挑戦できます。
「地下排水路」は、入場の条件がBaseLv40以上となっています。とはいえ、ソロでクリアするにはBaseLv40では少々厳しいダンジョンです(過去にはBaseLv40の転生マーチャントでソロクリアしていますが、かなりギリギリでした……)。
まずは、前提条件が同じBaseLv40以上という、「ニャンゲーマーズ」クエストからクリアしていきましょう。
▲マラン島内のNPCと会話するだけなので、最初にクリアするのに最適な「ニャンゲーマーズ」クエスト。マラン島でサービスを受けるために必要な「マラン島特産缶詰」などの報酬ももらえます。
大量の経験値を受け取っても、一度に2レベル以上アップしないという仕様の『RO』ですが、マラン島のクエスト報酬は分割されて何度も付与されるため、低レベル時に受けても、経験値をムダにせず、一気にレベルアップが可能です。今回はBaseLv50、JobLv44の状態でクエストを受け、クリア時にはBaseLv73、JobLv48になりました。
さて、プリーストに転職するにあたって、JobLvは48もあれば実は十分だったりします。転生後はきっちりJobLvを上げきってから転職していくのがオススメですが、転生前はこの時点で転職してしまってもOKです。
▲JobLv48の時点でのスキル振り。プリーストスキルの前提となっているのは「ルアフ」Lv1、「アクアベネディクタ」Lv1、「エンジェラス」Lv2の3種類。アコライト時点での一般的なスキル振りと言えるでしょう。逆に言えば、JobLv48に満たない場合、どこかのスキルを削らなくてはならないため、注意が必要です。
アコライトは「ブレッシング」や「速度増加」による自己支援が可能。せっかくなので転職前に「地下排水路」にも挑戦してみることにしました。「地下排水路」はマラン島の北北西(西から2番目の小島)にあるワープリンクから地下へ降りた場所にあるメモリアルダンジョン。NPC「ミシン」に話しかけて、ダンジョンを生成することができます。もちろん、メモリアルダンジョンなので、1人以上のパーティーを組んでいる必要があります。
「地下排水路」に挑戦するには、「マラン島特産缶詰」50個と交換で入手できる、通称・猫武器がが便利。ですが、アコライトが装備できる猫武器は両手杖のみ。残念ながら打撃系の武器はアコライト(およびプリースト)では装備できないものばかりなのです。猫武器は装備しているだけで「地下排水路」に出現するモンスターからのダメージを30%も軽減してくれる効果もあるため、これがあるのとないのとでは大違いなのです。
猫武器が使えない不安はありましたが、とりあえず、「レベルアップボックス(Lv45)」から入手した「オルレアンのフルコース」を使用して、「地下排水路」(お掃除ビギナー)に挑戦してみました。
▲猫武器が使えないため、敵に与えるダメージも少なく、殲滅に非常に時間がかかる感じです。倒すだけならともかく、時間制限のある排水路の掃除まで手が回らない感じ。
出現するモンスターをすべて排除していると間に合わないため、モンスターに気づかれる前に、遠距離から排水路をクリックして掃除を終わらせていきます。それでも何度か掃除に失敗してしまいます。5回の排水路の掃除成功までに3回ほど失敗を挟みましたが、なんとか掃除は終了。ボスの「深海のお化け貝」との戦闘になります。
しかし、「深海のお化け貝」との戦闘中、掃除の際に倒しきれなかった敵が、数体ほど寄ってきてしまい、一気に被ダメージが増加。それでもなんとかあとちょっとで倒せそう……というところまで追い詰めましたが、手持ちの「初心者用ポーション」が底をつき、「ヒール」で対処するも、敢えなく戦闘不能に……。うーん、猫武器がない場合は「初心者用ポーション」を限界まで持っていったほうがいいのかもしれません……。
▲戦い方にもよりますが、このキャラでは、200個程度の「初心者用ポーション」では足りませんでした。もっと大量に持っていればクリアできたかも。もし同じようなキャラで挑戦する場合は参考にしてみてください。
とはいえ、クリアはならずとも、戦闘で得た経験値によって、JobLvは49、経験値バーは90%以上までアップ。せっかくなので、JobLvを50にしてしまうことにしました。
▲Job経験値稼ぎに、途中で止めていた「ポリン団クエスト」で「スケルワーカー」を討伐。なお、BaseLv55までは、冒険者アカデミーの実習室&特別室に転送されますが、BaseLvが56以上になると、狩るモンスターに合わせた各地のダンジョンやフィールドに転送されます。今回は「ミョルニール廃坑 B2F」に転送されました。
▲Job50でのスキル振り。「速度減少」Lv1を習得し、残り1ポイントは「デーモンベイン」Lv1を習得してみました。後者は気休め程度のダメージ増加なので、「速度減少」Lv2を習得してもいいと思います。
■プリースト転職試験に挑戦!
プリーストへの転職試験はプロンテラの北東にある大聖堂の内部、入り口をくぐってすぐ左に入った部屋で行います。プリーストの試験は3段階で、最初が巡礼、次に退魔試験(戦闘)、最後に誓約となっています。このうち、最も面倒な巡礼試験はJobLv50だと免除されます。
今回はJobLv50なので免除されたのですが、巡礼を行う場合は、3人のNPCに会いに行く必要があります。
1人目はプロンテラから見て東、北、東(→↑→)と進んだマップの北東隅にいるルバルカバラ神父。
2人目はモロクから北に出たマップの北西隅にいるシスターマチルダ。
3人目はプロンテラとゲフェンの中間、プロンテラから西、北、西(←↑←)へ進んだマップの中央付近(橋のかかった小島)にいる洋介神父。
これらのNPCたちと会話すると、その地点に位置セーブされるため、「蝶の羽」や「テレポート」によるセーブ地点への帰還が使えません。「ワープポータル」を習得しているなら、あらかじめプロンテラでメモ(チャット欄に「/memo」で「ワープポータル」のメモが可能です)をしておき、会話後は「ワープポータル」で帰還するようにしましょう。もちろん、触媒アイテムの「ブルージェムストーン」を所持しておくことを忘れずに。「ブルージェムストーン」は、ゲフェン南西の道具屋(画面を回転させないと入り口のワープリンクが見えないかもしれません)の奥の部屋のNPCから600Zenyで購入可能です(「ディスカウント」Lv10で456Zeny)。
巡礼を終えると次は退魔試験。退魔試験も3段階に分かれており、最初は出現するモンスター(「ゾンビ」と同程度なので楽勝)をすべて倒します。
退魔試験の2番目のエリアでは、様々な強敵のNPCからプリーストへの転職をやめるように言い渡されます(襲ってはきませんのでご安心を)。会話では、すべての選択肢で「悪魔め!退きなさい!」を選びましょう。Enterキーを連打していると間違った選択肢を選んでしまうのでご注意を(笑)。選択を間違っても再挑戦は可能ですが、退魔試験は最初からやり直しになります。
▲非常に印象に残るセリフなので、よくネタにされる退魔試験。「ミストレスカード」が本当にもらえるのなら転職を断念してもいいという人は星の数ほどいると思います。
最後は再び戦闘。今度は「マミー」と同等のモンスターで、やや強いのですが、実はここは戦わずに駆け抜けてもOKです。Int型のアコライトなどは、ここではスルーしてしまったほうがいいでしょう。
▲Int1でも不死属性モンスターに「ヒール」Lv10を使うことでこれくらいのダメージが出せます。まぁ殴りアコライトなら殴ったほうが早いのですが……。
そして転職試験のラストは誓約。部屋の入り口近くにいる修道女に話しかけて、投げかけられる質問に答えていきます。聖職者として正しいと思うほうを選んでいけばクリアは簡単。もし失敗してしまっても、すぐにやり直しができるので問題はありません。
▲今となってはちょっと意味のわからない質問もあるかもしれませんが、人の迷惑になるような行為はしないという、オンラインゲームのマナー的なものも含まれているのです。
すべての試験をクリアすると、プリーストへと転職できます。このとき、Job49以下だと「ブック[3]」、Job50だと「バイブル[2]」をもらえます。「バイブル[2]」は「チェイン[2]」よりも攻撃力が高いので、殴りプリーストを育成するなら便利かもしれません。店売りであっても「スタナー[0]」は60,000Zeny(「ディスカウント」Lv10で45,600Zeny)とちょっとお高いですからね。
▲無事プリーストへ転職! 結果的に言うと、ウィザードと同様、1次職でもJobLv50まで上げてしまったほうが、いろいろと手間が省けるような気もしますね。
▲実はプリーストの場合、「レベルアップボックス(Lv72)」からもらえる「武器交換チケット」では、「治癒の杖[0]」との交換になるため、打撃用の武器は「チェイン[2]」止まりになってしまいます。殴りプリーストの場合は、モロクで売っている「スタナー[0]」を購入するまでは「チェイン[2]」か「バイブル[2]」を使っていくといいでしょう。