前回、BaseLv85まで育成した忍者ですが、まずは「サラの記憶」へ挑戦し、JobLvアップを図りました。


 メモリアルダンジョン「サラの記憶」では、特殊1次職の場合はBaseLv85から挑戦可能になります。ただし、報酬のクエスト経験値はJob経験値のみとなっています。

 特殊1次職は、最大JobLvが70と、やや多めではありますが、この「サラの記憶」をクリアしていれば、自然と最大レベルまで到達できるでしょう。


 今回はJobLv61で初挑戦して、クリア時にはJobLv64になりました。JobLvが高くなればなるほど、クリア時にもらえるJob経験値も多くなるので、次のJobLvまでの必要経験値が多くてもまったく気になりません。


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▲HPの低い特殊1次職にとって難関な序盤の橋のところは、「影分身」を使って敵の攻撃をスルー。なお、Agiに振っていない忍術型の場合でも「空蝉」を連打しながら強引に進むことで、なんとか突破できると思います。


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▲外に出て「探検家レーン」と話すことで報酬のクエスト経験値がもらえます。特殊1次職(と上位2次職)はJob経験値だけになりますが、かなり多めにもらえるので、ほぼ確実にレベルアップできるはずです。


 その後、前回解説したような各種メモリアルダンジョン(「永劫の戦」や「地下排水路(お掃除ビギナー)など」)をクリアして経験値を稼ぎます。その過程で、不慮の事故(?)で未クリアだった「飛行船襲撃」にもリベンジしてきました。



■マラン島産の無属性苦無が活躍する「飛行船襲撃」


 「飛行船襲撃」に出現するモンスターの属性は風属性と闇属性。特に闇属性の敵はボスをはじめとして手強いモンスターばかりなので、できれば相性のいい属性で攻撃したいところです。が、「苦無投げ」で使用する各種苦無の属性はどれも相性がよくありません。唯一ダメージが減少しないのは無属性の「トビウオ」や「スルメイカ」です。


 前々回に解説しましたが、「トビウオ」と「スルメイカ」は、マラン島で「マラン島特産缶詰」200個と交換できるアイテム。今回は、とりあえず1回の交換でもらえる200個だけ持っていくことにしました。


 「飛行船襲撃」の序盤は「黒土の苦無」を装備して戦います。アクティブなモンスターには「苦無投げ」、ノンアクティブなモンスターに対しては、「影分身」を使いつつ通常攻撃を行います。通常攻撃では少し時間がかかりますが、その間に(「忍法修練」の効果もあって)消費したSPを回復できます。


 なお、途中でSPが少なくなった場合には、敵集団せん滅後、少しの間立ち止まって「忍法修練」によるSP回復を行い、できるだけ最大値に近いSPを確保したうえで、次の集団に向かうほうがいいでしょう。


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▲「苦無投げ」はもちろん、「影分身」も意外とSPを消費します。アクティブモンスターさえ倒してしまえば、ゆっくりと進められるので、SPを回復しながら戦っていきましょう。


 4マップ目、「ワイバーンキッド」の登場するエリアから、苦無を「トビウオ」に切り替えます。特に手早く倒したい「ワイバーンキッド」が闇属性で、地属性の「黒土の苦無」ではダメージが減少してしまうからです。


 「ワイバーンキッド」を「苦無投げ」で早期にせん滅したあとは、「スカイビホルダー」を通常攻撃で倒していきます。SP消費を抑えたいという意図もありますが、どちらかと言えば無属性苦無である「トビウオ」の消費を抑えたいという考えもありました。


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▲「ワイバーンキッド」は「ファイアーボール」を使ってくるため、ノーダメージで倒すのは難しいかもしれません。無属性の苦無を装備した「苦無投げ」で、できるだけ手早く倒したいところです。


 中ボスの「ワイバーン」戦では、「空蝉」を使い、壁を背にして「苦無投げ」を連打します。今回、Str99、Int1の忍者で、SPが尽きる前に倒しきることができました。ただし、SPの消費は激しいので、「アイリス」に話しかける前に、少しの間座って休むなどして回復しておきます。


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▲「ワイバーン」も闇属性なので無属性の「トビウオ」や「スルメイカ」が最適。「苦無投げ」は必中、たとえ攻撃を受けても「空蝉」があるので、「クァグマイア」も気にせずに「苦無投げ」を連打します。


 ボス戦では「怒りの船長ペルロック」との戦闘を選択。「影分身」をかけた状態で「苦無投げ」を行いますが、全SPをつぎ込んでもHPが微妙に削り切れない感じです。そこで、途中でSPを温存することにして、通常攻撃に切り替えます。与えるダメージはあまり高くはないものの、受けるはずのダメージは「影分身」(または「空蝉」)で回避できるので、あまり問題はないでしょう。


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▲自信がない場合は、特に初回は戦闘を回避する選択肢を選ぶというのもアリですが、すでに1度以上クリアしているのであれば、「怒りの船長ペルロック」への挑戦をオススメします。


 「怒りの船長ペルロック」は、HPが減って瀕死になると、まれに「ソウルブレイカー」を使ってくることがあり、それだけは要注意。「ソウルブレイカー」には魔法扱いのダメージも含まれるので、「影分身」や「空蝉」では回避できません。「怒りの船長ペルロック」のHPゲージが黄色になったら、温存していたSPを使って「苦無投げ」を連打し、一気に倒すようにしましょう。もし相手が長い詠唱を始めたら、それは「ソウルブレイカー」の合図。すぐに攻撃をやめて、敵が見えなくなるくらいまで遠くに逃げて、攻撃をやりすごしましょう。


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▲「怒りの船長ペルロック」のHPがあとわずかになったら、「苦無投げ」で一気に削りきりましょう。


 今回、200個持ち込んだ「トビウオ」はほぼ使いきり、ちょうどいい感じでした。与ダメージが低めな場合はもう少し必要かもしれませんので、多めに持って行ってもいいでしょう。


■メモリアルダンジョンを再度クリアしたり、狩りをしてBaseLv90へ……


 「飛行船襲撃」をクリアした時点でBaseLv88、JobLv67。その後、日付をまたいでから(正確には午前5時を越えていればOK)、2回目の「サラの記憶」へ行くことに。結果的に言うと、この2回目の「サラの記憶」をクリアしてJobLv70に到達してしまいました。


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▲前回の「サラの記憶」クリア後、「地下排水路(お掃除ビギナー)」へ2回、「飛行船襲撃」に1回行っただけなのですが、2回目の「サラの記憶」クリアで、早くもJobLvカンストです。


 その後、2回目の「飛行船襲撃」をクリアし、BaseLv89に。経験値バーが95%を越えていたので、ちょっとだけ「イズルード海底洞窟 3層」で狩りをしてBaseLvを90に上げます。


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▲ちょっとした経験値稼ぎには便利な「イズルード海底洞窟 3層」。風属性の「狂風の苦無」が便利です。


 これでBaseLv90。いよいよ育成も終盤。追い込みに便利な「ゲフェン魔法大会」への挑戦も可能になりました。


■「ゲフェン魔法大会」でBaseLv99を目指そう


 ということでさっそく「ゲフェン魔法大会」に挑むことにしたのですが、どのくらいの数の苦無を持ち込むべきか、悩みどころです。多いに越したことはないのですが、重量50%を越えている場合、HPとSPが回復しなくなるため、SP不足で「苦無投げ」が使えなくなるという本末転倒な流れになります。多少は回復アイテムも持ち込みたいし……。


 悩んだ挙句、今回はとりあえず750個の苦無を持っていくことにしました(敵はほとんどが無属性なので苦無の属性はなんでもOK)。回復アイテムは「初心者用ポーション」300個、「影分身」用の「影宝珠」は20個。これも結果からいうと、3回戦まで戦うのであれば十分すぎる量でした。


 「ゲフェン魔法大会」については以下のエントリーにて解説していますので、初めて挑戦するという場合は参照してみてください。


【初心者向けメモリアルダンジョン攻略04】英雄の痕跡「ゲフェン魔法大会」


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▲今回は、大会前には内周の西回りを通り、「リディア」に物理攻撃アップの支援をもらいました。


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▲1回戦は楽勝。2回戦はセオリーどおり「サンダーストーム」だけきっちり回避して戦います。SPが切れたので通常攻撃も織り交ぜましたが、それ以外は特に苦戦せず。


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▲3回戦の「ブラック・カネイリー」は「ハイディング」で隠れられてしまい、やや時間をムダにしましたが、2回戦同様、「苦無投げ」でSPが切れたら通常攻撃へ移行。SPがなくなる前に「影分身」を使っておき、通常攻撃でダメージを与えつつ、移動はせずに「忍法修練」によるSP回復を待って「苦無投げ」でトドメ。


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▲なお、4回戦の「フェモン」はHPが多すぎて倒しきれず。「空蝉」を使って逃げまわり、デスペナルティを回避するのが精一杯でした(苦笑)。


 ともかく、3回戦まで勝利できたので「ゲフェン魔法大会コイン」を15枚獲得。これをさっそく経験値に換えてもらい、BaseLv92までアップしました。ここまできてしまえば、クリアしてきたメモリアルダンジョンの再入場時間以降に再度挑戦することでBaseLv99へ至る道が見えてくると思います。


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▲「ゲフェンコイン交換員」にて、「ゲフェン魔法大会コイン」を経験値に換えてもらうことで、大量の経験値を獲得できます。以前は1回交換すると23時間のクールタイムが発生する仕様でしたが、2016年9月6日(火)のアップデートにて、交換後、午前5時を過ぎると交換権利が復活するようになりました。なお、他のキャラで獲得した「ゲフェン魔法大会コイン」を倉庫経由で受け渡してもOKなので、極端な話、どんな職業&どんなステータスであっても、BaseLv90にさえなってしまえば、数日でBaseLv99になれるのです。


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▲「ゲフェン魔法大会」挑戦後のステータス&スキルはこんな感じ。スキルに関しては「一閃」を習得していますが、「風魔手裏剣投げ」を取ったり、Intを高めている場合は「火炎陣」を取ったりしてもいいでしょう。