『ラグナロクオンライン』では、2016年10月11日（火）の定期メンテナンス後から、衣装装備の拡張が行われ、これまで頭装備のみだった衣装装備が「肩にかける物」にも適用されるようになりました。
これを記念して、さっそく肩にかける物の衣装装備「[衣装] 大悪魔の翼」が実装されました。しかもこの衣装装備、誰でももらえてしまうという太っ腹企画。冒険者アカデミーにいる「サキュバス」の姿をしたNPC「仮想推進員」に話しかけるだけで、1キャラにつきひとつ、もらえてしまいます（詳しくはこちら）。
これは2016年11月15日（火）定期メンテナンス前までの期間限定イベント。イベント期間は長めなので、慌てなくてもいいのですが、逆に油断してうっかりもらい忘れのないようにしたいところです。
▲いきなり実装された肩にかける物の衣装装備「[衣装] 大悪魔の翼」。結構迫力のある装備です。肩にかける物に関しては、外見に反映される装備はありましたが、衣装装備はこれまでありませんでした。予告なしだったのでサプライズでしたね。
なお、この「[衣装] 大悪魔の翼」、誰でも入手できるということは、RAGホーダイや、無料開放期間でログインしたアカウントでももらえるということ。タイミングよく、2016年10月15日（土）は無料開放デー、10月16日（日）にはRAGホーダイ（19時～23時）も実施（詳しくはこちら）されますので、久々にログインする人でも、いきなり最新アイテムをゲットできてしまいますよ。
さてさて、イベントはこれだけではありません。先週からスタートしている「秋のニンジンパワー大開放！」（詳しくはこちら）はもちろん、10月11日（火）の定期メンテナンス後に開始された「生体工学研究所：獄 実装1周年カーニバル」も要チェックです（詳しくはこちら）。
久々に復帰する方にとっては「生体工学研究所ってことは……ハイレベルなキャラ向けなんでしょ？」と思われるかもしれませんが、それだけではないのがポイント。復帰者にとってもかなり美味しい内容になっているのです。
■「生体工学研究所」にクエストなしで入場可能に!?
『RO』をやったことがある人なら「生体工学研究所」がいろいろな意味で話題のダンジョンだということはご存知かと思われます。キャラクターと同じ外見をした謎多き敵キャラクター、奥に進むほど強敵がひそむハイレベルダンジョン、アイテムを集めてレアな装備品を作成したり、エンチャントに一喜一憂したりと、いろいろな人がいろいろな趣向で楽しめる内容の場所です。
そんな興味深い場所ですが、ひとつだけネックだったのはクエストをしないと進入できないという点。「生体工学研究所 01」マップなどは、比較的低レベルなキャラであっても、大量の「リムーバ」を倒すことで、経験値的にもアイテム的にも稼げる場所。そんな美味しいダンジョンに、なんと2016年10月11日（火）の定期メンテナンス以降から、クエストをしなくても入れるようになったとのこと。
もちろん、ダンジョン内で進行するクエストなどは、前提のクエストをこなしていないと始まらないのですが、敵を倒したり、ドロップアイテムを入手するだけなら問題ありません。
BaseLv60以上のキャラであれば、リヒタルゼンの貧民街側（マップ東エリア）、土管のそばにいるNPC「アイーダ」と会話することで内部に入場することができるようになりました。初心者向けの狩場の選択肢がまたひとつ広がったという感じです。
▲2016年10月11日（火）の定期メンテナンス後に実装されたNPC「アイーダ」。「生体工学研究所侵入クエスト」をクリアしていないキャラクターでもBaseLv60以上であればダンジョンに入場できるようになりました。継続的にプレイしている人はクエストをクリアしている人が多いと思いますが、初心者や復帰者は特にお世話になるのではないでしょうか。ちなみにこのキャラはイベント終了後もずっといてくれるのでご安心を。
■「囚人の腕輪」を500個渡せば新規実装アイテムがもらえちゃう!?
11月に実装が予定されている「怨嗟の指輪[0]」という装備があります。これは、街の中で装備すると「生体工学研究所」でおなじみのモンスター（※）に変身できるというアクセサリー。
※……「エレメス=ガイル」、「カトリーヌ=ケイロン」、「セイレン=ウィンザー」、「セシル=ディモン」、「ハワード=アルトアイゼン」、「マーガレッタ=ソリン」のいずれかにランダムで変身。
さらに、これを装備していると特殊なスキル「リヒタルゼンへの帰還」（Lv1）が使用可能になるとのこと！
リヒタルゼンへの移動は、通常は飛行船などがメインで、ちょっと時間がかかることもあったので、これは嬉しい装備です。「冒険者のリュック[0]」で使用可能な「プロンテラへの帰還」や、「タンポポリング」を使ったラヘルへの移動などと組み合わせれば、ルーンミッドガッツ王国、シュバルツバルド共和国、アルナベルツ教国の三国を一瞬で自由に行き来できるようになりますね。
そんな嬉しい装備品ですが、ストーリー的には実はまだ開発実験中という設定。リヒタルゼンにいるNPC「ロバート」が絶賛研究続行中ですが、完成させるためには実験素材として「囚人の腕輪」が必要とのこと。そこで冒険者に目をつけ、完成品の譲渡を約束に、「囚人の腕輪」を集めてきてくれるように依頼している模様です。
▲上で紹介している「アイーダ」の近くにいる「ロバート」に「囚人の腕輪」を渡すと、後日、完成品の「怨嗟の腕輪[0]」がもらえるとのこと。この先行投資はやっておいて損はないですね。
必要な「囚人の腕輪」の数は500個！ 「多いよ！」と思った人は、「生体工学研究所：獄」アップデートを未体験と見ました。実は「囚人の腕輪」はかなりドロップ率が高く、モンスターによっては100％近いのです。さらに、前述したように、「生体工学研究所 01」にいる「リムーバ」は出現数がかなり多くなっていて、犬も歩けば棒に当たる的に、「テレポート」すれば大量の「リムーバ」に当たるという感じ。「リムーバ」はそれほど強くはないモンスターですし、500個集めるのも大変ではありません。
なお、「囚人の腕輪」は、「生体工学研究所」ほぼ全域でドロップされるアイテムなので、各種素材集めなどのために「生体工学研究所 02」や「～03」で戦っていても自然と数が集まっていきます。
今回は後述する「ハロウィンジャック」も出現しているため、それを目当てに狩りをしているだけでも十分な数が集まるはずです。
この「怨嗟の腕輪クエスト」はキャラクターごとに行えるので、自分の持ちキャラ全員に「怨嗟の指輪[0]」が欲しければ大量の「囚人の腕輪」を集める必要がありますが、クエスト期間中に1キャラだけでもクリアさせておけば倉庫経由での装備の使い回しができるハズなので問題はないでしょう。
▲私の場合、倉庫にあった「囚人の腕輪」500個を渡して1キャラクリア。その後、「ハロウィンジャック」を探すついでに集めた「囚人の腕輪」を、別キャラで渡して通算2回目のクエストクリア。まだまだ期間は長いので「ハロウィンジャック」を倒すついでにあといくつか確保しておきたい感じです。
▲「サンプル品を借りたい」を選択すれば街での変身効果のある「[レンタル] 怨嗟の腕輪[0]」を借りられます。装備しなおすたびにランダムで姿が変わります。
■「ハロウィンジャック」から特殊な頭装備「カボチャヘッド[1]」を手に入れろ!?
イベントはまだまだありますよ。上でも書きましたが、イベント期間中、「生体工学研究所」全般に出現している「ハロウィンジャック」。非常に弱いモンスターなのですが、こいつを倒すと、ときおりカボチャ型の未鑑定装備「兜」をドロップします。これは「カボチャヘッド[1]」という新装備。
▲どう見てもカボチャなのに「兜」と言い切られてしまうと「お、おう……」と答えるしかありません。
この「カボチャヘッド[1]」、これまでの装備品と異なるのは、ついているオプションの数値がアイテムごとにランダムになっているという点。基本的な内容としては「ボスモンスターへの物理攻撃」、または「ボスモンスターへの魔法攻撃」へのボーナスがついているのですが、肝心のボーナス数値が鑑定してみるまでわからないのです。なかには30％を越える数値がついているものもあるようで、高い数値がついた装備を手に入れた人は露店に出していたりもしますね。
さらに、この「カボチャヘッド[1]」、ボスモンスターへの攻撃ボーナス以外にも、もうひとつ効果が付与されるのですが、それがなんと週ごとに入手できるものが変化する模様です。今週は「詠唱時間-？％」、10月18日（火）のメンテ後から25日（火）のメンテ前までは「スキルディレイ-？％」、25日（火）のメンテ後から11月1日（火）のメンテ前までは「攻撃速度＋？％」、11月1日（火）のメンテ後から8日（火）のメンテ前までは「スキル使用時の消費SP-？％」というオプションのものが手に入るそうです。
全種類のオプションをコンプリートするのもよし、欲しいオプションのつく週に集中的に「ハロウィンジャック」を追いかけるもよし、とにかく最高値を追い求める人ももちろんいることでしょう。
ちなみに「カボチャヘッド[1]」のドロップ率ですが、体感では数体倒して1個手に入るかどうかという感じでした。人によっては低いとも思えるし、そこそこ高めと感じる人もいるでしょう。まぁ最高値を追い求める人からすると「もっとドロップしてくれ！」と思うでしょうけど（笑）。
▲新規実装された「カボチャヘッド[1]」は、これまでになかったランダムオプションが付与されています。エンチャントのシステムとはまた違った感じですね。
■「戦死者のマント[0]」のスロットエンチャント素材アイテムが期間限定で超絶緩和!?
「生体工学研究所：獄」にて実装された「戦死者のマント[0]」はスロットエンチャントを行える装備ですが、成功率は100％で安心な代わりに、結構な数の素材が必要です。イベント期間中はこの必要数がすべて10分の1に緩和されてしまう大盤振る舞いが実施されています。
▲必要なアイテムがすべて20個に緩和！ スロットエンチャントを狙っていた人はこのチャンスを逃す手はありません。
ただし、この特典を受けるには、討伐クエストをクリアする必要があります。提示された5種類のモンスターのうちどれか1種類をクリアすればOKで、対象には「リムーバ」500体というのもあるので、案外楽勝です。
▲討伐クエストはクエストウィンドウから確認可能。5つのうちどれかひとつをクリアすればいいので難しくはありません。なお、討伐クエストは1回報告するとすべてリセットされるので、複数のクエストを並行して進めても意味はありません。
今回BaseLv156のソーサラーでやってみましたが、「生体工学研究所 01」で「リムーバ」500体を倒すついでに「囚人の腕輪」500個収集、さらに「ハロウィンジャック」から「カボチャヘッド[1]」を狙うというミックスチャレンジを敢行してみました。
結果は、だいたい1時間弱で「リムーバ」を500体倒し、「囚人の腕輪」を500個入手、さらに「カボチャヘッド[1]」を6個入手という感じでした。それぞれを集中して狙っていたわけではないので、効率化を図るといろいろ時間短縮はできると思いますが、せっかくのイベントなのでいろいろやってみたい感じです。ちなみにわりと人の少ない時間帯にプレイしていたのですが、「生体工学研究所 01」では、ほかにも数名のプレイヤーさんが狩りをしていました（やはりメカニックが多かったです）。週末は結構賑わうかもしれませんね。
なお、イベント第1週である10月18日（火）定期メンテナンス前までは、「生体工学研究所」全般でモンスターからの獲得経験値が大幅アップしています（1.5倍～2倍）。クエストの縛りもなくなり、さまざまなイベントが実施中ですので、久々にログインするという人は「生体工学研究所」へ足を運んでみるのをオススメします。
▲もちろん、各街にいるNPC「新人広報員」がリヒタルゼンまで無料転送してくれます。
▲現地にはおなじみ「保険屋のオバちゃん」もいるので、デスペナルティが不安という人は5,000zenyで保険に入っておくといいでしょう。
■「コスチュームミッション2016 10月」スタート！
さて、2016年10月11日（火）定期メンテナンス後からは「コスチュームミッション2016 10月」もスタート（詳しくはこちら）。今月のお題は「ゴブリンリーダーの仮面[0]」、「スクラッチマスク[0]」、「花嫁の仮面[1]」の3種類。
今週は「ゴブリンリーダーの仮面[0]」の交換が行われていますが、「ドラモ マシーン」の支援は2種類実施中。
「ゴブリンリーダーの仮面[0]」の入手支援では「ゴブリン長男」、「ゴブリン次男」、「ゴブリン三男」、「ゴブリン四男」、「ゴブリン五男」、「ゴブリンアーチャー」をすべて50体ずつ倒すことで「ゴブリンリーダーの仮面[0]」が確実に入手できるようになっています。
▲西側の「ドラモ マシーン1号」の課題。討伐の種類数は多いですが、討伐数自体は少なめなのと、1マップ内に全種類のモンスターが登場するのでそこまで大変ではありません。
また、「スクラッチマスク[0]」の入手支援では「ブラッディーマーダー」を50体倒すことで「スクラッチマスク[0]」が確実に入手できる模様です。
▲東側の「ドラモ マシーン2号」の課題。「ブラッディーマーダー」は結構タフなので、攻撃力の高いキャラで挑みたいですね。
私は、「ゴブリン退治は先日もやった気がするぞ!?」と思いつつ、念のため倉庫を検索してみたら、なぜか「ゴブリンリーダーの仮面[0]」も「スクラッチマスク[0]」も在庫がありました。「ゴブリンリーダーの仮面[0]」は本当にいつ手に入れたのか記憶にないくらいなのですが、まぁ結果オーライです。
気になるのは来週の「花嫁の仮面[1]」の入手支援ですね。元々のアイテムの作成素材が結構キツイので、どんな課題がくるのか非常に気になるところです。
なお、今回からは「トラ猫クロミ」の交換ラインナップも変更になっていますので、公式特設ページや現地のイズルードにて確認しておくといいと思います。
▲ということで倉庫から引っ張り出してきた「ゴブリンリーダーの仮面[0]」を交換してもらい、「[衣装] ゴブリンリーダーの仮面」を入手！
