『ラグナロクオンライン』プレイヤーのみなさん、いまさらですが、精錬イベント「ウェルス アイアン・フェスタ」お疲れ様でした。今回は調子がよくないなどと書いていた私ですが、後半は「ミラクル・ゴッデス」さんがわずかにデレてくれたようで、少しだけ持ち直しての終了となりました。


 懸念事項だったメカニックの「パワードセット」のなかでは、とりあえず「+7パワードタンク[1]」ができたので、あとのふたつの装備はおいおい手に入れていくことにします。……来年の精錬イベントとかね!(←鬼に笑われそうなほど気が長い)


 さて、2017年5月16日(火)の定期メンテナンス後からは、復刻イベント「蜃気楼の塔~地獄の軍勢~」がスタートしています(詳しくはこちら)。ベースは2012年に開催された「蜃気楼の塔」を復刻という感じですが、モンスターの配置なども変更されており、さらに、新たに最上級の難度「天獄級」(BaseLv151~165)が追加されています。


 今回の「蜃気楼の塔」ですが、ゲーム内のストーリーとしては、おなじみ「ロックスター商会」が開催するイベントということになっており、塔を進むことで「蜃気楼ポイント」が得られるようになっています。ポイントはイベント会場の「夏美」と話すことで、「大きな箱」(500ポイント)か「小さな箱」(100ポイント)と交換してもらえます。中からはエンチャントに関連するアイテムがランダムで入手できる模様です。


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▲BaseLv151以上のキャラで「夏美」と話すと、「天獄級」の塔に隠された秘密の一端を語ってくれます。なお、BaseLv150以下のキャラには話してくれません。


 イベント会場にて同時に開催されているのがエンチャントサービス。各種エンチャントNPCが一堂に会しており、さらに失敗時の装備破壊が発生しない状態でエンチャントが可能になっています。とはいえ、対象装備以外にも、エンチャントにはエンチャントを行うための素材が必要。


 「精錬イベントでいい装備はできたけど、エンチャントするには素材が足りない……」という人はまずは「蜃気楼の塔ポイント」をためて、「夏美」から素材の飛び出す「箱」をもらうのが理想的という感じでしょうか。


 さて、そんなわけで私も久しぶりとなる「蜃気楼の塔」にさっそく挑戦してきたので、その様子をお届けしたいと思います。



■序盤はスムーズだけど後半は鬼のような難度!? 「天獄級」に挑戦!


 今回挑戦したのはイベント開始初日の「天獄級」。23時45分募集開始の回です。初日だけあって、参加者は多め。おそらく満員(100名)だったのではないかと推測されます。


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▲募集NPC前には時間前から人だかり状態に。あ、関係ないですが、おかげさまでBaseLv165になりました。あとはJobLvを60にすれば……!


 塔の内部では待機エリアにてさっそく臨時のパーティーを募集する人もいましたが、あらかじめギルドメンバーやフレンドさんたちとパーティーを組んでいる人も多く見受けられました。


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▲塔内部では待機エリアでパーティーを組んだり、NPCから塔の説明を聞くことができます。公式サイトなどにも書かれていますが、使用できないスキルなども改めて説明されます。


 24時になり塔の攻略がスタート。序盤は「セカンドコスチューム体験ワールド」などで開催されている「幻の遺跡」と似たような印象で「ほほう、これが天獄級? 案外進めるなぁ」という感想。ほとんど脱落者が出ないままスムーズに進行していきます。


 あれよあれよといううちに5階をクリアし、休憩エリアに到着。休憩エリアではアイテムの販売や倉庫NPCがいて、アイテムの補充などを行うことができます。


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▲倉庫はもちろん、各種消耗品販売NPCもいてかなり便利な休憩エリア。入場費用もかかるので、ふだんZenyを持たせていないキャラにもある程度のZenyを持たせておきたいところ。私はこういうときのために倉庫に取っておいた「黄金」をNPCに売るなどして所持金を補充しようと思います。


 問題はこの先。6階に入ると序盤はリヒテルン系モンスターなどが登場。ビフロストタワーなどに登場する、自爆が脅威のモンスターですが、熟練の冒険者の攻撃力によって次々に殲滅されていきます。が、その後に登場してきたのは巨大なミノタウロスのようなモンスターなどなど……。これらは未知の敵ですね。果敢に攻撃をしてみましたが、当然HPも高く、相手のHPゲージもなかなか減りません。そんなさなかにどこからともなく降ってきたメテオストームっぽい攻撃を食らってしまい、敢えなく昇天。塔の外に放り出されてしまいました。


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▲巨大なミノタウロスっぽい敵「異端を憎む者」。その他「暴君を懲らしめる者」など、見たことのない敵が多数登場する「天獄級」6階。


 同様に何名かの脱落者が転送されてきますが、そこまで大人数がやられたわけではない模様でした。あとあと情報を追ってみると、私がやられたメテオストームのような攻撃はとても強力で、火属性に対する防御を高めておかないと生き残るのはかなり難しいとか。しかし、ソーサラーとしては「ランドプロテクター」などで活躍できるエリアだったようで、非常にもったいないことをしました(苦笑)。


 このあとの階層でも強力なモンスターが目白押しということらしく、登頂するのはかなり難しそうという見解も出ていますね。とはいえ、攻略法はあるはずですし、これまでのイベントなどでも「どうやってクリアすんのこれ!?」というような敵やダンジョンを攻略してきた人も数多く存在しています。イベントが進むにつれ、攻略情報が広まっていくのではないでしょうか。


 イベント開始翌日ですら「6階は火属性への耐性を100にしておくか、ランドプロテクターを敷いてメテオストームっぽい攻撃を防ぐ。さらに攻撃力の高い巨大モンスターは「金剛」を使った修羅が耐えることでクリアが楽になるらしい」という感じで“攻略”されてきています。


 ちなみにこうした状況を振り返るにはリプレイ機能が最適。初めて挑戦する場合にはぜひリプレイを記録しておき、あとで見返してみるといいでしょう。なお、私はスクリーンショット撮影用にリプレイを記録しております(笑)。


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▲なお、今回の挑戦で獲得できた「蜃気楼ポイント」は250ポイント。6階で脱落するとこんな感じらしいですね。ところで、公式ブログなどで公開された新規の衣装装備はどうやって入手できるのか、気になるところです。「ニーズヘッグ」との会話で出てくる「未知の力」が関係していたりするのでしょうか??


■深夜の「超級」にも挑戦してみましたが……!?


 という感じで大賑わいを見せる「天獄級」ですが、私はBaseLv151以上のキャラはソーサラーしかいないので、ほかのレベル帯はどうなんだろうと思い、覗いてみることに。


 ログインした時間が遅かったので、深夜1時45分募集開始の「超級」に参加してみることにしました。予想はしていましたが、イベント開始初日とはいえ平日の深夜だけあって参加者はかなり少なめ。とりあえず私はBaseLv135のリベリオンで参加。アークビショップさんが募集していた臨時パーティーに入れてもらい、攻略に参加したのですが、2階で「ブワヤの影」に捕まってしまいます。高いHPを削りきれずにいると、次の階へのワープリンクが開いたとのメッセージが。敵を振り切ってワープリンクに向かったほうが得策と判断しましたが、運悪く強烈な攻撃を受けてしまい、そこでリタイヤ。受けたダメージは12000ちょいを2回だったので、もうちょっとHPを盛っておけば生き残れたのが悔やまれる限り。


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▲私が参加した回では、攻撃力の高いリベリオンや修羅での参加者が目立ちました。アークビショップでの参加者も一定数いるのがありがたい限り。支援系ではミンストレルさんはいませんでしたが、ワンダラーさんがちゃんと「ブラギの詩」を使えるようにしてきており、影の功労者という印象でした。


 やはり新規に登場した「天獄級」の攻略が熱い現在ですが、そこまで人が殺到しないレベル帯の塔をじっくりと攻略していくのもアリかもしれません。気分転換に「中級」「上級」「超級」などのレベル帯の塔にも挑戦してみるのはいかがでしょうか。


■素材があるだけ試しちゃう!? 魅惑の「エンチャントサービス」!


 ヤバいのは「天獄級」の塔だけではありません。別の意味でヤバいのが「エンチャントサービス」。強力な能力が付与できるエンチャントでは、装備自体が消滅してしまうといったリスクがともないます。その装備消滅を防ぐ代わりにそれまでのエンチャント効果が消えるだけですむといったさまざまな緩和が行われているのが今回のエンチャントサービスです。


 私自身、装備を入手するのもやっとな感じなので、消滅リスクのあるエンチャントなどには手を出したことがありません(苦笑)。でも、私みたいなプレイヤーの方も多いんじゃないでしょうか。


 ふだんからそんな状態なので、あまりエンチャント用素材も在庫がないのですが、まずは比較的お手軽な「メカニックエンチャント」に挑戦してみました。このメカニックエンチャントでは+9以上に精錬された装備であればよりよい効果が付きやすくなるのですが、当然そんな装備は持っていないので、精錬イベントでできたばかりの「+7パワードタンク[1]」にエンチャントを施していくことに。本来、3段階目で装備消滅の危険があるこのエンチャントも、それまでのエンチャント効果消滅というイベント緩和が行われているので安心です(もちろん精錬値や挿してあるカードなども保持されます)。


 2段階目以降からはエンチャント消滅の可能性がありますが、初回は2段階目で効果消滅。気を取り直して続けてみたら無事3段階目までエンチャントできました。まぁ、本来は最上の効果を目指して何度もエンチャントしていくものなのだと思いますが、素材となる「チャールストンパーツ」はもちろん、1回10万zenyのエンチャント費用もなかなかバカになりません。ぷち強い感じの「+7パワードタンク[1]」ができたのでよしとします。


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▲効果としては微妙な感じではあるのですが、付いていないよりは付いているほうがいいですよね! 無事3段階目までエンチャントできました。


 その他のエンチャントもちょこちょこ試してみていますが、装備が消滅しないので何度でも挑戦できるぶん、「次はいけるかも」と素材がある限り試してしまいたくなります。というわけで冒頭の「これはヤバい」。素材がすごい勢いで消費されていくのです(苦笑)。


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▲マランエンチャントはよりよい効果が付きやすくなっているとのことですが、とはいえもともとの確率が低いのか、なかなか付かないという状況はさほど変わらず。結構溜まっていた「マラン・Aコイン」の消費が大変なことに……!?


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▲一方、もっとも注目を集めているであろう「時空エンチャント」や「超時空エンチャント」に関しては、個人的にエンチャント素材の在庫がほとんどありません……。イベント期間中の「蜃気楼ポイント」による素材の入手に期待することにします。


■長時間RAGホーダイ再び! この週末は30時間の連続無料ログインが可能に!


 という感じで「蜃気楼の塔」関連のイベントで盛り上がっている『RO』。「蜃気楼の塔」では気軽にパーティーを組んで楽しめるということもあり、休憩エリアなどではちょっとした雑談などに花が咲くことも。「蜃気楼の塔、久々だなー」という人はもちろん「初参加なんですよー」という人もいたりして、ワイワイと楽しく遊べると思います。


 「ほう……。でもログインするにはプレイ利用権がなぁ……」という人には恒例のお知らせとも言えますが、2017年5月20日(土)19時~22日(月)1時までの30時間、そしてプレミアムフライデー合わせの2017年5月26日(金)15時~25時の10時間のRAGホーダイが開催されます。詳しくは「2017年5月のイベント&ミニアップデート情報」を参照してみてください。


 RAGホーダイの時間帯ならプレイ利用権のないアカウントでも無料でログインできるようになっているので、ぜひ「蜃気楼の塔」や「エンチャントサービス」を体験してみてください。あ、「蜃気楼の塔」は、参加可能なレベル帯によって、受付時間および開催時間が決まっているので、あらかじめ記事冒頭でリンクした公式サイトの特設ページを確認しておくといいと思いますよ。