『ラグナロクオンライン』では、BaseLv175までのレベルキャップ解放を含む大型アップデート「EPISODE:TERRA GLORIA ~ルーンミッドガッツ王国の胎動~」が実施されました。詳しくはこちらの公式特設サイトを参照してください。


 メンテナンス時間が終了してログインしてみると、BaseLv165のキャラがオーラのエフェクトをまとっていませんでした。「プロンテラが眩しくない!」というコメントもあちらこちらで聞かれましたね(笑)。


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▲アップデート前日、RO丼を覗いていたら「#サヨナラ165オーラ」というタグを発見。そういえばオーラ状態でSSを撮影していなかったような……! と思って、慌てて記念撮影しておきました(笑)。BaseLv175では違うオーラエフェクトになるんでしょうかね。


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▲明けて翌日。オーラが消えているのがおわかりになると思います。ちなみに、BaseLvがカンストしていてもある程度経験値は入っているようなので、だいたいの人はBaseLvの経験値バーが16%程度からのスタートとなったようです。


 何はともあれ、まずはメインストーリーであるクエスト「テラグローリア」を進めて、新ダンジョンや新メモリアルダンジョンを解放していくのが最優先でしょう。今回の「テラグローリア」では、「古いつるはし」3個が必要となります。またサブクエスト「隊長の贖罪」では「なめらかな紙」3個が必要。デイリークエストでは「銃弾の研究者」で「中核ゼリー」が2個必要になりますが、これは新ダンジョンの「ヴェルナー研究所」に出現するモンスターからドロップされます。


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▲「古いつるはし」はアインベフの北にある「鉱山ダンジョン」にいる「ピットマン」がドロップします。それほどドロップ率は低くないので、3個程度なら苦労せずに集められると思います。一方、「なめらかな紙」は「アマツフィールド 01」などにいる「カラ傘」をはじめとして、「一反木綿」「毀損された古書」などがドロップします。こういったドロップアイテムなども公式ツールの「モンスターサーチ」から検索できるので便利になりました。


 ストーリークエストは、先行テストプレイ記事でも書いたとおり、面倒な移動はほとんど転送してもらえるため、非常にテンポよく進められ、話に集中することができます。手早く進めたいという人ならだいたい30分程度でクリアできると思います。報酬としてもらえる「名誉の勲章」は、サブクエストまで含めると600個、さらに「王家貢献の証」が100個と、できるだけ多くのキャラでクリアさせていきたい感じですね。


 また、話題の“あのキャラ”から受け取った「小さなレザーバッグ」を使用すると、6名分の遺品が入手できます。アイテム詳細に書かれている場所に持っていくことで、“彼ら”の後日談が聞けるので、要チェックです。……私は「小さなレザーバッグ」を使用できるという点にしばらく気づかずに、若干放置していましたが(苦笑)。


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▲NPCたちからはお礼として「高級武器の箱」と各種“+10料理”がもらえます。重量には余裕を持たせておきましょう。


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▲何気に、「聖カピトーリナ修道院」からプロンテラへ転送してくれるのも嬉しいところ。


 その他、クエスト終了後に「クラナネミエリー」の「ディエン」のいる部屋に入ろうとすると最初の1回に限り特殊な会話が聞けたりと、まだまだお楽しみが隠されている模様です。さすがは大型アップデート、細部までかなり手が込んでいますね!


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▲長老である「ディエン」がなぜ冒険者の提案をあっさり承諾したのか、その真の理由が明らかに……!?


 メインクエストを進めれば、プロンテラ王城の冒険者歓迎室から今回のクエストの関連地域への転送も利用できるようになり、行動範囲が広がります。もちろん、ダンジョンへの直接転送もあるので非常に便利です。


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▲アップデート後にはリベリオンの姿のNPCが追加されていました。クエストを進めるといろいろな場所へ転送してもらえるようになります。



■とりあえず「ヴェルナー研究所」に行ってみました!


 報酬経験値が最大300Mという新メモリアルダンジョン「ハートハンター軍事基地」が話題ですが、私はまず通常ダンジョンの「ヴェルナー研究所」へと足を運んでみました。


 こちらは軍事基地内にいるNPCから討伐クエストも受けることができ、報酬として「名誉の勲章」を獲得できます。


 先行プレイレポートでもお伝えしたように、「ヴェルナー研究所」はBaseLv120以上で入場できるA棟とB棟、BaseLv160以上で入場できるC棟とD棟が用意されています。私のキャラはBaseLv165ですが、C棟D棟はかなり手強いらしいという噂。というか、私のキャラでは、A棟B棟でも複数のモンスターに囲まれるとピンチになる有り様でした(笑)。


 私のソーサラーは攻撃手段が「スペルフィスト」なのですが、慣れてくると敵の弱点属性に合わせたボルト魔法をベースにすることで、ある程度安定して狩りを続けることができました。A棟B棟での獲得経験値的には、「蟻地獄ダンジョン B2F」でバリバリ狩るほうが稼げるという話ですが、単体攻撃キャラならこちらも十分選択肢に入るのではないでしょうか。なにより新アイテムドロップの可能性もありますからね。


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▲「実験幼体ムカー型」は「ニューマ」「ヒール」「速度増加」といった厄介なスキルを使用します。属性は水1なので「ライトニングボルト」をベースにした「スペルフィスト」を使うと手早く片付けられます(が、このSSのときは手探り状態だったので属性が合っていませんね……)。


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▲「実験幼体メタリン型」は多彩な属性のボルト魔法などを使用。ダメージ自体はそれほど高くはありませんが、Agi型としては戦闘中にチマチマと確実に削られてしまうのは注意したいところ。


 狩りをしたのはA棟B棟だけでしたが、厄介に感じたのは「実験幼体サベージ型」のスキル「ワイドコンフューズ」。その名の通り、周囲に「混乱」の状態異常を発生させるスキルで、他人が戦っているそばを通りかかっても混乱状態に陥ることがありました。うーん、本格的に狩るなら混乱耐性が欲しいところかもしれませんねー。


 なお、「スペルフィスト」は必中攻撃なのであまり気になりませんでしたが、このマップに登場するモンスターは、全体的に必要Hitが高めになっているようです。しかし、ボスモンスターではないので、状態異常が有効。パーティープレイなどでは、凍結(「ストームガスト」)などを使って攻撃を当てやすくすると楽に倒せるかもしれません。

■「反逆の箱」を開けてみた!


 さて、今回のお楽しみ、新装備を含む各種アイテムがランダムで出てくるという“箱系アイテム”の「反逆の箱」。ブログや掲示板、先日ご紹介したRO丼などでも「反逆の箱」を開けまくる“反逆の箱チャレンジ”が流行している様子。どうやら新装備の出現率もそれほど低くはないようで、100個程度開けると何かしらの装備は入手できているという人が多い感じですね。


 「反逆の箱」は「名誉の勲章」10個で交換できるので、100個ということは「名誉の勲章」1,000個分。一見多いように見えますが、今回のクエストを2キャラ程度クリアさせれば十分入手できる数です。これはやるしかないでしょう。新装備が出たらそのレポートをしてブログネタも確保できますし!


 ということで、私も「名誉の勲章」をぶっ込んで「反逆の箱」を開けてみました。その結果がこちら!


●「反逆の箱」100個を開けてみた結果

マステラの実:12
エンペリウム:15
不思議な石片:19
金塊:15
銀塊:13
黄金:5
速度変化ポーション(UP):8
ダイヤモンド3カラット:7
RBマッスル15mg:6


 ほうほう、クエストをスキップできる新アイテム「不思議な石片」の出現率は、だいたい20%くらいの確率ではないかと噂されていますが、たしかにそんな感じですね。


 ……。


 って! 違うでしょ! 装備品は!? 靴は!? 片手剣は!? 衣装装備は!? 常々ランダム系の運がないなと思っていましたけども! 前も「時空ブーツ[0]」を30個精錬して1個も+7ができないなんてことがありましたが、またこれですかっ! 出なさすぎて逆に結果を疑われるレベルになってきましたが、本当の出来事だから恐ろしいです……。


 ま、まぁ「名誉の勲章」1,000個分なんて、まだ2キャラ分弱にすぎません。今後、残るキャラでも「テラグローリア」をクリアしていけば「名誉の勲章」はまだまだ手に入ります。これが最後の「反逆の箱」ではないと思い知らせてやろうではありませんか。はーっはっは!(破産するフラグだこれ)


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▲連続で「金塊」や「エンペリウム」などが出てくると若干イライラしますね(笑)。「落ち着けまだ慌てるような残箱数じゃない……」と言いつつ、そのまま走りきってしまいました……。「嘘だといってよルッキー」(ルッキーは関係ありません)。


■8月のイベント&アップデート予定、そして多めなRAGホーダイも公開に!


 そんなことはさておき、忘れずにお知らせしておきたいことがふたつほど。まずひとつ目は、毎月恒例のイベント&アップデート情報が更新されている件です。


 「2017年8月のイベント&ミニアップデート情報」によれば、2017年8月15日(火)定期メンテナンス後には「ピラミッドダンジョン」「スフィンクスダンジョン」のマップ調整が行われるとのこと。「BaseLv165以上を目指す冒険者が経験を積むためにピッタリの狩り場」になる調整もあるとのことなので期待しておきましょう。


 また、8月22日(火)からは“僕ドキ”こと「僕のドキドキ冒険記」の第4弾が予定されているとのこと。新たな装備「ゴッズシリーズ」なるものの存在も明らかにされています。こちらも期待大ですね。


 超余談なんですけれど、これが公開されたときに一部で「ゴッズシリーズって『ウィザードリィ』になかったっけ?」という声を見かけましたが、あれは「コッズシリーズ」(Knight of Diamondの略で「KOD's」)ですからね。お間違いのないように(笑)。


 おっと、話題がそれましたね。もうひとつ、「EIPSODE:TERRA GLORIA」アップデート記念のキャンペーンも展開中です。


 「ROスクープレンジャーコンテスト2017」と名付けられたこちらは、いわゆるTwitter連動キャンペーン。もうおなじみとなりつつある「カメラにゃん」からもらえるフレーム表示アイテムを使ってスクリーンショットを撮影し、ハッシュタグ「#ROスクープ2017」をつけてTwitterにアップするというもの。


 運営チームで審査が行われ、大賞に輝いた3名は雄一郎氏がスクープ画像をイラスト化してくれるとのこと。また、大賞およびスクープ賞に入選すると「1DAYチケット」が15個もらえてしまいます。ご存じの方も多いと思いますが、1DAYチケットは1DAYと言いつつ実質的に2日間有効になるので30日分と考えてもいいでしょう。最近はRAGホーダイで無料ログインが可能な日も多いので、かなりお得に使えそうです。


 このキャンペーンは2017年8月8日(火)15時までとなっていますので、気になる人は応募要項を読んで参加してみてはいかがでしょうか。


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▲「カメラにゃん」はプロンテラの東カプラ近くに登場しています。ということで、カメラにゃんが決定的瞬間を撮った決定的瞬間をスクープしてみました。「ふっ、カメラにゃん、それは残像よ……」「にゃっ、いつのまに背後にっ!」そんな小芝居もできます(笑)。


 そうそう、そんなRAGホーダイも8月は多めになっているとのこと。11日(金)、12日(土)、13日(日)、20日(日)は19時から25時、プレミアムフライデーの25日(金)は15時から25時、そして26日(土)19時からは28日(月)1時まで、月末恒例になりつつある30時間の連続RAGホーダイです。


 というか、この記事がアップされる日もちょうど7月の30時間RAGホーダイの真っ最中だったりします。プレイ利用権がないアカウントでも大型アップデート「EPISODE:TERRA GLORIA」を楽しめますので、ぜひログインしてみてください。


 「高レベル帯向けのアップデートなんでしょ?」と思った方もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。新規実装されたダンジョンはたしかに高レベル向けが多いのですが、クエスト自体はBaseLv70以上のキャラならプレイ可能です。「異世界」クエスト、「七王家とユミルの心臓」クエストをクリアしていれば問題なし。一切プレイしていないという人でも、いざとなれば「異世界」クエストは、イズルードのNPCに「不思議な石片」(この記事が公開される頃には露店で売っている人も増えているのではないでしょうか)を渡せばスキップ可能で、いきなり「七王家とユミルの心臓」クエストが始められます。「七王家とユミルの心臓」には必要アイテムはいっさいありませんので、「クエストウィンドウ」を見ながら進めれば問題なくクリアできるでしょう。


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▲「異世界」クエストや「七王家とユミルの心臓」クエストをクリアしていると、NPC「王室急使」から声をかけられます。ちなみにこのセリフは呼びかけられた本人にしか見えませんのでご安心を。クエスト中でもこの仕組みが多用されています。


 「テラグローリア」クエストをサクッとクリアすれば報酬として「名誉の勲章」ががっぽり。「反逆の箱」と交換して装備品が出れば露店で売って復帰資金に……としばらく『RO』をお休みしていた人でも一攫千金のチャンスが転がっていたりします。……あー、「反逆の箱」100個開けて装備品が1個も出なかった私が言うと説得力が皆無ですね(笑)。気になる人はTwitterやRO丼で「反逆の箱」やハッシュタグ「#反逆の箱チャレンジ」などで検索してみてください。私の運の悪さが浮き彫りになると思いますので……!