00 『ラグナロクオンライン』では、2017年11月7日(火)に「ロックリッジ ~新大陸の開拓者~」アップデートが実装予定となっています。今回、『RO』運営チームのご厚意により、少しだけ早くその内容をおうかがいすることができたので、アップデート直前ではありますが、「ロックリッジ」の内容をご紹介していければと思います(なお、各スクリーンショットはクリックすることで拡大されます)。


 また、後半では、いよいよ来月に迫った「15thアニバーサリー」の施策や、『RO』プレイヤーなら誰もが気になっているであろうロビーワールドの進捗状況などもお聞きしてきました。ロビーワールドにて行われる新たな攻城戦の概要など、こちらも要チェックだと思います!


 毎回のお約束ですが、今回も取材はテストサーバーにおける開発段階の内容となっています。実装内容と記事内容が異なる可能性もありますので、その点はご了承くださいませ。なお、「ロックリッジ」に関する案内をしてくれたのは『RO』運営チームの伊藤健氏、栗山知也氏、白川昌平氏のお三方です。


■貴重な紫鉱石を巡って牛賊団との激しい抗争が繰り広げられる開拓者の街「ロックリッジ」

 ロックリッジとはミッドガルド大陸の新興企業「ピンクローズ社」が発見した新大陸の名前。この大陸のみで産出される貴重な紫鉱石が発見され、その採掘のため、人間たちが入植を行い、ロックリッジの街を作り上げました。


 ロックリッジ周辺にはサボテンのような姿をした「キャクター族」と牛の頭を持つ屈強な「タウラス族」が住んでいました。人間たちはキャクター族とは友好関係を築くことに成功しましたが、タウラス族とは対立。タウラス族は「牛賊団」なる集団を結成し、紫鉱石の採掘を妨害してきています。


 牛賊団に手を焼いているピンクローズ社は、ミッドガルド大陸から冒険者を募り、彼らに協力を仰ぐことにしました。冒険者は、無事に牛賊団を退け、ロックリッジに平和をもたらすことができるのでしょうか!?


 ……というのが「ロックリッジ ~新大陸の開拓者~」の舞台背景となります。「ロックリッジ」には街がひとつと、フィールドがふたつ(「キワワ砂漠 01」「キワワ砂漠 02」)、ダンジョンがふたつ(「ロックリッジ鉱山 01」「ロックリッジ地下街」)存在しており、ローカライズマップという扱いになります。ローカライズマップということは、出発地はやはりアルベルタの港。基本的には他のローカライズマップ同様、渡航費用が10,000zenyかかりますが、初回は無料で送ってもらえます。


 ロックリッジではストーリークエストをクリアすることで、各種クエストを受注できるようになります。そんなわけで、まずはこのストーリークエストを進めるのが最優先。なお、クエストを進めるにはBaseLv70以上が条件となっています。このストーリークエストには戦闘などはなく、どんなキャラでもクリアできるようになっているとのこと。


 ロックリッジではフィールドマップに出るにはBaseLv130以上という制限があります。また、ダンジョンへの進入は「ロックリッジ鉱山 01」「ロックリッジ地下街」ともにBaseLv160以上という制限があります。後述するウィークリークエストもBaseLv130以上となっていますので、メインストーリー以後はBaseLv130以上になってから活用できる場所というイメージですね。


 ストーリークリア後は狩り以外にも、ウィークリークエストで経験値を稼ぎつつ、報酬である「ロックリッジコイン」を消費してアイテムを手に入れたり、エンチャントを行ったりすることができるようになります。


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▲アルベルタの港にいるNPC「カラムプッチ」に話しかければロックリッジへと送ってもらえます。詳しいことは現地にいる市長の「コステル」氏に聞いてほしいとのこと。


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▲ロックリッジの街では住民たちが冒険者を歓迎してくれます。彼らのすぐ隣の東側にいるのが市長のコステル氏。市長自ら港まで出迎えとはよほどの歓待ぶり……と思ったら、これにはちょっとワケがあるようで……?


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▲詳しいことはこの街唯一の保安官である「アイアット・ワープ」氏に会ってほしいと言われます。しかしこの保安官、どこかで聞いたような名前ですが……(笑)。パロディ要素からもわかるように、今回のアップデート、物語のノリはわりと軽めみたいです。


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▲街の中心にあるらしい保安官事務室を目指して歩いていきます。案内板のそばを通ると自動でセリフ(?)がポップアップして行き先を案内してくれます。


 保安官事務室で話を聞いてみると、近々、牛賊団の首領である「ジョニー・ジェイムス」と交渉を行う予定になっているとか。相手の人数に合わせてアイアット・ワープともうひとりで交渉に臨みたいとのことですが、やはり市長のコステルが行くべきだろうと言われます。


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▲保安官の「アイアット・ワープ」。キャクター族と協力して牛賊団から紫鉱石を取り返そうとしているのですが……。


 冒険者は再び市長の元に戻り、交渉に出席するよう依頼しますが、ちょっとした冗談を真に受けてしまった彼はすっかり怯えてしまい、次の定期便でミッドガルド大陸へ逃げると言い出してしまいます。


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▲ついうっかり「コステルさんと引き換えに鉱石を取り戻す」などという冗談を言ってしまう冒険者。ちょっとしたお茶目なジョークもコステル氏には通じずに……。


 仕方なくアイアット・ワープの元へ戻ると、彼は最初から市長の臆病さを理解していたようで、「キミが行くことになると思っていたさ」と、市長の代わりに冒険者本人を交渉の場に連れて行くことに。交渉は街の東に広がる「キワワ砂漠」の廃列車の前で行われるとのこと。


 なお、この「キワワ砂漠」は、ロックリッジのフィールドマップのひとつですが、クエスト時には敵の出現しないクエスト専用マップで進行するので危険はありません(本来BaseLv130以上の制限がありますが、クエスト時はBaseLv70以上でOK)。


 キワワ砂漠には、牛賊団の首領、ジョニーが現れますが、交渉の最中、周囲でサボテンに擬態していたキャクター族が彼らを取り囲みます。そう、交渉とは名ばかり、これはジョニーを捕らえるために人間とキャクター族が仕掛けたワナだったのです。


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▲サボテンに擬態して周囲に潜んでいたキャクター族にまったく気づかなかったジョニーたち。キャクター族との付き合いも長いだろうに、なぜそれに気づかないタウラス族(笑)。


 この事態に驚いた牛賊団のナンバー2、アルバートは逃げ出してしまいます。アイアットたちは捕らえたジョニーを保安官事務室の牢屋に放り込み、協力してくれたキャクター族のイヴォカ・スクーディーとともに次の作戦を練り始めます。


 彼らによればアルバートを逃したのは作戦のうち。残った牛賊団はアルバートを新たな首領として再編成、捕らえられたジョニーは見捨てられたという嘘を吹き込み、ジョニーから情報を聞き出そうという段取りのようです。


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▲騙されやすいタウラス族と、サボテン的な見た目からは考えられないほど機転の効くキャクター族。別に冒険者の協力がなくてもなんとかなるんじゃないですかねコレ(笑)。


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▲いつのまにか“未来の市長様”と持ち上げられている冒険者。保安官やキャクター族の交渉の上手さにも注意してシナリオを読んでいくと面白いかもしれません。


 ……という感じで、保安官&キャクター族の作戦がことごとくエゲツない方向へ進んでいき、もともと加害者だったはずのタウラス族たちがちょっとかわいそうにすら思えてきます。しかも、タウラス族たちは案外素直で、人に言われたことをあまり疑わないピュアな心の持ち主が多いようです(笑)。一方で保安官のアイアットとキャクター族のイヴォカは切れ者で容赦がありません。この先の展開は推して知るべしといったところでしょうか……。このストーリークエストは初見でも30分程度で終わる、比較的短いものになっているとのことです。


 こんな感じのツッコミどころ満載なストーリーをクリアすると、冒険者は街のいざこざを解決に導いた有名人として、さまざまな人から頼まれごとをされるようになります。晴れてウィークリークエストが受けられる、というワケです。


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▲街の東付近にいる「大陸案内員」というNPCに話しかけることで、ダンジョンはもちろん、ウィークリークエストの依頼主の近くまで無料で転送してもらえます。「ウェルス発掘地」のNPCがさらに便利になった感じでしょうか。


 荒野ばかりのロックリッジでは食料が足りておらず、簡単な食材の確保から、定番の討伐クエストなど、さまざまな依頼が待ち受けています。ウィークリークエストというだけあって、1週間に1回だけ、クリアすることで報酬がもらえます。これらウィークリークエストのクールタイムリセットは「エンドレスタワー」と同じで、火曜日の昼12時(通常は定期メンテナンス中)となっています。


 ウィークリークエストは、これまでのデイリークエストなどとは違い、1週間に1回しかクリアできないぶん、報酬も多めになっているのが特徴です。


 ウィークリークエストはもちろん複数あり、受注可能なBaseLvは130以上のものと160以上のものに分かれています。BaseLv130以上の制限のクエストをすべてクリアするとBase経験値が1億500万(105M)ほどもらえるとのこと。一方、BaseLv160以上の制限のクエストをすべてクリアするとなんと7億(700M)ものBase経験値が獲得できます。なお、Base経験値ほどではありませんが、Job経験値ももらえるため、JobLvアップが期待できます。


 例を挙げると、もっとも簡単な食料調達クエスト「食材がない!」では、ミッドガルド大陸ならNPCの店で売られている食材を集めてくるだけというお手軽なクエストにも関わらず、1,000万(10M)のBase経験値、400万(4M)のJob経験値、そして「ロックリッジコイン」が獲得できてしまいます。


 また、BaseLv130以上の討伐クエストをクリアするとBase経験値2,000万(20M)、Job経験値800万(8M)、BaseLv160以上の討伐クエストをクリアするとBase経験値1億5,000万(150M)、Job経験値6,000万(60M)といった感じになっています。ただし、報酬が多めなぶん、これまでのデイリー討伐よりは少し難度が高めとのことです。


 ウィークリークエストなので、休日にまとめて進めるもよし、毎日1クエストずつクリアしていくのもよし、自分のペースでこなしていける感じです。メンテが明けたらとりあえず受けるだけ受けておいて、クリアでき次第報告していくというのもいいでしょう。


■風属性の牛賊団たち、そしてダンジョン内にはかなりの強敵が徘徊……!?


 さて、ここからは各マップについて紹介していきましょう。


 前述のとおり、ロックリッジではフィールドの「キワワ砂漠 01」と「キワワ砂漠 02」にはBaseLv130以上、ダンジョンの「ロックリッジ鉱山 01」と「ロックリッジ地下街」にはBaseLv160以上という制限がかかっています。


●「キワワ砂漠 01」(BaseLv130以上)


 遠距離攻撃を主体に襲ってくる牛賊団と、白っぽい「コヨーテ」が出現するマップ。「コヨーテ」は毒2の動物形、牛賊団たちの属性は風3の人間形。どちらかと言えば「コヨーテ」が多め。「コヨーテ」は毒属性ということもあり、やや対処が難しいかもしれません。獲得経験値はいずれもBase経験値が14~15万前後、Job経験値が3.5万~4.5万前後となっています。既存のモンスターである「ロウィーン」「ガリオン」なども出現します。


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●「キワワ砂漠 02」(BaseLv130以上)


 「キワワ砂漠 01」からさらに進んだ先にあるマップ。こちらでは牛賊団系のモンスターの出現数が多めになっていて、「コヨーテ」は少なめ。その他、「ロウィーン」「ガリオン」といった犬系モンスターもちらほら見受けられました。牛賊団系のモンスターは銃で遠距離攻撃してくるものも多く、近接攻撃系の職業のキャラは近づく前にダメージを受ける可能性も高くなっています。


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●ロックリッジ鉱山 01(BaseLv160以上)


 「キワワ砂漠 02」の先にある鉱山。内部はさらに強力な牛賊団のトップたちがうろついています。フィールドの敵とはHPもAtkも桁違いに高くなる代わりに獲得経験値も1体40万以上と多くなっています。属性は風4、人間形でほぼ統一されているので、できるだけ弱点を突いて対処したいところ。なお、通路が入り組んでいるわりにモンスター数は多めらしく、ところどころで“モンスターハウス”的な塊に遭遇する可能性もあるとのこと。


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▲なお、ロックリッジ鉱山前にいる牛賊団のNPCからは鉱山内のモンスター討伐のウィークリークエストを受注することができます。冒険者の顔を見て一瞬警戒しますが「人違いです」という言葉を素直に信じて依頼をしてくれます。


●ロックリッジ地下街(BaseLv160以上)


 ロックリッジの街から行けるダンジョン。実はロックリッジはもともとあった街を埋め立て、その上に街を築いたという過去があります。しかし、地下街には浄水施設などが残っており、完全に埋めてしまうわけにはいかない模様。その地下街にはいまやモンスターがはびこり、街の住人は恐れて近づこうとはしません。


 こちらでは「プラズマラット」「カニバラウス」「デビルズフィンガーズ」といった変異種的なモンスターが多くなっています。特に「デビルズフィンガーズ」はHPこそ234と少ないものの、ダメージを1ずつしか与えられない、通称“草タイプ”。「プラズマラット」などにダメージを与えると、取り巻きとして召喚される場合があるので、そうなった場合はあっという間に数体に囲まれ、そのぶんFleeやDefが低下してしまう()ことも多くなっています。マップ内には水場もあるので、「ウォーターボール」などを使うには困らなそうです。


※編注:『RO』では3体以上に攻撃されるとFleeやDefにペナルティがかかる仕様になっているのです。


 また、「プラズマラット」はAtkこそ314とかなり低めですが、Matkがなんと10,000! 魔法攻撃を食らうとひとたまりもなさそうですね……。


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▲この悪夢のような状況の中、ウィークリークエストの「配管整備作業」を進めていかなくてはならないわけで、BaseLv160以上のウィークリークエストの一部の難度の高さが垣間見える感じです。


■「ロックリッジコイン」で新アイテムを入手しよう!?


 ロックリッジのストーリークエストやウィークリークエストの報酬としてもらえるアイテムが「ロックリッジコイン」。これはロックリッジで活躍した人に贈られるアイテムで、このコインと引き換えにランダムでアイテムを入手したり、手に入れた新アイテムにエンチャントを施したりすることができます。「王家貢献の証」や「モーラコイン」と同じような感じだと思えばわかりやすいかもしれません。


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▲ウィークリークエストの討伐(上級。BaseLv160以上)をクリアすると、報酬経験値とともに「ロックリッジコイン」が3個入手できました。


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▲「ロックリッジコイン」10枚と引き換えに、アイテムの抽選に挑戦することができます。「とってもクールなアイテム」とはいったい……?


 今回はあらかじめ「ロックリッジコイン」を用意しておいてもらえたので、何度か抽選にチャレンジさせていただけました。まず出たのは「鉱員のリュック[1]」という装備品。どうやら当たりのようで、幸先がいい感じ。調子に乗って続けてみると、「ルビー」「エメラルド」「金塊」「銀塊」「ルビー」「銀塊」「サードオニキス」「アメジスト」……と、見事にハズレを連続で引き当ててしまいました。「うーん、いいアイテムが出る確率が結構高いハズなんですが……」と周囲で見守ってくれていた運営チームのみなさんが若干ザワザワし始めます(苦笑)。最後に「鉱員のつるはし[3]」という武器が出てくれてホッとひと安心。たまたまハズレ率が高かったようで、私の運の悪さが露呈してしまった模様です。「時空ブーツ[0]」50個以上使って+7がひとつもできなかった私の運の悪さは伊達ではないですよ(自慢にならない)。


 ということで、ここからは「ロックリッジ」で入手できる新アイテムの紹介にいってみましょう。今回は一部のアイテムのみのご紹介。ここに掲載した以外のアイテムも入手できるので、残りは実装されてからのお楽しみです。


・「栄光のロックリッジバッジ[1]」
・「名誉のロックリッジバッジ[1]」


 ロックリッジのストーリークエストをクリアした際にもらえるアクセサリー。どちらか1種類を選択することになるので、両方欲しい場合は2キャラでクリアする必要があります。


 「栄光のロックリッジバッジ[1]」は、装備位置がアクセサリー(1)(装備ウィンドウの左側)に決まっています。また、「名誉のロックリッジバッジ[1]」は装備位置がアクセサリー(2)(装備ウィンドウの右側)に決まっています。


 通常、アクセサリーは装備変更を行うと左側に装備されますが、「名誉のロックリッジバッジ[1]」をダブルクリック(またはショートカットのキーで装備)すると右側のアクセサリーを自動的に外して装備してくれます。うまく使えば装備の変更が行いやすくなりそうですね。


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▲「栄光のロックリッジバッジ[1]」。右側のアクセサリー欄に装備することはできないアクセサリーです。


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▲「名誉のロックリッジバッジ[1]」。こちらは左側のアクセサリー欄には装備することができません。


・「用心棒のスカーフ[1]」


 「ロックリッジコイン」との引き換えでランダムに入手するアイテム。忍者系のスキルを強化してくれる“肩にかける物”。ただし、装備できるのはBaseLv130以上の全ての職業となっているため、影狼&朧の専用装備というわけではありません。「風魔手裏剣 -乱華-」など、忍者系スキルの強化以外にも、精錬値に応じてFleeが増加する追加効果があります。


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▲「用心棒のスカーフ[1]」。


・「鉱員のつるはし[3]」


 「ロックリッジコイン」との引き換えでランダムに入手するアイテム。重い代わりに「マグマイラプション」の再使用待機時間を3秒減少させ、精錬値によってAtkとVitが増加するという両手斧。さらに、精錬値が9以上だと「アックストルネード」の再使用待機時間が1秒減少します。スロットが3つあるにも関わらず武器レベルが4というのもポイントかも。


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▲「鉱員のつるはし[3]」。


・「自警団の弓[3]」


 「ロックリッジコイン」との引き換えでランダムに入手するアイテム。近接物理攻撃で受けたダメージを反射するという珍しい弓。Intに応じてAgiや攻撃速度が増加するため、魔法を使うシャドウチェイサーなどにもオススメの逸品。そのほか、精錬値が9以上になるとFleeが50も増加する追加効果もあります。こちらも武器レベル4でスロットが3つ空いています。なお、これはシリーズモノの装備のひとつで、ほかに自警団系の鎧とアクセサリーが存在するとのこと。セット効果があるわけではないものの、それぞれに近接物理攻撃で受けたダメージを反射する効果があるそうです。


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▲「自警団の弓[3]」。


■ロックリッジのエンチャントでは武器に「強撃3」の効果が付くことも!?


 「ロックリッジコイン」を使って行えるのはアイテム交換だけではありません。アイテム交換NPCのすぐ下にいるキャクター族のNPCでは「ロックリッジコイン」5個を消費して「ロックリッジエンチャント」が可能になっています。このエンチャントの対象アイテムは、上記の「ロックリッジコイン」とのアイテム交換で入手できる装備のみ(クエストで入手できるアクセサリー2種にはエンチャントできません)。


 武器、防具など、カテゴリー別にエンチャントで付与される効果が異なりますが、武器系には精錬値に応じて攻撃力を大幅に増加させる「強撃1~3」の効果が付くこともあるとのこと。


 なお、このエンチャントは失敗せずに必ずどれかの効果が付き、カードや精錬値などのリセットもありません。また、上書きすることも可能になっていますので、「ロックリッジコイン」があるだけ挑戦できます。ちなみに「ロックリッジコイン」は取引や露店での売買が可能になっています。


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▲「用心棒のスカーフ[1]」ではスロット4とスロット3の2箇所にエンチャントが可能。


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▲今回エンチャントを試してみたところ、スロット3に「闘志1」、スロット4に「Str+3」が付与されました。効果を上書きして再エンチャントすることも可能です。


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▲スロット4を選んで再エンチャントしたところ「名弓2」が付きました。


■2017年11月7日(火)にはマップ調整も実施


 すでに予告されているように、ロックリッジのアップデートに合わせて、マップ調整が行われます。今回の対象マップは「名もなき島」の「修道院」と、「ヴェルナー研究所」の2箇所だそうです。


 「ヴェルナー研究所」に関しての変更は、強めのモンスターが登場する「C棟」と「D棟」(いずれも入場可能BaseLv160以上)で、ここに登場するモンスターから獲得できる経験値が大幅に引き上げられ、1体で100万(1M)前後のBase経験値になったとのことです。


 「修道院」に関しては、モンスターからの獲得経験値が全体的に引き上げられるのはもちろん、「修道院 02」のマップ内にワープリンクが追加され、外周の広い通路をぐるぐると周回できるようになるとのこと。また、これまで狭かった視界範囲を広くできるように改修。通常マップと同等程度にまで“引き”で見られるようになるとのことです。ただし、角度やマップ回転については今までどおりの仕様(ほぼ動かせない)になっています。


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▲引きの画像だとこれくらいになります。これだけでもかなり狩りやすくなっており、既存の「修道院」のイメージを守りつつ、利便性の向上を図った“ちょうどいい落とし所”だと思います。


 そして、「修道院 03」はモンスターを全体的に強化。これまでの10倍くらい強い「ネクロマンサー」や「バンシー」が襲いかかってくるとのことです。「みなさんのキャラクターって、名もなき島の実装時より10倍くらい強くなっていると思うんですよ。ですので敵も10倍くらい強くしました。もちろん獲得経験値もかなり上がっています。今回のマップ調整で実装当時の気持ちを思い出していただければと思います」とのことです。


■15thアニバーサリーでは15周年にちなんで15の施策が行われる!


 ごぞんじの通り、『RO』は2017年12月1日(金)をもって15周年を迎えます。この記念日に向けて、すでに特設サイトがオープンしています(詳しくはこちら)。ここでは15ものコンテンツが順次公開されていく予定とのことです。


 この記事が掲載されている時点では各所からのお祝いイラストやメッセージ(僭越ながら私もメッセージを寄稿させていただいております)やグラヴィティ社のスタッフからのコメント、ユーザーからの思い出募集コーナー、寒いジョーク&スクリーム、そしてニャゴットのセリフ募集コンテストなどが公開されています。年末恒例になりつつある「勝手にアワード」や「オモ録」も予定されているということで、今年はどんな表彰があるのか楽しみですね。今後、12月中旬にかけていろいろな企画が公開されているとのこと。毎年おなじみのあれやこれやはもちろんのこと、15周年という区切りの年ということもあって、ちょっと変わったものも準備が進められているとか。


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▲ここで極秘画像を入手! とある企画用に雄一郎氏が描き下ろし中のこのイラスト。なにやらメッセージが添えられていますが、これはもしかして……!? 詳細は15thアニバーサリー特設サイトでの公開をお待ち下さいとのことです。


■「実績システム」は年内実装予定! 2017年の施策実施はまだまだ終わらない!?


 ここからは2017年の施策を振り返りつつ、2018年に向けての『RO』について、運営チームの長澤誠吾氏、中村聡伸氏、山本兼寛氏のお三方にお話をうかがいました。


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▲インタビューに応じてくださった『RO』運営チームの方々。左から長澤誠吾氏、中村聡伸氏、山本兼寛氏。


――いよいよ2017年11月7日(火)に「ロックリッジ ~新大陸の開拓者~」が実装になります。ですが、以前の「EPISODE:TERRA GLORIA」の際の取材時には「ロックリッジ」はいったん延期して、「ドラム族」などを年内に実装するという予定になっていたように思います。


★長澤誠吾氏(以下、長澤氏)

 はい。実は「ドラム族」を実装するにあたって、必要となるシステムがいくつかあり、日本のドラム族の企画に合わせて開発元のほうで制作を進めていただいていました。しかし、同じスタッフが「ロビーワールド」の開発にも重なってしまったため、どうやら年内には間に合わない感じになってしまいました。誠に申し訳ありません。「ドラム族」を楽しみにしていただいていたユーザーの皆様に深くお詫び申し上げます。


 ですが、ユーザーさんに何もお届けできないのはいけないと思い、延期しようと思っていた「ロックリッジ」を再度前倒しして、今回実装することになりました。実は、「実績システム」(編注:過去に「業績システム」と呼ばれていたものの正式名)に関しても2017年内に実装を予定していまして、結局、年頭に発表したアップデートはほぼ導入できる見通しになっています。


――おお、「実績システム」は年内に実装ですか! そうなると見事に予定通りになっていますね(笑)。


★長澤氏

 「実績システム」に関しては、一部インターフェイスの変更なども含まれているので、まずはシステム部分を導入して確認し、第一弾、第二弾というような感じで順次実装されていく予定になっています。そして、「ドラム族」に関しては、年内を目標に頑張っていたのですが、ちょっと遅れまして……2018年の予定はまた改めて発表させていただければと。


――なるほど。前回同様、年頭にインタビューにおうかがいさせていただくということで(笑)。


★長澤氏

 よろしくお願いします。


■ロビーワールド構想の中心となる「ワールド倉庫」とは?


★長澤氏

 とはいえ、それだけではなんなので、今日はロビーワールドの進捗状況などをお話しさせていただきたいと思います。さっそくですが、テスト環境で一部動いているものをお見せしましょう。


――おお、見られるんですね!?


★長澤氏

 今回お見せするのは、ロビーワールドそのものではなく、ロビーワールドとほぼ同時に実装が予定されている「ワールド倉庫」というものです。これは各ワールド間に設置される新しい倉庫で、この倉庫はロビーワールドを始めとする各ワールド(Urdrを除く)で共通となります。


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▲テスト中の「ワールド倉庫」。今回はあくまで仮のものなので、設置場所を始めとした仕様などは変更される可能性が高いです。なお、Urdrワールドのみ、もともとクライアントが別だったり、仕様の問題などが多く、実装は見送られる見通しとのことです。


★山本兼寛氏(以下、山本氏)

 まず最初にお断りしておきたいのですが、今回お見せしているものはまだまだ仮の状態のものです。操作方法や見た目なども変わる可能性が高いので、あくまでイメージとしてお考えいただければと。


 ということで説明に移りたいと思います。まず、「ワールド倉庫」は1アカウント内のすべてのワールドで共通の倉庫となります。ただ、前にお話しさせていただいたように、ワールド間ですべてのアイテムが移動できてしまうといろいろ問題が出てきます。ですので、アイテムごとに、「どのワールドでも双方向で移動できるもの」、「Aワールドからワールド倉庫に入れられるもの」、「ワールド倉庫からAワールドへ持ち出せるもの」といったように、細かく設定をできるようになっています。これはワールドごとに設定ができ、たとえば「Aワールドからこの倉庫に入れられるアイテムが、Bワールドのみで取り出せる」といった状態にもできます。あ、仮にA、Bとしていますが、AlvitrワールドとBreidablikワールドのことではありません。念のため(笑)。


――ロビーワールドへの出し入れだけではなく、現状の通常ワールド間でもアイテムのやり取りが可能になるということですか?


★山本氏

 はい。ロビーワールドを介することなく、異なるワールド間でのアイテムの移動も可能です。とはいえ、もちろん最初は制限をかけることになると思います。これは以前からお話しさせていただいているように、アイテムの移動に関しては状況を見て制限を解除するか、決めていきたいと考えています。


――「ワールド倉庫」とアイテムウィンドウを同時に開くと、禁止マークがついているアイテムが多いですが。


★山本氏

 禁止マークがついているのは「ワールド倉庫に入れられないアイテム」です。このテスト環境では「ナイフ[3]」が出し入れ自由のアイテムですね。また、「リンゴ」は禁止マークの中に上向きの青い矢印がついています。これは「ワールド倉庫に入れることはできるが、取り出せないアイテム」です。


 ためしに、「リンゴ」を「ワールド倉庫」に入れてみましょう。通常と同じように個数を指定して入れます。が、いったん入れてしまうと、この設定のアイテムは「ワールド倉庫」から取り出せません。


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▲「リンゴ」は「ワールド倉庫に入れられるけれど、入れてしまうと取り出せない」という設定。これはワールドごとに細かく変更ができるとのこと。


――あ、本当ですね。アイテムが掴めません。


★山本氏

 では、別ワールドに移動してみましょう。キャラクターが同じ容姿なのでわかりにくくてすみません……。


 こちらのワールドでは「ワールド倉庫」の「リンゴ」は「ワールド倉庫からの取り出しのみが可能」という設定になっています。取り出した「リンゴ」は「ワールド倉庫」へは入れられません。通常同様に個数を指定して取り出してみてください。


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▲別のワールドから同じアカウントの「ワールド倉庫」を見てみると、さきほど入れた「リンゴ」が入っています。こちらは青い矢印が下向きになっています。


――5個の「リンゴ」のうち、2個を取り出しました。再度「ワールド倉庫」へ入れようとしても……アイテムウィンドウ内の「リンゴ」が掴めませんね。


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▲こちらのワールドでは、アイテムウィンドウに移動した「リンゴ」は「ワールド倉庫」には入れられない設定なので、クリックしてもアイテム自体が掴めません。


★山本氏

 「ワールド倉庫」をクローズしてアイテムウィンドウを見てみれば、通常のアイテムになっていますよ。


――おお、いつものアイテムウィンドウに戻っていますね。あのアイコンは「ワールド倉庫」と同時に開いたときだけつくんですね。


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▲「ワールド倉庫」を閉じれば、いつものアイテムウィンドウと変わりありません。


★山本氏

 ロビーワールドに関しては今まで何もお見せできなかったのですが、とりあえず進捗としては、こういった「ワールド倉庫」がテスト段階にきています。


★中村聡伸氏(以下、中村氏)

 「ワールド倉庫」に関しては、現在、グラヴィティ社による開発はほぼ完了していまして、弊社でもテストを行っているところです。アイテムロストなどが発生すると大変ですので、かなり重点的に行わせていただいている関係上、年内には間に合わないかなという感じなのですが……。特に負荷による影響など、ユーザーさんにもご協力いただいて最終的なテストを実施する予定です。


――この「ワールド倉庫」はロビーワールドとは別に、先行して実装される感じですか?


★長澤氏

 ほぼ同時になる見込みです。詳しいことは来年の取材時になってしまうと思いますが、「ドラム族」と「ロビーワールド」に関しては、2018年の早いうち、と考えていただければ。


■「攻城戦」がリニューアルされ、ロビーワールドに“移行”予定!


★山本氏

 ロビーワールドに関してはもうひとつ。以前、攻城戦に関してもロビーワールドで行っていきたいというお話をさせていただきました。現状の攻城戦では参加人数の減少もあって、遊びたくても対戦ギルドがいないという状況も発生しつつあります。そこで、攻城戦をリニューアルし、ロビーワールドに移行していくという予定で考えています。攻城戦の開催時間になったら、全ワールドの攻城戦参加ギルドがロビーワールドに集って遊んでいただくという感じですね。


――リニューアルされるというのは?


★山本氏

 今の攻城戦をそのまま移行するだけですと、いろいろ問題点も出てきますし、そもそも攻城戦に不満点があるという方もおられます。そういう意味でもリニューアルして利便性を高めつつ、かつ不満の多い部分を改修していけたらと考え、現在いろいろ企画中です。この新たな攻城戦がロビーワールドとしての最初の企画になると思います。ロビーワールドでやりたいことはいろいろあるのですが、一気にはできないので、まずは攻城戦からかなと。


 アイテム取引に関しても、様子をみつつ解放とは言いましたが、攻城戦が実施されるとなると、そこで使うためのアイテムを持ち込んだり、得られたアイテムを通常活動しているワールドに持ち帰れないと意味がありませんので、そういったアイテムは優先して解放します。たとえばギルドマスターが得たアイテムを別々のワールドから来たメンバーたちに分配できないと問題がありますよね。


 もちろん、攻城戦以外のPvE(対モンスター戦)コンテンツなども順次作っていけたらと考えています。お時間をいただく形になってしまいますが、そちらも楽しみにお待ちいただければと。大人数パーティー向けの企画なども動いています。


 ただ、「ワールド倉庫」が利用できないことから、大変申し訳ありませんが、Urdrワールドからはロビーワールドにはご参加いただけない予定となっています。


――攻城戦に関して確認させてください。ロビーワールドで攻城戦が開始されるということは、現状の各ワールドの攻城戦はどうなるのでしょう。


★山本氏

 移行という形なので、通常のワールドでは攻城戦は行われなくなる予定です。現状のまま維持してもいいのですが、新しい攻城戦が始まったら、現行の攻城戦への参加者はますます減ってしまうのではないかという懸念があります。また、以前「ワールド対抗戦」を行ったときにもあったご意見で、「正直、1週間に3回GvGをやるのはしんどい」と(笑)。「攻城戦TE」もロビーワールドに移行する予定ですので、このままでは最大週4回、攻城戦が開催されることになってしまいます。


――参加しないという選択肢もあるとはいえ、やはり開催されるからには参加したいと思いますからね……。


★山本氏

 そもそも週4回って開催時間がないですよね……。時間をずらすにしても、18時からロビーワールドでやって20時から現行ワールドで……って毎週土日に4時間も戦い続けられないですよね。


――なるほど。となると、いっそ完全移行してしまったほうがユーザー的にも集中しやすいだろうと。


★長澤氏

 とはいえ、いきなり移行というわけではなく、まずはロビーワールド実装後、攻城戦のテスト期間などを設けつつ、ユーザーさんにはアンケートなどでご意見をうかがう予定です。


★山本氏

 テストをやった結果、現行の攻城戦も維持してほしいというご意見が多ければ、残すことも検討すると思います。


――「エンペリウム」を巡って戦うという、攻城戦の基本的なルールみたいなものは変化しない感じですか?


★山本氏

 根本的には変わりません。ギルド同士の同盟などもありますし、「エンペリウム」を取り合うというのも同じです。とはいえ、アイテムの制限などを見直す可能性はあります。ただし、先程も言ったようにテストの結果が不評であれば現行のルールを適用するというのもアリだと思っています。まずはユーザーさんも遊んでみなくてはわからない部分もあると思いますので……。


 ユーザーさんがよく言われている、「いまどき、毎日0時になってギルドマスターが宝箱を取りに行くのはどうなの?」といった部分などは改修していかなくては、と思っています。


――たしかに、ギルドマスターは0時にログインして宝箱回収しないといけないという“業務”はちょっと可哀想ですね(笑)。


★長澤氏

 このインタビューを読んだ方のなかにも、楽しみにしている方や心配している方がいると思うんです。「週刊ROチャレンジ!」さんでは読者さんからの質問も募集されているじゃないですか。コメントなどで質問などを受け付けてもらえれば、それを来年のインタビューの際に持ってきていただいて、お答えするということもできると思います


――それはかなりたくさんコメントがきてしまいそうですが(笑)。ご意見に関してはやはり公式のWebヘルプデスクに投げてもらうほうがいいと思いますけれど、細かい点や回答が欲しい質問などは、いつもの感じで受け付けられると思います。……質問で思い浮かんだのですが、現状の攻城戦ではランカーアルケミストの作った「ホワイトスリムポーション」を使っているギルドも多いと思います。そういった、いわゆる“ランカーポーション”の扱いは、ロビーワールドではどうなるのでしょう。


★山本氏

 名前の入った、または名前の入れられる予定のあるアイテムというのはワールド倉庫には入れることができないんですよ。名前が被ってしまうというのもありますし、これらのアイテムは内部の処理が違うんです。「ホワイトスリムポーション」自体がワールド倉庫に入れられないので、ロビーワールドへも持ち込みができません。


 ですので、現在の企画段階では「ホワイトスリムポーション」などのアイテムをいったんチケットに交換して、そのチケットをロビーワールドに移動することで、現地で同等のアイテムに再度交換するという形になっています。また、ランカーアイテムに関しては、非常に申し訳ないのですが、ロビーワールドにはランキングがありませんので、効果は発揮されません。


――なるほど。いろいろと詳しく聞きたくなってしまいますが、それは来年のインタビューでという感じですかね(笑)。


★長澤氏

 すみません。でも、また来年早々にいろいろとお話しできると思いますので、楽しみにお待ち下さい。


――わかりました。どのくらい来るのかわかりませんが、読者さんからの質問なども持ってきたいと思います。本日はいろいろありがとうございました。


 ということで、思わぬ情報も飛び出したインタビューとなりましたが、詳しくは来年初頭のインタビューでという感じになりました。運営チームへの質問としてロビーワールドや攻城戦に関する質問もお答えいただけるということなので、これまでの質問同様にコメント欄からご質問などを投稿していただければと思います。詳しくは下記のリンクのカテゴリーをご覧ください。あ、もちろん「こうしてほしい!」という熱い想いは、確実に運営チームのもとへ届く公式のWebヘルプデスクのほうがオススメです。


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