『ラグナロクオンライン』では、以前から予告されていたように、新たなカードが12種実装されました。今回実装されたカードは、メモリアルダンジョンの「英雄の痕跡」シリーズと「悪夢のジターバグ」に登場するモンスターがドロップします。
詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、どのカードも強力なものばかり。特に注目を集めているのは、事前に公式ブログにて効果が公開されていた「大長老アイリンカード」をはじめとして、「サラの幻影カード」や「fff・ジターバグカード」などでしょうか。地味にアクセサリーでHPを盛れる「ペル&キスミー・ペルカード」「シンギング・ペル&スイング・ペルカード」などが気になっている方も多いみたいです。
しかし、個人的にはやはり「フェイヨン警備兵&フェイヨン守護兵カード」です。ボルト系魔法の詠唱時間が5秒も延びるなんてデメリットじゃないかと思われるかもしれませんが、これを有効利用できるのがソーサラーの「スペルフィスト」なのです。まるで「スペルフィスト型ソーサラーのためにあるようなカードだ」と言われており、まさにコンセプトはその通りだと思います。問題は装備位置が兜というところ。兜に装備できるカードはいろいろ有用なものも多いので、これを刺してしまうと、ほぼソーサラー専用装備になってしまうのですよね。うーん、悩みます。……カードを入手してから悩めって? はい、その通りですね……。
そんなカード入手に関しては、実装タイミングに合わせて、なんと該当のカードドロップ率が通常の3倍になるぷちイベント「一富士二鷹三カード2018 ~駆けつけ三倍!~」が開催されています(詳しくはこちら)。
▲イベントNPCの「マジシャン・ニルレム」のもとには「新人広報員」が無料転送してくれます。もちろん、冒険者歓迎室でニルレム自身に転送してもらってもいいのですが。
▲「次元の狭間 時の通路01」、マップ西側のエリアにいる「マジシャン・ニルレム」。「Episode:Banquet For Heroes」で登場した、冒険者を時空移動させてくれる力を持ったNPCです。なお、この人、男性キャラに対しては「ダーリン」と呼びかけてきます(笑)。
このイベント期間中は、該当のもの以外も含めたすべてのメモリアルダンジョンのデスペナルティも無効になっており、行ったことのないメモリアルダンジョンに挑戦したり、「夢幻の迷宮」に挑むにも便利になっています。
また、「次元の狭間 時の通路01」にいる「マジシャン・ニルレム」に話しかけて討伐クエストをクリアすることで、いわゆる3%回復剤の「グリフォンの丸焼きDX」や「王家貢献の証」をもらうことができます。さらに、討伐クエストを一定回数クリアしたり、全種の討伐クエストをクリアすることで、特別な報酬をもらえるダブルチャンスも用意されています。こちらの特別報酬では「覚醒のローブ[1]」や「ギガントボウ[1]」などが手に入る可能性もあるとのこと。
公式サイトでもオススメされているように、一部の討伐クエストは「Episode:Banquet For Heroes」で実装された討伐クエスト「リハルト家の訓練」と同時に受諾可能なので、「王家貢献の証」を稼ぐにはもってこいです。受諾とクリア報告は「マジシャン・ニルレム」と「リハルト家訓練官」の両方で忘れずに行いましょう。
▲「グリフォンの丸焼きDX」は50羽入りの箱か150羽入りの箱で受け取れます。この3%回復剤は、いつものように消費期限があり、箱を開ける前、箱を開けたあと、ともに一定期間で消滅します。交換は、イベント終了後の2018年2月20日(火)定期メンテナンス開始前まで応じてくれるので、必要なときに随時受け取るようにするといいでしょう。
■メモリアルダンジョンに通いやすくなる仕様変更も!
今回のカード実装に合わせて、一部のメモリアルダンジョンにおいて、繰り返し通いやすくなる仕様変更も行われています。
まずは、「フェイスワームの巣」では、エリアごとに経験値報酬が追加。BaseLv159以下のキャラは合計でBase経験値60M(6,000万)、BaseLv160以上のキャラは合計で120M(1億2,000万)の経験値を獲得できるようになりました。パーティー向けのダンジョンですが、入場条件を満たしたBaseLv140以上のキャラにとっては、「ハートハンター軍事基地」に入場できるようになるまでの経験値稼ぎにも適しているといえるでしょう。
また、「サラの記憶」では、熱望されていた会話スキップが導入。事前の会話はもちろん、ボス手前やクリア後の会話もスキップできるようになったので、周回時間が大幅に短縮されました。こちらは仕様変更後に改めてクリアせずとも過去に一度でもクリアしていればスキップ可能になっているようです。
▲会話をEnterキーなどで飛ばしてもそれほど時間はかかりませんが、「急ぐ」の選択肢があるのとないのとではやはり違いますね。
■カードドロップ率3倍は伊達じゃない! あちこちでカードゲットの報告が……!?
ということで、ぷちイベントによってカードドロップ率が3倍になっているせいなのか、露店を見ても各種ブログやSNSなどを見ても「カードゲット!」な報告があとを絶ちません。なかには早速MVPカードを入手されている方もいて、羨ましい限り。ぐぬぬ。
私も早速カードを求めてメモリアルダンジョンに行ってみることにしました。世間的にはあまり注目されていなくても、個人的に手に入れておきたいのは、冒頭でも語った「フェイヨン警備兵&フェイヨン守護兵カード」。「サラの記憶」は通い慣れているのでクリアも余裕ですしね!
もちろん「リハルト家の訓練」と「マジシャン・ニルレム」の討伐クエストを受諾して、「大長老アイリン」も倒していく予定。「大長老アイリンカード」はどう考えても高く売れそ……いや、有用なカードですからね!
ちなみに、今回のイベントでは通常のドロップ率も2倍になっているので、道中のモンスターからのドロップアイテムも大量に……。「フェイヨン警備兵」などがドロップする料理アイテムはNPCにいい値段で売れたりもするのですが、1個1個が重いのでなかなか全部は持ち帰れないのがツラいところ。
ブログやRO丼などでは「サラの記憶」における重量と値段の効率一覧表を作成された方がその表を公開されており、それによると最も重量効率がいいのは「宮廷用調理器具」だとか。ほかにも「グリーンサラダ」「赤いきのこワイン」「強運の汁」「めちゃ苦い薬」などは重量に対してNPCへの売値の効率がいいアイテムになっているとのことです。どれを拾うか迷ったら、このあたりを優先的に入手していくといいかもしれません。
話題が横道にそれましたが、いつもは道中の敵は全スルーして「大長老アイリン」に向かうものの、今後はカード目当てに道中も敵も一掃していくことにします。ソーサラーの場合はアクアを召喚して「ウォータースクリーン」でダメージを肩代わりさせての「サイキックウェーブ」で、修羅ではダメージを与えることでHPなどを回復できる装備で「天羅地網」、リベリオンでは「ラウンドトリップ」で……とそれぞれ強力な範囲攻撃でサクッと倒せます。ほかにもいろいろやりようはあるのですが、自分の手持ちキャラのうち、短時間で回れそうなのはこのあたりでしょうか。
▲アクアの「ウォータースクリーン」さえあればこの数の兵士も一気に倒せます。スキルの効果時間がいつの間にか切れているという、自分のうっかりだけが強敵です(笑)。
わざわざ通常ルートでは行かないようなマップの端にも敵が潜んでいたりするので、そういうエリアも隅々まで回ってフェイヨンの警備網をズタズタにしてやりましたが、お目当てのカードドロップはゼロ。当然、「大長老アイリン」もカードを落としてはくれませんでした。くっ。
▲「大長老アイリン」に関しては、修羅では「大纒崩捶」コンボ、リベリオンでは「ファイアーダンス」で戦いました。「大長老アイリン」は、カードだけでなく、お高い料理もドロップするのですべて持ち帰りたいところ。ここから先には敵は出現しないので、重量90%を越えても問題ありません。「マジシャン・ニルレム」から報酬を受け取る前に倉庫に叩き込むか、NPCに売る必要はありますけどね。そして「リハルト家訓練官」への報告もお忘れなく。
しかしこの原稿を書いている時点ではイベントはまだ始まったばかり。イベント期間中はメモリアルダンジョンに通ってカードゲットを目指したいところです! ついでに「マジシャン・ニルレム」の特別報酬も入手したいですね。経験値の美味しくなった「フェイスワームの巣」などは自分ではソロクリアは難しそうなので、全種討伐による特別報酬はムリそうですが、討伐クエスト14回クリアの特別報酬もあるので、そちらを狙いたいと思います。こちらであれば、極端な話、イベント期間中毎日「大長老アイリン」を倒すだけでも達成可能ですからね。
■1週遅れましたが、ニブルキャットもしゃべってくれるようになりました!
先週実装されたニブルキャットの新セリフですが、今週になってようやく親密度が「きわめて親しい」までアップし、しっかりとしゃべってくれるようになりました! ちゃんとコンテストのセリフどおりですね!
▲「あー、はいはい」という冒険者の声が聞こえてきそうな一幕。実は親密度「親しい」になってしまえば「きわめて親しい」まではわりとすぐだったりします。それにしてもニブルキャットさん、満腹状態のときにも「余は、お腹が空いたぞよ。」と言ったりするのはちょっとお茶目?
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