今回は更新が遅れてしまいました。申し訳ありません。ちょっと時間があいてしまいましたが、ドラム実装初日の内容をお届けしていきましょう。ということで、『ラグナロクオンライン』では、ついに「新種族 ドラム」のアップデートが実施されました! 港町ラザーニャのニャニャニャなBGMが頭から離れない人も多いのではないでしょうか。


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▲ドラムのスタート地点、港町ラザーニャにはさっそくいろんな衣装をまとったドラムが!


 このアップデートを記念して、特設サイトだけでなく、さまざまなキャンペーンやイベントが盛りだくさん。ベテランプレイヤーでも「アップデート内容やイベントが多すぎて混乱中!」という方も続出するほどの大攻勢となっています(笑)。


 そんな状態を見越してか、公式サイトには実施されているイベントやキャンペーンがまとまったこちらのページもオープンしています。やることに迷ったら、終了期限の近いものから再確認してみるといいかもしれません。


 「ドラムには興味ないぜ」って人も、久々のスタンプラリーや連続16日間のRAGホーダイなどは要チェックですよ。


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▲「ドラム実装記念スタンプラリー」開催中。各街にいるNPC「新人広報員」に話しかけて港町ラザーニャへ!


 そうは言っても巷ではやっぱりドラムフィーバーなわけで、私もビッグウェーブに乗り遅れないようにドラムのキャラを作成。「ドラム育成サポートプログラム」では、2018年5月15日(火)の定期メンテナンス前までにChapter4をクリアすると「[衣装] 抱きつきヤマネコ」がもらえるそうです。さらにドラムを育成して、最終的にBaseLv175に到達すると「[衣装] 霊魂の祝福」ももらえるとのこと。


 個人的には、BaseLv175はちょっと道のりが遠いので置いておくとして、5月15日(火)までにChapter4がクリアできるかどうかが焦点かなと思っていました。結論から言ってしまうと、これはきっと『RO』を遊び込んでいる既存プレイヤーなら超楽勝な感じ。まったりプレイヤー、復帰者、そしてドラム実装と同時に『RO』を始めた初心者の方でも、ちょっとだけ頑張ればクリアできるんじゃないかなといった難易度になっています。


 「ドラム育成サポートプログラム」に関しては、のちほど解説するとして、まずはキャラ作成からチュートリアル。もちろん、初めてのドラム育成ですし、初心に返ってのんびりと楽しんでみることにしました。


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▲以前からお伝えしているように、ドラム実装に合わせて13個目のキャラクタースロットが解放! キャラクターセレクト画面もリニューアルされました。


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▲まずはサクサクとチュートリアルを進めてみます。昔に比べていろいろと機能が増えているので、初心者が覚えることも比例して増えていますね。なお、今回のアップデートから、ショートカットウィンドウの表示/非表示の切り替えが「Ctrl+F12」になりました。ショートカットウィンドウの右下をドラッグすると最大4列まで表示を増やせるので、通常のキーをスキルに割り当てている(いわゆるバトルモード仕様)人は確認してみましょう。


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▲キャラ作成からわずか8分でまさかの新カードゲット! 実はドラム実装イベントのひとつとして、パースタ大陸のカードドロップ率が3倍になっているのです。それにしたって噂では1%にも満たないと言われるカードドロップ率。幸先がいいじゃないですか!


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▲低レベルのドラムが相手をすることになる「グラスファブル」のカード効果はこんな感じ。昔を知っているなら「プパカード」や「リムーバカード」の靴バージョンと考えると便利さがわかるはず!? まぁ、「ドラム育成サポートプログラム」を利用すれば、もっと便利な装備がバンバンもらえてしまうのですが(笑)。


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▲操作方法や画面の見方などをひと通り教わったら実践編へ。こちらはゲーム内に多数存在する一般的なクエスト形式で依頼をこなす練習になっています。敵との戦闘や選択肢など、まさに実践編に相応しい内容。とはいえ、クリアするのは難しくはないので、ちゃんとNPCの話を聞いていれば簡単です。


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▲チュートリアル実践編の一幕。ツボに入った“蛇”に対しての行動といえば……。でもこんな選択肢出されたら、殴ったり刺したり斬ったりしたくなっちゃいますよね(笑)。間違った選択肢を選んでもやり直すことができ、クエスト失敗にはならないのでご安心を。


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▲チュートリアル実践編では戦闘もあります。ステータスはのちほどリセットできるので、楽にクリアするためにStrやDexに振った物理攻撃タイプにしておくといいかも。


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▲チュートリアルをクリアすると他のプレイヤーで賑わう港町ラザーニャのカプラ職員前に転送されます。ここからは「自警団員オリオ」に話しかけて「ドラム育成サポートプログラム」を利用した育成に移りましょう。


 ということで、いよいよ「ドラム育成サポートプログラム」を体験するわけですが、その前にひとつお知らせ。公式サイトの「ラグナロクネットストア」では、この「ドラム育成サポートプログラム」と連動した「ドラムスターターパック」が販売されています。


 プレイ利用権に加えていろいろな特典が受けられるドラム用アイテムがもらえますが、先に「ドラム育成サポートプログラム」を進めていて、あとから「ドラムスターターパック」を購入しても、「特別紹介状」による追加報酬などはちゃんと受け取れます。購入を迷っている方は、とりあえずドラム育成の感触をつかんでみてからでもいいでしょう。


 ちなみに、リベリオン実装時とは違い、「ドラムスターターパック」は期間限定の販売というわけでなさそうです。とはいえ、初期にもらえる「5000 ドラムポイント」を使えば強力な装備なども交換できるので、熟練プレイヤーほど欲しくなるパッケージという感じですね。もちろん、クエストがクリアしやすくなる追加報酬アイテムなどもばんばんもらえるので、完全にイチから始めるプレイヤーにとってもありがたい内容。特定のクエストクリアによって、クエストスキップが可能な「不思議な石片」ももらえたりするため、強敵との戦闘など、途中でどうしても詰みそうなダンジョン入場関連クエストなどは思い切ってスキップできちゃいます(詳しくはこちらの先週の記事も参照してみてくださいね)。


 なお、今回の紹介では「ドラムスターターパック」を購入していない状態で(個人的には今すぐ購入したい気持ちをグッと抑えて)お届けしています。



■一瞬でBaseLv70オーバーは当たり前! まずはBaseLv100を目指します!


 「自警団員オリオ」を中心にして展開する「ドラム育成サポートプログラム」。どうやらこれは期間限定のイベントというわけではなく、基本的には常設の育成サポートのようです。前述のとおり、「[衣装] 抱きつきヤマネコ」をもらえることだけが期間限定らしいですね。


 「ドラム育成サポートプログラム」では、基本的にはオリオから提示されるクエストを受諾して、該当のクエストをクリアしてくるという流れ。受諾したクエストに応じて「ジンドウ」が転送を行ってくれるので、オリオの前に一瞬で戻ってこられる「ラザーニャ特産缶詰」と組み合わせてサクサクと進めることが可能です。


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▲まずはサモナーの基本スキルである「にゃん魂」を習得するのが最優先。「にゃん魂」を習得後は物理攻撃スキルツリー(というよりスキルライン?)の「アニマル」、魔法攻撃スキルツリー「プラント」、支援回復スキルツリー「シーフード」のスキルを習得することが可能になります。


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▲「ドラム育成サポートプログラム」に沿って行動していると、最初に出会ったNPC「シュレ」が手助けしてくれることも。HPSPを全回復してくれたり、ときにはアドバイスや転送をしてくれることもあります。


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▲そんなこんなで育成を進めていくと、公式特設サイトにも記載されているように、さまざまな報酬アイテムや経験値をもらえます。


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▲最初のクエストをクリアするとBaseLv40になるので、続くChapter2のマラン島のクエストを受ける条件が整います。「ニャンゲーマーズ」は会話のみ、「マラン島ニャドベンチャー」も戦闘などはありません。「鉄人料理長ニャスの伝説」は「穀物」10個と「淡白なソース」1個が必要になります。


 マラン島のクエストのどれかひとつをクリアすると、「お掃除チャレンジ」に挑むことができます。これはメモリアルダンジョン「地下排水路(お掃除ビギナー)」のクリアが条件となります。この「お掃除チャレンジ」をクリアするとストーリークエストのChapter3が解放されますので、手早く進めたい人は挑戦していくといいでしょう。


 「地下排水路(お掃除ビギナー)」に関してはこちらのエントリーに攻略情報を記載していますので、初めて挑戦する方などは参考にしてみてください。通常の人間の1次職のキャラでもクリアできるようになっていますので、強力なスキルを多数持っているドラムのサモナーならきっと簡単にクリアできると思われます(もちろん、ステータスを振ってスキルをちゃんと習得させておくのをお忘れなく)。唯一、支援回復タイプはソロはちょっと大変なので、攻撃ができるキャラクターとパーティーで挑むのをオススメします。


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▲今回は「ニャンゲーマーズ」から始まって一連のマラン島関連のクエストをすべてクリアしてみました。巷でドロップ率が低めだと噂となっている「偽装缶詰」30個は実は前々から少しずつ倉庫に溜め込んでいたので、こういうときは安心なのです。とはいえ、ドラム育成で「偽装缶詰」の入手に時間がかかりそうなら「ニャンキー団」は後回しにするというのもいいと思います。


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▲「マラン島ニャドベンチャー」終盤の難関(?)ビリビリトラブル君はスクリーンショットを撮影してそれを見ながら回答すれば楽です。


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▲「地下排水路(お掃除ビギナー)」のボス「深海のお化け貝」。このときにはステータスリセットを行って魔法タイプで育成していたので、「マタタビランス」(Lv3。風属性)で攻撃。思いっきりIntに振っていたとはいえ、「深海のお化け貝」は「マタタビランス」Lv3でわずか2発。回復アイテムを使う必要もありませんでした。


 ストーリークエストに疲れてきたり、気分転換をしたくなったら「アドベンチャークエスト」をやってみるのもいいかもしれません。とりあえずクエストを受けておけば途中で立ち寄った際にモンスターのキルカウントが進んだりすることもあるので、受けられるクエストはすべて受けておくのもひとつの手ですね。


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▲腕試しとばかりに、「イズルード海底洞窟」の討伐クエストを受けてみました。「猫じゃらしの指輪[0]」を装備していれば詠唱が中断されないので、強引にスキル連打で倒せます。……まぁスキルが強すぎてほとんどの敵が1撃でしたが(笑)。


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▲ということで、途中でアドベンチャークエストを挟んだものの、この時点でBaseLv95、JobLv29に成長しました。


 いくつかストーリークエストをスルーした場合はアドベンチャークエストをこなしてみたりしてもいいでしょう。いずれにしてもマラン島を舞台にしたChapter2をクリアしたあとは、異世界のクエストが待っています。「お掃除チャレンジ」のクリアで「異世界」クエストに必要な「ゼロピー」300個がもらえていると思います。追加報酬では「エメラルド」と「ルビー」ももらえますが、今回は「ドラムスターターパック」を購入していないので、マーチャント系キャラでモロクの宝石商に行って購入してきました。


 実は一連の異世界序盤のクエストなどは初心者・復帰者向けの育成企画のときに何度もクリアしているので、手順がだいたい頭に入っていたりします(笑)。「異世界」をクリアしたあとは「会議のおとも」「駐屯地の人々」をクリアして、その後「三ヶ国への報告書」「知恵の王の指輪」をクリアしていきました。さらりと書いていますが、このへんからは初心者にはちょっと大変かもしれません。クエストウィンドウに対応しているのでそれを見ながら進めても十分クリアは可能なのですが、そこはネットを駆使し、攻略方法が書いてあるサイトさんに頼ってしまうのもアリかなと思います。


 「三ヶ国への報告書」に関しては報告書集めがネックかもしれません。ここも「ドラムスターターパック」の「特別紹介状」があれば追加報酬で必要アイテムがほとんどもらえてしまうという親切設計。まぁ私は相変わらず倉庫に100枚以上の報告書を溜め込んでいたので(というか完成した報告書が4セットほど保管されていました。昔は苦労したんですよこれ……)、倉庫から引き出して渡しておしまいだったのですが。


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▲サファ族の首都を訪ねるクエスト「エルディカスティス」をクリアするといよいよChapter4が解放されます。「エルディカスティス」のポイントは「カミダルトンネル」を抜けてエルディカスティス前に転送されたら、すぐに門番のNPCに話しかけてEnterを連打すること(笑)。よほどモンスターが溜まっていない限り、アクティブな敵に攻撃されても切り抜けられます。


 さて、Chapter4では『RO』の原作コミックをフィーチャーしたメモリアルダンジョン「英雄の痕跡」シリーズを中心に攻略していくことになります。最終的に「呪いの剣士」をクリアできればChapter4をクリアしたことになるので、期間限定報酬がもらえる権利は目の前という感じですね。


 ただし、「呪いの剣士」は入場条件がBaseLv100以上なので、まずはBaseLv100を目指すことが重要。今回はまだBaseLv100に到達していなかったので、ほかのメモリアルダンジョンをクリアして育成を行います。


 ということで選択したのは個人的に最も通い慣れている「英雄の痕跡 サラの記憶」。「サラの記憶」に関してはこちらで解説していますので、初めて挑むという方は参考になさってみてください。


 道中の敵兵士は今回は面倒なのでスルー。ドラムの場合、どうしても接敵しなければならない序盤の橋の上の敵出現地点を「ニャンジャンプ」で文字通り飛ばすことができるので、「大長老アイリン」まで一切戦闘せずに進められます。「ドラム育成サポートプログラム」の「時の通路の調査(1)-3」では「大長老アイリン」を倒すことが目標になっているようなので、今回は「大長老アイリン」とは戦闘を行うことにしました。


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▲さすがはボスだけあって「大長老アイリン」の攻撃は1600オーバーの被ダメージ。まともにやりあうと回復アイテムを連打しても間に合うかどうかなので、ここは「うずくまる」からの「マタタビランス」。今回は回復アイテムに「ローズケーキ」を使いましたが、育成途中でもらった「おいしいイワシ」でもいいと思います。装備も育成途中でもらったものばかり(よく考えたら「クラニアルガード[1]」くらい持っていけばよかったんですよね……)。


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▲ということで、「冒険家レーン」からもらえる「サラの記憶」の報酬経験値でBaseLv100に、その後のオリオからの報酬でBaseLv101にレベルアップ!


 「サラの記憶」クリア時点でBaseLvが100になり、とりあえずの目標到達。途中でスタンプラリーを回したり、サイトを見て回ったりと余計なこともしていましたので、かかった時間はだいたい4~5時間程度でしょうか。わりと頑張ったほうです(笑)。


 途中のクエストでアイテムストックがあったのは大きいですが、実装初日からBaseLv100オーバーもじゅうぶん行けるというのがおわかりいただけたのではないでしょうか。「ドラムスターターパック」の「特別紹介状」があれば、もらえる報酬経験値も倍増しますし、もっと楽に行けると思います。


 さて、次は期間限定報酬を目指して「呪いの剣士」のクリアを……といきたいところですが、ボス戦を楽に進めるためには闇属性の鎧があると便利。倉庫を覗いてみるとそこにあったのは「イービル ヴァルキリーローブ[1]」。って、これサモナーじゃ装備できないじゃん!


 ファミ通.comさんによる事前情報で「呪いの剣士」が目標だとわかっていたのにこの致命的ミス。鎧に闇属性を付与する「バースリーカード」の流通価格はかなり安めとはいえ、みんなドラム育成で露店が少ないこの状況。はたして無事に闇属性鎧を手に入れることはできるのか。とぅーびーこんてにゅー。



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