2019年4月9日(火)に実装された新アトラクション「ティアマト攻城戦YE」ですが、4月16日(火)の定期メンテナンス終了後に、新たな難易度「Hard」が追加されて話題となっています。難度HardはBaseLv150以上のキャラのみが参加可能。最近のレベルアップ状況を見るとハードルはそれほど高くはないと思います。
「ティアマト攻城戦YE」については先週詳しく紹介していますので、まずはそちらを読んでいただければと思います。
Hardが実装された「ティアマト攻城戦YE」では、これまで難度Normalだった「ジオイア地方」と「カデス地方」がHardに変更され、各Yggdrasillワールドで難度Easyが1箇所(デヒョン地方)、Normalが1箇所(ヒュリエル地方)、Hardが2箇所(ジオイア地方、カデス地方)という会場数になっています。もちろん、同じ開催回ではいったん参加会場を決定すると変更はできませんのでご注意を。
Hardでは報酬も増加。獲得点数の2倍がYEポイントに加算されるほか、通常ワールドに持ち帰ることのできる「鍛錬符[0]」のエンチャントの数値も増量されます。また、今回からNormalでの「鍛錬符[0]」の数値も増量されているのでNormalへの参加を検討してみるのもアリかもしれません。
さて、難度Hardでも攻略ルートなどに関しては基本的には変わらないとはいえ、モンスターの配置や出現数がNormalとは変更されており、これまでのセオリーが通じない場所も存在しているようです。まだ開始から間もないため、状況に応じた戦略も刻々と変化しており、最新の情報をチェックしておきたいところです。
▲難度が追加されたことで、各Yggdrasillワールドでは「ジオイア地方」と「カデス地方」がHardに設定されました。
▲最近の流行戦略といえば、東ルートのハウンド隊の塔の転送装置の起動の際、以前は転送装置の前に陣取って周囲から襲ってくるモンスターを撃退していましたが、最近は転送装置の裏(北側)に陣取って、解除メンバーを守りつつ、敵を抱えたまま倒さずに解除を待つという戦術も行われています。ただし、これは参加回によってまちまちだったりしたので、必ずしもこれが一般的というわけではありません。
私もさっそく「ティアマト攻城戦YE」のHardへ挑戦してきましたが、それはまた後半で。
今週のトピックスとしては、毎月恒例のラグ缶のラインナップ更新も話題です。今回の「ラグ缶2019 Spring」(詳しくはこちら)では、ロイヤルガードの「アースドライブ」などを大幅に強化する「シールドリング[1]」や、無・人間形モンスター、ドラム形プレイヤー、火・水属性モンスターと幅広い敵に威力を発揮するうえ、ノックバック耐性を持つ「氷獄のドレス[0]」、敵のMdefの一部を無視することのできる鎧「白糸威胴丸[1]」の3種の新装備がラインナップ。カード剥がしに使用可能な「特選ネコ缶(マグロ)の箱」がラインナップに入っているのもポイントでしょうか。
また、こちらはちょっと注意したい告知なのですが、現在、転職クエストにて不具合が発生しているとのこと。詳しくはこちらをご確認いただきたいのですが、特に影狼・朧、リベリオンへの転職クエストで不具合が発生した場合、転職クエストが進行できなくなるようです。2019年4月23日(火)の定期メンテナンスにて修正が予定されていますが、それまでに新キャラクター作成や転職クエストを進行させようと思っている方は注意しておきましょう。
■「ティアマト攻城戦YE」難度Hardに挑戦!?
唐突ですが、話は定期メンテナンスの行われていた4月16日(火)までさかのぼります。メンテナンス終了前にSNSなどで「ティアマト攻城戦YE」にHardが実装されるらしいと話題になっていました。どうやらYggdrasillワールドの公式特設サイトがちょっとだけ早く更新されていたらしく、そこに実装の告知があったのを見つけた方がいたそうです。
個人的に、Normalでもついていくのがやっとなので、Hard実装と聞いて不安はありましたが、(ブログネタ的にも)挑んでみるしかないという感じ。
昼の「ティアマト攻城戦YE」なら参加人数もそれほど多くはならないでしょうし、みんな初見なので多少気は楽です。メンテ明けとともに真っ先にYggdrasill(1)ワールドにログイン。会場マップでログアウトさせておいたキャラクターで倉庫から装備を取り出してNPCに参戦表明! 意気揚々と城に殴り込みをかけますが……ふと思いました。あれ、昼の回とはいえ、なんか参加人数少なくない?
もうおわかりの方もいるかもしれません。キャラクターがログアウトしていたのは「ヒュリエル地方」。難度Normalの会場だったのです!
▲いつも強力なキャラで戦線を引っ張ってくれている方はHardに参加しているらしく、壁も火力も足りない状況で、結構序盤で足止め。結果は89点のランクEで、貢献度も足りないという残念な結果になりました(苦笑)。
終わってみると私と同じようにHardと間違えて参加してしまった方や、公式告知を見ずにログインしたためHardの実装を知らなかった方なども多かったようです。久々のうっかりミスでしたが、壁も火力も足りない状態での敵集団撃破の難しさを感じることができ、これはこれでいい経験になったと思います(笑)。
気を取り直して22時30分からの夜の回へ。先週はYggdrasill(1)ワールドの一番人気のエリアに参戦してかなり重かったわけですが、Normal開催から1週間でわりとイイ感じに参加人数の分散も進んできたところでのHard実装……。正直、選択するワールドとエリアは非常に重要な問題と言えるでしょう。
開始時間直前にYggdrasillワールドの状況を見てみると、案の定Yggdrasill(1)が一番人気。2番目はこちらも予想通りYggdrasill3でした。ならばと今回はYggdrasill3にログインしてみることに(キャラクターは事前に準備済みです)。イベント開始時間後、参戦地方をチェックしてみると、すでに「ジオイア地方」は400人超えだったので、やや人数が少なめだった「カデス地方」を選択。
▲開始直後には346人と、わりといい感じの参加人数だった初日夜のYggdrasill3ワールド・カデス地方。しかしこのあと続々と参加者が増えて、最終的には500人以上に。
……まぁ結果的に、この一連の流れを体験した人が多かったようで、この回において、最終的にはYggdrasill3ワールドの参加人数が最も多く、「ジオイア地方」も「カデス地方」も500人オーバーの人が詰めかける事態になってしまったわけですが……(苦笑)。考えることはみんな同じですねっ!
500人オーバーの参加者ということで、かなりサーバーの状態も重くなっており、ワープリンクに乗ってもなかなか転送されなかったり、スキル連打が止まらなかったりといった状況の中、なんとか敵をなぎ倒して進んでいく参加者たち。それでもすべての守護天使を倒し、「魔女ジラント」を討伐。「古龍ジラント」戦を進行中に終了時間を迎えることになりました。終わったあとは「この状況でよくできたなー」「軽ければ(完全クリアまで)いけたね!」といった声も聞かれました。
この回は難度Hardの6会場のうち3会場に人が集中してしまったようで、重いor参加者がいないという1か0かという状況に陥っていた模様です。まぁほぼ初見となるとなるべく人が多いところに参加したくなるのである意味仕方はない感じです。Hardの詳細がわかってくるにつれて最適な戦力と人数に応じた分散が行われていくと思います。
参戦人数が300人程度ならそれほど重さも気にならないと思いますので、参加エリアの参考にしてみるといいかもしれません。というか、これが掲載される頃にはしっかりと分散される状況になっているかもしれませんけど。
▲敵の強いHardでは、壁役の人に先に入って敵を抱えてもらわないと戦線が崩壊してしまいます。仮に入った部屋で戦線が崩壊していた場合、出現地点からできるだけ遠くに敵を運んでから戦闘不能になるというのも重要です。
▲Hardでは各地の敵が強く、宝箱回収が遅れがち。「魔女ジラント」戦を進めつつ、宝箱回収と第1の守護天使討伐が同時並行で進められることもあるようです。
▲初日夜のYggdrasill3ワールド・カデス地方では924点のランクSで終了。どうやらこの日は完全クリアした会場はなかったようです。
難度Hardでは報酬も増えているのが特徴です。今回、924点を獲得したのでYEポイントが1848、ティアマトYEガチャチケットは13枚、「鍛錬符[0]」のエンチャントは「壱参」でした。
「鍛錬符[0]」を通常ワールドに持ち帰って得られるBase経験値に関してはBaseLv170以上のキャラなら上記のもので13億(1.3G)になり、かなりの数値になります。Hardに限らず、「ティアマト攻城戦YE」に参加してしっかりと貢献できるなら、BaseLv170以上になって伸び悩んでいるキャラの育成もかなり進むのではないでしょうか。
実装記念で毎日実施されている「ティアマト攻城戦YE」ですが、2019年4月23日(火)の定期メンテナンス以降は、予定通り月曜と土曜の週2日、計4回の開催になります。「なんか大変そう……」とか「弱いから迷惑かけそうだなぁ」と思っている方も、定期開催になってしまう前に一度参加してみてはいかがでしょうか。
大人数でのモンスター討伐ですから、参加していくうちに「自分のキャラクターにできること」が見えてくることもあります。私も「ランドプロテクター」の維持とか、精霊と「セイフティウォール」を使ってちょっとだけモンスターを抱えて時間稼ぎするなど、微々たる協力でなんとかついて行かせていただいています(笑)。とにもかくにもまずは参加してみる、そこからだと思いますよ!
▲「ティアマト攻城戦」および「ティアマト攻城戦YE」のマップはかなり広いので、初見ではまず間違いなく迷うと思いますが、何度も参加しているうちに攻略ルートはなんとなく覚えていけるはず。人の流れについていく以外にも、こんな感じで行き先を示してくれるプレイヤーさんも多いです。いわゆる野良パーティーに参加させてもらったりすることもできますし、道がわからなかったら近くにいるプレイヤーさんに聞いてみるのもアリですね。
■もうすぐ春の精錬イベント! 準備イベントも終了間近!!
2019年4月9日(火)から開催されているぷちイベント「春祭り準備イベント2019~経験不問!プロンテラらくらく裏家業!?~」もいよいよ終盤です。精錬イベントで精錬を行うことのできるポイントなどが獲得できるということで、もう10回分終わっているという方も多いかもしれませんね。
あとからイベントを知ったという方も、1回でも多くクリアしておけば、そのぶんポイントが稼げるので、最終日まで継続してこなしていきましょう。
このイベント、いろいろな理由で借金をしたNPCたちから取り立てを行うという内容なのですが、各種クエストに関連するNPCらしき人物が登場し、ちょっとクスリとする内容が非常に好評です。よく似た方々がちょっと悲しい結末を迎えた気がする[HN:GUY]さんと[HN:TSUKI]さんや、過去のエイプリルフールネタを再び掘り起こしてきた「愛林(らぶばやし)」さんなど、かなり暴走気味のネタが炸裂しています。これは……報酬関係なく全部見ておきたい内容ですね(笑)。せっかくですので、ほんの触りだけご紹介していきたいと思います。
▲「猫林(ねこばやし)」さんは世界征服のための秘密基地を作るためにお金を借りたとのこと。どこかで聞いた話です。詳しくは「3次職マスタープログラム」へ(笑)。
▲「永板道(ながいたみち)」さんは研究者。どうやらあの「試作型ワープボタン」を改良するために借金をしたという話ですが……!?
▲先週もチラッとご紹介した「亜鳩(つぐやす)」さん。仕える主がカードゲームにハマったため、その制作会社に特注カードを作らせたという剛の者。
▲ポ……じゃなくて「峰(みね)」さんはコモドのカジノで騙されて「裏のカードゲーム」に参加させられてしまったとのこと。これきっと「亜鳩(つぐやす)」さんが言ってたゲームですよね(笑)。
▲「湯裏安(とりやす)」さんはどこかの食いしん坊さんの食費のために借金をしたようです。いったい何ブルさんのことなんだ……。
▲古代の三つの国が争うストラテジーゲームにすっかりハマってしまったらしい金髪のナイスガイこと[HN:GUY]さん。友人の[HN:TSUKI]さんにお金を用立ててもらっているようで……。いろいろ妄想できそうな内容が……!?
▲「流雨 明(ながれあめ あきら)」さんは久しぶりに会う妹さんのためにリボンがたくさんついたフリフリの可愛い服を買ったそうですが、思ったより高かったのでお金を借りるハメになったとか。まるでどこかの北の国の女の子が見た夢の中のお話のようですね。
▲「怖い顔のおじさん」こと「愛林(らぶばやし)」さん。選択肢も凝っていましたが、お金を借りた理由が1日で潰れたラーメン屋……。まさかあの「羅具菜軒の沙羅ぁ麺」ですか!?
▲「勇者T」は行く先々で勝手に人の家に入って壷を割ったりタンスを開けたりして迷惑をかけた弁償として借金したとのこと。お金はないけれど、希少な本「世紀末カプラ伝説2巻」を受け取ることができます。キャラクターは内容を読めたらしいですが、残念ながらプレイヤーは見られませんでした。これは気になる……(笑)。
▲「パーフェクトナイト」さんは友人から勧められたビットコ……じゃない「VITメダル」なるものに投資するために借金をしたのだとか。「VITは裏切らない!」とかいろいろ複雑に絡まりすぎている気がします(苦笑)。
ということで、みなさんは無事全キャラの借金事情を聞くことができたでしょうか。もしも元ネタがわからなかったという方は、ゲーム内に実装されているいろいろなクエストに挑戦してみるといいかもしれません。
そういえば、『RO』の話題を中心としたマストドンインスタンス、通称“RO丼”が本日で2周年とのことです。おめでとうございます&いつもお世話になっています! 今では5,000人を上回る登録人数で、今後も盛り上がりが期待できそうですね。RO丼についてはこちらでご紹介していますので、興味がある方は参考にしてみてください。
なんだかんだで今週も長くなってしまいました。最後はいつものようにお知らせです。当ブログでは、リンクしてくださるブログさんやサイトさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。