というわけで7月ですね! 『ラグナロクオンライン』では月初恒例のアレコレがアップデートされております。


 まずは「3次職マスタープログラム」にシャドウチェイサーが対応。同時に、「シャドウチェイサースターターパック」も発売になっています(詳しくはこちら)。気になるおまけ装備の武器は弓でした。追加効果で増加するAtkの数値がスゴイことになっており、相変わらずスターターパックシリーズの装備は目が離せません。BaseLv175になった際の記念品であるオーラエフェクト系衣装装備も黒がベースになっていて迫力がありますね。


 衣装装備といえば「コスたまMonstersVII」も販売開始されています(詳しくはこちら)。アイテムデザインコンテスト2018の受賞作も3種類実装され、ウィッグ系のオリジナル衣装装備など、今回も魅力的なアイテムが並んでいます。


 ちなみに、2019年7月2日(火)の定期メンテナンス終了後から、一部の肩にかける物のグラフィック表示優先度が変更されたそうで、ロングヘアのキャラクターでも肩にかける物の衣装装備がはっきり表示されるようになっています。詳しくはこちらの「パッチ内容について」をご確認ください。


 そして、ゲーム内イベントとしては、2018年11月以来、久々の「深淵の回廊」が実施されています(詳しくはこちら)。1週間限定のぷち復刻ですが、「ティアマト攻城戦YE」のベースとなった「ティアマト攻城戦」も毎日開催。<アルカナ>のエンチャント付き装備や、「亡国の硬貨」で交換できるアイテム、エンチャントなどが話題となっています。


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▲シキナさんお久しぶり! 相変わらず時空の狭間を彷徨ってるぅ? というわけで、「どんなイベントだったっけ?」という方は初対面を装って詳しい話を聞いておきましょう(笑)。


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▲その他、プロンテラの室内(南西の結婚用品などを売っている建物内)には結婚や家族の状況を確認できるNPCなどが配置されています。どのキャラがどのキャラの養子だったっけ? なんて方は忘れてしまったらここでチェックしましょう。


 そして、2019年7月7日(日)21時からはいよいよ「攻城戦YE」が実施されます。今回はマッチングが簡素化され、わりとギリギリまで参加登録が行えるようになっていますので、気になる方は参加を検討されてみてはいかがでしょうか。


 なお、2019年7月9日(火)定期メンテナンス開始までは、通常ワールドにて「ティアマト攻城戦」が開催されるため、Yggdrasillワールドの「ティアマト攻城戦YE」はお休み、Yggdrasillワールドにて「攻城戦YE」が開催されるため、通常ワールドの攻城戦(新攻城戦含む)関連のコンテンツはお休みとなっています。ご注意を。



■「深淵の回廊」はどんな風に楽しむ?


 最近、SNSなどで「『深淵の回廊』は初めて(または、今まで参加していなかった)なんだけど、結局何をするイベントなの?」という声を見るようになりました。たしかに、イベントとしてはコンテンツが膨大になっていて、初心者にはわかりにくくなっているかもしれませんね。


 「深淵の回廊」の基本は、「亡国の硬貨」を集めていろいろな報酬をもらえるという点です。「亡国の硬貨」を消費して、限定アイテムやそのアイテムへのエンチャントを行う「呪詛(とこい)の魔石」などをゲットしていくといいでしょう。「亡国の硬貨」は消耗品の入手や、ホムンクルスとの親密度上昇などにも使えます。


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▲「プロンテラ深淵」には「亡国の硬貨」とさまざまなアイテムを交換してくれるNPCがいます。


 その「亡国の硬貨」を得るために行うのが各マップでの討伐クエスト。「シキナ」のすぐ西にいるNPCが討伐クエストを確認・再受注してくれます。「亡国の硬貨」は後述する「ティアマト攻城戦」でも入手可能です。


 「深淵の回廊」のもうひとつの楽しみ方が「古王グローザ」「深層の古王グローザ」に挑むメモリアルダンジョン。こちらは「シキナ」が依頼してくる討伐クエストを進めることで挑戦できます。ちょっと変わった仕掛けが満載のボス連戦メモリアルダンジョンで、『RO』のコンテンツとしても珍しい内容になっています。


 また、「古王グローザ」を倒したパーティーが挑めるのが「深淵の古城」というメモリアルダンジョン。こちらは「ティアマト攻城戦」の元になったコンテンツで、1パーティーで広大な古城ティアマトを探索し、ギミックを解きつつ「魔女ジラント」を倒すというもの。「ティアマト攻城戦」同様、最終評価の点数に応じて報酬がもらえるようになっています。


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▲「古王グローザ」と戦うためにはNPC「シキナ」が依頼してくる討伐クエストをクリアする必要があります。まずは各マップにいるモンスターを少数ずつ狩りましょう。


 そして、これらとは直接関係なく楽しめるコンテンツとして「ティアマト攻城戦」が存在しています。「プロンテラ深淵」の南西付近にいるNPCから転送してもらい、専用マップで大規模PvE(Player vs Enemy)が行われます。こちらは期間中毎日15時と22時30分からの2回開催。プレイヤーの間ではそれぞれ「昼マト」「夜マト」などと呼ばれたりしていますね。


 「ティアマト攻城戦」では最終結果に応じて、限定アイテムが入手できるようになっていて、「魔女ジラント」を倒した際には「浮遊するジオイア[0]」「くわえたシャムネコ[0]」が、「古龍ジラント」を倒して1,000点満点を獲得すると、これらの装備に<アルカナ>のエンチャントが確定でつけられる「ティアマトオーブ(黄)」がゲットできます。これらは参加ごとにどれかひとつしか選択できないので、優先度としては「ティアマトオーブ(黄)」>「浮遊するジオイア[0]」or「くわえたシャムネコ[0]」と覚えておくといいかもしれません。なお、「ティアマトオーブ」系アイテムは取引できませんし、期間限定で消えてしまうアイテムなので、たくさんもらってもムダになる可能性が高いです。こちらもご注意を。


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▲各ワールドごとに参加人数や攻略の進み方が違うため、最終スコアにも違いが出てきます。なお、Lifワールドでは少人数でも1,000点を目指すと全員で協力して挑んだ結果、前回開催時には見事1,000点を叩き出し、見守っていた他ワールドの方々が驚愕、そして称賛したという出来事もありました。


 「古王グローザ」戦、「深淵の古王グローザ」戦、「深淵の古城」におけるドロップアイテム、報酬アイテムを繰り返し手に入れるために毎日周回する熱心なプレイヤーさんもおり、露店でのレアアイテムの流通も期待できます。それほど強いキャラがいないという方でも「プロンテラ深淵(庭園)」などでレベリングを兼ねて討伐クエストをクリアし、「亡国の硬貨」で「呪詛の魔石」をもらって露店で販売するなど、期間限定の(わりと優秀な)金策も行うことができます。


 幅広いプレイヤー層がそれぞれのスタンスで楽しめるイベント、それが「深淵の回廊」なのです。


■「ティアマト攻城戦」に、討伐クエストに、「深淵の回廊」を満喫中!?


 というわけで、私も「深淵の回廊」を楽しませていただいているのですが、私の場合は時間的に「ティアマト攻城戦」に参加できるようなら参加し、さらにプレイできそうなら討伐クエストをちょこちょこと回している感じです。逆に、強敵と戦うメモリアルダンジョン系にはあまり挑戦しておらず、実はいまだに「深淵の古城」には行ったことがないんですよね(苦笑)。


 報酬で得た「亡国の硬貨」ですが、前回開催分の残りも費やして、まずは「呪詛の魔石」を交換。「深淵の回廊エンチャント」に挑戦しました。


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▲とりあえず「呪詛の魔石」50個程度投入!


 一部で“沼だ”と言われている「深淵の回廊エンチャント」(笑)。精錬イベントでもさんざん振り回された「降霊術士の外套[1]」にエンチャントを行いましたが、今のところ<アルカナ>エンチャントはつきませんね。最終日まで「深淵の回廊エンチャント」にこだわるか、ほかのアイテムを交換するか悩むところです。大量に「セイヴザキング[3]」をもらってメカニックの「武器精錬」で精錬する手もありますよね……ううむ。


 本当にいろいろやれることが多すぎて、1週間限定開催というのが残念な「深淵の回廊」。せめて開催期間中はめいっぱい楽しみましょう!


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▲こんな感じの魔法系ドラムで行ってみたら「プロンテラ深淵(旧市街地)」は「ローラ」以外は水属性の「マタタビランス」一撃で倒せるようになっていました(「ローラ」も3~4発)。討伐クエストの対象モンスター各150体を討伐するのに40分くらいといったところでしょうか。盾はとりあえず対無形盾。肩は<R-Fire>トリプル、靴は<S-Matk>などがエンチャントされています。囲まれても「うずくまる」で乗り切れるので、「テレポートピアス[0]」を別の装備に切り替えようかと検討中。



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