『ラグナロクオンライン』では、「EPISODE:EDDAグラストヘイム」が2020年6月23日(火)に実装されました。この「EPISODE:EDDAグラストヘイム」では、現在は廃墟となり、モンスターが徘徊しているグラストヘイムが、なぜこのような状態になってしまったのか、その真相が明らかになります。
コンテンツとしては、2パートに分かれたメモリアルダンジョン「グラストヘイムの没落」、またこのメモリアルダンジョンの報酬を使用した新たなエンチャント「シュミッツエンチャント」が存在しています。
メモリアルダンジョン「グラストヘイムの没落」は、BaseLv130以上のキャラで挑戦可能になっていて、後半部分に挑むにはBaseLv170以上が必要になります。前半部分はほとんど戦闘はなく、内容が把握できてしまえば数分でクリアできるお手軽なものになっています。
実装を記念して、「EPISODE:EDDAグラストヘイム」実装記念イベントも開催中です。何気にこれが重要なので要注目です。
まず、開催期間は2020年6月23日(火)定期メンテナンス終了後から7月7日(火)定期メンテナンス開始前までの約2週間。イベント中、以下の特典があります。
●メモリアルダンジョン「グラストヘイムの没落」の報酬が2倍
●「前半」を初回クリアすると……
・7月14日(火)から開催予定の精錬イベントのイベントポイントを獲得(1アカウント1回のみ)※
・「グラストヘイム 古城」へ移動できるアイテム「永遠なる忠誠」を獲得(各キャラ1回)
※……実際のポイントはクリアしたアカウントで後日登場予定のNPCに話しかけることで獲得するそうです。
●「後半」を初回クリアすると……
・「[衣装] たれシュミッツ」、「[衣装] たれオスカー」、「[衣装] たれハインリヒ」のいずれかを選んで獲得(1アカウント1回のみ)
▲待望の「グラストヘイム 古城」へ移動できるアイテムが実装(何度でも使用できます)! これ、実装記念イベントの報酬という扱いなので、イベント期間中に手に入れておかないと次の入手のチャンスがいつになるかわかりません。「テラーダンジョン」のウィークリークエスト受注/報告にも便利なので、できるだけ多くのキャラで入手しておきたいところです。
さらに、メモリアルダンジョン入口付近にいるNPC「怪しい男」が期間限定回復アイテム「特製ハンバーグ」を交換してくれます。交換アイテムは「馬の手綱」か「ブリガン」で、3個or9個でそれぞれ50個分or150個分の「調理用の肉」を入手できます。
そして久々となる「RAGホーダイ」も開催。2020年6月27日(土)19時から29日(月)1時(28日の25時)までの30時間はプレイ利用権がなくてもログインが可能になります。公式ブログによればRAGホーダイは翌週も予定されているそうです。詳しい日程などは公式サイトによる発表を確認してみましょう。
最後にひとつご注意を。公式サイトによれば、メモリアルダンジョン「グラストヘイムの没落」(前半)にて、門を破壊したあとでNPC「生き残った騎士」に話しかけてしまうと、進行が停止してしまう場合があるとのこと(詳しくはこちら)。
門を破壊すると次のマップへ進むワープリンクが出現するので、そのままワープリンクに飛び込んでメモリアルダンジョンに進行させるようにしましょう。「生き残った騎士」など、生存者を救出するごとに報酬経験値が増加するというボーナスもあるので、生存者をすべて救出したい場合は、最後まで門をクリックしないように心がけましょう。
ということで、私もさっそく「グラストヘイムの没落」に挑戦してきましたので、後半ではその様子もお届けしたいと思います。
■「グラストヘイムの没落」前半はコツさえわかってしまえば楽勝!? 後半は……
「EPISODE:EDDAグラストヘイム」にて実装されたメモリアルダンジョン「グラストヘイムの没落」には、BaseLv130以上から入場可能となっています。前半部は過去のグラストヘイム城に仕掛けられたオーブを破壊するまでのストーリー。後半部ではグラストヘイム城の事件によって発生した思念の浄化を行う、戦闘中心の展開となります。
後半へ進むにはBaseLv170以上が必要になり、最後に待ち受けるのはMVPボスモンスター「呪いを呑み込んだ王」となっています。
「グラストヘイムの没落」には、「グラストヘイム 古城」にいるNPC「オスカー」から入場します。このオスカー、次元を旅する存在だそうで、もちろん人間ではありません。とはいえ、敵意はなく、自分の姿が見える冒険者と出会ったことから、次元移動へと誘ってきます。どうやらこのグラストヘイムが廃墟になったいきさつに興味があるようで、何度も次元移動を繰り返しているのだとか。
「オスカー」の導きによって過去のグラストヘイムへと移動すると、過去に君臨していたという王「シュミッツ」と次元を渡る大賢者「バルムント」とのやり取りを目の当たりにすることになります。
なにやら城のどこかに仕掛けが施され、兵士たちがどんどんアンデッド化してしまっているとのこと。生存者を救出しようとするシュミッツに対し、バルムントはそれを止めますが、王はその静止を振り切って内部へと突入していきます。
プレイヤーは王と共に生存者を救出することになります。シュミッツ王が傭兵キャラとしてついてきますが、あまり気にしなくてもよさそうです。
マップ内には生存者と犠牲者が配置されていて、すでに事切れている犠牲者に近づくと、予想通り「マゴット」が出現して襲ってきます。「マゴット」は「グラストヘイムメモリアル」でおなじみの凶悪な昆虫形モンスター。とはいえ、今回はよほど近づかない限りマゴット化することはないようで、慎重に進めば初見でもミスすることは少ないでしょう。
▲「生き残った騎士」を見つけて話しかけ、城外へ脱出するように伝えればOK。犠牲者となった死体の近くにいることもあるので、犠牲者に近づかないようにしながら側に寄って話しかけましょう。遠くから話しかけようとしても「-もう少し近づこう-」という例のメッセージが出て話ができません。なお、傭兵のシュミッツ王が犠牲者に近づいてしまっても問題ありませんのでご安心を。
なお、犠牲者の配置は何パターンかあるようで、毎回同じとは限りません。死角になっているところに犠牲者がいないかどうか、確認しつつ進みましょう。
生存者の救出の有無に関わらず、マップ北方向にある「門」まで到達し、それを破壊して次のマップに進めば基本的には前半は終了したも同然。あとはストーリーが進行し、グラストヘイムが廃墟になってしまったその真相が明かされます。
ということで、生存者救出部分を突破してしまえば戦闘などはなく、ストーリーを見るだけで前半部クリアとなります。いったんクリアしてしまえば次回以降は会話スキップが可能になっているので、周回する場合も短時間ですむようです。
後半では城内に残された思念を浄化していくことになります。マップごとに一定数のモンスターを倒すことで次のマップへのワープリンクが開くようになっているようです。
1マップ目は「メイドの思念」、2マップ目は「女騎士の思念」、3マップ目は「白の騎士の思念」、4マップ目は「白の騎士の思念」と「女騎士の思念」の複合となっています。
これらのマップ内には「呪われた炎のトゲ」があちこちに配置されていて、遠距離攻撃(攻撃射程12)や魔法攻撃などを行ってきます。ダメージ自体はそれほどでもないのですが、ヒットストップが気になるのと、「フロストダイバー」による凍結といった状態異常が厄介です。
▲BaseLv170以上のキャラで挑戦するマップなので、単発のダメージ自体はほとんど気になりません。マップ内には壁やオブジェクトも多いので、射線を遮るように移動すれば、ある程度攻撃への対処も可能です。
という感じで、5マップ目はいよいよ「呪いを呑み込んだ王」との戦闘マップになっています。
「呪いを呑み込んだ王」との戦闘では敵の属性が聖4というだけでも厄介なうえに、いろいろなギミックも盛り込まれているそうで、特に火属性耐性が重要になってくるという噂です。すでに攻略を進めているサイトさんやブログさん、動画投稿を行われている方などもおられますので、いろいろ参考にしてみるといいかもしれません。
「グラストヘイムの没落」の報酬を使って行える「シュミッツエンチャント」は、「時空エンチャント」のアナザーバージョンといった印象です。アクセサリーの部位に初めて「熊の力」がエンチャントできるようになったことなどが話題になっていますね。
第2エンチャントにたどり着くのがなかなか難しい上に、その第2エンチャントの付与効果はランダムということで、「時空エンチャント」のときと同じように、目的のエンチャントの完成までの道のりはそれなりに険しそうな感じです。
ということで、最後はいつものお知らせです。当ブログでは、リンクしてくださるブログさんやサイトさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。