ついに! 『ラグナロクオンライン』に新職業「星帝」と「ソウルリーパー」が実装されました! 拳聖とソウルリンカーの上位職、テコンキッド系14年ぶり3回目の転職です(若干意味不明)。

 前置きはさておき、ここを読んでいるみなさんならきっとご存知だとは思いますが、育成イベントやらキャンペーンやらが超大ボリュームで実施されていますので、まずはそのへんをまとめてみたいと思います。

●星帝&ソウルリーパー関連


●その他の注目アップデート情報

 ……多いですね、改めて並べると。

 なんといっても注目なのは、キャラ作成後、いきなりBaseLv99/JobLv50の「拳聖」、「ソウルリンカー」が作れてしまう育成応援イベントでしょうか。こちらはアカウントごとに各職業1回ずつの2キャラ限定ですが、なかなか思い切ったイベントですよね。キャラスロットが増加したおかげでアップデート後から新キャラ育成という人も多かったでしょうからある意味納得もいきます。先週書いたように事前にキャラを育成していた私は「ええええ……」となりましたが(苦笑)。まぁ余った権利を使って別ワールドなどに新職業をいきなり作れると考えれば別に悪いことではありませんけど。

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▲作ったばかりのノービスでも、いきなりテコンキッド系特殊1次職の最大レベルまで到達可能! 即席育成なのでプレイヤーの知識は追いついていない感じもありますが、星帝やソウルリーパーのスキルはほかの職業ほど下位の職業に影響されないため、それほど問題はないかも。

 復刻している育成イベント、「ミミミのミッションマスター」は星帝&ソウルリーパー専用ではなく、どのキャラでも進行できます(各アカウント2キャラ限定)。とはいえ、BaseLv150まではスキルやステータスの振り直しも可能になっているので、育成を進める過程で星帝やソウルリーパーの調整を行うには最適です。

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▲育成に便利なうえにいろいろなマップでの狩りもできるので、復刻回数が多めになってきている「ミミミのミッションマスター」。初心者から熟練者まで、新キャラ育成にはもってこいのイベントです。先週ご紹介した「黎明のマジェスティックゴート[0]」なども獲得でき、ミッションクリアで+9まで確実に精錬も可能です。

 逆に「175種類モンスター大討伐」はテコンキッド系のキャラクターだけが受諾できる討伐クエストになっています。こちらはアカウントごとに1キャラ限定ですが、期間内に175種類のモンスターを討伐できればいきなりBaseLv175になれるチケットがもらえてしまいます。175種類と聞くと大変そうに思えますが、ふつうに育成できているなら達成可能な難度になっているので気負う必要はありません。ただ、クエストをクリアしないと行けないマップにいるモンスターも討伐対象になっているので、事前のイベントで入手した「奇妙な石片」などを使い、入場クエストをスキップし、手早く進行していきたいところです。

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▲こちらも復刻開催。討伐クエストの受注や報告は、「召喚の魔法書」を使うことによって、フィールドマップなどでも可能。非常に便利です。毎週お題が追加されるので、あまり急がずにのんびりとマップを巡ってコツコツ進めていきましょう。

 そして、予想していた方も多かったと思いますが、「星帝スターターパック」「ソウルリーパースターターパック」も販売開始されました。これまでの3次職スターターパックに比べると、付録の装備の傾向がちょっと異なっているのがわかります。今回の装備はステータス向上系の能力が多めで、直接的なスキル強化はほぼありません。その代わり、特定のスキルを強化できるエンチャントを選択して付与できるようになっています。星帝&ソウルリーパーのスキルはどれも強力なので、装備によって特定のスキルへの偏りができるのを防いでいるのでしょう。なかなか考えられていますよね。ちなみに装備やエンチャントの詳細は「3次職マスタープログラム」の公式サイトからチェックできますので、気になる人は確認してみてください。

 このスターターパックに関しては、早期購入で「チュンイーの霊[0]」、「[服装] フェイヨン礼服」がもらえるキャンペーンが開催されています。「チュンイーの霊[0]」は兜下段装備で、テコンキッド系が装備すると移動速度増加や獲得経験値アップが可能な装備。また、新たな[服装]というカテゴリーの「[服装] フェイヨン礼服」はキャラクターの見た目衣装そのものが大きく変化する“消耗しないアイテム”。一度使用することで10分間、キャラの見た目を変化でき、もう一度使用することで解除されます。服装変化中は移動速度が増加するものの、特定の行動が行えなくなるとのこと。イメージとしてはサンタ系の衣装アイテムみたいな感じでしょうかね。

 星帝&ソウルリーパー実装にともない、新たなTwitter連動キャンペーンも行われています。なんと今回は診断メーカーを使った“魂診断”。キャラクターの名前を入力すると、職業の魂が診断され、その隠されたステータスが明らかに!? というお遊びサイトです。この結果をTwitterに投稿すると抽選でAmazonギフト券が当たるとのこと。もちろんポ三郎のフォローも必須ですのでお忘れなきよう。まぁそんなキャンペーンは気にせずいろいろなキャラ名で診断していくことで、面白い結果が見られたりします。投稿せずとも遊んでみることをオススメします。

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▲たまーにわけのわからない能力値が登場することも……。「お兄ちゃんどいて!」も、もはや公式ネタ化しつつありますね(笑)。

 さて、星帝&ソウルリーパー以外にも重要なアップデートが実施されています。長い間調整が行われてきた「攻城戦YE」が正式に実装。ルールや報酬アイテムが調整されました。また、これにともない、休止していた通常ワールドでの「攻城戦」も再開。ただし、こちらは報酬が下方修正されている模様です。以前インタビューでお伺いしたように、競技としては以前と同様に楽しめますが、報酬目当てに遊ぶなら断然「攻城戦YE」がお得という流れですね。どのような調整になっているのかは実際に遊び込んでみないとわからない点も多いと思いますが、どちらも参戦プレイヤーは事前のチェックをお忘れなく。

 また、「攻城戦YE」の正式実装にともなって、Yggdrasillワールドへキャラを作成する際の「魂を刻む」費用が無料化。そして、一括補給の設定もリセットされています。これらは「攻城戦YE」だけでなく、「ティアマト攻城戦YE」のみの参加プレイヤーにとっても重要です。特に補給設定に関しては、再設定を忘れないようにしましょう。

 いやもう簡単な紹介と説明をするだけで長くなってしまいました。もちろん「2020年10月のイベント&ミニアップデート情報」などもみなさんチェックしておきましょー。


■まずは「ソウルリーパー」転職クエストをやってみた!

 ということで、メンテ前までにソウルリンカーをBaseLv99、JobLv50にしていた私なのですが、実際、育成の過程でいわゆる“エスマ型ソウルリンカー”の戦い方を思い出せたのは収穫だったと思います。操作感をすっかり忘れていてコロコロと戦闘不能に陥ったりもしましたしね……(苦笑)。

 メンテ終了後はさっそくソウルリーパーの転職クエストに挑んでみました。転職条件を満たしていると、フェイヨンから東に出たところのマップで「ハンニャ」というソウルリーパーに遭遇します。基本的には自動転送でストーリーが進んでいくので迷うことはないでしょう。後半では「狐の尻尾」が4つほど必要になるようですが、「育成応援イベント」の転職クエストサポートのおかげで2020年11月4日(水)まではスキップ可能。最終的に転職用のメモリアルダンジョンをクリアすれば転職が可能になります。

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▲フェイヨンを東に出たところのマップ「フェイヨン迷いの森 08」にて「ハンニャ」というソウルリーパーに遭遇。順次転送されるので、会話を読み進めていけばOKです。

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▲「狐の尻尾」入手の場面では、いったん「フェイヨン地下洞窟 B4F」へ転送されますが、その場で「ミャオコ」に話しかければ、彼女が「狐の尻尾」を集めてきてくれるという体ですぐに戻れます。

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▲転職クエストラストのメモリアルダンジョンでは戦闘も発生するので、戦闘準備も怠らないようにしましょう。とはいえ、内容自体は物理系なら「カウンターダガー[0]」など、魔法系なら「エスマ」が使えるならそれで楽勝な感じです。イベント速成のキャラの場合はある程度Str、Agi、DexやInt&Dexにステータスポイントを振っておくのを忘れずに。

 星帝にしてもソウルリーパーにしても、他の職業同様、転職した際にはステータスとスキルはリセットされます。なので転職クエストを乗り切るための一時的なものとしてステータスやスキルを振ってしまって問題ありません。どちらにせよ、スキルポイントは残り0ポイントにしておかないと転職できませんし……。

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▲メモリアルダンジョンをクリアすればソウルリーパーに転職完了です。

 ソウルリーパーは自身に特殊な魂状態を付与することでさまざまな戦い方が可能な職業になっているようです。プロフェッサー系ほどではありませんが、ある程度SPの回復も可能になっており(他キャラクターも含む)、新たな支援系職業としても注目です。

■いきなり転職を利用して「星帝」への転職クエストにもさっそく挑戦!

 ノービスからもでいきなりレベルカンストの「拳聖」になれる育成イベントを利用し、「星帝」への転職クエストにも挑戦してみました。なお、先週ご紹介した「+9 黎明のマジェスティックゴート[0]」など、いくつかの育成用装備を利用していますが、なくても十分クリア可能だと思います。

 星帝への転職はフェイヨンの街の中央付近。精錬所の東側にいる「星帝の服装をした男」からスタートします。こちらも基本は自動転送されますが、後半の修行所ではNPCの言葉にしたがって移動する場面もあるので内容はちゃんと読むようにしましょう。

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▲山奥にあるという「星帝」の修行の場「流星林」へ行くことになります。ここは自動転送なので問題なし。

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▲転送された先でちょっとした会話をして再度転送。このマップにはアクティブモンスターがいますので、運が悪いと絡まれます(絡まれました)。後半では「ミネラル」を倒さなくてはいけない場面もありますので、イベント速成キャラの場合はクエスト開始前にスキルやステータスを振っておくようにしましょう。

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▲「流星林」ではチョウジの弟子の3人の師範代と関わっていくことになります。それぞれマップ内をあちこち移動することに。最初のうちはミニマップにマーキングが出るのでそれに従っていけばいいでしょう。

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▲2人目に出会う師範代「ギンガ」から「ミネラル」を1体討伐してくるように言われます。この地点でセーブされますので、近くに見えるミミック型倉庫から「蝶の羽」などを持っていきましょう。

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▲転送によって「ミネラル」が出現するマップへ。ここではフツーに1体討伐することになります。ステータスやスキルを一切振っていない状態だとさすがにかなり厳しいのでご注意を。もちろんそれなりにステータス&スキルを振ってあれば難しくはありません。

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▲3人目の師範代「ニッコウ」。このへんからマップのマーキングが出なくなりますので、NPCの言葉に従ってマップ内を自力で移動する必要があります。ちょっぴり迷いました(笑)。

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▲ここで「狐の尻尾」が1個必要になりますが、イベント期間中はスキップ可能です。ちなみに右下にいるミミックは倉庫です。

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▲師範代たちの会話を盗み聞き(?)して師匠の居場所を確認。「これ以上聞く必要はない」と修行場をあとにするキャラクター。ある意味ひどい(苦笑)。

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▲修行場の最南端のワープリンクから下山し、そこにいるチョウジ師を見つけて問い詰めると、3人の師範代の誰かに話しかけろと言われます。これまで会った3人のうち、誰でもいいので話しかけることで「星帝」への転職が行えます。

 星帝は、太陽、月、星、そして対人戦向きの宇宙と4系統のスキルを駆使して戦う職業のようです。拳聖の“温もり”系スキルももちろん使用可能。星帝になれば「太陽と月と星の記録」スキルで、マップやモンスター登録を解除することができるので、籠もる狩場に合わせて登録をしなおして使い分けることも可能になっています。

 ということで、転職クエストのご紹介だけで結構長くなってしまいました。どちらの職業もスキル系統がいくつかあり、各コミュニティでもどのスキルがどんな使い勝手なのかといった情報が議論されているところです。

 先にご紹介したイベントなどでステータスやスキルの振り直しなども利用し、自分なりの星帝、ソウルリーパーを育成していきましょう。もちろんSNSなどで情報を集めてから慎重に育成していくのもアリでしょう。……えっ、追加されたキャラスロには改めて自分の好きな職業のキャラを作った? ええ、それもまたアリだと思います。


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