『ラグナロクオンライン』では、今週、2020年10月13日(火)の定期メンテナンス終了後から、キャラクター育成イベント「スケルタル・マッスルのムキムキブートキャンプ」がスタートしています。パワースポットを回ったり、なぜか釣りをするだけでキャラクターが成長できるというこのイベント、長く『RO』をプレイしている方にとってはちょっと懐かしい感じがするかもしれませんね。
イベント期間は2020年10月13日(火)定期メンテナンス終了後から11月4日(水)定期メンテナンス開始前までの約3週間。結構長めではありますが、一部のアトラクションは来週、10月20日(火)から開催されるなど、段階的にパワーアップしていく感じになっているようです。

▲会場ではまず「スケルタル・マッスル」の話を聞いて入会しましょう。入会時には「[衣装] マッスル帽」と今回のイベント用の3%回復剤「パワー・ゲイン」150個がもらえます。なお、このイベントは1アカウントにつき5キャラまで参加できます。
キャラクターを鍛えるメニューは主に3種類。ひとつ目は「HITトレーニング」と呼ばれる……いわゆるパワースポット巡りです。懐かしの夏イベント「サマスペ!」をご存知の方は「あれか!」と思い至ると思います。謎のヒマワリを一定時間以内にクリックして次へ進むというタイムアタック形式のマラソンです。
謎のヒマワリをクリックごとに付与されるチェーン(速度増加状態)を切らすことなくつないでゴールにたどり着くと莫大な経験値が獲得できるようになっています。チェーンを最大数までつなぐには、コース上に配置されたヒマワリの位置を覚えることと、正確なコース取りが重要。……と書くと結構難しそうに思えますが、慣れてしまえばわりと簡単にゴールできるようになるから面白いところです。しかも今回はイベントポイントを100消費してウォームアップPASSを購入すると、「[衣装] マッスル帽」を装備した状態で「ノピティギ」と「残影」が使えるようになります。基本的にはこのウォームアップを利用していけばいいでしょう。

▲ウォームアップがあってもコースを完全に覚えるまでは失敗することも多く、ウォームアップなし状態で挑戦するとかなり手ごわい感じです。とはいえ、途中でチェーンをミスっても経験値はもらえますし、イベントポイントである「グリコーゲンポイント」も獲得できますので、何度でも挑戦して、どんどんキャラを育成していきましょう。
ふたつ目は「フィッシング・エクササイズ」。釣りをしながら身体を鍛える……ということですが、釣り自体は基本的に全自動で進行します。ぶっちゃけて言うと釣り放置ですね。釣り上げた釣果を納品することでポイントに応じた経験値が獲得できます。
「フィッシング・エクササイズ」ではBase経験値のみが獲得できるので、JobLvも上げたいキャラは「HITトレーニング」を中心にするといいでしょう。なお、どちらのトレーニングもBaseLv180を越えると経験値が獲得できなくなるそうです。
最後の「ラクテート・レイドバトル」は10月20日(火)定期メンテナンス終了後からのスタート。乳酸の権化たるレイドボスが登場し、それを倒すとさまざまなボーナスがあるようですが……!?
このイベントでは、基本的な傾向として、BaseLv170までは伸び盛りで、それを越えると成長度合いは落ちていきます。上で書いたように、BaseLv180になると経験値が得られなくなりますので、入会(イベント参加)するキャラを選択する際には注意しておきましょう。
イベント中、獲得できる「グリコーゲンポイント」を使ってさまざまなサービスも受けられるようになっています。イベントマップ内にある「BARナイス・マッチョ」では、マスターの「S・J・アーネストウルフ」が特別な衣装で出迎えてくれます。BARで10,000ポイント消費すれば、恒例の「アーネストの手紙」ももらえるようになっているので、どんどんポイントを使っていきましょう。交換アイテムには「封印されたダークロードカード」をはじめ、「所持限界量増加R」の習得やレベルアップが可能な「[イベント] ウシパワーチケット」も存在していますので要注目です。
そして季節イベントアイテムなどを交換してくれるNPCが集う「神秘の館」が登場。こちらでは「老練の忍」が「覚醒特殊環境活動用ブーツ[1]」などを交換してくれたり、「五欲の壺」が「ゴッズシリーズ」を「デモニッシュシリーズ」に交換してくれるほか、今回のイベントNPC「スケルタル・マッスル」が「シーズンエンチャント」を施してくれます。この「神秘の館」は、プロンテラからも移動できるようになっており、今後のイベントなどでもNPCが増えていく定番のマップになるのかもしれませんね。

▲「神秘の館」では季節イベント系の装備を交換してくれたり、エンチャントを施してくれるNPCが待ち受けています。長らく入手方法がなかった「疾風」「天地」「水天」「百火」というレアエンチャントも入手可能に!
さて、イベントとは別に、キューペット関連にも大きめのアップデートが到来しています。まずは新たな進化ペット(連れていると特殊な能力が発動するペット)として「月夜花」、「エンジェリング」、「キャットナインテイル」、「九尾狐」、「ペクソジン」、「マスターリング」が実装(詳しくはこちら)。また、イベント限定だったペット「天仙娘々」がテイミングによって入手可能になりました。
さらに、一部の貴重なペットを登録しておくことで、好きなワールド、好きなキャラクターで同じペットを連れ歩けるようになるというNPC「エリートブリーダー」が登場。ちなみに登録は無料ながら、新たな卵の入手には1,000万zeny(10Mzeny)かかります。が、うっかり逃げられてしまっても再度卵を入手できるのは安心ですね。
「エリートブリーダー」では「キューペットボックス抽選」も行えます。「キューペットボックス抽選券」を1個渡すごとに、いわゆる「ボックスガチャ」(※)が引けるようになっており、貴重なペットの卵が入手できます。ボックスガチャなので、いつかは1等も狙えるというのは希望があります。
※……当たった景品がラインナップから消え、次に引いた際には残った景品から抽選される形式のガチャ。理論上は数を引いていけばすべての景品が獲得できます。
また、新たに「ラグ缶2020 November」が販売開始されています。今回はミンストレル&ワンダラー向けの兜(中段)「双子のツインリボン[0]」、ウォーロック&ソーサラー向けの靴「ママラガン[0]」、ジェネティック向けの肩にかける物「科学者のマント[1]」が新登場。
「双子のツインリボン[0]」は「トンノ」のスロットエンチャントDXによりスロットの追加が可能(失敗はありますが、材料が消費されるだけですみます)。また、「ママラガン[0]」は精錬値9以上で「暴走した魔力」が確定でエンチャントでき、この装備単体でかなりのパワーアップとなります。
■育成イベント三段重ね! 全部使えばあっという間にBaseLv180……なのか!?
ということで、またまた育成イベントがスタートしましたね。「ミミミのミッションマスター」、「175種類モンスター大討伐」ももちろん継続中なので、育成系のイベントが3つも重なっていることになります。さすがにこんなにたくさんの育成イベントはこれまで例がない気がします。
さて、先週のブログ更新後に「ミミミのミッションマスター」に挑戦した星帝ですが、なんとか無事にカードゲットまで到達できました。現在はソウルリーパーと同様、BaseLv166、JobLv60まで育っています。
星帝は、登録したマップで登録したモンスターと戦うことで強さを引き出せるので、どこに行ってもまずは「太陽と月と星の感情」を使ってマップを登録。私の場合はスキルに合わせて星のマップに設定しています。なぜ星かというと、温もり系スキルで「星の温もり」が一番消費SPが少ないからです。
そして、ターゲットとなるモンスターをサイズなどの条件に合わせて登録。私はショートカットキーをいわゆるバトルモードで使っているので、「太陽と月と星の憎しみ」を、ZキーにLv1(小型モンスター)、XキーにLv2(中型モンスター)、CキーにLv3(大型モンスター)といった感じで設定しており、最初の敵と交戦する際にまず登録を行っています。
あとは敵の属性相性に合わせて「暖かい風」を使えば準備OK。育成中は「太陽」系のスキルで戦っていきました。といっても基本的には「紅焔脚」連打です(笑)。「太陽の光」を使ったあとの「太陽爆発」は確かに強いのですが、秒間ダメージを考えると「紅焔脚」連打のほうがいい感じだったので……。「太陽爆発」は、「紅焔脚」発動後、モンクのコンボのように一瞬だけ間をあけて使う仕様になっているので、慣れないうちはミスしてしまうことも多かったんですよね(使っていくうちにだいぶ慣れましたが)。
ちなみに最も多かったミスは、狩場で「太陽の構え」をし忘れて「紅焔脚」が出ずにあたふたするというものでした(笑)。まずはちゃんと構えましょう……。
「ミミミのミッションマスター」ではソウルリーパーよりもちょっと苦労をした箇所が「上級3」のミッション。「【納品】思念体の髪」と「【Quest】テラグローリア」を終わらせて、あとひとつクリアする必要があったのですが、「サラマンダー討伐」では微妙に火力が足りずに囲まれて戦闘不能に、「【MD】モルスの洞窟」は前提のビオスの島で敗退……。装備的に「【MD】最後の部屋」は難しいかなと思い、残るはダメもとで「【MD】ゲフェン魔法大会 再び」?
行けるかどうか半信半疑で「フェンリル」討伐を目指して「ゲフェン魔法大会」へ。結果からいうと、なんとか討伐はできました。問題はその装備ですが……。

▲「ライドワード帽[1]」に<守護竜>エンチャントの肩にかける物という、古式ゆかしい拳聖装備です(笑)。ついでに靴にも<S-MaxHP>がついており、実質的にHP回復の効果があります。あまり現在のプレイヤーの方の参考にならない感じですね……。
大ダメージを受けた際、3%回復剤(王級メロン)の回復効果だけでは心許なかったので吸収系装備にしていったのですが、戦ってみた感じではふつうに火力装備でもよかったかもしれません。テコンキッド系は「暖かい風」で念属性を付与できるため、決勝の「フェンリル」などに威力のある攻撃をお見舞いでき、思ったよりも苦労しなかった印象です。どちらかというと「イフォドス」の「スパイラルピアース」や、「レチェニエ」の「ワイドサイレンス」のほうが焦りました。
一応上の画像のようなステータスにしていますが、よくよく考えたら「熾天使の花冠[0]」も持っているので、Intを120にするのもアリだったんですよね。装備がほぼ固定されてしまうため、それはそれで問題ではあるのですが、選択肢としてはアリかもしれません。うーん、ステータスの振り直しをするかどうか悩ましいところですね……。
■ブートキャンプにはまずはソウルリーパーで入会しました!
今週からスタートした「スケルタル・マッスルのムキムキブートキャンプ」には、まずはソウルリーパーで入会しておきました。メインキャラのソーサラーはBaseLv179になっているので、入会するかどうか検討中。とりあえずはレベルの低いキャラを底上げしていったほうがお得な気がするんですよね。星帝も入会させるとして、あとはどのキャラにしようかなぁ……。
これを書いている時点では、まだまだ入会したばかりなのでそれほど効果は出ていませんが、ためしに4時間ほど「フィッシング・エクササイズ」をやらせておいたら結構な経験値を稼いでいました。

▲大型狙いのタックルで「沖」で釣りをしていました。約4時間で釣果はこのくらい。688グリコーゲンポイントと889,403,120ほどのBase経験値を獲得し、BaseLv166の57.9%からBaseLv167の19.3%になりました。BaseLv170手前あたりが一番成長しやすいのでしょうか?
さて、この更新が終わったら、私、パワースポットを巡って強くなるんだ……(謎の死亡フラグ)。
おっと、その前にこちらのお知らせで締めておかねば。当ブログでは、リンクしてくださるブログさんやサイトさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。