『ラグナロクオンライン』では、2021年3月2日（火）の定期メンテナンス終了後から、3月の季節イベント「教皇と神官たちのデイドリーム」がスタートしています。
▲イベント主催のキャラバンの座長「アッディーン」。魔人の力で教皇を白昼夢の世界へ誘って楽しませようとしています。
簡単に言うと、討伐したモンスターで“人形”を作ってひな壇に飾り付けるイベントです。飾り付けたひな壇は教皇様に評価していただき、その評価に応じたBase経験値がもらえるのですが……。この経験値が、冗談かと思うほどの数値になっています。
現状、育成が大変と言われているのはBaseLv181以上。BaseLv184ともなると莫大な報酬をもらえるエンドコンテンツ的な内容をクリアしても1日に数％上げられるかどうかという感じです。
しかし、今回のイベント、BaseLv180以上のキャラクターは、教皇様からの評価1点につき1％の経験値が増加します（というか、％単位でイベント報酬経験値がもらえるのって初めてなのでは……？）。つまり100点で100％。って、1レベルアップしてしまいますよね!? 最高評価の300点はさすがに難度が高いんだろうと予想されますが、理論上はBaseLv182のキャラクターで一気にBaseLvをカンストさせることが可能です。
もちろん、この膨大な経験値報酬は、高レベル帯のキャラだけにとどまりません。BaseLvが低くなるほどに、評価点1点で受け取れるBase経験値が％単位で増加しています。ゲーム内のインフォメーションでは確認できますが、ゲーム外での記述がないので以下に書き写しておきますね。
「教皇と神官たちのデイドリーム」ひな壇評価による獲得経験値テーブル（1点ごと）
BaseLv100以下：100％
BaseLv101～110：90％
BaseLv111～120：80％
BaseLv121～130：70％
BaseLv131～140：65％
BaseLv141～150：60％
BaseLv151～160：56％
BaseLv161～165：52％
BaseLv166～170：25％
BaseLv171～173：15％
BaseLv174：10％
BaseLv175：6％
BaseLv176：5％
BaseLv177：4％
BaseLv178：3％
BaseLv179：2％
BaseLv180～184：1％
※実際に獲得できる経験値のうち、端数の経験値は切り捨てられます。
▲ゲーム内では「ルーミン（夢）」などに話しかけることで、インフォメーションにて確認できます。
この表を見ていただければ、低レベル帯のキャラもかなりヤバいことがおわかりいただけるのではないでしょうか。ちなみに、季節イベントクリア扱いになるのは評価点150点以上。つまり、普通にイベントを頑張れば150点くらいはもらえると予想できます。
なお、評価点はアカウントで共通になっており、2回目以降は最高評価を上回ったポイント分だけBase経験値を獲得できます。初回評価でメインキャラをガッツリと育成し、更新分はサブキャラを上げる……などの選択も可能です。
もちろん、イベントはこれだけではありません。そもそも討伐クエストをクリアするだけでもかなりの量の経験値がもらえますし、イベントポイントである「デイフラグメント」でのアイテム交換なども行えます。
また、今回のイベントでも、週ごとの追加要素が導入されています。まずは毎週討伐可能なモンスター種類が増加します。討伐モンスターが増えれば討伐による獲得経験値が見込めるほか、ひな壇を飾り付けるためのバリエーションが増加するため、さらなる評価点アップが期待できます。
2021年3月16日（火）の定期メンテナンス終了後からはイベント専用メモリアルダンジョン「雛ダンジョン」も追加予定。ひな壇を片付けた際にもらえる「守り雛」を消費してモンスターを呼び出し、新アイテムやデイフラグメントを稼げるというもの。
今回はイベント初のギルド単位で挑めるメモリアルダンジョンが登場するとのこと。ギルド単位で挑戦できる雛ダンジョン「大雛」は13名以上のギルドメンバーが所属していることが作成条件で、1回作成するごとに「1000小為替」が10個以上必要になるとのこと。メンバーや入場キャラにBaseLvの制限などはありませんが、「大雛」を作成するギルドマスターはBaseLv180以上という条件があります。
ちなみに雛ダンジョン「小雛」も作成可能で、こちらは通常のパーティー単位。BaseLv180以上で入場可能になっているそうです。
「大雛」のほうはちょっと条件がややこしいので、事前にチェックしておき、気になる人はギルドの人数確保など、調整を行っておくといいかもしれません。
なお、今回のイベントではNPC「酒造さん」から、回復アイテムである「白酒」を毎日450個（150×3セット）ほどもらうことができます。ストックも可能なので、毎日NPCに話しかけてもらっておき、必要な数を引き出して使っていくといいでしょう。もちろん「デイフラグメント」での追加交換も可能になっています。
▲イベント参加ボーナスとして、「イベントホール」の「式」からは「王級メロン」ももらえたりします。回復アイテムには困らなさそうですね。
さて、イベント以外の情報としては、月始めといえばやはり「コスたま」ですよね。今回は「コスたまGirlsSelectionVIII」。アイテムデザインコンテスト2018受賞作の「[衣装] ゆらゆらパラソル」、「[衣装] ロングリボン」、「[衣装] おだんごウェーブ」のほか、「[衣装] マジカルウィング」、「[衣装] ポップヘッドフォン」、「[衣装] 勝利の女神（赤）」、「[衣装] ジャンボコーム」などといった新規衣装装備がラインナップされています。
ShopPointをチャージする必要がある場合、ちょうどPayPayの還元祭も行われているので支払い環境が整っている人は還元も見込めそうですね（PayPay側の予算到達で早期終了もあるそうですが……）。
また、衣装関連ではコスチュームミッション……と言いたいところですが、こちらにある通り、今週はラインナップが更新されない不具合が発生しているそうで、来週、2021年3月9日（火）の定期メンテナンスで修正予定になっています。とはいえ、ラインナップが更新されていないだけで、「コスチュームミッションコイン」の獲得は可能。通常どおり行っても構わないとの告知も出ているので、コイン目当ての人はラインナップ更新前に交換を行ってもいいでしょう。
最後に、ある意味最大の話題となっているかもしれないキャンペーンのお知らせも。先日までエントリーが行われていた「究極精錬チケットGetキャンペーン2021」、ついに究極精錬チケットの配布、およびゲーム内にNPC「放浪の鍛冶師レイブン」が登場。今年も神の装備が誕生したり、夢破れたプレイヤーが嘆いたりと悲喜こもごもの情景が繰り広げられています。
キャンペーンにエントリーされた方には、運営チームから「お知らせ」が届いているはずです。まだ確認していないという方は、公式サイトやアトラクションセンターをチェックしてみましょう。
ということで、後半は、話題のイベント「教皇と神官たちのデイドリーム」に挑戦してみたレポート、そして究極精錬に挑んでみた結果などをお届けします。
■メインキャラの本格育成も余裕!? 驚異的なひな壇の評価報酬！
「次回イベントも経験値がたくさんもらえるといいなぁ」などと妄想していた私ですが、予想以上の報酬経験値に若干引き気味です（笑）。ええのんか？ ホントにこんなにもらえてええのんか？
BaseLv184まで育てて「オーラロード突入しました！」なんて書いていた人があっさりと「光りました」（BaseLv185になって専用オーラのエフェクトが付きましたという意味）と、少し呆然とした感じでアップするSNS。そりゃ呆然ともしますよね（苦笑）。
しかしまぁ、そんなに経験値が稼げるのもアカウント内で1キャラ程度。まずは1キャラぐらいはカンストさせて各種エンドコンテンツを遊んでみてほしいという運営チームの思し召しという感じなのかもしれません。
最近はクエストがアカウント共通になったりもしますし、フィールドでもデスペナルティを気にせずに活動できるBaseLv185のキャラがいると自由度も増しますからね。
さて、そんな「教皇と神官たちのデイドリーム」ですが、まずはなんといっても討伐クエストをクリアして、ひな壇を飾る人形ラインナップを増やさねば始まりません。
討伐クエストはモンスターの種類ごとになっていて、切り替えを行う場合、中途半端に討伐していたモンスターの数はリセットされてしまいます。つまり、狩るモンスターは規定数キッチリ狩って報告。スルーするモンスターはあらかじめ決めておくほうがいい感じですね。
▲討伐クエストの受注と報告など、イベントの要となる魔人「シラード」。……ア○ネイター、ア○ネイターじゃないか！ え、違う!? じゃあジ○ー？ それも違うって!? じゃあお前一体誰なんだよ！（だから「シラード」ですってば）
まずはセオリー通りというか、リストの上から「オーク系」の討伐を行ってみました。「オーク地下洞窟」やフィールドにいるオーク系のモンスターを討伐してきましたが、数の少ない「オークアーチャー」「オークベイビー」の討伐に少し苦戦。「オークアーチャー」は「ゲフェンフィールド 02」、「オークベイビー」は「ゲフェンフィールド 03」で討伐したのですが、結構時間がかかってしまいました。
▲「ゲフェンフィールド 02」は木々で視界が遮られるのと、「ハイオーク」の出現数が多すぎることもあり、なかなか「オークアーチャー」にありつけませんでした。「アルデバラン時計塔地下 2F」とどちらが楽でしょうね？
しかし、ひな壇を飾り付けるにはできるだけ多くの種類のモンスターを討伐していることが重要。イベント期間も2021年3月30日（火）の定期メンテナンス開始前までと長めに設定されているので、少しずつでも種類を増やしていくほうがいいでしょう。
その後、「亀系」の討伐も進めましたが、とりあえずひな壇を飾り付けてみようと思い、NPC「ラプラス」のもとへ。
ひな壇の飾り付けはなんとメモリアルダンジョン内で行うとのこと。飾り付けしたいキャラでメモリアルダンジョンを作成し、内部にいる「ルーミン（夢）」とともにひな壇にモンスターの人形を設置していきます。このメモリアルダンジョンは作成から2時間経過しないと再度作成はできません（とはいえ、1日に作成できる回数などの制限はないようです）。
どこにどのモンスターを設置するかは現実のひな壇をもとに考えていく感じで、討伐しているモンスターは何体でも同時に配置可能。設置するごとに「ジェド大神官」たちからヒントも流れてくるので、いい感じなのか微妙なのかがなんとなくわかります。例えば、随身（左大臣）の位置に「オークアーチャー」を配置してみると、「この人形には適した場所だねぇ」などと言われました。
▲配置場所にカーソルを合わせるとどんな役職の場所なのかもわかります。現実のひな壇を思い浮かべながら、「このモンスターがこんな役職だったら似合うかも」と試行錯誤していくのは面白いですね。
今回、「オークヒーロー」や「オークロード」は討伐できていませんので、ザコ系のオークばかりですが、「ちょっと汗臭い」と言いつつも教皇様から70点の評価をいただきました。
私のメインキャラは現在BaseLv181、経験値バーは10％です。70点ということは70％加算されて80％まで上がるハズ。「本当にそんなにもらえるの？」と思いつつも、報告してみるとちゃんと加算されていました。なんだこの神イベント。
▲教皇様から莫大なBase経験値をもらえました。討伐モンスターを増やしていけば評価点はまだ高められそうなので、BaseLv182やその先も目指せるかも？
ちなみにこのイベント、計算してみればおわかりのとおり、BaseLv180あたりのキャラで経験値報酬を受け取るのは少しもったいない感じです。BaseLv180の1％とBaseLv184の1％では、実際には大きな差がありますからね。ですが、アカウント内で一番BaseLvの高いキャラを伸ばしたほうがいいのもまた事実。個人的には、前回のイベントまでは低レベルキャラの底上げをしていたので、今回はメインキャラの育成に費やすことにしました。
▲ひな壇報酬が話題になりがちですが、討伐クエストの報酬もかなりのもの。イベントによる経験値報酬の大盤振る舞いが続いているので、感覚がマヒしてしまいそうですね……（苦笑）。
■ついに究極精錬開始！
さて、SNSなどではメンテ明けから続々と報告が飛び交っている究極精錬。ついに今年もやってきましたね！ 私も1回分だけエントリー。しかし、特に“これを精錬したい！”という装備は考えていませんでした。
が、露店を回っていたところ、とても気になる装備が売り出されているのを見つけてしまいました。本当は＋10まで精錬されたものが欲しいなぁと思っていたのですが、さすがに出物が少なく、巡り会えるチャンスがなかった装備。……の＋9。
「究極精錬チケット」は1枚だけですが、ワンチャン夢を見られる。ダメでも今よりは強くなるため、＋9での運用もアリ。ということで……。
▲買っちった（CVイメージ：某しまりん）。公式ツールで履歴を検索すればバレるので書いてしまいますが、お値段300Mzenyほど。Breidablikワールドで露店してくれていた方、ありがとうございます。
▲これをこうして……。
▲こうじゃ！ あっ……。
つ、次のチャンスに期待しています。なお、この「＋9 サーキットボード-OS[0]」は、＋9のまま普段使いする予定です。
というわけでだいぶ長くなってしまいましたが、最後はお知らせです。当ブログでは、リンクしてくださるブログさんやサイトさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。
