拳聖育成編の第2回目は、マラン島のクエスト「ニャンゲーマーズ」クリアの際に「分厚い戦闘教範」を使い、BaseLv80、JobLv40になったところからです。

 前回書いたように、ここからしばらくはメモリアルダンジョンを回って育成をしていくことにします。

 マラン島と言えばやはり初心者向けの「地下排水路(お掃除ビギナー)」です。ニャンゲーマーズをクリアしたその足でマラン島北部へ向かい、メモリアルダンジョンに挑戦します。

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▲低レベルキャラの育成ではおなじみの「地下排水路(お掃除ビギナー)」へ。

 今回は戦闘向きのキャラなので、お掃除をすぐには終わらせず、わざと失敗して敵を倒し、経験値を稼いでいきました。

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▲このレベル帯では、敵からの獲得経験値もわりと美味しい「地下排水路(お掃除ビギナー)」。最大5回までは掃除に失敗しても大丈夫なので、敵をきっちり殲滅しておいて排水路をクリックせずに放置。新たな排水路から出現する敵を倒して経験値を稼ぎます。

 ボスの「深海のお化け貝」には、凍結させられるなどして結構なダメージを受けたため、「初心者用ポーション」を連打して乗り切りました。これまでの低レベルキャラ育成で、「初心者用ポーション」は余りまくっているのでいくら連打しても大丈夫です。……が、これがのちのちミスにつながることになろうとは……。

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▲「深海のお化け貝」は凍結させられると厄介。いわゆる“アンフローズン装備”(「マルクカード」挿し鎧など、絶対に凍結状態にならない装備)を持っていない場合、念のため、HPは8割程度をキープするようにしていきましょう。

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▲「分厚い戦闘教範」の効果時間は続いていたので、ここでBaseLv83、JobLv45に。

 さて、「分厚い戦闘教範」の効果時間中にあとひとつくらいメモリアルダンジョンをクリアしていきたいところです。ここは初心者向けの定番ということで、“英雄の痕跡”シリーズの「飛行船襲撃」に挑戦することにしました。

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▲「地下排水路(お掃除ビギナー)」の報酬の「マラン島特産缶詰」を使って「次元の狭間 時の通路01」へのワープリンクを開きます。

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▲「飛行船襲撃」に挑む前にステータスポイントを消費してステータスをアップさせておきます。Agi≧Str>Dexという感じにしていますが、このへんはもうお好みでしょうか。スキルは前回の最後の画像のように、拳聖のスキルポイントも使ってテコンキッドの攻撃スキルを習得させています。


■痛恨のケアレスミス! 回復アイテムの補充をお忘れなく……

 「分厚い戦闘教範」の効果時間もあるのでサクサク行こうと、気軽にメモリアルダンジョン「飛行船襲撃」に突入したのはいいのですが、ここで致命的なミスが発生。そう、回復アイテムを補充するのを忘れていたのです……。私はふだんから魔法系キャラを使うことが多く、あまり回復アイテムを積んでいくスタイルではなかったのも災いしました。

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▲序盤は敵も弱いので大丈夫かなと思ったのですが……。

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▲「ワイバーンキッド」との戦闘で、130個程度だった「初心者用ポーション」は底をつき、座って回復しながらのジリ貧生活(笑)。ソウルリンカー育成編に続いてまたこれかと嘆きつつ、中ボスの「ワイバーン」は攻撃をほぼ回避できたので、なんとか倒せてホッとひと息。

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▲まぁそんな状況だったので、「怒りの船長ペルロック」との戦闘はスルーし、説得してボス戦なしでクリアへ。それでも「分厚い戦闘教範」のおかげか、レベルアップしてBaseLv85のJobLv46に。

 回復アイテムの積み忘れで大幅な時間のロスをしてしまい、「分厚い戦闘教範」の効果時間もほぼ使い切ってしまいました。効果時間がまだあるようなら狩りで経験値を稼いでBaseLv90以上にして「ゲフェン魔法大会」に乗り込む手もあったのですが……。

 仕方がないので路線を変更し、やっておきたい必須クエストをクリアさせていくことにしました。恒例の「異世界クエスト」、「七王家とユミルの心臓」、「テラグローリア」の3つです。

 この3つのクエストは、初心者向けキャラ育成レポートで何度もやっているルートなので、今回は概要だけお伝えしていきます。詳細を知りたい方は過去の育成レポートも参照していただけたらと思います。

 今回、「異世界クエスト」開始の際にアイテムを確認したところ、「ゼロピー」が足りなかったため、ウンバラで補給。「にく」1個につき、「ゼロピー」「綿毛」「クローバー」を2個ずつ交換してもらえるNPCがいるので、別キャラでウンバラへ行き、交換してもらいます。

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▲NPC「コタン」はマップ北西の村長の家の前あたりにいます。「にく」をいくつ渡すか数値入力できるように改良されているため、「にく」150個を持てるなら、300個分の「ゼロピー」も1回で交換してもらえます。なお、この交換は「言語習得クエスト」をクリアしていなくても可能です(今回のメカニックは「マーチャント系育成編」で作成したキャラで、「言語習得」クエストをクリア済み)。

 「異世界クエスト」の必要アイテムは上記の「ゼロピー」300個に加えて、「エメラルド」1個、「ルビー」1個。宝石類はモロクで購入できます。

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▲ソウルリンカー育成編でも書いたように、後半ではリヒタルゼンのレッケンベル社前でセーブし、「ラザーニャ特産缶詰」などを使って移動していきました。もちろん「ジョンダパス」などを利用している方ならもっと楽に進められますね。

■「異世界クエスト」をこなしつつ、各種メモリアルダンジョンへ寄り道も

 「異世界クエスト」の最中、ラヘルに立ち寄った際のこと。ソウルリンカー育成編で逃げ帰るしかなかったメモリアルダンジョン「真昼の弦月」の入場NPC前を通りかかり、「このキャラならクリアできるのでは?」と思い立ちました。

 なにせ、今回は「フェオリチャギ」という範囲攻撃があります。完全な寄り道になりますが、BaseLv86の拳聖で「真昼の弦月(夢の中)」に挑戦してみることにしました。シガイツさん、ちょっと待っててくれよな!

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▲今回は準備万端、実に1500個もの「初心者用ポーション」を積み込んでスタート(極端すぎるだろう……)。スキルは範囲攻撃の「フェオリチャギ」を使っていきます。

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▲それでも道中で約550個程度の「初心者用ポーション」を消費してなんとかクリア。BaseLv89、JobLv50に到達しました。「分厚い戦闘教範」などは使いませんでしたが、案外Job経験値が稼げました。

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▲なにはともあれ、「タンポポリング」が手に入ったので、ラヘルへの移動が楽になりました(倉庫経由で使い回しが可能です)。

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▲その後、途中だった伝令のお仕事に戻って「異世界クエスト」をクリア。ムーンケンロさんお待たせ。報酬でBaseLv90にアップです。

 ちょうどキリのいいタイミングでBaseLv90になったので、“英雄の痕跡”シリーズの「ゲフェン魔法大会」へ行くことにしました。

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▲スキルは代わり映えしませんが、BaseLvのアップでStrをちょっと伸ばしてあります。

 「ゲフェン魔法大会」では、いつもは“人間形からの被ダメージ減少”の支援を受けられる「東側外周ルート」を選ぶのですが、この場合、3回戦目の相手が「ビリー・コスルリース」になります。これだと「ソニックブロー」による一撃戦闘不能の可能性もあるため、今回は「西側内周ルート」を通って3回戦目の相手を「ブラック・カネイリー」にすることに。

 結果から言うと、「ブラック・カネイリー」には勝利。4回戦目の「フェモン」をあとちょっと削り切れずに時間切れの判定負けとなりました。

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▲やはりAgi型にはつらい「フェモン」の「速度減少」。なお、画像では倒しきれているように見えますが、時間切れで相手が勝手に倒れただけだったりします……。

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▲報酬として得られた「ゲフェン魔法大会コイン」をBase経験値に換えてもらってBaseLv93に。

■「七王家とユミルの心臓」「テラグローリア」などのクエストをクリアし、BaseLv99へ

 さて、ここからは当初の予定どおり、クエストをこなしていくことにしました。まずは必要アイテムのいらない「七王家とユミルの心臓」クエストを進めつつ、途中で派生した「レベンブルグ家の絆」もクリアさせておきます。

追記:現在は「七王家とユミルの心臓」クエストにはBaseLv100以上という条件が加わっていますので、拳聖では挑戦することができません。

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▲ソウルリンカー育成編でもクリアさせていましたが、派生クエストの中では会話オンリーで何の事前準備もせずにクリアできる「レベンブルグ家の絆」はオススメ。ほぼ自動転送なのも楽チンです。

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▲ということで道中はバッサリとカットして、「七王家とユミルの心臓」クエストをクリア。この時点でBaseLv96に到達。

 「七王家とユミルの心臓」をクリアしたら、続編である「テラグローリア」も進めます。これらのクエストはイズルードのNPCにおいて「不思議な石片」(または「奇妙な石片」)でスキップも可能ですが、スキップすると報酬がもらえないため、低レベルキャラの育成ついでに報酬をもらっておくのがオススメです。報酬アイテムの「王家貢献の証」や「名誉の勲章」は、自分で使わないようなら、金策がてら露店で販売したり、買取露店でZenyに換えたりしてもいいでしょう。

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▲引き続き、「テラグローリア」も進めていきます。

 「テラグローリア」では「古いつるはし」3個が必要となるほか、派生クエスト「隊長の贖罪」もこなすなら「なめらかな紙」3個も必要になります。派生クエストは必須ではありませんが、アイテムさえあれば短時間でクリアできるので用意しておいてもいいでしょう。

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▲今回も「古いつるはし」は必要になった時点で入手しに行くことに。「ピットマン」の仕掛ける「クレイモアトラップ」を踏んでしまうと瀕死のダメージを負うことになるのでご注意を(危うくやられかけました……)。

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▲「テラグローリア」後半で挑むことになるストーリー版のメモリアルダンジョン「ハートハンター軍事基地」。敵の数は多いですが、ターゲットされる数を2~3体にしておけば苦労はしません。範囲攻撃の「フェオリチャギ」を使いつつ進めていきました。

 さて、「テラグローリア」をクリア直前、派生クエストの「双子の真実」もクリア直前まで進めて、「隊長の贖罪」用の「なめらかな紙」3個を準備している段階で、これらで獲得できる報酬経験値とBaseLv99までの残りの必要経験値を照らし合わせてみましたが、ほんのちょっと足りない感じでした。

 残りを狩りなどで稼いでもいいのですが、ここは今回恒例の「分厚い戦闘教範」を使って時短を狙っていくことにしました。

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▲「テラグローリア」クリアの直前に「分厚い戦闘教範」を使ってからクリア。これでBaseLv98になりました。

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▲続いて、会話だけで進められる「双子の真実」クエストをクリア。クエスト自体は最後の「エレナ・ヴォルコヴァ」に話しかける直前まで進めてありました。ここでBaseLv99になり、星帝への転職条件を満たすことができました。

 というわけで、「隊長の贖罪」クエストはいったんスルーして、いよいよ星帝転職クエストに挑戦することに。実は星帝実装時に一度クリアしているので概要は把握済みだったりします。楽勝で行けるだろうと考えていたのですが……。さすがに長くなってきたので、ここで次回に続きます。