3週間続いたジューンブライドイベントが終了した『ラグナロクオンライン』。今週は、1週間限定で「INFERNO UPDATE:並行世界のヒメルメズスペシャルウィーク」が開催されています。イベント期間は2022年7月19日(火)定期メンテナンス開始前まで。

 「INFERNO UPDATE:並行世界のヒメルメズ」は、BaseLv185以上(現状の最大BaseLv)のキャラクターのみが挑戦できるメモリアルダンジョン「呪われた次元」に挑むハイエンドコンテンツのひとつ。広大なグラストヘイム内にしかけられたギミックを、ふたつの並行世界を行き来しながらクリアしていくという内容です。

 今回のイベントでは、「呪われた次元」のクリア報酬が通常の2倍に増加。また、メモリアルダンジョン内に登場するモンスターのカードドロップ率が2倍になっています。

 また、イベントミッションとして、「呪われた次元」を1回クリアすると「時間の魔力」を7個獲得できるようになっています(正確には、評価部屋にいるイベント用NPC「時間の魔力結晶」に話しかける必要があります)。イベントミッションは、イベント期間中2回まで達成できるようになっているので、合計14個の「時間の魔力」が入手できることになります。

 「時間の魔力」は14個消費することで、並行世界のグラストヘイム武器シリーズのうち、好きなものを選択して入手可能。また、メモリアルダンジョン入口の近くにいる専用のNPC(「怪しい男」)に1個渡すことで、並行世界のグラストヘイム武器を精錬することもできます。この精錬は「濃縮オリデオコン」使用時と同確率で、なおかつ精錬に失敗しても精錬値が1下がるだけで破壊されないとのこと。イベント期間中は並行世界のグラストヘイム武器の入手&精錬のチャンスということですね。

 とはいえ、当たり前ですが、高難度のコンテンツだけに、ソロでの挑戦はかなり無謀。ギルドメンバーや、時間の合うフレンドを誘って挑む感じになると思います。

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▲「呪われた次元」への挑戦は「グラストヘイム 古城」にいる「オスカー」から。イベント期間中はBaseLv185のキャラであれば街にいる「新人広報員」が無料転送してくれます。

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▲手に入れた「時間の魔力」や「時間の破片」で並行世界のグラストヘイム武器を入手できます。

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▲イベントミッションクリア状況はこの看板型NPCで確認可能。

 さて、そんな高難度コンテンツに挑む際に心強いのが3%回復剤の交換。今回も期待を裏切らずに「ドーナツお姉さんの出張販売!」が実施されています。こちらは2022年7月19日(火)定期メンテナンス開始前までとなっていて、「INFERNO UPDATE:並行世界のヒメルメズスペシャルウィーク」に合わせての登場になっています。

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▲プロンテラの中央カプラの裏あたり、いつもの位置で「ドーナツお姉さん」が出張販売中。販売といっても、「子悪魔の角」か「ブリガン」、各3個or9個と交換になります。いつも思うのですが、ドーナツお姉さんはこれらのアイテムを何に使っているのでしょうね。

 さて、今週は「ラグ缶」のラインナップも一新。2022年7月14日(木)から「ラグ缶2022 August」の販売がスタートしています。新規実装アイテムは、レンジャー専用の兜下段「夢見る赤羊[0]」、ギロチンクロス向けの靴「エンドオブザワールド[1]」、ソーサラー専用の「トートの書[1]」の3種類。珍しく2種類が装備可能職が限定されている装備になっていますね。

 注目度が高いのは兜下段という装備部位でありながら、スペシャルエンチャント「大鷲の眼光」が付与できる「夢見る赤羊[0]」。NPC「ジュウべえ」による確定エンチャントも可能ではありますが、かなりのZenyがかかるのがネック。

 「エンドオブザワールド[1]」は、主に「ローリングカッター」の威力を爆上げしてくれる装備。フレーバーテキストにまで「強靭な脚力と回転力を生み出す」と書かれていて、まさにこのための装備という感じですね。

 個人的に注目しているのが、やはり「トートの書[1]」。どう考えても「スペルフィスト」のために作られた装備ですねこれは。「コル・コアヘッドフォン」系の装備(スロットの有無で2種類あり)とセット効果を発動した「+10 サーキットボード-OS[1]」に迫る性能になっており、装備単体での取り回しを考えるとかなり有用。しかも「白の騎士団エンチャント」で性能アップも考えられます。

 私のメインキャラがスペルフィスト系ソーサラーなので、注目度はかなり偏っていますが、いずれも排出率や露店などでの流通価格が気になるところです。

 なお、2022年7月12日(火)の15時からは、「復刻コスたま」のラインナップも更新されています。来月、2022年8月9日(火)10時までとなっていますので、気になる衣装装備がある方は買い逃しのないように、ラインナップを確認しておきましょう。

 ということで来週、2022年7月19日(火)定期メンテナンス終了後からは、「ゲフェンメロンフェスタ ~深淵からの贈り物 優品~」がスタートしますね。期待度が高いイベントですが、もどかしいことに事前の準備としてはあまりやることはありません。ただただ開始を待つしかないですね(笑)。昨年のイベントの様子などは前々回の更新でまとめていますので、今回初参加という方はそちらなども参考にしてみてくださいね。


■「トートの書[1]」が気にならないわけがないスペルフィストソーサラーがこちらになります。

 今週は「INFERNO UPDATE:平行世界のヒメルメズスペシャルウィーク」ですが、ソロ勢かつカジュアルプレイヤーな私は4月同様に指を咥えて見守ることしかできなさそうです(笑)。一応ソロでメモリアルダンジョン内に潜入してみたことはあるのですが、序盤で力尽きた記憶しかありません。最近は安定してクリアされている方も多くなっているので、ギルドやフレンドで挑める方は各所の攻略情報などを参考にがんばってみてください。

 それよりも、今週はついに「ラグ缶」にスペルフィスト系ソーサラー用の武器「トートの書[1]」が登場したことが気になっています。これを書いている時点ではまだ流通価格も定まっていないのですが、精錬値安全圏内の+4であっても十分スペルフィストソーサラーのメインウェポンになってくれそうです。

 SNSなどでたまに疑問が投げかけられていますが、「スペルフィスト」発動時に「ダブルアタック」は有効です。発動時は火力が単純に2倍になるため、「ダブルアタック」Lv10が発動できるというだけで優れた装備といえます。

 現在私が使用している「+10 サーキットボード-OS[1]」についても、+10まで過剰精錬されていれば「ダブルアタック」Lv10が使えるという効果が特に大きいです。

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▲これまでで一番高いお買い物だった気がする「+10 サーキットボード-OS[1]」。単体火力頼みの「スペルフィスト」では、「ダブルアタック」Lv10が発動するのとしないのでは、天と地ほどの差があると言ってもいいかもしれません。……あくまで私個人の感想ですけど(笑)。

 単純計算ながら、「トートの書[1]」も+8あたりまで過剰精錬しないとBaseLv185キャラが使う「+10 サーキットボード-OS[1]」には並ばない感じですが、それは「コル・コアヘッドフォン」系装備とのセット効果もあってのこと。単体では「トートの書[1]」のほうがMatkが60高く、特にBaseLvがまだ低い場合、これからスペルフィストソーサラーを育成するという方などは「トートの書[1]」でいいのかもしれません。

 今回は兜下段で「大鷲の眼光」が付与できてしまう「夢見る赤羊[0]」がレンジャー界隈を騒がせていますし、これまで以上に職業特化のピンポイントで気になる装備が出てきたなぁという感じですね。

 「エンドオブザワールド[1]」に関しては詳しく語れないので、ギロチンクロス系メインの方にお任せします。なぜか私、アサシン系に縁がなく、まともに育成したことがなかったりするんですよね……。どちらかというとAgi系キャラは好きなほうなのですが、『RO』を始めた当初に友人がアサシン系をやっていたので、被らないようにしたというのが理由なのかもしれません。いやもう20年前の話ですけどね!

 という感じで、最近はアークビショップ系の装備を入手してZenyが目減りしているところにこのニュース。まったくタイミングが悪いとしか言いようがありません(笑)。露店を見回って市場価格をチェックしつつ、イベントで得たあれやこれやを自分の露店で販売してZenyを貯めていくところから始めましょうかね……!?


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