『ラグナロクオンライン』では、2023年4月11日（火）の定期メンテナンスにて「Ragnarok Online extended update 上限解放 -240-」が実施され、4次職のレベルキャップが引き上げられました。これまでBaseLvが220、JobLvが40までだったものが、BaseLv240、JobLv45まで上げられるようになっています。
これにともなって新たなダンジョンや新装備なども多数追加。メモリアルダンジョンとして、英雄の痕跡シリーズに「飛行船墜落地」と「ゲフェン夜間闘技場」が、通常ダンジョンとして、「廃棄実験所アミシティア」が実装されています。装備アイテムとしては「飛行船墜落地」に関連する「未知なるブーツ」シリーズ、「ゲフェン夜間闘技場コイン」で交換＆エンチャントが可能な「ゲフェン夜間闘技場」シリーズ、「廃棄実験所アミシティア」のモンスターがドロップする「フォーティファイドシリーズ」などが実装されています。
それぞれのメモリアルダンジョンやダンジョンにおいては、BaseLvが230以上になると獲得経験値がアップしたり、追加要素を遊べたり、新たなクエストが受注できるようになるなど、より経験値が稼げる仕組みもある模様です。
▲英雄の痕跡「飛行船襲撃」のあとのお話である「飛行船墜落地」が実装。BaseLv220以上であれば「ストロングハカセ」から入場可能。BaseLv230以上なら“前半”クリア後に“後半”に挑めるとのこと。原作コミックのキャラ「リディア」に関するストーリーを垣間見ることもできるそうです。
▲「ゲフェン夜間闘技場」に挑むためにはまず現在のゲフェンに行き、北東にある宿屋内にいるNPC「険しい顔の男」と会話する必要があります。もちろん、BaseLvが220以上であることが条件になっています。なお、実際に「ゲフェン魔法大会」で優勝をしていなくても大丈夫です。
▲「険しい顔の男」との会話を進めていないとこのようなメッセージが出て「ゲフェン夜間闘技場」に挑戦することはできません。
▲「ゲフェン夜間闘技場」では観客席にいる「険しい顔の男」に話しかけて対戦スタート。制限時間はわずか30秒。そのうえ敵もかなりHPがあり、倒すのは難しくなっています。「ゲフェン魔法大会」と同様、相手を倒しきれないとプレイヤーの負けになります。
気になる経験値テーブルはBase経験値に関してはなだらかな上り具合ですが、Job経験値についてはけっこうな急勾配で上昇している感じです。JobLvは最大レベルが50の予定ですから、JobLv40あたりから徐々に追い込みに入る感じなのかもしれませんね。
アップデート記念として、2023年4月11日（火）定期メンテナンス終了後から4月16日（日）25：00までRAGホーダイも実施中。プレイ利用権のないアカウントでもログインが可能になっています。
今回のアップデートに合わせて、BaseLv200や210といったレベル帯の狩り場のモンスターからの獲得経験値が上方修正。具体的には「オズの迷路02」、「第2魔力発電所」、「大浴場メディタティオ」に登場するモンスターの獲得経験値がアップしています。一部、パラメータ調整が行われたモンスターもいますので、詳しくは公式特設サイトを確認しておきましょう。特に嬉しい調整としては「オズの迷路02」での死亡原因第1位（推定）の「ヴァルティ」の「Mセルフディストラクション」が使用スキルから削除されています。
アップデートでは恒例になりつつある実装記念イベントも開催中。2023年4月25日（火）定期メンテナンス開始前までの約2週間、今回実装されたモンスターとメモリアルダンジョン、クエストのクリア経験値が2倍、対象モンスターのカードドロップ率と一部の装備アイテムのドロップ率が3倍になっています。
また、キャンペーンも開催中。こちらは「ROでBaseLv220を達成して応募しよう！Twitterで景品ゲットキャンペーン」とのことで、まぁタイトルを読めばそのまんまですね（笑）。
▲プロンテラの南南西あたりにいる「カメラにゃん」から「自動映写機」をもらって専用のウィンドウを表示。そこにステータスウィンドウや装備ウィンドウを合わせてスクリーンショットを撮影すればOK。
▲しかし、基本ステータスポイントや特性ステータスポイントが規定より多く残っていると専用ウィンドウが表示できず、参加用スクリーンショットが撮影できません。ご注意を。
詳しい内容はキャンペーン特設ページに記載されていますが、BaseLv220以上になったキャラクターのステータスと装備をスクリーンショットとして撮影し、規定のハッシュタグとともにTwitterに投稿。抽選で景品が当たるというものです。
注意点としては、撮影したスクリーンショットのキャラクターと投稿する職業ハッシュタグが同じになっていなければならない点と、残りステータスポイントが30未満、残り特性ステータスポイントが0になっていなければなりません。また、装備も10か所すべて装備している必要があります。
いろいろとお約束がありますが、Twitterの投稿を見た人がステータスや装備を参考にできるようにという配慮からだと思われます。BaseLv220に到達した人の装備やステータスというのはたしかに気になりますからね。
すでに多数の投稿がアップされていますし、職業別に閲覧することもできますので、キャンペーン自体の興味がなかったり、対象となるキャラを持っていないという人も、キャンペーン特設ページをチェックして損はないと思われます。
なお、YggdrasillワールドにおいてはレベルキャップはこれまでどおりBaseLv220、JobLv40に留められています。
そのYggdrasillワールドですが、「ティアマト攻城戦YE」に関して、2023年4月25日（火）までの間、ExtraとUltimateの各難度が引き続き昼の部と夜の部の両方開催されることになっています。本来はExtraが昼の部限定、Ultimateが夜の部限定になる予定でしたが、おそらくプレイヤーからの要望を反映したものと思われます。4月25日（火）以降はどうなるかまだわかりませんが、人気が継続するようならば予定されていた開催時間の変更もありえるのかもしれません。
2023年4月11日（火）には、もうひとつ重要なお知らせが発信されています。アークビショップスキルの「エウカリスティカ」について、カーディナル転職後では一部効果が発揮されていないのではないかということが話題になっていましたが、開発元からこれが仕様であるという回答が寄せられたとのこと。これに応じて、「エウカリスティカ」を習得しているキャラクター（養子アークビショップを除く）用のスキルリセットNPCが期間限定で登場しています。
期間は2023年4月11日（火）定期メンテナンス終了後から5月16日（火）定期メンテナンス開始前までの約5週間。こちらのスキルリセットはモロクの座標 166,107 にいるNPC「神秘的な女性」で実施されます。上記の「Ragnarok Online extended update 上限解放 -240-」で、ジュノーの「催眠術師」のリセット権利が1回可能に復活していますので、間違えないようにご注意ください。なお、「神秘的な女性」でスキルリセットしても、「催眠術師」のスキルリセット権利は消費しないとのことです。
▲エウカリスティカ用のスキルリセットNPCはモロクの南カプラのやや北東あたりにいます。なお、私のアークビショップは「エウカリスティカ」は習得していないので対象外となっています。
そして、現役プレイヤーの大多数にはもうあまり関係ないかもしれませんが、「ミミミのミッションマスター」の再延長が決定。今回も残念ながら追加参加キャラクター枠はありませんが、2023年5月30日（火）定期メンテナンス開始前までの延長が決定しています。周囲に復帰しそうなプレイヤーや新たに始めそうなプレイヤー候補がいる方はこの機会にプッシュしてみてはいかがでしょうか。
さて、最後に今後のイベントについてですが、公式ブログにて、毎年恒例の精錬祭の予告がありました。それによると精錬祭イベントは2023年4月25日（火）定期メンテナンス終了後からの予定になっているとか。毎年恒例なのできっとくるだろうとは思っていても、こうして告知してもらえると安心しますね。
■BaseLv240解放！ でも即席育成キャラにはちょっと厳しい……!?
いろいろとアップデートが来ましたね！ BaseLv220に到達したキャラがさらに成長できるようになったということで、さっそくレベリングに励んでいる方も多い様子です。
私も先週から実施されている「4次職育成応援ミッション～リハルト家の挑戦状～」でBaseLv220に到達したキャラはいるのですが……今回のアップデートに対応できているかというとそうでもなかったり。
▲「4次職育成応援ミッション～リハルト家の挑戦状～」でサクッと（でもありませんでしたが）BaseLv220になったはいいものの、やはり実力がともなっていないといけませんよね……（苦笑）。
というのも、イベントでBaseLv220を達成したのはベンチ要員のアビスチェイサーだったので、今回のアップデートで実装されたメモリアルダンジョンやダンジョンには太刀打ちできない感じなのです。メインキャラのエレメンタルマスターはまだBaseLv216なので、BaseLv220以上が対象のコンテンツに挑むにはもうちょっと育成する必要があります。
まぁ、メインキャラがBaseLv220になっても太刀打ちできない可能性も若干感じているので問題はないといえばないかもしれませんが……。
▲「飛行船墜落地」前半では負傷者の救助を行います。要救助者の数はパーティーメンバーの人数に応じて変わる感じでしょうか。ソロで挑んだら5人の救助が必要と言われました。救助自体はクリックすればいいだけなので、近くまで寄る必要はありません。
▲前半の敵は「興奮したダスティネス」と「興奮したホーネット」がメインですが、プレイヤーが使える無属性魔法の「サイキックウェーブ」と違って、念属性魔法とウワサされる「Mサイキックウェーブ」がキツイですね。このメモリアルダンジョンは時間内であれば何度でも再入場できるのですが、敵を倒しても再び湧くので、全滅させることはできません（「テレポート」はしないので“隔離”は可能かも）。敵自体、倒せないことはないのですが、「Mサイキックウェーブ」を食らってしまうと回復アイテム（王級メロン）連打でギリギリ生き残るかどうかという感じなので、私のキャラのソロでは前半のクリアもちょっとムリそうでした。パーティー人数に応じて報酬経験値もアップするので、パーティーで挑めるようならより美味しいと思われます。
▲いっぽうの「ゲフェン夜間闘技場」。巷でウワサのとおり、敵のHPが高く、私のキャラでは「真夜中のアルヒ」も削りきれませんでした。熟練者でも後半戦では苦戦するとのことで、かなりの高難度コンテンツかもしれません。まぁ「ゲフェン魔法大会」実装時もこんな印象でしたよね。
ということで、アップデート最前線にはまだまだ到達できていない感じではありますが、ともかく引き続きレベリングと、装備の更新などを検討し、徐々に追いついていきたいところです。
さて、最後はお知らせになります。当ブログでは、リンクさせていただけるブログさんやサイトさん、動画チャンネルさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。
