『ラグナロクオンライン』では、5週連続で新コンテンツ「幻想叢書」(げんそうそうしょ)のアップデートが行われています。第3弾となる今週は、「アイゼン・ヴェルナー」の逃亡劇の裏側を描いた「ある科学者の脱出記録」が追加されています。
▲メインクエスト「テグローリア」などの裏話も語られる「ある科学者の脱出記録」。「賢者の遺産」での再登場時にはすっかり落ちぶれた感じになっていたヴェルナーですが、この幻想叢書をプレイすれば納得かもしれません。
毎週おなじみになりつつあるボーナスイベントも開催中で、対象BaseLv内のキャラクターであれば獲得できる経験値報酬が2倍の20%分になっています。イベント期間は2023年8月1日(火)までの約1週間です。
●「ある科学者の脱出記録」クリア報酬
確定報酬
・Base経験値10%分(BaseLv180以上220未満) ※記事公開時は実装記念イベントにより2倍の20%
・「幻想叢書完読記念カード」600個
選択報酬(クリア時に以下からひとつを選択)
・ナビシール(30個で「[衣装] AIナビ」、または「[衣装] ヴェルナー・ミニミー」と交換可能)
・「白いハンカチ」(1個で「幻想叢書カード(ヴェルナー)」と交換可能)
「幻想叢書」は、これまではメモリアルダンジョン形式のものでしたが、今回の「ある科学者の脱出記録」は通常のフィールドを使ったアトラクション(?)になっています。
今回ピックアップされたNPCは「アイゼン・ヴェルナー」。「EPISODE:TERRA GLORIA~ルーンミッドガッツ王国の胎動~」で初登場したマッドサイエンティストです。「ヴェルナー研究所 中央室」など、メモリアルダンジョンのタイトルにもなっており、メインストーリーでは「EPISODE:ILUSIÓN~賢者の遺産~」にも引き続き登場しています。
「ある科学者の脱出記録」では、まさにそのエピソードの間、ヴェルナーが研究所から逃げ出したあと、どのように逃亡を続けたのかという脱出記録を体験することになります。
「幻想叢書」は会話劇がメインのコンテンツですが、今回は随所に討伐も取り入れられています。BaseLv180以上のキャラならば特に問題なさそうなものばかりですが、これまで同様、装備なしだったり攻撃スキルを取っていないといったキャラクターではクリアに時間がかかってしまいますのでご注意を。また、一応デスペナルティのあるマップで行動することになり、会話中は攻撃や回復などが行えない場合もあります。初回でテキストをじっくり読んでいる間に敵に襲われることも想定し、防具などもしっかり装備させておきましょう。
▲NPCとの会話などで身動きが取れない状態が発生する前にはこのような注意喚起が行われます。周辺をぐるっと回ってアクティブな敵を掃討しておきましょう。とはいえ、いわゆる横湧きが発生するのは仕方ありませんが。
……と、脅している感じですが、上記のようにBaseLv180以上のキャラであればまず戦闘不能に陥ることはないと思いますので、あんまり心配しなくても大丈夫ではあります(笑)。
なお、「ある科学者の脱出記録」では討伐以外にも、アイテムが必要なシーンもあります。必要な討伐、アイテムをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
●「ある科学者の脱出記録」必要討伐&アイテム
・討伐対象1
レッドノーバス×5・イエローノーバス×5
・必要アイテム
緑ハーブ×1・黄ハーブ×1
・討伐対象2
ブリーズ×10
・討伐対象3
スカリデリーター×3・スカイプティット×3
・討伐対象4
スリーパー×10
・討伐対象5
スリーパー×15
必要アイテムの「緑ハーブ」と「黄ハーブ」に関しては、最初の討伐対象、「レッドノーバス」と「イエローノーバス」が高確率でドロップするので、わざわざ持ち込む必要もないと思います。なお、トラブルなどで中断し、途中から再開する場合などは「ブルージェムストーン」2個が必要ですが、通常は必要ありません。こちらの情報は頭の片隅に置いておく程度で。
私もさっそく挑戦してみましたが、初回でじっくりテキストを読みつつスクリーンショットを撮影しながらのプレイで40分程度、2キャラ目以降でテキストは読み飛ばしつつで20分程度かかりました。上でも書いていますが、討伐モンスターをすぐに発見できるかどうかでクリア時間は多少前後すると思います。討伐モンスターを探す際には「テレポート」スキルや「ハエの羽」などがあると便利かもしれません。
「ある科学者の脱出記録」については後半でも触れていこうと思います。
さて、2023年7月25日(火)の定期メンテナンス終了後からは、「復刻コスたま2023 Season3」がスタートしています。Season3は10月24日(火)までの約3ヶ月間。ポイント交換ラインナップも一新されていますので、まだ確認していない方はチェックをお忘れなく。
これまでと同様、ポイントに関してはSeason終了と同時にリセットされます。欲しいポイント交換アイテムがある方は計画的に貯めていきましょう。
「復刻コスたま Season3」に合わせて、ラグナロクネットストアでは「復刻コスたま2023 Season3パック」も発売になりました。「復刻コスたま引換券(Season3)」が11個セットになった期間限定パッケージになります。ShopPointのまとめチャージにもボーナスがありますが、ShopPointは「復刻コスたま」にしか利用しないという方なら一気に購入できて便利かもしれません。
最後に、2023年7月18日(火)の定期メンテナンス終了後から発生しているいくつかの不具合に関しては、こちらなどにあるように引き続き対応を継続中とのこと。先週も書きましたが、複数の不具合が発生しているため、解消には時間がかかりそうな気もします。しばらくの間、メンテナンス情報なども含めて、公式サイトのチェックをこまめに行なっていくほうがいいと思われます。
■セイレン復活の裏話も!? 「幻想叢書 ある科学者の脱出記録」をプレイしてみました
メモリアルダンジョン形式だけではないという前情報にもあったように、「幻想叢書」初の通常フィールドを使った「ある科学者の脱出記録」が実装されました。
通常のフィールドで展開するということで、Breidablikなど、メモリアルダンジョンの待ち時間が気になるワールドでも即座に進行できるというメリットがありますね。
それはそれとして、狩り場に人が多いと討伐対象モンスターの取り合いになったり、横湧きが多くなったりとデメリットもまぁまぁあるので難しいところではありますが……。
「ある科学者の脱出記録」は「幻想叢書」のコンテンツではあるので、基本的にはNPCに話しかけることで進行していきます。メインストーリーを補間する興味深い内容も語られますが、報酬目当てで周回する段になると選択肢なども含めてEnter連打でもOKです。
「ある科学者の脱出記録」の選択アイテム報酬は「ナビシール」と「白いハンカチ」。「白いハンカチ」は1個で「幻想叢書カード(ヴェルナー)」と交換可能。「ナビシール」は30個で「[衣装] AIナビ」や「[衣装] ヴェルナー・ミニミー」と交換できます。
「幻想叢書カード(ヴェルナー)」の幻想叢書バフは「無属性魔法攻撃で与えるダメージ+5%」と、これまでなかったものになっていますので、無属性魔法を使うキャラ向けに確保しておきたいところです。
私は育成中のエレメンタルマスターにもアビスチェイサーにも使えるので、初回はまずこちらを交換しておきました。以降は「ナビシール」を集めていけば2種類の衣装装備どちらにも交換可能なのでわかりやすいですね。
▲「幻想叢書カード(ヴェルナー)」を使うことで、ヴェルナーの幻影を呼び出すことができます(アイテムは消費されません)。「ヴェルナーの幻影」からは、1日1回、支援をもらうことができます(ほかの幻想叢書バフとクールタイムは共有。重複して受けることはできません)。ほかの手紙系アイテム同様、午前5時リセットで再び支援を受けることができます。なお、効果は90分で、戦闘不能時には効果が消失するのも同様です。
久々に通常フィールドでのアトラクションが追加されたわけですが、私の活動する時間帯は深夜だったり昼間だったりして、あまり競合するプレイヤーとは出会わず、メモリアルダンジョンを遊んでいるのとあまり変わらない印象でした。
しかし、デスペナルティのあるマップでの進行ということで、これまでの幻想叢書を回していて寝落ち一歩手前だったこともあった私は、より一層の注意が必要かもしれません(笑)。%単位での経験値報酬がもらえるので、デスペナを受けたとしても“赤字”だけは避けられそうですが……。
ということで、最後はお知らせになります。当ブログでは、リンクさせていただけるブログさんやサイトさん、動画チャンネルさんを募集しています。また、『RO』プレイヤーから運営チームへの質問も募集しています。リンクの詳細、質問の方法など、詳しくは以下のそれぞれのカテゴリからご覧いただければと思います。いずれも投稿から記事掲載まで少しお時間がかかってしまいますが、いただいたコメントはすべて確認させていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。