『ラグナロクオンライン』では、来週、2023年9月5日(火)定期メンテナンス終了後に新エピソード「EPISODE:ISGARD~説話の地~」が実装されることが決定しました。

 新エピソードに関しては、年頭のインタビューでは次回のアニバーサリー前くらいには実装したいと言われていましたが、上位特殊2次職などの実装が予定より少し遅れていることもあり、こちらを前倒しした感じなのかもしれません。どんな内容なのか気になる方は、年頭インタビューで概要が確認できますので、該当部分を改めて読んでみていただければと思います。

 参加条件に関しては、公式ブログで言及されており、クエスト「祈りの方向」をクリアしたBaseLv220以上のキャラクター、となっています。それなりにきちんと育成していないと新エピソードを始められませんので、注意しておきましょう。BaseLv220までは「幻想叢書」などでもレベルアップが可能です。

 気になる点としては、新エピソードアップデート時に、BaseLv221~240、JobLv41~45の経験値テーブルの緩和も予定されているとのこと。

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▲「祈りの方向」クエストの終盤、イルシオンたちがイスガルドに向かったとの情報がもたらされますが、いよいよプレイヤーたちもイスガルドへと向かうことに……!?

 さて、2023年8月29日(火)の定期メンテナンス終了後からは、「ファロス燈台地下迷宮毎日探検ウィーク」が開催中。おなじみ「ファロス燈台地下迷宮」に毎日挑戦できる1週間限定のぷちイベントです。イベント期間は2023年8月29日(火)定期メンテナンス終了後から9月5日(火)定期メンテナンス開始前まで。

 8月29日(火)の定期メンテナンス終了後からは、ファロスエンチャントの一部グループにおいて、低確率で付与されるエンチャント効果の出現率が上昇し、その他効果の出現率が減少するという変更が実施されています。要は、ハズレを減らして当たりを増やしましたという上方修正ですね。ただし、どうやら“大当たり”の一部効果に関しては(少なくとも表記上は)変わっていないみたいです。とはいえ、有用な効果が付きやすくなったため、今回の「ファロス燈台地下迷宮毎日探検ウィーク」はなかなかの盛り上がりを見せているようです。

 さらに上方修正的なアップデートが続きます。「INFERNO UPDATE:並行世界のヒメルメズ」について、ぷちアップデートが実施されました。「時間の破片」60個を「時間の魔力」1個に交換できるようになったとのこと(ただし、1ゲームアカウントにつき「時間の魔力」100個分まで)。「時間の破片」は14個消費することで、ランダムで「並行世界のグラストヘイム武器」1個を獲得できるアイテム。一方、「時間の魔力」は14個で好きな「並行世界のグラストヘイム武器」と交換できるほか、1個消費してその武器専用の壊れない精錬が可能です。

 壊れない精錬とはいえ、失敗時には精錬値が下がることもあり、しかも狙う目標はほとんどが+10精錬(いわゆる反射ダメージの軽減が目的のため)ということで、なかなかに沼コンテンツと言われてきました。さらに「時間の魔力」は取引などができませんので、通称“GHC”こと「呪われた次元」に自身で挑まなくてはなりませんでした。

 「時間の破片」は取引が可能ですので、今回のアップデートによってある程度はZenyでも解決できるようになりました。「呪われた次元」に挑戦しづらいけれど、「並行世界のグラストヘイム武器」が欲しいというアカウントを持っている人にはかなり嬉しい調整かもしれません。

 とはいえ、最初に注釈を入れたように、交換は1アカウントにつき「時間の魔力」100個分まで。「時間の破片」換算で6,000個までという感じです。結構な量にも思えますが、+10精錬に挑むとなると足りるかどうか……。すべては確率の神様次第です。もちろん、足りなかったら自身で引き続き「呪われた次元」に挑戦する方向で……!

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▲「時間の破片」60個で「時間の魔力」1個と交換できるようになりました! 1アカウントにつき「時間の魔力」100個分までという制限はありますが、これはありがたい。

 そして、同じく8月29日(火)には、「ミミミのミッションマスター」の再延長がまたまた決定! 予想通りと言えば予想通りではありますが、9月5日(火)の終了予定は覆されました。新たな終了予定日は2023年11月28日(火)定期メンテナンス開始前ということで、なんだかんだで1年以上の継続開催が確定してしまいましたね。

 なお、今のところは参加キャラクター枠の追加はなし。開催中に追加枠の実施が可能なのかどうか、9月~10月には上位特殊2次職の実装も予定されていますし、気になるところではあります。

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▲「王級メロン」の交換だけでもありがたいという悟りの境地に達したプレイヤーも多いかもしれません。なお、新規に始めた人や復帰者さんにはレベリング+超有用な装備がもらえるオススメのイベントですので、延長されたこの機会にぜひ!

 8月29日(火)の定期メンテナンス終了後からの変更点として気になるところがもう少し。8月15日(火)のアップデートでルーンスキルの「リフレッシュ」の効果対象から「跳躍阻害」が除外されたことが一部プレイヤーの間で話題になりました(特に「攻城戦」関連)。今回のアップデートでは「跳躍阻害」の効果が「十文字斬り」に正常に適用されていなかったものが修正され、さらに効果時間が5秒から1秒に変更されました。5秒から1秒への変更というのは体感ではかなりの違いで、戦略的にも再び見直しが必要になるかもしれません。「攻城戦」関連に参加しているプレイヤーさんは注意をしておきましょう。

 その他、モンスタースキルの「ホーリーライト」「一閃」のダメージが正常に適用されていなかった不具合も修正されています。「ホーリーライト」はともかくとして、「一閃」というと、「彷徨う者」「ブリナラネア」、「ゲフェン魔法大会」の「黒魔」などが思い浮かびますが……どうやら受けるダメージが大きくなっているようなので要注意とのことです。


■いろいろ緩和がありがたい昨今……それはそうと4次職キャラの底上げ中です

 まだ少し先になるのかなーと思っていた新エピソードアップデートが来週実装ということで、これまたサプライズでしたね。新エピソードクエストの受注条件については、「祈りの方向」のクリアはもちろんとして、BaseLv220以上に設定されており、ちょっとだけハードルを上げてきた感じでしょうか。

 手持ちキャラではBaseLv220に到達しているのは2キャラだけですが、一応進行はできそうです。上位特殊2次職系のことばかり考えていたので、そちらの底上げに重点を置いていて、4次職のキャラは若干放置気味でしたが、こちらも「幻想叢書」などで底上げをしておかないとという感じです。「幻想叢書」だけでも、きちんとこなしていけば2~3日でBaseLvが1上がりますので、4次職になったばかりという人でもコツコツと進めて新エピソードに挑めるように準備していきましょう。

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▲4次職のキャラもBaseLv220を目指して「幻想叢書」を回していかないと……!

 一方で上位特殊2次職(とスピリットハンドラー)待ちの人は前回に引き続き今回のエピソードもお留守番状態になってしまいますが、9月~10月の新職業実装予定を信じて今は待つしかありません。まずは4次職キャラでひと足先に新ストーリーを進行しておきたいところです。

 そして「ファロスエンチャント」や「並行世界のグラストヘイム武器」に関する緩和など、プレイしやすくなる上方修正もありがたいところ。基本的にソロプレイなので、個人的にはGHCこと「呪われた次元」への挑戦は諦めていたのですが、「時間の破片」は取引可能ということでワンチャンZenyに頼って「並行世界のグラストヘイム武器」の+10精錬という道も見えてきました。……とはいえ、アップデート直後ということで「時間の破片」を大量に買い込むにはまだまだちょっとお高め(1個800k~900k前後)ではありますが(笑)。ああ、でも現在のような大量出品が落ち着くと流通量が下がるわけで、価格帯も維持されるのかもしれませんね。うーん、悩ましい。


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