『ラグナロクオンライン』では、先週“ぷちアップデート”がふたつ実施され、そちらを記念したイベントが開催中です。詳しくは、「生体工学研究所の記録(4thモード)」ぷちアップデート&イベント、および「INFERNO UPDATE:並行世界のヒメルメズ」ぷちアップデート&イベントの各リンク先を参照してみてください。こちらのイベントは2025年4月15日(火)定期メンテナンス開始前までとなっています。

 また、4月15日(火)まで実施されているキャンペーン「#7つの超難問ROクイズキャンペーン!」もお忘れなく。

 さて、2025年4月8日(火)の定期メンテナンス終了後からは、Yggdrasillワールドで開催されている「攻城戦YE」の「マッチング戦」において大きな変更が行われています。スムーズに手続きを行えるように幹部システムが導入されたほか、ギルド報酬を廃止して個人報酬が追加されています。

 その個人報酬で得られる新アイテムとして、新たなシャドウ装備「エンペリウムシャドウ」シリーズが実装されました。こちらは「エンペリウムシャドウ交換チケット」および「エンペリウムシャドウ交換チケット(取引不可)」と交換で入手することができます。

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▲「エンペリウムシャドウ」シリーズの入手・精錬は、通常ワールドの「Yggdrasill用倉庫」マップ内に設置されたNPC「トリネコ」から行えます。

 「エンペリウムシャドウ交換チケット(取引不可)」は、「マッチング戦」で9位以内に入賞すると個人報酬として受け取れるようになっています。確実に入手したいなら「マッチング戦」への参加一択といえるでしょう。

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▲Yggdrasillワールドの室内にいるNPC「マッチング応援団」で「マッチング戦」の報酬を受け取れるようになっています。期間内に1度限り、9位以内に入ると「エンペリウムシャドウ交換チケット(取引不可)」が1個受け取れるとのこと。

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▲順位に応じた報酬も確認することができます。これらはMSPによる報酬交換とは別口でもらえるようになっています。

 なお、先日まで開催されていた「RJS 2025冬の陣」では参戦ギルドは9ギルドだったようなので、「マッチング戦」にちゃんと参戦すれば「エンペリウムシャドウ交換チケット(取引不可)」入手可能性はそれなりに高いと思われます。もし参戦メンバーを募集しているギルドがあるなら加入してみるのもいいでしょう。

 とはいえ、報酬だけもらってさようならというのはこれまで戦ってきたメンバーに失礼な話です。今後引き続き「マッチング戦」など「攻城戦YE」を続けるつもりで参加するのを推奨します。

 今回の個人報酬の有効期限は、2025年5月27日(火)定期メンテナンス開始前までとなっています。おそらくそのあたりからは次回のRJSが開始されると思われますので、本格的な戦いが始まるまでに「マッチング戦」への参戦を検討しておくといいでしょう。

 ちなみに、「攻城戦YE」関連のルール変更として、チェイサースキルの「リジェクトソード」が利用禁止に指定されました。チェイサー系の職業で参戦している方はスキル構成の見直しなどをお忘れなく。

 ところで、「エンペリウムシャドウ交換チケット」については、「封印された稀代な宝箱」などからランダムで獲得できることがあるようです。「封印された稀代な宝箱」は、ゲーム内には実装されていたものの、これまで効果が未実装だったレアアイテム。「マッチング戦褒賞チケット」シリーズなどで低確率で入手できるようです。この箱からは「エンペリウムシャドウ交換チケット」以外にも「エンペリウムシャドウ精錬メダル」シリーズなどが獲得できることもあるそうです。「封印された稀代な宝箱」や「エンペリウムシャドウ交換チケット」は取引が可能で、露店で購入することもできます。「マッチング戦」に直接参加しないプレイヤーでも「エンペリウムシャドウ」シリーズが入手できる方法といえると思います。

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▲「封印された稀代な宝箱」をさっそく露店に並べている方も……。

 もうひとつ、ゲーム内の大きな変更点として、「装備アイテム能力調整」が実施されています。全18種類の装備&エンチャントに調整が入っています。具体的には一般モンスターから受けるダメージが減少する効果が追加されています。

 「なぜこのタイミングで?」と疑問に思われる方もいると思いますが、実はPvPやGvG(攻城戦)におけるプレイヤーキャラは一般モンスター扱いになっています。つまり、上記の「攻城戦YE」の「マッチング戦」への参戦のハードルを下げるための施策でもあるのです。

 運営チームとしては、新たに能力調整が行われた装備やエンチャントを利用して、新たな報酬が追加された「マッチング戦」に参戦してみてほしいということなのでしょう。

 対人戦用の装備は需要と供給の問題もあり、比較的取引価格が高いものが多く、入手が難しくなっていました。今回の装備が加わったことで選択肢も増えた感じですね。

 さて、一方、公式ブログでは、4月に実施予定のアップデートやイベントの予告なども記載されていましたね。来週、4月15日(火)には、先週もお伝えしたように「特異点 名もなき島」が実装予定。そして毎年恒例の精錬祭の実施も告知されています。

 さらに、“珍しいタイプのイベント”が準備されているとか。こちらは4月22日(火)に詳細が発表されるとのこと(同日にそのイベントが開始されるのかどうかはまだ不明)。珍しいタイプのイベントとはいったいどんなものなのか。SNS上では新たなコラボイベントではないかとのウワサもささやかれていますが、はたしてその内容は……!?


■「攻城戦YE」参戦のきっかけに……!?

 「RJS 2025冬の陣」終了とともに、「攻城戦YE」の「マッチング戦」の報酬見直し&大幅なアップデートが実施されましたね。

 新規実装されたシャドウ装備「エンペリウムシャドウ」シリーズについては、ランダムオプションがつかないため、一概には言いきれないものの、精錬値が高くなると「オルタネイトシャドウ」シリーズを上回る性能になることもあり、非常に強力です。

 例外はあるにせよ、この「エンペリウムシャドウ」シリーズを入手するには「攻城戦YE」の「マッチング戦」に参加する必要があります。

 これまで、興味はあったものの、装備や知識がなく、「攻城戦YE」に参加するきっかけがなかった方など、このタイミングで参戦してみるのもアリだと思います。上でも書いたように、参戦ギルドは9ギルド前後ですから、新たにギルドを結成して新規参戦してみるのも面白いと思います。もちろん、最初は負けが続くかもしれませんが、歴戦のギルドの胸を借りるつもりで挑み、仲間たちと最初の1勝をもぎ取るというのは熱き思い出になってくれるのではないでしょうか。

 とはいえ、参戦したくても、時間的な制約などがあって難しいという方が大部分なのかもしれません。私も日課や週課すら回しきれないことが多く、攻城戦への参加は難しいのが実情です。

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▲「シミュレーション戦闘」など、負けても報酬が稼げるメモリアルダンジョンや、幻想叢書シリーズなどでキャラ育成をしていますが、イベントが始まるとそっちにかかりっきりになるのがほとんどです。

 さて、いよいよ来週は「特異点 名もなき島」の実装ですね。いったいどんな内容になっているのか? 新装備の性能は? そして気になる難易度は……? まもなくの実装を待ちましょう!


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