以前より、初心者&復帰者向け企画として、各職業における序盤の育成レポートをお送りしてきましたが、このところ、2016年5月に上位職であるリベリオン(公式特設サイトはこちら)が実装されたガンスリンガー系の人気も高まっています。
ガンスリンガーは、忍者とともに「特殊1次職」と呼ばれる職業。特殊1次職は通常の6職業(ソードマン系、マジシャン系、アーチャー系、アコライト系、シーフ系、マーチャント系)とは異なり、転生ができません。しかし、転生を経ずとも、他の3次職とほぼ同等のプレイ感覚を得られる上位職(特殊2次職)に転職が可能になっています。すなわち、忍者系の影狼(かげろう)&朧(おぼろ)、そしてガンスリンガー系のリベリオンです。
しかし、特殊1次職はその名のとおり、いろいろ特殊なので、『ラグナロクオンライン』を開始したばかりのガチの初心者にはあまりオススメできません。特殊1次職が弱いわけではなく、強力な攻撃を行うにはスキルに必要な消耗品(を購入するためのZeny)が必要だったり、他の職業には流用しにくい、専用の武具が必要だったりするからです。
また、初心者の心強い味方である「レベルアップボックス」の恩恵も受けられないため、成長していく過程で必要な消耗品や武具などは自力で調達する必要があります。
とまぁ、ここまで読んでいただければおわかりのとおり、特殊1次職は、他の職業のキャラクターをある程度育てたことがある人向けの職業になっています。
とはいえ、初心者&復帰者であっても、2キャラ目、3キャラ目であれば特殊1次職を育成する余裕が出てくる人もいるでしょうし、なにより、忍者やガンスリンガーを育ててみたいという人は多いはず。
ということで、今回から初心者&復帰者の中でもやや慣れてきた人に向けて、特殊1次職であるガンスリンガーと忍者の序盤(BaseLv99/JobLv70まで)の育成レポートをお送りしていきたいと思います。
なお、今回の育成条件としては、過去に初心者&復帰者向け企画で6職業の各系統を育成したアカウントを引き続き使用しています。同じアカウント内に、すでに別キャラがおり、消耗品の代金などには困らない状態からのスタートとなっています(「アカデミーバッジ[0]」や「冒険者のリュック[0]」なども入手済み)。
そんなわけで、今回からお送りするのはガンスリンガーの育成編です。ガンスリンガーは特殊な装備である銃を扱う職業。銃以外の武器は短剣すら装備できないため、これまでの武器の流用は効きません。攻撃スタイルとしては遠距離物理攻撃系ですので、アーチャー系に近いかもしれません。ガンスリンガーは矢ではなく、バレットと呼ばれる弾丸を装備して攻撃を行います。バレットにはさまざまな属性があり、敵に応じて切り替えて使うことで敵の弱点属性を突くことも可能です。
また、銃にもいくつかの系統があり、ハンドガン系、ライフル系、ショットガン系、グレネードガン系、ガトリングガン系に分かれています。これらは使えるスキルが異なってくるので、自分が使いたいスキルに合わせた銃をチョイスしていく必要があります。なお、上位職であるリベリオンになると、各銃の系統ごとにより強力なスキルが用意されています。
ガンスリンガーの育成過程においては、最も人気なのはハンドガン型と呼ばれるタイプ。強力な範囲攻撃スキルである「デスペラード」を中心に戦っていくというのがオーソドックスになっています。今回は、このハンドガン型として育成していく予定です。
▲銃とバレットを装備して戦うガンスリンガー。代名詞ともなっている「デスペラード」は、リベリオンになっても使っていけるほどの強力スキルです。なお、ガンスリンガーになると、本来「マスター・スヌス」から2週間に渡って支給される「初心者用ポーション」の供給も打ち切られてしまいます。
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