『ラグナロクオンライン』では、ついに待望の精錬イベントが始まりました。今年は「兄貴に任せろ! 愛と友情のセイレン祭」。「セイレン=ウィンザー」率いる「非公式派遣隊」の面々が活躍するお祭りになっています。

 開催期間は2020年7月14日(火)定期メンテナンス終了後から8月4日(火)定期メンテナンス開始前までの約3週間!

 精錬イベント会場では、「エルニウム」や「オリデオコン」といった触媒を必要とせず、イベントで得られたポイントを使って精錬を行うことができます(手数料も一切なし!)。さらに、特定の日時になると「超爆裂タイム」が発生し、精錬に失敗しても装備品が消滅しない「ミラクル精錬」など、特殊な3種類の精錬を行うこともできます。

 今回のイベント用のポイント「メモリーポイント」は、メモリアルダンジョンを探索中、マップ内に配置されているNPC「幻燈鬼」に話しかけて冒険の様子を“記録”し、その“冒険譚”をイベント会場の「五郎」に報告することで獲得できます。対象のメモリアルダンジョンは必ずしもクリアする必要はなく、配置された「幻燈鬼」に話しかけて記録してもらえばOKです。各ダンジョンの獲得ポイントや「幻燈鬼」がマップ内に何体配置されているのかは公式サイト内でポップアップウィンドウにて表示されますので確認してみるといいでしょう。

 具体的なイベントの流れは以下のような感じです。

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▲各地にいる「案内ペコペコ」や「試作型ワープボタン」などでイベント会場へ移動。「セイレン=ウィンザー」へ話しかけてイベントへ参加(1アカウントにつき13キャラまで参加可能)。

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▲メモリアルダンジョンを冒険し、「幻燈鬼」を棺桶から叩き起こして冒険譚を記録してもらいます(会話すればOK)。メモリアルダンジョンによっては複数の「幻燈鬼」が配置されているので、「記録度9/9」を目指しましょう。記録度がMAXにならなくても報告は可能ですが、獲得できるポイントは少なくなりますので注意!

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▲イベント会場の「五郎」に冒険譚を報告して「メモリーポイント」をゲット!

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▲定期的に発生する「超爆裂タイム」で特殊な精錬に挑戦! その他、「メモリーポイント」を使ってさまざまなサービスが受けられます。

 今年は「コルメモリアル」や「オース二次捜索」といった高レベル帯向けメモリアルダンジョンのポイントが高め。もちろん「暴窟王の洞窟」や「バコナワの棲み処」、「過去の儀式の間」といった、定番のメモリアルダンジョンもポイント据え置きです。

 メモリアルダンジョンの冒険譚の報告は、1日1回「極オシ報告」が可能です。極オシ報告の場合、獲得できるポイントが10倍になります。ただし、「メモリーポイント」は各キャラとも10,000までしか保有することができません。通常日程の日に「極オシ報告」を使ってポイントを稼ぎ、「超爆裂タイム」開催時に最大限有効にポイントが消化できるように計画するのがベストですね。

 目玉コンテンツである「ミラクル精錬」は通常の精錬の成功率よりも少し低いため、防具を+7まで上げるのもなかなか大変。とはいえ、精錬に失敗しても装備品が消滅しないので、イベント期間中じっくりと腰をすえて挑み続けるのがいいでしょう。

 なお、「ミラクル精錬」では「ティアマト攻城戦」関連の武器や防具、思念体武器など、一部の装備品に関しては、ほかの装備よりも必要ポイントが多めに設定されています。必要ポイントがどれくらいかかるのかを予め確認しておきましょう。

 さて、「愛と友情のセイレン祭」はこれだけではありません。会場のNPCたちからさまざまなクエストを依頼され、それをこなすことでいろいろな報酬を受け取れます。

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▲会場内で妙に目立っている「教皇」からは「封印されたクトルラナックスカード」を受け取れます。なんと話しかけるだけでもらえてしまうという大盤振る舞い。まだまだ世間には疎いのでしょうか、教皇様……!? なお、これを受け取れるのは1アカウントにつき1回限りです。

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▲「カトリーヌ=ケイロン」からは昨年と同様に「古びた履き物 [0]」がもらえ、5日間の「デイリーエンチャント」を経て「暴走した魔力」を確定で付与することができます。また、メモリーポイントを500支払うと追加で「古びた履き物[0]」が獲得でき、+9まで精錬して持っていくことで「闇御津羽神靴[0]」(くらみつはのかみくつ)に交換してもらえます。エンチャント進行中の「古びた履き物[0]」をなくしてしまうとそれ以上進行できず、「暴走した魔力」まで付与が進みませんので、精錬用とエンチャント用は別々に扱うようにしましょう。

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▲「エレメス=ガイル」からはデイリークエストを受けることができ、クリアすると「メモリーポイント」が獲得できます。このメモリーポイントは同じアカウント内のイベント参加キャラクターであれば誰でも引き出すことが可能です。端数の調整用に利用できそうです。

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▲正装をした「式」からはお正月イベントに参加していたプレイヤー(アカウント)へのボーナスなどがもらえるほか、「式のお手伝い」を選ぶと「式の手紙」を入手できます。これは以前から実装されているNPCの手紙シリーズと同様。1日に1回、「応援」をしてもらうことで支援効果を得られます。

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▲イベント主宰の「セイレン=ウィンザー」のお悩みを解決することで「セイレンの手紙」も受け取れるようになっています。こちらはちょっとしたクエスト仕立ての内容です。

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▲「カーリッツバーグ騎士」からは、先日まで開催されていた「EPISODE:EDDAグラストヘイム」実装記念イベントに参加したアカウント向けに総計40,000のメモリーポイントが配布されています。1キャラにつき最大4,000ポイント、合計10キャラに配られます。ポイントは400ポイント単位で受け取れるので、一気に受け取って精錬するもよし、端数の調整に使うもよし。

 そして精錬イベントと言えばおなじみの「トレジャーハント」も開催されています。暗号を解いてマップ内の座標に隠されたお宝をゲットするという恒例のアトラクション。戦闘などは一切なく、かなりの金銭効率で、運がよければ一攫千金の夢もあるというお得な内容になっています。

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▲全13キャラ総動員で挑むとそれなりに時間がかかってしまいますが、そのぶん見返りが期待できる「トレジャーハント」。特にまだ低レベルキャラしかいないプレイヤーにとっては神イベントといえるでしょう。

 そして、ラグ缶のラインナップも更新。「ラグ缶2020 August」では、シャドウチェイサー向けのアクセサリー「追撃者のリング[0]」、ミンストレル&ワンダラー向けの靴「優柔不断の思念体シューズ[0]」、ルーンナイト向けの肩にかける物「ファフニールブレス[1]」の3種類が新規実装されています。

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