新コンテンツ「幻想叢書」(げんそうそうしょ)が実装され、順次新たなエピソードが追加されている『ラグナロクオンライン』。今週は5週連続アップデートの第2弾ということで「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」が実装となりました。
「幻想叢書」については先週ご紹介していますが、簡単におさらいしておくと、ゲーム内において仮想空間で再現された本(VR=Virtual Reading)を楽しむという内容。これまでに登場したNPCと一緒に冒険を繰り広げることになるのも特徴のひとつです。第1弾としてアルナベルツ教国の教皇と一緒に「虹の終わりの向こうの大冒険」を体験できるようになっています。
第2弾「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」は、王宮を舞台にした内容ということで、宮廷小説を求めてVRを体験しに来た「アグネス・レベンブルグ」と一緒に参加することになります。
「アグネス・レベンブルグ」はメインストーリーの「Episode:Banquet For Heroes~七王家とユミルの心臓~」で初登場したNPC。七王家のひとつ、レベンブルグ家の末娘であり、ぶっちゃけた話をすれば、「乾燥剤」を渡すと「王家貢献の証」をくれるデイリークエストNPCです。
▲今回の本の作者はなんと「スピーカ・ネリウス」。VR内の登場人物も見知ったNPCのようですが、あくまでもフィクションで実在の人物とは関係ない模様。しかし王宮内部の構造もプロンテラ城内と酷似していますが、こんなに大々的に公開して大丈夫なんでしょうか(笑)。
▲王宮にある騎士物語はほとんど読み尽くしてしまったという「アグネス・レベンブルグ」。司書に薦められて「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」を体験しにきたところ、顔見知りの冒険者と出くわし、一緒に読み進めることに。
VR内ではアグネスが「大公家の公女」、冒険者がその「護衛騎士」として参加。公女は新年の祝賀会に参加するために王宮へやってくる途中、盗賊の襲撃に遭い、運悪く記憶喪失になってしまったという設定でスタートします。
公女を盗賊から救ったイケメンの副団長セラピナとのラブロマンスが展開するのかと思いきや、王宮内での亡霊騒ぎや謎の義賊のウワサ、税収の割合を巡る王宮内の対立など、様々な問題が絡んだ事件に巻き込まれていきます。
形式としては前回同様メモリアルダンジョンになっていて、制限時間は1時間。午前5時リセットで毎日プレイすることができます。BaseLv180以上から挑戦でき、BaseLv220未満の場合には次のレベル上昇に必要なBase経験値の10%を報酬として獲得できます。
●「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」クリア報酬
確定報酬
・Base経験値10%分(BaseLv180以上220未満) ※記事公開時は実装記念イベントにより2倍の20%
・「幻想叢書完読記念カード」600個
選択報酬(クリア時に以下からひとつを選択)
・小さな手帳と万年筆(30個で「[衣装] アグネス・ミニミー」と交換可能)
・オレンジチョコレート(30個で「[衣装] スピーカ・ミニミー」と交換可能)
・ティーポットとカップセット(30個で「[衣装] 国王・ミニミー」と交換可能)
・四つ葉のクローバーの栞(1個で「幻想叢書カード(アグネス」)」と交換可能)
選択報酬のうち「四つ葉のクローバーの栞」は1個で「幻想叢書カード(アグネス)」と交換できます。このカードは、いわゆる手紙系アイテムと同様、1日に1回だけ、特殊な支援効果を得られます。また、使っても消費されません。
▲「幻想叢書カード(アグネス)」を使うと「アグネスの幻影」が出現し、「幻想叢書バフ」が受けられます。この支援効果は効果時間90分、1日1回のみ(午前5時リセット)。支援効果の内容はHPとSPの100%回復に加えて「ヒール系スキルを使用時、HP回復量+10%」というもの。なお、アグネスの幻影を呼び出すだけなら1日何度でも可能です。
2023年7月25日(火)定期メンテナンス開始前までの約1週間、「幻想叢書「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」ボーナスイベント」として、クリア報酬のBase経験値が2倍になっています。この期間は20%分の経験値がもらえるので、まずはイベント期間内に挑戦してみるのがいいと思われます。
気になるメモリアルダンジョン自体の難易度は、前回同様難しくはありません。基本的にはほとんど会話劇で、選択肢はどれを選んでもストーリーが進みます。最後の最後に戦闘がありますが、こちらの敵も強くはありません。数体同時に登場しますが、出現位置も少しずつ離れていてタイマンに持ち込みやすく、移動速度も遅いため、遠距離攻撃の逃げ撃ちなども可能だと思います。
▲ラストに戦闘が待ち受けていますが、よほど戦闘能力が低いキャラでないかぎり、倒せないということはないと思われます。とはいえ、武器や攻撃スキルの準備はお忘れなく。なお、敵は分身と本体がいて、本体のみ少しだけ強めになっています。
プレイ時間は、私の場合、初回でストーリーを読みつつSSなどを撮影しながらで50分程度、2キャラ目以降でストーリーを読み飛ばした場合は15分程度という感じです。メモリアルダンジョンの制限時間が1時間なので、あまりゆっくり読んでいると制限時間で追い出されてしまう可能性もあるため注意しておきましょう。
毎度のことながら、初日にクリアしてきた感想などは後半にて。
2023年7月20日(木)からは、「ラグ缶2023 August」も販売開始されています。今回の新規実装アイテムは、アークビショップ系向けの鎧「アメイジング・グレイス[1]」、なんともともとスロットありの兜中段装備「ライトニングサベージ[1]」、Mdefなどが増加する肩にかける物「マジックバリアークロース[1]」。
ラインナップでは「アメイジング・グレイス[1]」と「ライトニングサベージ[1]」がB賞(レア)、「マジックバリアークロース[1]」がC賞筆頭となっています。
「アメイジング・グレイス[1]」と「ライトニングサベージ[1]」はスペシャルエンチャントでのカスタマイズが可能、また「ライトニングサベージ[1]」はファロスエンチャントでのカスタマイズも可能です。そして「マジックバリアークロース[1]」は新たに拡張されたゲフェン夜間闘技場エンチャントでのカスタマイズが可能に。
ゲフェン夜間闘技場関連では、「ゲフェン夜間闘技場コイン」で交換できるアイテムに「エンハンスキューブI(夜間闘技場)」が追加されています(なお、交換レートはコイン1,000個)。
<オートスペル(チェーンライトニング)>と<MaxSP+15%>は「ライトニングサベージ[1]」に、<魔鉱>は「マジックバリアークロース[1]」(精錬値+9以上必要。ただし、選択不可でランダム付与)に付与することができるようです。
この記事が掲載される頃には解消しているものもあるかもしれませんが、今回は不具合が多めのようなので逐次プレイ前に公式サイトをチェックしておいたほうがよさそうです。
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