2024年10月15日(火)の定期メンテナンス終了後から、新たな幻想叢書「クリトゥラ業務ガイドブック」が実装された『ラグナロクオンライン』。先々週、そして先週と連続で実装されてきた幻想叢書と同様に、BaseLv220~239帯のレベリングにも利用できる内容になっています。
まず最初に、「クリトゥラ業務ガイドブック」はメモリアルダンジョン形式ではありません。メモリアルダンジョンが混雑するような状況であっても待ち時間なしで遊べるのは利点です。また、戦闘もなく、すべて会話のみで完了します。そのぶん、ある程度しっかりとメッセージを読んでいく必要があります。このあたりはプレイヤーによっては好みが分かれるところかもしれません。
▲冒険者は楽園団のNPC「ライム」に誘われて幻想叢書を体験するという流れに。なんでも新しい業務ガイドブックを作るために、先んじて幻想叢書形式のガイドブックを作成しているクリトゥラ学園の業務ガイドブックを体験しに来たとか。
▲「クリトゥラ業務ガイドブック」の案内役を務めるのは著者でもあるNPC「マルブロン」。ちなみに「クリトゥラ学園」とは海外の『Ragnaok』関連タイトルにおける冒険者アカデミーのようなチュートリアル施設らしいです。
▲「マルブロン」から業務内容を紹介してもらうというこの幻想叢書。戦闘などはありませんが、話を聞いていないと次に行く場所に迷ったりするかもしれませんので、少なくとも初回はちゃんとメッセージを読みながら進めましょう(笑)。
▲公文(くもん……ではなくこうぶんと読みます)を精査するシーンでは内容に応じて受理か捨てるかを選択します。間違えても「マルブロン」が訂正してくれますが、正しい選択をするまで進まないので注意しましょう。
▲関係者以外立入禁止の注意書きを作成する場面では文字入力が必要。1行目は「関係者以外立入禁止」と入力。その他2行はなんでもいいようです。とりあえず、それっぽいことを書いておくように言われたので「それっぽいこと」と書いておきました。
施設内をあっちこっち移動することになるのでサクッと終わるというわけではありませんが、同じ幻想叢書の「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」よりはだいぶ短い感じです。慣れていけば戦闘などでの時間経過が必要な「アカデミーで私ひとりが純粋人間」よりも短めにクリアできるかも?
報酬はBaseLv220~239のキャラクターであれば次のレベルアップに必要な経験値の5%ぶんのBase経験値。また、その他の報酬として、おなじみの「幻想叢書完読記念カード」300個に加えて、「ストレス緩和ゼリー」か「クリトゥラ学園ぬいぐるみ」のいずれかがもらえます。前者は30個集めることで「[衣装] マルブロン・ミニミー」、後者は1個で「幻想叢書カード(マルブロン)」と交換してもらえます。
▲「幻想叢書カード(マルブロン)」では、応援をしてもらうことで1日1回(午前5時リセット)、90分間「Def+100,Mdef+10」という支援効果を受けることができます。Def&Mdefが増える支援アイテムはわりと珍しいですね。Mdefは一部の状態異常の耐性にもなるので意外と貴重かもしれません。……ちなみに1日に2回以上応援を頼んだり、意味もなく呼び出したりすると「マルブロンの幻影」のストレスが……。
2024年10月15日(火)定期メンテナンス終了後から10月22日(火)定期メンテナンス開始前までの約1週間は実装を記念したボーナスイベントも開催。獲得できる経験値報酬が2倍になっており、クリアごとに10%ぶんがもらえるようになっています。
今回の幻想叢書の実装で、BaseLv220~239帯のレベリングに使えるタイトルが3つになりました。ボーナスイベントなしの通常状態でも1日合計20%ぶんが獲得できることになります。これくらいならどのキャラでも無理なくBaseLv240を目指せるのではないでしょうか。
なお、ペット「時計塔管理者」と「タイムホルダー」については「エリートブリーダー」での「ペット取扱業登録」が可能になっています。
……と、いつもの流れではありますが、「キューペットボックス抽選券X」も実装されており、こちらの1等には「タイムホルダーの卵」が、2等には「時計塔管理者の卵」がラインナップされています。「キューペットボックス抽選券X」はおそらく今後のキャンペーンなどの景品として入手可能だと思われますが、これを書いている時点ではまだ未発表。記事掲載までに告知されているかもしれませんので、気になる方は公式サイトを確認してみてください。
さて、第3週といえば恒例の「ラグ缶」のラインナップ更新です。今回は「ラグ缶2024 Autumn」ということで、ちょっと特別版な感じ。新規実装アイテムが4種類になっています。
エレメンタルマスター用の鎧「ティルナノーグ[1]」、シャドウクロス用の鎧「ヘイトレッドダークネス[1]」、主に術を使う系統の蜃気楼、不知火向けの兜上段装備「桜の白魔女帽子[1]」、バイオロ向けの兜上段装備「白い機械植物帽[1]」が新規ラインナップ。
もちろん、いずれのアイテムも「スペシャルエンチャント」でカスタマイズが可能になっています。今回はすべて「オーブ」(「アメジストの欠片」100個)。「桜の白魔女帽子[1]」と「白い機械植物帽[1]」は精錬値10にすることで「リチャード」(「小さな氷華の魔石」50個)で効果を選択してエンチャントの上書きが可能になります。
今回のアイテムに合わせて、新たなエンチャントも実装されています。<潜在解放(シャドウクロスVII)>、<潜在解放(エレメンタルマスターVI)>、<潜在解放(蜃気楼&不知火IV)>、<潜在解放(バイオロV)>がそれ。今回実装されたアイテムに精錬値0の状態で付与できるので、対象の職業を育成している方は効果をチェックしておきましょう。
最後にYggdrasillワールド関連の変更点も。
まずはGvG関連。「攻城戦YE」のマッチング戦について、一部の順位に応じた試合会場が調整されました。上位2試合の会場は「ヴァルフレイヤ砦3」に固定、上位から3試合目の会場が「ヴァルフレイヤ砦4」「ニダヴェリール砦1・4」から選出されるようになったとのこと。試合会場がある程度固定されたことで上位陣の試合がどうなるのか、影響が気になるところですね。
そしてこちらはPvE関連。「ティアマト攻城戦YE」について、なんと入場人数に制限がかけられることになりました。Normal、Inferno、Extraともに上限700人までとのこと(Ultimateは36人のまま)。まぁ実質的にはYggdrasill2ワールドのInfernoに集中している混雑緩和ですね。
これまで、Yggdrasill2ワールドのInferno会場は、ピーク時には1,800人を上回る勢いで参加者が殺到してしまい、だいぶ重い状況になっていました。参加人数上限700人でもクリアには問題がない人数ではありますが、追尾しているだけで戦闘やギミック解除に加わらないキャラがあまりに多いとその限りではない……という感じでしょうか。
これを機に、他のYggdrasillワールド(状況的にはYggdrasill3ワールドでしょうか……?)のInferno会場が成立する流れになるのか、それともYggdrasill(1)ワールドのExtraの参加人数が増加するのか、状況変化に注目していきたい感じです。
▲レベル上限解放直後などは1,800人を上回る参加人数になっていたYggdrasill2ワールドでの「ティアマト攻城戦YE」Inferno。人数だけ見れば上限設定後にも2会場ぶんくらいは埋まる計算になるのですが……。
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