季節イベント「ゲフェン・メロンフェスタ ~深淵からの贈り物 秀品~」が開催中の『ラグナロクオンライン』ですが、2023年10月10日(火)の定期メンテナンス終了後から、「蜃気楼の塔YE」が大幅なリニューアルを果たしています。

 本来、毎週木曜日と日曜日の15時(昼の部)、22時30分(夜の部)に開催されている「蜃気楼の塔YE」ですが、リニューアルを記念して2023年10月24日(火)定期メンテナンス開始前までの期間、毎日開催されています(開催時間は15時からの昼の部と22時30分からの夜の部で同様)。ただし、これにともない、期間中の「ティアマト攻城戦YE」は休止となっています。

 「蜃気楼の塔YE」は、全ワールドから参加可能なYggdrasillワールドにて行われているサバイバル型のトライアルコンテンツ。敵が待ち受ける塔のフロア突破に挑むという内容ですが、一定回数戦闘不能になると塔から弾き出されてしまい、戻れなくなってしまいます。最大参加人数96名(今回から新設されたUltimateは24名)で登頂を目指します。

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▲Yggdrasillワールドで開催されている「蜃気楼の塔YE」が大幅リニューアル! 詳しい状況設定などはNPC「スノート」たちから教えてもらえます。

 先週、公式ブログで予告されていたように、今回のリニューアルでは難易度が大幅に変更され、参加可能キャラのBaseLvも「ティアマト攻城戦YE」とほぼ同様の区分になりました。

●2023年10月10日(火)以降の「蜃気楼の塔YE」参加可能区分
NormalBaseLv1~200/第1~2調査団
InfernoBaseLv201~220/第3~4調査団
Extra::BaseLv1~99/第5~6調査団
UltimateBaseLv201~220(最大24名)/第7~8調査団

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▲各難度ともそれぞれのYggdrasillワールドで2会場ずつ、合計6会場で開催されています。ワールドごとに参加人数が変動している感じなので、まずはどのワールドで参加するかログイン時の人数などもチェックするようにしたいところです。

 「蜃気楼の塔YE」では、最初は8エリアに分かれて進むことになるため、参加登録後、「転送装置A~H」で転送される前に12名のパーティーを組み、合計8パーティーで挑むのが理想的です。

 Ultimateは参加人数が極端に少なく設定されているため、平均3キャラで挑むのか、特定のエリアクリアを捨てて(後半の難度がアップするようです)、もう少し多めの人数のパーティーを作って進むのか、事前に話し合って作戦を練る必要があるでしょう。

 また、ルール変更として、同じマップ内で3回まで戦闘不能になっても塔内部から追い出されなくなりました(4回目の戦闘不能で脱落)。マップが切り替われば回数はリセットされるため、かなりの緩和と言えるでしょう。また、これにともない、これまで禁止とされていた一部のスキルが解禁。戦闘不能を回復させるスキルなどを中心に、いろいろなスキルが使用可能になっています。

 改めて、禁止となっているスキルについては「10月10日パッチ内容について」「蜃気楼の塔YE」公式特設サイトなどを確認してみてください。なお、“Yggdrasillワールド全体で禁止となっているスキル”もありますので、まずは両方がまとめられている前者を参照したほうが間違いがないかもしれません。

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▲気になる報酬は会場入口の「インフォメーション」(看板型NPC)から確認できます。

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▲「リザレクション(Lv4)」の効果および自身のHP・SPを全回復する「イグドラシルの雫」の配布はこれまでどおり継続中。便利なので必ずもらっておきましょう。

 なお、開始直前に「転送室」に転送される際には支援効果がリセットされるようになりました。処理的にはいったん戦闘不能になる模様で、4次職ではAPも0になります。これまでと違い、「転送室」ではスキルが使用不能になっていますので、事前にAPを貯めることはできません。注意しておきましょう。

 「蜃気楼の塔YE」では、今回から、通常の報酬に加えて、各難度を登頂することで称号も獲得可能。すべての称号を獲得することで衣装装備ももらえるとのことです。称号(実際には、各キャラごとに実績解除による称号獲得をする必要があります)および衣装装備はYggdrasillワールド内のプロンテラおよび各ワールドのYggdrasill用倉庫内にいる「時空の旅人」に話しかけることで獲得可能です。

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▲各ワールドのYggdrasill用倉庫や悠久の王国の首都プロンテラ(Yggdrasillワールドのプロンテラ)にいる「時空の旅人」。実績解除による称号や衣装装備が受け取れます。「ティアマト攻城戦YE」と同様の仕組みなので同コンテンツに参加している方にはわかりやすいかと思われます。

 ……ということで、さっそく多くのプレイヤーが挑戦している「蜃気楼の塔YE」ですが、初日はほとんどのパーティーが最初のエリア(の終盤)で全滅するという難度に驚いている模様です。「これまでの蜃気楼の塔YEと変わらないと思って油断していた」「敵が硬すぎる」「逃げようとしても引き寄せられてボコられた」「出血状態のおかげでカボチャケーキの消費がヤバい」などなど、すべての難易度において戦々恐々とする噂話が耳に入ってきています。

 新たな攻略セオリーの模索が必要そうな「蜃気楼の塔YE」、手探りで攻略していくのが好きなプレイヤーにとってはまさに今がチャンス。気になる難易度をチョイスして挑んでみてはいかがでしょうか。


 さて、「蜃気楼の塔YE」の話題でもちきりの中、地味に神アップデートと言われている変更点もあります。10月10日(火)の定期メンテナンス終了後から、ワールド倉庫(「スタンダード」&「エキスパート」両方)に「研究記録」が入出庫できるようになっています

 「研究記録」自体は単なる収集品なのですが、現在開催中の「ミミミのミッションマスター」会場にて、いわゆる3%回復剤の「王級メロン」と交換が可能になっています(「ミミミのミッションマスター」に参加していないキャラでも交換自体は可能です)。いわば3%回復剤引換券のような意味合いが大きいわけです。

 「研究記録」は、“生体工学研究所”系のダンジョンで狩ることで比較的簡単に入手できますので、ある程度育っているキャラのワールドならば産出は容易。他ワールドに移動できるようになったことで、自身で新キャラ育成に利用するもよし、露店で売って金策するもよし、と、使い道は様々です。

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