春の季節イベント「教皇と神官たちのデイドリーム 五壇目」が開催中の『ラグナロクオンライン』。イベントは3月25日(火)定期メンテナンス開始前までということで、だいたい折り返し地点となりますね。
さて、3月11日(火)の定期メンテナンス終了後からは、ちょっとした仕様変更が実施されています。どんな変更かというと、一部、貴重なアイテムについて「ドロップとNPCの売却を禁止」という状態になりました。
こちらのお知らせにも書かれているように、WEBヘルプデスクに「誤操作によりアイテムを紛失してしまったので元に戻してほしい」という問い合わせが多く寄せられているとのこと。具体的には「間違ってNPCに売却してしまった」「装備変更などの際、ドラッグ&ドロップ操作をミスってドロップしてしまい、それに気づかず(またはルートモンスターに取られるなどして)アイテムが消えてしまった」といったものになるかと思います。プレイヤーならわかるように“『RO』あるある”な事象ですね。
しかし、こうした「自身の操作ミスによるアイテム紛失」は運営チームでは対応してくれません。対応してくれないとわかっていても、ワンチャンなんとかしてくれるかも、と思って藁にもすがる思いで問い合わせする方が多いのでしょう。運営チームもいろいろ思案してくれて、今回の仕様変更を実施してくれたものと思われます。
今回の仕様変更によって、少なくとも対応されたアイテムについてはNPCへの売却や誤ドロップはなくなりました。これは非常に嬉しい!
ただし、対応してくれているのはあくまでも一部の貴重なアイテムのみ(該当アイテムについては、詳しくは今回の「3月11日パッチ内容について」か、RO公式ツールを参照してください)。それら以外のアイテムはNPCへの売却およびドロップなどは引き続き可能です。
プレイヤーとしては引き続き、NPCへの誤売却や誤ドロップには注意していかねばなりません。今回の対応は、あくまでも運営チームがかけてくれた最後の“保険”のようなものと考えたほうがいいでしょう。「対応してもらえたから安心だー」と慢心しないように、いま一度、NPC売却やドラッグ&ドロップの際には注意を心がけましょう。
3月11日(火)の定期メンテナンス終了後のその他の変更点としては、「幻想叢書」の「虹の終わりの向こうの大冒険」が文庫化されました。BaseLv180~219のレベル帯のキャラならばBase経験値が15%ぶんもらえるため、レベリングしたい人にとっては嬉しいこの幻想叢書。ついに文庫化ということで、特にメモリアルダンジョンが混雑しがちなBreidablikワールドにはありがたい内容です。
文庫化による変更点としては、戦闘が一切なくなるというメリットは他の文庫と同じなのですが、今回の「虹の終わりの向こうの大冒険」については、移動時に会話のためのクリックが必要になっており、メモリアルダンジョン版と比べると逆にやや時間がかかってしまう可能性があります。

▲文庫版をプレイしてみましたが、メモリアルダンジョン版では先回りして待っていればよかった移動時に、会話のため「ティルピー」のクリックが必要になる箇所が増加しています(特に砂漠と森が顕著)。メモリアルダンジョンの待ち時間が短いワールドであれば、これまでどおりメモリアルダンジョン版をプレイしてもいいかもしれません。
メモリアルダンジョン生成の待ち時間が解消できるという点は大きな時短要素ではあるので、状況に応じて利用していくようにしましょう。
その他、細かな変更点などもありますので、「3月11日パッチ内容について」もしっかりチェックしておきましょう。
そして今週は「ラグ缶」のラインナップも更新。今回は「ラグ缶2025 April」!
もちろん、いずれもスペシャルエンチャントでカスタマイズ可能。「星魔術師の三角帽[1]」はNPC「オーブ」(「アメジストの欠片」100個、グループ1)、「プラーナスーツ[1]」はNPC「キョウ」(「時間の破片」20個)、「白狐のお守り[1]」はNPC「モチモチ」(「アメジストの欠片」1,000個)でスペシャルエンチャントが可能です。また、「星魔術師の三角帽[1]」は精錬値が10になるとNPC「リチャード」(「小さな氷華の魔石」50個、グループ3)にてエンチャントの上書き強化が可能になります。
そして「白狐のお守り[1]」についてはファロスエンチャント(グループ28)を選択することもできます。
また、この装備に合わせて新たなエンチャント<潜在解放(アークメイジXI)>、<潜在解放(蜃気楼&不知火XI)>も実装されています。<潜在解放(アークメイジXI)>は、今回の「星魔術師の三角帽[1]」に精錬値0の状態からエンチャント可能になっています。
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